活動記録2013
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(2013年12月第4週)
今年も残り2日です。
最後までばたばたしていてすっきりしない年でしたが、なんとか年を越せそうです。
実にいろいろな事のあった年でした。
そしてたくさんの人たちと支え合うことができました。
もっともかなりの厭世気分と人間不信にもおそわれましたが。
しかし、厭世気分も人間不信も、全ては自らの生き方の反映だといういうことも、骨身に沁みてわかった年でもあります。
最後の週は3つだけ書いておきます。
■インキュベーションハウス社長交代(2013年12月27日)
■今年最後のオープンサロン(2013年12月27日)
■花かご会と宮内さん(2013年12月29日)
■東尋坊の茂さんから、今年もお餅が届きました(2013年12月29日)

■インキュベーションハウス社長交代(2013年12月27日)
平田さんと宮部さんと3人でインキュベーションハウスの臨時役員会です。
ついに宮部さんが社長を引き受けてくれることになりました。
この会社の社長は負担だけを背負う立場なのですが、気が向けば何かに取り組めればとも思います。
でもまあ、この20年近く、平田さんもよく付き合ってくれました。

■今年最後のオープンサロン(2013年12月27日)
今年最後のサロンは4時から8時のロングランでした。
最初に来たのは三浦さんと鷹取さん。
鷹取さんはバングラディシュから帰ってきたところで、ホットなニュースを話してくれました。
タイ以上に深刻な内戦状況のようです。
パキスタンからバングラが独立した時にはささやかな応援をしたものの1人として残念な話でしたが、それ以上に、そういう動きがあまり日本では報道されていないのが不思議でした。
鷹取さんは、恒例の第九の合唱のため、途中で退座。
次は柴崎さんの話題提供で、ヘイトスピーチの話。これはちょっと盛り上がりませんでした。
次の話題は「走ること」でした。
清水さんが走ることを話題にして、古武術にも関わっていた柴崎さんがナンバ走りでそれに応じ、そこから「歩くこと」にまで広がりました。
清水さんは、次の忘年会に参加のため退席。
清水さんは大学の先生ですので、まさに師走です。
川口でコミュニティスポーツに取り組んでいる石井さんも久しぶりに参加し、石井さんの話から地域通貨の話に移り、そこからまたいろいろと話が広がりました。
三浦さんから「信仰と宗教」の話が出されましたが、すぐに最近の政治の問題に話がうつったところで、民主主義や憲法に取り組んでいる武田さんが来ました。
そこで、憲法改正の話に行きましたが、なぜかどこかで「幸せ論」に話が移り、そこから少し話がややこしくなり、一時は武田対小宮山・佐藤のいささかきつい論争になりましたが、冷静な乾さんと大島さんが、実りのない論争だと止めに入ってくれて、とりあえず落着。
最後に来た岸田さんが、会社を辞めて、カメラの修理事業を始めたという話になって、岸田さんの幸せさを確認して、平和裏に終えました。
武田さんが、最後の最後に、佐藤さんはどうしようもない能天気な幸せ者だと捨て台詞を残してくれましたが、まあ今年もいろんなサロンが開けて、楽しかったです。
みなさん、どうもありがとうございました。
宮本珈琲を提供してくれた神崎さん、ありがとうございました。
とても美味しかったです。

■花かご会と宮内さん(2013年12月29日)
我孫子駅前の花壇整備に取り組んでいるボランティアグループの山田さんと音楽で我孫子を元気にしようと活動している宮内さんをお引き合わせしました。
話はかなり大きく広がったので、山田さんは少し戸惑ったかもしれませんが、宮内さんが応援してくれれば、花かご会もますます楽しくなるかもしれません。
宮内さんは楽器も持参してくれたのですが、話がいろいろ広がって、演奏の時間が取れませんでした。
宮内さんは、さまざまな活動に関わっているので、何が生まれだすか楽しみです。

■東尋坊の茂さんから、今年もお餅が届きました(2013年12月29日)
東尋坊で自殺防止活動に取り組んでいる茂さんから今年もお餅が届きました。
茂さんたちの活動も10年が経過しています。
これまでに500人近い人に出会って、相談に乗っているそうです。
茂さんたちに出会って思いを変えた人たちと茂さんたちの仲間が、一緒になって昨日朝早くからついた餅です。
心して味合わなくてはいけません。
今ごろの東尋坊は、さぞかし寒いことでしょう。

(2013年12月第4週)
今年も残り2日です。
最後までばたばたしていてすっきりしない年でしたが、なんとか年を越せそうです。
実にいろいろな事のあった年でした。
そしてたくさんの人たちと支え合うことができました。
もっともかなりの厭世気分と人間不信にもおそわれましたが。
しかし、厭世気分も人間不信も、全ては自らの生き方の反映だといういうことも、骨身に沁みてわかった年でもあります。
最後の週は3つだけ書いておきます。
■インキュベーションハウス社長交代(2013年12月27日)
■今年最後のオープンサロン(2013年12月27日)
■花かご会と宮内さん(2013年12月29日)
■東尋坊の茂さんから、今年もお餅が届きました(2013年12月29日)

■インキュベーションハウス社長交代(2013年12月27日)
平田さんと宮部さんと3人でインキュベーションハウスの臨時役員会です。
ついに宮部さんが社長を引き受けてくれることになりました。
この会社の社長は負担だけを背負う立場なのですが、気が向けば何かに取り組めればとも思います。
でもまあ、この20年近く、平田さんもよく付き合ってくれました。

■今年最後のオープンサロン(2013年12月27日)
今年最後のサロンは4時から8時のロングランでした。
最初に来たのは三浦さんと鷹取さん。
鷹取さんはバングラディシュから帰ってきたところで、ホットなニュースを話してくれました。
タイ以上に深刻な内戦状況のようです。
パキスタンからバングラが独立した時にはささやかな応援をしたものの1人として残念な話でしたが、それ以上に、そういう動きがあまり日本では報道されていないのが不思議でした。
鷹取さんは、恒例の第九の合唱のため、途中で退座。
次は柴崎さんの話題提供で、ヘイトスピーチの話。これはちょっと盛り上がりませんでした。
次の話題は「走ること」でした。
清水さんが走ることを話題にして、古武術にも関わっていた柴崎さんがナンバ走りでそれに応じ、そこから「歩くこと」にまで広がりました。
清水さんは、次の忘年会に参加のため退席。
清水さんは大学の先生ですので、まさに師走です。
川口でコミュニティスポーツに取り組んでいる石井さんも久しぶりに参加し、石井さんの話から地域通貨の話に移り、そこからまたいろいろと話が広がりました。
三浦さんから「信仰と宗教」の話が出されましたが、すぐに最近の政治の問題に話がうつったところで、民主主義や憲法に取り組んでいる武田さんが来ました。
そこで、憲法改正の話に行きましたが、なぜかどこかで「幸せ論」に話が移り、そこから少し話がややこしくなり、一時は武田対小宮山・佐藤のいささかきつい論争になりましたが、冷静な乾さんと大島さんが、実りのない論争だと止めに入ってくれて、とりあえず落着。
最後に来た岸田さんが、会社を辞めて、カメラの修理事業を始めたという話になって、岸田さんの幸せさを確認して、平和裏に終えました。
武田さんが、最後の最後に、佐藤さんはどうしようもない能天気な幸せ者だと捨て台詞を残してくれましたが、まあ今年もいろんなサロンが開けて、楽しかったです。
みなさん、どうもありがとうございました。
宮本珈琲を提供してくれた神崎さん、ありがとうございました。
とても美味しかったです。

■花かご会と宮内さん(2013年12月29日)
我孫子駅前の花壇整備に取り組んでいるボランティアグループの山田さんと音楽で我孫子を元気にしようと活動している宮内さんをお引き合わせしました。
話はかなり大きく広がったので、山田さんは少し戸惑ったかもしれませんが、宮内さんが応援してくれれば、花かご会もますます楽しくなるかもしれません。
宮内さんは楽器も持参してくれたのですが、話がいろいろ広がって、演奏の時間が取れませんでした。
宮内さんは、さまざまな活動に関わっているので、何が生まれだすか楽しみです。

■東尋坊の茂さんから、今年もお餅が届きました(2013年12月29日)
東尋坊で自殺防止活動に取り組んでいる茂さんから今年もお餅が届きました。
茂さんたちの活動も10年が経過しています。
これまでに500人近い人に出会って、相談に乗っているそうです。
茂さんたちに出会って思いを変えた人たちと茂さんたちの仲間が、一緒になって昨日朝早くからついた餅です。
心して味合わなくてはいけません。
今ごろの東尋坊は、さぞかし寒いことでしょう。

(2013年12月第3週)

■「スリーAゲーム」と「箸ピーゲーム」のジョイントサロン(2013年12月17日)
■経営道フォーラム54期チームのテーマは「育つ」(2013年12月19日)
■農業は支え合いを育てる(2013年12月19日)

■「スリーAゲーム」と「箸ピーゲーム」のジョイントサロン(2013年12月17日)
コムケアのネットワークから生まれた、「スリーAゲーム」と「箸ピーゲーム」の集まりのジョイントサロンを開催しました。
平日の午後にもかかわらず、16人の参加になりました。
前半は京都から来てくださった認知症予防ネットの高林さんに、後半は国際箸学会の小宮山さんに、お話とゲーム体験をお願いしました。
その合間に、高林さんの日本書紀研究成果のお話もありました。
多彩なプログラムの、しかも4時間のロングランサロンでしたが、参加者はみんな元気をたくさんもらったと思います。
ゲームによるコミュニケーション活動にも取り組んでいる中村さんやラフターヨガの菊入さんも、ちょっとだけゲーム紹介をしてくれました。
スリーAゲームも箸ピーゲームの、来年は世界に向けて、大きく羽ばたきだせそうな、元気ももらいました。

私は、この前後に、いささか気の重い問題解決に取り組まなければいけなかったのですが、午後のサロンで元気をもらっていたので、なんとか今日も無事乗りきることができました。

■経営道フォーラム54期チームのテーマは「育つ」(2013年12月19日)
経営道フォーラム54期のみなさんがやってきました。
今期のチームのテーマは『育つ企業経営』です。
ここにはいろんな意味が込められています。
私の役割は、みんなの視野や視点を広げることです。
できればパラダイムシフトして欲しいと思っています。
今回はJAの関係者が入っています。
農業といえば、『育つ』がキーワードです。
そこから企業関係者だけではない、新しい視点が広がるといいなと思っています。

しかし、今回に限ったことではないのですが、企業関係者の視野はこの10年、どんどん狭くなっているような気がします。
心配です。

■農業は支え合いを育てる(2013年12月19日)
アグリケア フェラインと支え合い共創ネットのジョイントサロンでした。
寒い中を9人の人が参加しました。
今回のテーマは「農業は支え合いを育てる」でした。
サンバッカス農園主の遠藤さんの問題提起は、なんと「アメリカの囚人派遣ビジネスと麻薬取締法の動き」から始まりました。
そして自分の取り組みにつなげていったのですが、とてもたくさんの論点がありました。
遠藤さんが、最近、商品化したというおにぎりも持ってきてくれました。
これまでなかったようなおにぎりもありました。
農場での作物と生活の場をつなげて全体で考えると、これまでのビジネスとはまったく違った展望が見えてくることをとても具体的に実感させてくれました。

農業を通して、遠藤さんのまわりには支え合う世界が広がっているように思います。
人と人との支え合いもそうですが、人と組織の支え合い、あるいは人と自然の支え合いも広がっています。
最後に遠藤さんは、農業の持つ「循環性」の話もしてくれました。
工業や都市化は、ある意味で「循環」を分断することで力を高めますが、本来の農業は広義の自然や環境の循環に委ねることかもしれません。

他にもさまざまな話題が出ました。
とても刺激的な集まりで、もしかしたらまたいくつかの新しい物語も生まれていくかもしれません。

ちなみに、このサロンの前の経営道フォーラムのメンバーとの話し合いでも、農業の話が出ていました。
農業にとって土壌が大切なように、企業経営にとっても企業風土や企業文化が大切だと言う話です。
企業が日本の本来の農業から学ぶことは山のようにあるように思います。

(2013年12月第2週)
■新潟水辺の会の金田さん(2013年12月11日)
■除染プロジェクト(2013年12月13日)
■山城経営研究所の社長が鈴木さんになりました(2013年12月13日)

■新潟水辺の会の金田さん(2013年12月11日)
新潟水辺の会の金田さんが湯島によってくれました。
金田さんは最近、新潟で「ネットワークささえあい・新潟」も立ち上げ中です。
最近の状況をいろいろと教えてくれました。
ところが、私がどうも風邪気味で元気がなかったので、金田さんも報告のし甲斐がなかったかもしれません。

今年はついに新潟に行けませんでしたが、来年はぜひ行こうと思っています。

■除染プロジェクト(2013年12月13日)
前月我孫子で除染実験をしたパワーパークを活用した除染活動を広げられないかということで、実験に参加して興味を持った石井さんと具体的にプロジェクトを立ち上げる方向でミーティングをもちました。
放射性セシウムが非放射性化することは実証されているようですが、問題はコスト的に引き合うかどうかです。
もし引き合うようであれば、すでにどこかが事業化しているはずです。
広がっていないということは、どこかに問題があるわけです。
あるいは、そもそも今の知見のどこかが間違っているのです。
まずは、そのあたりをきちんと確認する研究会を始めようということになりました。
今のところ、この話をしっかりと受け止めた人は石井さんだけです。
みんなからは笑われています。
困ったものです。
興味のある方がいたら、ぜひ参加してください。

■山城経営研究所の社長が鈴木さんになりました(2013年12月13日)
経営道フォーラムを主催している山城経営研究所を今度は、鈴木さんが引き受けることになりました。
鈴木さんは、経営道フォーラムの卒業生で、キューピーの社長だった人です。
現在の経営道フォーラムの運営には、私はかなり批判的ですが、それを知って、湯島までやってきてくれました。
それで思うがままをお話ししました。
すっかり意気投合してしまいましたが、これからの鈴木さんの活動はおそらく大変になるでしょう。
そろそろ経営道フォーラムからは離れようと思っていましたが、鈴木さんの意気込みと思いを知った以上離れるわけにはいかなくなりました。
もう少しお付き合いすることにしました。

(2013年12月第1週)
風邪です。
ほとんど何もできずにダウンしています。
特定秘密法反対のデモにも行けずに終わってしまいました。
人に会うために2回、湯島にいきましたが、後は自宅でだらだらしてしまいました。
しかし、風邪というか、体調も気力も一向に回復しません。
■除染実験をどう活かしていくか(2013年12月4日)
■広報やコミュニケーションという言葉の呪縛性(2013年12月5日)

■除染実験をどう活かしていくか(2013年12月4日)
先日、我孫子で除染実験をしたオクトの田中さんと松戸の石井さんとでミーティングを持ちました。
田中方式が放射性除染に役立つだろうという思いのもとに、どうしたらこれを広げられるだろうかというのがテーマです。
しっかりした実験をやって効果を確認するには、費用がかかります。
すでに田中さんはかなりの私費を投入しています。
わがコンセプトワークショップと同じで、借金のほうが多い会社ですから、会社としても難しいでしょう。
頭が痛い問題です。
でも、セシウム除染に効果的なのであれば、なんとか知ってもらいたいものです。

もっとも、私の関心はもう一つのところにあります。
ブログに書きましたが、「セシウムが消えた」ということです。
現代の常識に反することが起きるとしたら、実に魅力的です。
その点に大きな関心を持っています。
問題はどう取り組むかです。
何か良い知恵はないものでしょうか。

■広報やコミュニケーションという言葉の呪縛性(2013年12月5日)
日本広報学会の理事長になった清水さんが来ました。
「広報」という言葉を越えられないかというのが、清水さんの問題意識です。
確かに、広報という言葉は問題の理解を狭めがちです。

広報学会が立ち上がった時に、2年間にわたり、「広報学」をテーマにした研究会をやりました。
その時の私の問題意識や、そもそも広報学会を提案した時の私の問題意識を少し話させてもらいました。
清水さんの、いまの問題意識と通ずるところがありました。

これに関しては、いろいろと書きたいこともありますが、風邪なのでまたの機会にします。

(2013年11月第4週)
風邪をひいてしまったようです。
簡単な記録のとどめます。
■中国で活動している高須さん(2013年11月25日)
■経営道フォーラム53期メンバーが湯島に来ました(2013年11月28日)
■経営道フォーラム54期スタート(2013年11月29日)

■中国で活動している高須さん(2013年11月25日)
中国で仕事をしている高須さんが帰国したので、ご夫妻とエヴィーバで食事をしながら、と久しぶりにゆっくり話しました。
相変わらずエネルギッシュに動いているようです。
話をお聞きしていると、彼の好奇心や行動力は全く変わっていないようです。
いつもながら、彼の世界の広がりを感じて、うれしく思いました。

■経営道フォーラム53期メンバーが湯島に来ました(2013年11月28日)
先日発表も終わり、ホッとしているだろう経営道フォーラム53期のみなさんが、湯島にまたきてくれました。
メンバーのみなさんから、この半年で生き方や意識が変わりだしたとお聞きして、関わった意味があったなと思いました。
しかし大企業の経営幹部の人たちと私との世界の違いを最近はますます感じるようになってきました。
私が社会からどんどん脱落しているからでしょう。
みんなの意識が少し変わりだすと世界は大きく変わるでしょう。
まあ私の生存期間中には、その風景は見られないでしょうが、そう思うだけでも少しは救われます。

■経営道フォーラム54期スタート(2013年11月29日)
経営道フォーラム54期のキックオフ合宿が箱根でありました。
このフォーラムもだんだん退屈な研修プログラムになってきてしまったようで、とても残念です。
その流れに抗してはいますが、それがいいことなのかどうか、迷いもあります。
今回は、いつもよりもしっかりとテーマ解題的な話をしましたが、盛りだくさんすぎて、どの程度伝わったか不安です。
これまでになく、みんなの話し合いに参加し、いつもになく、ファシリテーター役まで少し果たしてしまいましたが、メンバーの思いが繋がっていたので、いささか簡単の方向づけができてしまいました。
テーマは「育つ」です。
わかりにくいと思いますが、「人を育てる会社」ではなく「人が育つ会社」、「事業を育てる会社」ではなく「事業が育つ会社」、つまり「育てる会社」ではなく「育つ会社」です。
言葉はそろいましたが、問題はその中身です。
今回はまとめる方向に加担しましたが、次回は壊す方向で接しようと思います。

箱根はいままだシーズンです。
ホテルは観光客で混んでいました。
天気がとてもよかったのですが、どこにも寄らず下山しました。
しかもあまり体調が良くなく、帰りに湯河原による予定でしたが、予定を変えて自宅に直行して、ダウンしてしまいました。

(2013年11月第3週)
■LLP SPM研究所キックオフ(2013年11月18日)
■日本経営道協会の市川さん(2013年11月18日)
■「稚き面輪はだれに似たるや」(2013年11月19日)
■古代天皇の長寿説に関心のある人はいませんか(2013年11月20日)
■畑仕事(2013年11月20日)
■放射線汚染の除染実験(2013年11月22日)
■オクトの田中さん(2013年11月22日)
■オランダの日系二世父親さがし(2013年11月23日)

■LLP SPM研究所キックオフ(2013年11月18日)
協同組合や共済事業の分野で活動されている佐々木さんとLLP(有限責任事業業組合)を立ち上げましたが、今日は、佐々木さんとキックオフ会食をやりました。
と言っても、佐々木さんはあんまり食べられず、私はほとんど飲めないので、地味な会食でした。
しかも私が紹介したお店が、いつの間にか経営者が変わっていて、メニューが一変してしまっていた上に、新装開店早々らしく人手不足、そして売り切れが多くて、まあいろいろありました。
でも、キックオフです。

ところで、この研究所が何をやるのかが私自身よくわかっていません。
それに佐々木さんは基本的には岐阜在住です。
さてどうなるのでしょうか。
すべては佐々木さんにかかっています。

■日本経営道協会の市川さん(2013年11月18日)
一昨日の公開フォーラムの感想を聞きに、日本経営道協会理事長の市川覚峯さんが湯島に来ました。
普段はあまり来ないのに、何かあると急にとんでくるのです。
実に困ったものです。
しかし、湯島は市川さんがすべてをさらけだせる場ですので、仕方ありません。
うまくいっている時には、来る必要はないのです。

先日の公開フォーラムは200人を超える参加者があり、会場は熱気にあふれていました。
しかも新しいリード力開発道場の受講生は20人近く集まっているようです。
順風満帆と言うべきでしょう。
しかしやってきました。
やってきた以上は、かなり厳しい意見を聴く羽目になります。
いつものように手厳しくコメントさせてもらいました。

市川さんは、霊能力のある人です。
ただし、それが出る時と裏目に出る時があります。
なぜそうなるか、私は少しはわかっているつもりですが、市川さんのパワーのポテンシャルを知っているだけに、それが浪費されているのが残念です。
しかし、世間と付き合うと、そうならざるを得ないのでしょう。
孤高に、素直に、生きることの価値を改めて思います。
私も早くそうなりたいですが。

■「稚き面輪はだれに似たるや」(2013年11月19日)
東レ時代の同期生の岡紘一郎さんが最近出版した本を送ってきてくれました。
「稚き面輪はだれに似たるや」。
なんとも魅力的なタイトルの本です。
彼は技術者ですが、今回の本は、長崎に投下された原爆によって、若くして亡くなった彼の叔父さんのことを調べて書いた作品です。
こうした自費出版の本は、書くことが目的で読者を意識していないことが多いので、読むのも一苦労のことが多いのです。本書は読み出したら面白くなり、最後まで一気に読んでしまいました。
長崎原爆が絡んでいるからかもしれません。
しかし無名の人の人生にも、ドラマがあることを改めて気づかせてくれる作品でした。

岡さんは、この本を書くために、大阪文学大学に通い、文章力を磨いてきていました。
すでに彼の趣味である「山」の本は何冊か書いていますが、今回のものは全くと言って良いほど、趣の違う本です。
本書はどうも岡さんのライフワークだったようです。

自費出版ですが、これをベースにさらに練り上げて、商業出版して欲しいと思います。

■古代天皇の長寿説に関心のある人はいませんか(2013年11月20日)
スリーA方式の認知症予防ゲームの普及に取り組んでいる高林さんは、その昔、日本古代史の研究者でした。
以前も書きましたが、その頃の論文を2つ読ませてもらいました。
その一つが、「日本書記編年考」です。
なぜ日本書紀の記載では天皇が長寿になっているのかという疑問を解く仮説を提案したものです。
その仮説は、当時、古代史の泰斗である上田正昭さんや三品彰英さんに評価されながらも、ご本人の事情8研究を中断しなければいけなかったようです)もあって、世に出る機会を失していました。

しかし、高林さんは、その仮説を話したいという思いを持ち続けています。
それで、高林さんの話を聴く会を企画することにしました。
5人も集まれば、高林さんを東京に呼ぶ交通費くらいは集まるでしょう。
関心のある方がいたら、ご連絡ください。
5000円ずつ出し合って、高林さんを東京にお呼びしたいと思います。
もし集まらない場合は、高林さんが東京に来た時に、ミニセッションを開きます。

私の関心は、日本書記の編年にもありますが、高林さんがナゼその環境説に行き着いたか、またなぜ今なお執念を失っていないかと言うことです。

■畑仕事(2013年11月20日)
午前中、時間ができたので畑に行って、山のように積んでいた枯れ草を埋めようと作業を始めました。
ところが予想以上にハードな作業です。
もともと農地ではないところなので、さまざまな植物の根が張っているのです。
それでわずか30センチほど掘っただけで諦めました。
農作業はともかくなれていないと疲れます。

しかし程よい汗をかきました。
畑にベタっと座ってボーっとしていたら、草の陰にバッタがいました。
作業だけやっていては、バッタには出会えませんでした。
なぜか白い蝶が飛んでいました。

■放射線汚染の除染実験(2013年11月22日)
お知らせにも掲載していましたが、我孫子のクリーンセンターで:道路側溝汚泥の放射線除染実験を開催しました。
市役所からも4人の方が参加してくれたほか、私の声掛けに応じて、5人の方が参加してくれました。
それぞれに社会発信力のあるみなさんです。

3500ベクレルほどの放射線量をもつ汚泥が実験材料です。
実験と言っても、極めて簡単なもので、実験者の田中さん(神戸から来てくれました)にいわせれば、中学校の理科実験のレベルで、すべてを田中さんがやってくれました。
除染実験というので、かなりの大掛かりのことを予想していた方もいましたが、あまりに簡単なので気が抜けたかもしれません。

実験はこういう方法です。
まず汚染土壌をビーカーに入れ、そこに田中さんが以前開発した土壌改良材「パワーパーク」液を加え、それを100℃近くのお湯の中で2時間、暖めます。
それだけの話なのです。
すべてをみなさんの前で行い、2時間後に試料の土壌からどれだけの放射線量が低下したかを測定します。
みんなの目の前で、温めながら、田中さんの説明と質疑応答でした。
参加者は、たぶん拍子抜けしただろうと思います。
実は私も拍子抜けてしまいました。
しかし、物事はシンプルであるほど、真実が見えてくるものです。

田中さんは、自分で確かめたことだけをベースに説明しますが、それがなぜそうなったのかは一切説明しません。
別に隠しているわけではなく、わからないからです。
そこが、私のほれ込んだところです。
わかったような気になることほど、物事を見えなくしてしまうことはありません。
田中さんは、「知識」的な理屈には呪縛されないのです。
知識は実際にやってみてしか納得しないのです。

しかし、その底にある信念は明確です。
元素は変化するという信念です。
水素から生まれたセシウムならば水素に還ってもおかしくないという極めて単純な信念です。
仮に戻らないとしても、最初から戻らないと決め付ける必要もない。
机上の余計な知識が、私たちを呪縛していると考えているのです。

そうした田中さんの発想と参加者の発想は極めて対比的です。
田中さんが体験的に発見した、「パワーパーク」液が汚染土壌からセシウムを溶融させるということを前提に、ではどうしたらその発見を活かせるかという発想をする人はほとんどいません。
まずはきちんとした「効果データ」がないとみんな動かないという意見もありましたが、科学が測定する事ができる範囲などたかが知れています。
目の前で効果があると確認できれば、それを信ずれば良いだけの話ですが、誰か権威のお墨付きがなければ認めないというのは、現場で活動していない人の言い訳でしかありません。
それにしても、みんなどうして、そういう、だれかがつくった「エビデンス」に依存するようになってしまったのでしょうか。
自分の心身で生きてほしいものです。

また水に溶かしても、その後、その水をどうするのかという質問が必ず出ますが、それはまた別の問題として考えればいいわけですが、そういう発想もまた多くの人はしません。
まずは拒否する、そして受け容れない理由を探す、という姿勢がこれほどまでに強くなってしまった社会には未来はないでしょう。
一挙に除染問題が解決するはずもなく、まずは素朴な発見を活かせば良いのです。
これはすべてのことに言えることです。

ともかくみんなと田中さんとのやりとりから、私はたくさんのことを気づかせてもらいました。
終わった後、松戸から参加してくれた石井さんが、田中さんとの参加者のやりとりが面白かったといってくれました。
石井さんは田中さんの活動を応援できないかと、考えてくれたようです。
そうでなければいけません。
石井さんは、楽しんだようですが、私は田中さんの世界と参加者の世界をどうつなげるかで、疲れきってしまいました。

実験結果に関してはブログをご覧ください。

■オクトの田中さん(2013年11月22日)
放射線汚染土壌の除染実験のために、オクトの田中さんに、わざわざ我孫子まで来てもらいました。
お礼は昼食をご馳走しただけです。
半日、ずっとお付き合いして、田中さんがますます好きになりました。
その気安さから、実験を始める前の、田中さんの紹介を、「田中さんは天才か馬鹿かわからない」とうっかり話してしまいました。
あまりの軽口に反省しました。
天才も馬鹿も私には同じなのですが、普通はそうは受け取らないでしょうね。
いやはや困ったものです。

紹介してくださった、大宰府の加野さんにも報告しておかねばいけません。

■オランダの日系二世父親さがし(2013年11月23日)
武井優さんの最新作の「オランダからの白い依頼状」をようやく読みました。
武井さんから数年前に聞いていましたが、なかなか出版にたどりつけなかったようです。
武井さんのような人でも出版は簡単ではないようですので、出版不況も深刻のようです。
本の紹介はブックにさせてもらいました。
長年の希望がかなえて武井さんもホッとしているでしょう。

(2013年11月第2週)
■龍神大橋と花貫渓谷(2013年11月11日)
■共済制度研究会(2013年11月12日)
■ジョイワークス(2013年11月13日)
■支え合い共創サロン(2013年11月13日)
■またダウン(2013年11月14日)
■助っ人登場(2013年11月16日)
■夢と大義と挑戦(2013年11月16日)

■龍神大橋と花貫渓谷(2013年11月11日)
このところ気分が萎えているのを心配して、ジュン夫婦が紅葉に誘ってくれました。
それで龍神大橋と花貫渓谷に3人で行きました。
紅葉には少し早かったのですが、気分はかなりもどってきました。
自然のパワーはやはり大きいです。
娘夫婦のパワーかもしれませんが。
帰宅後、ユカも誘って、みんなで食事をしました。

■共済制度研究会(2013年11月12日)
佐々木さんがやっている共済制度研究会で、相馬さんが共済概念やその歴史に関して、お話をされるというので、参加しました。
共済制度研究会は、20年ほど前から佐々木さんが主催されていますが、私も一度だけお邪魔した記憶があります。
相馬さんとは、共済研究会で知り合ったのですが、相馬さんも私も脱会したため、2年ぶりでした、
相馬さんの真摯な研究態度はとても尊敬しています。
現役を引退したいまも共済事業の歴史をきちんと残しておきたいと、生活を犠牲にしてまで研究や執筆に取り組んでいます。

以前、結いに関する研究会を立ち上げたいと思って相馬さんのお話を何人かでお聞きしたことがありますが、中途半端に研究会を立ち上げるなといわれたような気がします。
その誠実さに、私はかなりほれ込んでいました。
考え方には大きな違いはありますが。

相馬さんのお話を聞いて、ついつい根本的な反論を述べてしまいました。
いささか場違いな感じで、佐々木さんには申し訳ないことをしましたが、議論が大好きで、特にまじめに取り組んでいる人と出会うと、議論を吹っかけたくなるのです。
困ったものです。

終わった後、久しぶりに、佐々木さんたちと飲みに行きました。
みんな共済事業の幹部の方たちでした。
私が、いかに社会から脱落しているかをまた実感してしまいました。

■ジョイワークス(2013年11月13日)
日本能率協会マネジメントで、コンサルティング部門のリーダーをしていた田口さんも、結構ドラマティックな人生を最近歩んでいます。
3.11の後、いろいろとあったのでしょうが、ロゴセラピーを学んでいるとお聞きしていましたが、今度、仲間と一緒に新しい会社を立ち上げたといって、みんなで湯島に来てくれました。
新しい会社の名前は、「ジョイワークス」です。
4人で立ち上げたそうですが、本気の人財育成を行う会社をめざし、働く喜びの実現を支援し、職場を夢を叶える場所にしていきたいと考えています。
まだ必ずしもコンセプトとメソドロジーが可視化されていませんが、3人のメンバーと話していて、その志向する方向と理念は共感できました。
私も20歳若ければ、参加したいところです。

今の企業の研修は、私から見れば、ほとんどが役に立ちません。
研修会社を儲けさせるだけのプログラムばかりです。
学ぶということの理解ができていないからでしょう。
私に頼んでくれたら、カスタムメイドのプログラムを開発するのですが、私に頼むほどのリスクを取る会社はないでしょうから、いつになっても実現しません。

田口さんたちの考えが広まるように、何かできることがないかを考えたいと思います。

■支え合い共創サロン(2013年11月13日)
今回の「支え合い共創サロン」は12人になりました。
考えていた以上の反響でした。
テーマは「さみしい社会における支え合い」。
最初に私から5分ほど、「さみしい社会」「共同防貧の仕組み」「コモンズの悲劇・コモンズの幸せ」について、話し合いの材料を提供し、後は自由な話し合いでした。
そのペーパーを参考までにアップしておきます。

財界団体の人、僧職の人、共済関係の人、会計士、若者自立支援に取り組む人、編集者、NPO関係者、公務員など、今回も実に多彩の人たちが集まってくれました。
みなさんの話から、社会の実相が垣間見える気がします。
考えも違えば、立場も違う、生活場所も違う(長野や岐阜の人もいました)、ネグリが言う「特異性」を背景にした、一時的な「マルチチュード」空間が生まれた感じです。
私自身は、さみしい社会への処方箋のヒントをもらいましたが、それぞれに何かの発見があったとしたらうれしいことです。
話し合いのライブな内容が報告できないのが残念です。
サロンは、やはりそこにいてこそ、気づきや学びがあります。
実に実に、私には刺激的でした。

■またダウン(2013年11月14日)
週明けに自然と触れ合って気が戻ってきたのですが、またまたダウン気味になってしまいました。
人と会うと元気になるのですが、ビジネス絡みの人に会うと、気が吸い取られるようになってきています。
困ったものです。
それでまあ、今日は素直にダウンしていました。
本を読む気もテレビを見る気もなくなり、ただただ無為に過ごしました。
まったくもったいない1日でした。
ただ、夜に録画していた「コズミックフロント」を観ました。
オリオン大星雲の話でした。

■助っ人登場(2013年11月16日)
私が抱えている難問に関して、高島夏子さんが助っ人役を買って出てくださいました。
とてもうれしいことです。
いつかまたきちんと書ける時があろうかと思いますが、高島さんへの感謝の念をここに書き残しておきたいと思います。
せっかくの休日をつぶして湯島に駆けつけてくれました。
デザインワークをお願いしました。

■夢と大義と挑戦(2013年11月16日)
日本経営道協会のリード力開発道場フォーラム2013でした。
今回のテーマは「夢と大義と挑戦」でした。
そのパート2のパネルディスカッションのコーディネーター役が、毎年の私の役割です。
今年は、未来工業社長の山田雅裕さん、ダイヤ精機社長の諏訪貴子さん、日本レーザー社長の近藤宣之さんがパネリストです。
いずれも魅力的な会社です。
しかも今回は打ち合せなしのぶっつけ本番です。
山田さんとだけは一緒に食事をしましたが、話が合いすぎて、打ち合わせにはなりませんでした。
どうなるかとわくわくしましたが、3人の協力を得て、ぶっつけ本番のパネルディスカッションはとても面白くなりました。
それにしても、この3人の経営者は素晴らしいです。

山城経営研究所を引き継いでくださった、元キューピー社長の鈴木さんが、参加してくださっていましたが、先日私が話したことがよくわかったといってくれました。
そして、経営道フォーラムも変えていくと言ってくれました。
そうであれば、もう少し私も経営道フォーラムに関わっていこうと思います。

未来工業の山田さんとは昼食をご一緒しましたが、一度、岐阜の本社に行きたくなりました。
フォーラムの様子は、日本経営道協会のホームページにアップされると思います。

今日は、素晴らしい経営者にお会いできて、とても元気づけられました。

(2013年11月第1週)
■農園の草刈り(2013年11月4日)
■山陰太郎さんとのメール交換(2013年11月4日)
■我孫子で公開除染実験をすることにしました(2013年11月5日)
■杉原さんの壮大な研究課題(2013年11月7日)
■日本子どもNPOセンターの小木さん(2013年11月7日)
■東レからのCIプロジェクトに関する照会(2013年11月7日)
■「コモンウェルス」を読み終わりました(2013年11月8日)
■箸ピーと高校での福祉教育(2013年11月9日)

■農園の草刈り(2013年11月4日)
わが家の家庭農園がきれいになりました。
市役所に勤めている大畑さんと斎藤さんから、今日は家庭農園の草刈りをしてあげるといわれていましたが、朝から雨なので中止だろうと思って、のんびりしていました。
そうしたら雨の中を、斎藤さんと桜井さんがやってきてくれ、草を刈るというのです。
佐藤さんは来なくていいからと言われたのですが、そうはいきません。
慌てて長靴を履いて参加しましたが、むしろ足手まといで、やることがありません。
1時間ほどで、草に覆われていた畑が見事にきれいになり、草の山がふたつもできました。
草刈りが終わったら晴れて、太陽まで出てきました。
畑がきれいになったので、今度こそがんばろうと思います。
また草だらけにしたら、斎藤さんと桜井さん、それに今回はこられませんでしたが、きっかけを作ってくれた大畑さんに、合わせる顔がありません。
良い人がまわりにいると、自分も良い人になるものです。

午前中だったら一緒に食事にいけたのですが、珈琲だけのお礼になってしまいました。
しかし、とてもうれしい「事々交換」でした。
さて何でお返ししたらいいでしょうか。

■山陰太郎さんとのメール交換(2013年11月4日)
ブログの挽歌を読んだ山陰太郎さんという方からメールが来ました。
伴侶のお名前が「節子さん」。2年前に見送ったそうです。
元気ならば、今年68歳。
私の妻と名前も年齢も同じです。
お互いに因縁を感じました。
メールの交換が始まりました。

■我孫子で公開除染実験をすることにしました(2013年11月5日)
詳しくは「お知らせ」のコーナーに案内していますが、放射性汚染土壌の除染に関する公開実験を我孫子で開催することにしました。
株式会社オクトが開発した土壌改良材「パワーパーク」が、土壌中の放射性物質の除去にとても効果的だそうなので、それを使った実験です。
同社社長の田中さんに、我孫子に来ていただくことにしました。
その実験を踏まえて、福島にも行く予定です。
関心のある方はご連絡下さい。
公開ですから、誰でも歓迎ですが、人数に制限がある関係で、事前申し込み制をとらせてもらっていますので。

■杉原さんの壮大な研究課題(2013年11月7日)
立教大が大学院で研究している杉原さんがやってきました。
話の一つとして、杉原さんが今取り組んでいる博士論文の構想を聞かせてもらいました。
テーマは「時間意識」です。
方向性だけは、前回、聞かせてもらっていましたが、今回はかなり具体的な目次まで持ってきてくれました。
実に壮大です。
それに面白そうです。
まあ私の論文ではないので、内容は紹介できませんが、ともかく面白そうです。
例えば、こんな章があります。
「時間様相の共時性」と「存在の自己諒解」
どうですか。読みたくなるでしょう。
なんのことかわからない?ですって。
まあそうもいえますね。

さてどう仕上がっていくか、楽しみです。
いま読んでいる「コモンウェルス」とつながっているようなところもあったので、早速、杉原さんに「コモンウェルス」を推薦しました。
そういえば、先日はオルテガを推薦しておきました。
同席していた渡辺さんはアタリを推薦していましたが、私の好みではありません。

■日本子どもNPOセンターの小木さん(2013年11月7日)
日本子どもNPOセンターの事務局を湯島の私のオフィスに置いています。
私自身は無縁のNPOですが、いろいろと事情があって、資金的にオフィスがもてないというので、資金の目処が立つまで、提供しています。
こうやって巣立っていったNPOもあります。

日本子どもNPOセンターの代表理事の小木美代子さんとは、以前、子育ちネットの関係で何回かお会いしてことがありますが、事務局を提供しているので、わざわざ挨拶に寄ってくださったのです。
12月15日に子どもNPO全国交流会を開催するそうです。
基調講演は、川田龍平さんだそうです。
川田さんに、国としての子ども政策の動きを話してもらい、それを踏まえてみんなで議論したいと、小木さんはお考えのようです。
そしてこれを新生日本子どもNPOセンターのキックオフにしようとされています。
また別途案内させてもらいますが、よろしければご参加ください。

小木さんは今は大学を止められましたが、長年、大学で教鞭をとられていました。
それと並行して、名古屋でも長らくNPOをやっています。
久しぶりだったので、お話がなかなか尽きませんでした。
一番共感し合えたのは、昨今の子ども政策に子どもの視点がないと言うことです。
経済成長支援のための子育て支援発想では、子どもたちは幸せにはなりません。
私が感ずるのは、NPO関係までもが同じような方向を向いているように思います。
子どもの視点で考えない子育て支援は、子どもを幸せにはしないでしょう。
最近の社会福祉政策は、どうも経済成長支援発想に陥っているのがとても気になります。

■東レからのCIプロジェクトに関する照会(2013年11月7日)
昨夜、パオスの中西元男さんから電話がありました。
東レ時代に私が取り組んだCIプロジェクトに関して、東レから当時の話を聞きにきたのだそうです。
もう25年以上前のことですので、知らない人もいるわけです。

実はいろんな話があるのですが、まあ25年も経っているので、少しだけ話してもいいでしょう。
東レのCIプロジェクトは、その仕上げが社長交代だったのですが、新しく社長になった前田さんは、このCIプロジェクトを嫌っていました。
私は、前田さんとは別に関係が悪かったわけでもなく、辞表を書けとも言われませんでしたが(副社長や直属上司の専務からは2回も言われましたが)、どうもCIプロジェクトが気にいらなかったようです。
それで、CIプロジェクトは抹消されるなという思いから、当時の記録は東レの記念館の一室に隠すように保管しておいたのです。

最近、東レのシンボルマークの権利主張のために、当時の取り組みを知りたいと今の担当者が調べだしたのに、どこにも記録がなく、それで当時、外部で開発に協力してくれていたパオスをたずねていったようです。
そして、今日、東レの担当の方から連絡がありました。
その人は当時のことを知りたいと思ってくれているようです。

前田さんももう亡くなりましたが、前田さんとの関係も含めて、面白い話はたくさんあります。
まあそこまでは話すこともないでしょうが、当時の真相を知っている人の多くはもう亡くなってしまいました。
最初に亡くなったのは、私がCIプロジェクトプロジェクトの取り組みだした時の藤吉会長でした。
当時、私はかなりの長髪でしたが、全社の集まりに少しだけ時間をもらって、CIプロジェクトへの説明をさせてもらいました。
それを見て、「あの髪の長い奴はだれだ?」と、近くの役員に訊いたそうです。
もちろん当時は私にとっては会長は雲の上の人で、話したこともありません。
どちらかといえば、最初はCIプロジェクトに反対でしたが、何とか接点をつくりたいと思い、意図的に問題を起こし、会長室に呼び出される状況をつくったのです。
そのはじめての接点は、実に劇的でした。
そして、私への協力を約束してくれたのです。
しかし、その2か月後に病気で倒れ、そのまま亡くなってしまいました。
その人が生存してくれていたら、私の人生は多分、まったく変わっていました。
私と藤吉さんの約束を知っているのは、当時の変わり者の監査役とさらに変わり者のロシア通の常務しかいませんが、お2人ともどうされているでしょうか。

久しぶりに当時のことを思い出しました。
当時は、寝る間も惜しんで、めちゃくちゃに頑張っていました。
今ではもう考えられないことです。

■「コモンウェルス」を読み終わりました(2013年11月8日)
ネグリとハートの「コモンウェルス」上下2冊を読み終えました。
10月30日から読み出したので、10日もかかってしまいました。
先週から今週にかけて、いろいろと悩ましい事件も多く、とても本を読む気にならない日もあったのですが、前の「マルチチュード」とは違い、とても読みやすかったので、ノートまでとってしまいました。
本書はネグリとハートの「〈帝国〉3部作」の3冊目に当たります。
彼らはたぶん書きながら概念を進化させ、現実を解釈しながらビジョンを具現化してきています。
ですからこの「コモンウェルス」はこれまでのものと違って、とても平易になっています。
思考が消化されたのです。
未来に関心のある方は、ぜひお読みください。
未来が見えてきます。

実は、手前味噌なのですが、彼らのビジョンは私のビジョンとほぼ同じです。
本書は「コモン」「〈共〉」を軸にしていますが、私のこの25年間は「コモンズ」を軸にしています。
コモンズの悲劇ではなく、コモンズの幸せが、私のビジョンです。
むかし書いた小論が肯定されたようで、とても読んでいて楽しかったのです。
知的所有権が邪魔をしているとか、サブシステムとしての「市民社会」論は超えるべきだとか、細かなところでも、あまりに私の論と通じているので、うれしくなってしまいました。
まあいささか勝手な解釈かもしれませんが。

一つだけ発見がありました。
私は「共産主義」と言う言葉がどうも好きになりません。
しかし、「共産」とはまさに「コモンズ」ではないかと教えられました。
「共産」という文字への偏見を消そうと思います。

■箸ピーと高校での福祉教育(2013年11月9日)
今月の箸ピーサロンは、六甲アイランド高校で「福祉」を担当されている吉田さんが、また神戸から参加してくださいました。
吉田さんは、第1回目の箸ピーサロンに参加され、箸ピーゲームの効用を実感されました。
そして、それを夏に開催されたアジアユースサミットで実際に参加者にやってもらったところ、大好評で、吉田さんもその効用をさらに実感されたようです。
それで当日のビデオ映像持参で、その報告をしていただけることになりました。

参加者は12人、にぎやかなサロンになりましたが、それ以上に、今回は初参加の方が半分もいました。
国際箸学会からも3人の初参加者がありましたが、箸学会とは関係のない人も3人参加してくれました。
編集者の大野さん、NGOの諸さん、経済同友会の太田さんです。
それぞれ実に興味ある人たちです。

アジアユースサミットでの盛り上がりの様子をDVDで見せてもらった後、吉田さんから六甲アイランド高校で取り組んでいる、「福祉」教育のお話もしていただきました。
私は2回目ですが、この話は実に素晴らしいです。
内容はブログで少し書きたいと思います。

いつもながらとても良いお話を聞けました。
話が盛り上がり、2時間の予定が3時間になってしまいましたが、まだ話し足りませんでした。
どこかできちんとした吉田さんの講演会を開きたいです。
実現をなんとか考えようと思います。

(2013年10月第5週)
■竹粉でできた庄原里山の夢ファームのお米(2013年10月28日)
■新しい気分で流れを反転(2013年10月29日)
■「コモンウェルス」を読み出しました(2013年10月30日)
■日本広報学会理事長の清水さん(2013年10月30日)
■レネさんの悩み(2013年10月30日)
■新しい放射性汚染除去(2013年10月31日)
■リード力開発道場フォーラムの13期生(2013年11月1日)
■経営道フォーラム発表会(2013年11月1日)

■竹粉でできた庄原里山の夢ファームのお米(2013年10月28日)
先週電話をいただいた広島の折口さんから、庄原里山の夢ファームのプレミアム米が届きました。
このお米は、平成24年度の「大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト」で日本一に選ばれたお米だそうです。
竹粉の肥料で育てたお米だとも書かれていました。
折口さんには、ほんとうに申し訳ないことをしてしまいました。
電話したら、折口さんから、奥さんとチビ太にもお供えしてくださいといわれました。
またまた恐縮してしまいました。

それで今日の夕食は、私がこの里山の夢プレミアム米を炊いて、夕食づくりをしました。
二重のおいしさを味わいました。

■新しい気分で流れを反転(2013年10月29日)
折口さんのお米を食べて元気が出たので、生活を少し改めることにしました。
まず仕事部屋を片付け、衣替えもしました。
畑に行って、先日刈った草を袋詰めし、野菜の添え木などを片付け、草刈りの準備をしてきました。
それから娘たちを誘ってお墓に行きました。
花屋さんの花と庭の花を合わせて供えてきました。
本堂にもお参りしました。

気乗りのしないことは先延ばしにするのが、最近の私の傾向でしたが、先延ばししてきたことに着手しました。
気が重いですが、きちんとやらなければ、その付けは結局自分にまわってきます。

というわけで、まあ新しい出発の日になりました。
不思議なもので、私の決意が伝わったのか、悩ましい電話もメールも不思議に皆無でした。
いやそれどころではなく、うれしいメールが2つほど届きました。
心持ちで世界は変わるものです。

■「コモンウェルス」を読み出しました(2013年10月30日)
勢いに乗って、本も読み出すことにしました。
長いこと、「積ん読」になっていたネグリの「コモンウェルス」です。
前回は読み出してすぐに挫折していましたが、なぜか今回はすらすらと頭に入ってきました。
とても面白いです。
ゆっくりときちんと読もうと思います。

■日本広報学会理事長の清水さん(2013年10月30日)
久しぶりに清水正道さんが湯島に来てくれました。
年に2回くらいは来てくれますが、最近は久しぶりのような気がします。
この春に、日本広報学会の理事長になったので、忙しいようです。

日本広報学会は、立ち上げに関わらせてもらいましたが、私は今は脱会しています。
私が提案させてもらった主旨とは違う方向に進んでしまったからです。
そんな話を久しぶりに清水さんとさせてもらいました。
CSVの話も出ました。
清水さんと会うと、いつも刺激的な会話が出来ます。
研究者は常に自らの知の枠組みを壊し続けなければいけません。
清水さんは、昔からその志向があるのです。

清水さんに、何か刺激的な研究会を立ち上げてほしいと思いますが、清水さんも時間破産タイプなので、難しいでしょう。
まあ時々こうやって話すだけで満足しなければいけません。

■レネさんの悩み(2013年10月30日)
久しぶりに、「自殺者1万人を救う戦い」を制作したレネさんに会いました。
相談があると電話してきたのです。
レネさん自らが参加した映画上映会は間もなく100回目を迎えるそうです。
レネさんの強い思いが、それを実現しましたが、いささかがんばりすぎです。
しかしレネさんは、さらに広げていきたいと考えています。
それで、これからの展開に関して、汗と知恵を出せる人たちで一度、ミーティングを持とうということになりました。
汗と知恵を出したいという方がいたら、ご連絡ください。
この映画を見ていない人は、ユーチューブでアップされていますので、ご覧ください。
また、ご連絡いただければDVDをお送りします。

レネさんは、いつも明るいですが、どこかに陰を感じさせます。
その陰が気になりますが、もう少し付き合ったら、陰が見えてくるかもしれません。
いや、ないのかもしれませんが。

■新しい放射性汚染除去(2013年10月31日)
株式会社オクトの社長の田中さんが普及させたいと思っている、土壌中の放射性物質の除去方法を広げることの協力をさせてもらうことにしました。
オクトが開発した「パワーパーク」は、硫酸イオンを多く含んだ酸性の土壌改良材です
それが、土壌中の放射性物質の除去にとても効果的なのだそうです。
なぜ除染効果があるかは、学理的に解析されているわけではないのですが、田中さんが実際に試験したところ、明確に効果があったそうです。
その後、独立行政法人産業技術総合研究所で評価してもらったところ、効果ありの評価結果をもらったそうです。
その書類も見せてもらいました。
「パワーパーク」は土壌改良材なので、処理土壌が無害になり、有効に利用できるそうです。

ところが、それを採用してくれるところが見つかりません。
福島にも働きかけていますが、霞が関のお墨付きがもらえないと、助成の対象にならないので、なかなか取り上げてくれる自治体が出てきません。
それが田中さんの悔しさです。
せっかく効果があるとわかっているのに、使ってもらえない。

幸いに、私が住んでいる我孫子市はホットスポットと言われるほど汚染された地域です。
我孫子のクリーンセンターには、汚染度の高い汚泥が保管されているそうです。
それで市に協力してもらい、田中さんによる実験を開催することにしました。
11月中旬を予定しています。
関心のある方は、どうぞ一緒に体験してください。
ご連絡いただければ、日程が決まったらご連絡します。

それと、もし福島の農業関係者のグループで、そういう場を持ちたいと言うところがあれば、ご連絡ください。
友人にお願いして、少しずつ接点を取り始めていますが、どうせならドンとやりたいです。
もし関心を持ってくれる人たちが集まってもらえるようであれば、田中さんと相談して、現地での実験ができるように考えてみます。

■リード力開発道場フォーラムの13期生(2013年11月1日)
11月16日にリード力開発道場フォーラム2013が開催されます。
その中で行われるパネルディスカッションのコーディネーター役を頼まれていました。
毎年、頼まれていますが、その打ち合わせがなかなかできずにいましたが、その主催者たちが打ち合わせにきてくれました。
と言っても、ほとんど打ち合わせは行わずに、かなりラディカルな話し合いをさせてもらいました。
まあ知らない人が横で聴いていたら、私がけんかを吹っかけていたようだったでしょう。
ところが、なんと包容力のあることか、それを見事にすべて吸い込んでくれ、その後はとても深い話し合いが出来ました。
とても良い出会いになりました。
来てくれたのは、石井造園株式会社の社長の石井さんと感性アナリストの手塚さん、それに日本経営道協会の花見さんです。

石井さんの経営姿勢に感動しました。
手塚さんとは共通の知り合いがいることがわかりました。懐かしい人です。
刺激的な話で盛り上がってしまい、肝心のフォーラムのことはあんまり議論できませんでしたが、まあうまく行くでしょう。

■経営道フォーラム発表会(2013年11月1日)
恒例の経営道フォーラム発表会が椿山荘で開催されました。
今回は53期生です。
経営道フォーラムと付き合いだしてからもう25年間も経ったわけです。

基調講演はアサヒビールの荻田会長でしたが、前の約束が延びてしまい、講演を聴くには間にあいませんでしたが、ちょうど会場から出てきた荻田さんにお会いすることができました。
発表会は私の担当チームは一つだけでしたが、とても楽しくやってくれました。
メンバーは、多分、少しだけ人生を変えただろうと思います。

経営道フォーラムを主催している山城経営研究所の社長が今度、キューピーの社長だった鈴木さんに代わります。
今回から鈴木さんは参加してくれていました。
鈴木さんと少しだけお話できました。
これを契機に、少し経営道フォーラムも進化してほしいと思っています。

(2013年10月第4週)
■我孫子の魅力をどう伝えるか(2013年10月20日)
■起業を目指す桑原さん(2013年10月21日)
■久しぶりの整体(2013年10月22日)
■CF事業(2013年10月23日)
■農業は根源的基盤(2013年10月24日)
■広島の折口さんからの電話(2013年10月25日)
■久しぶりの鈴木章弘さん(2013年10月26日)
■対話法をベースにしたフォワードカフェ(2013年10月26日)
■また整体に行きました(2013年10月26日)

■我孫子の魅力をどう伝えるか(2013年10月20日)
私が住んでいる千葉県我孫子市はとても暮らしやすいところです。
都心から電車で1時間弱ですが、まだ緑もあり、手賀沼という大きな湖沼もあります。
通勤には我孫子始発の電車も多く、座って来られます。
私は転居してもう35年ほどだと思いますが、不満はほとんどありません。
いま住んでいるところは、昔、白樺派の文人たちが住んでいたあたりです。
当時に比べれば、かなり開発で変わってしまいましたが、なんとなくまだ名残はあります。

しかし、そうした我孫子の住みやすさは知られていません。
そこで市は我孫子の良さを外部にもっと知ってもらおうと考えています。
そんな話を先週、市役所の人としたのですが、まずはとっかかりに、メディアとの接点を広げていこうということになりました。
たまたま私の若い友人が、雑誌媒体を中心とした広報の仕事をしていますので、市役所の人とお引き合わせすることにしました。
最初なので、私も同席しました。
いろいろとアイデアは出てきます。

いまちょっと時間破産気味なので構想できていませんが、我孫子の魅力を高め知らせていくプロジェクトを立ち上げたくなりました。
我孫子在住の方で、もしこの記事が目に留まった方がいたら、ぜひご連絡ください。
一緒にプロジェクトを立ち上げられたらと思います。

■起業を目指す桑原さん(2013年10月21日)
私が関わっているビジネス関連の仕事に関わってくれる人を探していましたが、何人かの方の中から、もしかしたら波長が合いそうだという方が見つかりました。
桑原さんという女性です。
いま自らの事業を立ち上げ中ですが、それと並行して、私の取り組む事業にもかかわってもらえたらと思い、お会いすることにしました。
彼女はすでに、イタリアの食材やヨーロッパの雑貨の輸入事業を立ち上げつつあります。
接点ができるかもしれません。
改めてまた、関係者も含めてのミーティングを持つことにしました。

起業する人が増えています。
しかし、そこでの落とし穴は企業をモデルとすることだと思います。
個人で起業する場合、これまでの事業観は思い切り変えたほうがいいように思います。
まあ、そんなこともおいおい話し合えればと思っています。

■久しぶりの整体(2013年10月22日)
久しく整体に行っていませんでした。
今日は時間ができたので、久しぶりに行ってみました。
残念ながら私が知っていた施術師は、今日はお休みでした。
この整体院は8月に院長が変わりましたが、院長が変わると雰囲気も変わるものです。
それがよくわかります。

私の場合、特に腰痛でも肩こりでもないので、何のために整体に来るのか自分でも理解できていませんが、なんとなく最初にやってもらった院長や若い施術師が気になって通院していたのです。
それに、整体院に行くと、なんとなく地域社会の空気も感じられます。
そこに興味があるわけです。
あまり良いお客ではありません。
今日は院長が丁寧に柔らかくやってくれたのですが、私の場合、思い切り力を入れてくれないとやってもらった気分になりません。
やはり若い人に思い切りやってもらいたくなりました。
もう一度行かなければいけません。

■CF事業(2013年10月23日)
社長を引き受けたCF事業をどうするか、まだ迷いがあります。
状況がいろいろと変化するので、いささか気が滅入っています。
ビジネスをやるということは、そういうことなのでしょう。
一番の問題は、私ではない人が立ち上げた事業を引き受けたことです。
事業の実態がなかなか把握できません。
経営者失格ですが、何しろ化粧品なのでどうしても興味が持たないのです。

今日は関係者でこれからどうするかの議論をしました。
悩み多いです。

■農業は根源的基盤(2013年10月24日)
昨夜のアグリケアサロンは台風接近の中にもかかわらず11人の参加になりました。
農業と福祉のいずれの分野で、長年、実践と研究を重ねている熊本の宮田さんが「農業はなぜ根源的基盤と言えるのか」を「水」を切り口に話してくれ、それを材料に話し合いが盛り上がりました。
医療機器関係のお仕事をしているうちに食の安全性の問題に行き当たり、いまは坂戸の自分の畑で栽培したウコンなどを素材にした無添加の健康錠剤ウコッピーをつくっている宮澤さん、子育ての時に食の安全性に関心を持ち、最近は農業にまで関わりだした小林さんが初参加でした。
他にも練馬で活動している平田さん、我孫子でも音楽と農業に取り組む宮内さんも、多分このサロンには初参加でした。
最近は、農水省や農協関係の人まるいは福祉施設に関わる人よりも、むしろ新しい視点で農業に関わりだした人の参加が多くなってきました。
私が考える「大きな農業」の発想からは、とてもうれしいことですが、問題はそれをどう具体的な活動へとつなげていくかです。

宮田さんの話は、実践を踏まえての話なので、いつも説得力があります。
「農法」という言葉も今回、宮田さんから出てきました。
日本の農業の歴史にも詳しい平田さんは、専業農家は最近のものだと話してくれました。
また最近の農業はお金をかけすぎではないかという平田さんの問題提起も議論を広げましたが、それは結局、農業の工業化により、農という文化を金銭の市場にしてしまうことだったのではないかと私も意見を言わせてもらいました。
そうした動きをつくったのは、まさに「産業化志向の教育」の成果だろうと私は思っています。
その意味で、宮田さんのいう「農業は人々の暮らしの根源的基盤」という指摘に共感します。
問題は、その基盤である農を基軸にした社会の組み替えです。
福祉も教育も、今とは多分、まったく違うものになるでしょう。
そうした動きをどう生み出すか。
今各地で起こっている新しい動きを束ねる「理念」や「スローガン」が必要になってきているように思います。

いつもながら、刺激の多いサロンでした。

■広島の折口さんからの電話(2013年10月25日)
今日は台風接近というので、予定をキャンセルして在宅でした。
恒例のオープンサロンもやめてしまいました。

広島の折口さんから電話がありました。
私のブログなどを読んで、心配してくださっているのです。
たしかに最近のブログを読むと、大変そうだなと思うでしょう。
まあ事実大変なのですが、普通はそんなことはみっともないので書かないでしょう。
ところが私はどうも見境なく書いてしまうわけです。
女房がいた頃は、いつも注意されていましたが、今は注意する人もいません。

折口さんは、ブログを読んで、私を元気づけてやろうと電話をかけてきたのです。
いつも絶妙のタイミングで、折口さんは電話してくるのです。
そしてエールを送ってくれます。

しかし、少し反省しなければいけません。
困っていることを書くのはいいとしても、読者に心配させたり、気遣いをさせることになっては、いけません。
自分のことだからと言って、全てを公開するのも考えものです。
実に困ったものです。
大いに反省しました。

■久しぶりの鈴木章弘さん(2013年10月26日)
鈴木さんと会ったのは、確か、新しい保育システムを考える研究会の集まりの記録を作成してもらうことをお願いした時だったような気がします。
今は日本NPO学会の会長をやっている田中弥生さんが紹介してくれたのです。
田中さんが、実に興味深い人がいると話してくれたのですが、実に興味深い人でした。

鈴木さんは、これも興味深い宮部さんとも知り合いでした。
ヨーロッパ旅行中に、どこかで2人は出会ったのです。
それで2人で湯島にやってきて、以来、何となく付き合っています。
私の記憶に間違いがなければですが。

鈴木さんは私を老師と呼びますが、実は私にとっては、鈴木さんは老師なのです。
その生き方において、尋常ではないのです。
いや、正確に言えば、極めて尋常なのですが、今の社会が尋常ではないので、そこで尋常に生きていることが、尋常でないという意味です。
つまり、最近はきちんとした会社できちんとした仕事をしているのです。
そしてそれは鈴木さんにとっては尋常でないことなのですが、そういう尋常でない生き方に私は興味があるのです。
ややこしい書き方をしていますが、鈴木さんに会うとなぜかホッとするのです。
尋常さとは何かがわかるからです。

久しぶりに、私にとっての尋常な会話をさせてもらいました。
さて、鈴木さんはまた生き方をまた変えそうな気配です。
時代がたぶんそこまで来ているのです。
3年後の鈴木さんに会うのが、とても楽しみになりました。
そのためにも、もう3年は生きつづけないといけません。
生きる目的ができることはいいことです。

■対話法をベースにしたフォワードカフェ(2013年10月26日)
今日は対話法をベースにしたフォワードカフェでした。
桐生で対話法研究所を主宰している浅野さんが提案してくれたのです。
テーマは「自殺予防、いま私(たち)にできること」。
とても学ぶことの多いサロンでしたが、台風もあって、参加者が少なかったのが残念でした。
しかし、その分、大きな気づきがそれぞれにあったと思います。
浅野さんの対話法が着実に進化していることも実感できて、とてもうれしい気がしました。
またいつかこのスタイルでのサロンを浅野さんにお願いしたいと思いました。

そこで聞いた話を一つだけ書いておきます。
参加者の一人が、今月40万円が必要になって、そのことをクリスチャンの奥さんに話したそうです。
奥さんがどうしても必要なのかと言うので、どうしても必要だと答えると、奥さんはそれでは私も祈るのであなたも祈りなさいと言ったそうです。
そこで彼は「40万円が手に入りますように」と祈りました。
そうしたら奥さんが、そうではなく、「貧しくならないように、富めるようにもならないように、ただ安泰に暮らせるように」と祈りなさいと言ったそうです。
残念ながら、まだ40万円は手に入っていないそうですが、とても共感できる話です。

最近、私の祈りは、ちょっと間違ってきたなと反省しました。
宝くじが当たりますようになどと祈っているからです。
大いに反省しました。

■また整体に行きました(2013年10月26日)
まあここに書くほどもないことですが、整体にまた行きました。
猪原さんという若い施術士がいるのですが、先日行った時には休んでいたので、彼に会いたくなったのです。
外からのぞいたら、今日もお休みのようでした。
それで入るのを止めたのですが、歩いているとそこの施術士が追いかけてきて、猪原さんはいますよと言うのです。
しばらく会っていないうちに、彼は変貌したのです。
まあ眼鏡をかけただけですが。
それで引き返して、猪原さんに久しぶりに揉み解してもらいました。
どこも痛くないので、やってもらうと逆に痛くなることもあるのですが、まあそういうことは瑣末な話です。

これからまた時々整体に行こうと思いますが、なんで行くのかいまだに我ながらわかりません。
困ったものです。

(2013年10月第3週)
■水素にこだわるオクトの田中さん(2013年10月14日)
■台風で我孫子も水害が出ました(2013年10月16日)
■我孫子市の職員が3人、湯島にきてくれました(2013年10月17日)
■ソーシャル・ガバナンス研究会で話してきました(2013年10月19日)

■水素にこだわるオクトの田中さん(2013年10月14日)
水素イオンにこだわってきた、株式会社オクトの田中さんが湯島に来ました。
翌日、福島に行くので、その前に会いたいと電話があったのです。
福島に行くのは、田中さんが取り組んでいるイオン入りの土壌改良材が汚染土壌を除染する効果があることが実際にやってみて判明したからです。
実は、その話は以前から大宰府の加野さんからお聞きしていました。
しかし、なかなか実際に採用してくれるところが見つからないのだそうです。
今回は、実際に公的な機関で評価してもらい、お墨付きをもらってのプレゼンテーションだそうです。

私自身は、公的機関のお墨付きなどには興味がありません。
大切なのは、実際に効果があるかどうかです。
田中さんは、どこでも実際に試してみても良いですが、間違いなく除染されます、と言うのです。
田中さんの話しぶりを見て、信ずることにしました。
田中さんは嘘を言う人ではないと確信したからです。
除染は可能だったのです。

原理は簡単です。
田中さんによれば、すべての元素は水素から生まれたのだから、水素に戻すことができる。
世の中には不可逆現象もあるなどといった小理屈は、どうも田中さんには通じません。
田中さんに、天才の資質を感じました。
天才の直感は信じなければいけません。

万一、福島県が採用しない場合は、どこかで実際に見てもらい、採用してくれるところを探したいようです。
協力することにしました。
福島の二本松の有機農業研究会などに当たってみようと思います。

ちなみに、オクトが販売している水素水を飲んで、加野さんはすっかり元気になっています。

■台風で我孫子も水害が出ました(2013年10月16日)
また台風で水の被害が続出しています。
我孫子の手賀沼周辺も水があふれ、手賀沼公園は水浸しです。
こんな手賀沼公園は初めてです。
幸いにわが家は被害がありませんでした。

■我孫子市の職員が3人、湯島にきてくれました(2013年10月17日)
私が住んでいる我孫子市の市役所の人たちが3人、湯島に来てくれました。
実は私が我孫子市役所と、きちんとした関係が出来たのも、3人の職員の方が湯島に来てくれたのがきっかけでした。
当時の市長の福島さんが、総合計画の審議委員に私を推薦してくれたのだと思います。
それで企画部長をはじめとして、やはり3人の人がやってきました。
何を発言してもいいですねという確認の上で、委員にさせてもらいました。
その頃の福島さんは、ていねいに新しい我孫子市政づくりに取り組んでいました。
私もささやかに応援していました。
しかし、2期目頃から福島さんの取り組みと私の考えはずれだしてしまいました。
残念ながら、3期目で私は福島さんと意を異にし、決裂してしまいました。
その頃から、いまの副市長の青木さんとは懇意にさせてもらっていました。
青木さんは、私がやっているコムケアの発表会にまで参加してくださいました。
私にとっては、稀有な我孫子市役所職員でした。

その青木さんが、企画課長の大畑さんを紹介してくれ、大畑さんが広報室長の斎藤さんと企画課の若手の鈴木さんと一緒に湯島に来てくれたのです。
訪問のポイントは、どうしたら我孫子での暮らしの魅力を外の人たちに伝えられるかです。
住民として、私にとっても大切なテーマです。
大畑さんたちと話していて、なんだか最初のころのことを思い出しました。
何ができるかを考えようと思います。

最近、気が萎えている私に3人の人は元気を与えてくれました。
青木さんに感謝しなければいけません。

■ソーシャル・ガバナンス研究会で話してきました(2013年10月19日)
立教大学大学院博士課程で研究に取り組んでいる杉原さんから頼まれて、ソーシャル・ガバナンス研究会で話をしてきました。
研究会の代表は渡辺元さんです。
ソーシャル・ガバナンスといえば、まさに私が長年取り組んでいるテーマです。
それで、これまでいろいろと話をして来た時のパワーポイントを再編集して、私の活動の総集編を作成しました。
そして、これまでの実践も含めて、話をさせてもらいました。

私のソーシャル・ガバナンスの捉え方は、ガバナンスこそがソーシャルというものです。
言い方を換えれば、私たち一人ひとりが支え合うことが、ソーシャル・ガバナンスということなのです。
まあこれではなんだかわからないでしょうが。
私のテーマである「コモンズの共創」は、実はソーシャル・ガバナンスと同義語でもあるのです。

久しぶりに3時間、カジュアルに話をさせてもらいました。
たまには話をするのもいいものです。
私のソーシャル・ガバナンスの考え方は、またブログに書くことにします。

(2013年10月第2週)
相変わらず状況に飲み込まれながら漂流している感じです。
秋を楽しむ気持ちにはまだなれずにいます。
今週体験した「パブリック」「コモンズ」「プライベート」の3つのセクターそれぞれに関わる話を報告します。
来週はその3つのセクターをリフレームしようという話をソーシャル・ガバナンス研究会で話させてもらう予定です。
■特別支援学校「永福学園」に伺いました(2013年10月9日)
■モンドラゴンをテーマにした支え合い共創サロン(2013年10月10日)
■フランスのキャロルフランク社との契約(2013年10月11日)

■特別支援学校「永福学園」に伺いました(2013年10月9日)
まずは、パブリック、行政との接点です。
実に思いもかけないことがきっかけになって、特別支援学校の都立永福学園高等部の技術支援科とつながりができました。
それで挨拶も兼ねて、学園を見せてもらいに行きました。
とても気持ちのいい学校で、都内では一番大きな特別支援学校の一つだそうです。
卒業生の就職率は98%と聞いていましたが、納得できました。

教室では生徒からのプレゼンテーションを受けたり発表会を聞かせてもらったりしましたが、一番、感激したのは生徒たちが廊下ですれ違っても、教室に入っていっても、大きな声であいさつをすることでした。
広い校舎はとてもきれいでしたが、それもまた「ビルクリーニング」の実習で生徒たちが掃除しているのだそうです。
生徒たちがやるカフェもありました。
校舎全体が実習の場になっているのです。
もちろん見学者も巻き込まれているわけです。

そのカフェで、お2人の先生からお話を聞きました。
実は最近かなり落ち込んでいましたが、元気をもらいました。
学校全体が、世間とは違い、実に爽やかで素直で、健やかな気に覆われていたからです。

少し忘れかけていたことを思い出しました。
その一方で、行政がやっていることと民間がやっていることとの違いもまざまざと実感させられました。
いささか複雑な気分です。

■モンドラゴンをテーマにした支え合い共創サロン(2013年10月10日)
次はコモンズの世界の話です。
モンドラゴンに学ぶサロンは15人を超える人からの申し込みがあり、湯島に入れるか心配しましたが、結局、13人でした。
生活クラブ共済連の伊藤さんから、モンドラゴンに行ってきた報告をしてもらい、それに基づいて話し合いました。
湯島の集まりの特徴として、実に多彩な人たちが集まるので、議論は刺激的でした。
モンドラゴンは協同組合や社会的経済などに関心のある人には有名すぎるほど有名ですが、昨夜は名前も初めて聞いたという人もいて、それが議論を深くしたように思います。
伊藤さんの報告はとても示唆に富むもので、モンドラゴンに憧れていた私には、がっかりする話もあったのですが、批判的な視点を得ることができたのはよかったです。
私はほれ込むとすべてが良く見えてしまうタイプですので。

株式会社は資本(金)が主役で労働(人)は道具だが、労働組合は労働(人)が主役で資本(金)が道具ですが、モンドラゴンはそこがまったくぶれていないと伊藤さんは話してくれました。
そして、組合員の雇用を良質両面で守るために、株式会社の手法も貪欲に取り組んでいるのだそうです。
そして、バスク地方はもちろんスペインを超えて、いまや多国籍企業化しているといいます。
小売分野では、モンドラゴンの経営するエロスキ生協は、いまやウォルマートに次ぐ世界第2の規模だといいます。
そういう話を聞くと、「モンドラゴン。おまえもか!」と言いたくなりますが。
組織と個人の生活のどちらを基軸にするかは、私の大きな関心事ですが、その意味ではモンドラゴンはもう理念を失っているかもしれません。

みんなで話していて、私が気がついたことがもうひとつあります。
サロンでも発言させてもらいましたが、私たちの頭は完全に金銭資本主義に洗脳されていて、もしかしたら「新しい試み」や「善意の取り組み」を素直に受け容れられなくなってきているのかもしれません。
昨夜のみなさんの反応は、私には懐疑的過ぎるような気がしました。
たとえば、アメリカの大企業からスカウトされてモンドラゴンに入った人がいますが、報酬は激減します。
本当にそれでスカウトできるのか、表に出ないところで何かメリットがあるのではないか、などという勘繰り的な議論もありました。
まさに自らがお金に毒された発想です。
金銭報酬がすべてだと思っているのは、実は私たちのような「金持ちを支えている労働者」たちで、お金持ちは実はそうは思っていないのかもしれません。
まさにモンドラゴンは、多くのことを私たちに突きつけています。

ちなみに、いうまでもありませんが、モンドラゴンは労働者協同組合ですが、組合員の報酬は株式会社より高いそうです。
それはそうでしょう。
だれもピンはねしていないのですから。
私たちは、そんな簡単なことまで気が付かなくなっているのです。

実に困ったものです。

ちなみに、関連した記事をブログに書きました。
洗脳されることの恐ろしさパート2

■フランスのキャロルフランク社との契約(2013年10月11日)
最後は、プライベート、つまりビジネスの世界です。
フランスのキャロルフランク社の創業者の息子、フランク・ベネットさんが来日しました。
いろいろと複雑な経緯があって、その会社の化粧品などの国内での独占輸入販売権を取得する契約をすることにしました。
20年ぶりに本格的なビジネスへの復帰です。
私以外の人にやってもらいたかったのですが、途中でとんでもないどんでん返しもあり、意図に反して私がやることになりました。

久しぶりにビジネスミーティングでしたが、カジュアルにやらせてもらいましたが、これで大きな責任が発生してしまいました。
どうしてこうなってしまったのか。
人生はなかなかうまく行きません。

さてこれで名実ともに社長です。
これまではいろいろと関係者も多かったので、あまり書きこみはできませんでしたが、これからはこの関係も少しずつ報告していきます。
それなりのドラマでしょうから。
扱う商品は、フランスのエッセンシャルオイルベースの化粧品“キャロル・フランク”です。
私のところでも直売する方法も考えます。
購入してもらえると私にはうれしいです。
ぜひよろしくお願いします。
しかし、何しろ化粧品ですから、このサイトの読者には縁遠いかもしれませんね。

(2013年10月第1週)
今週はストレスの多い週になってしまいました。
ストレスとは無縁の話だけ書きます。
■久しぶりの塩尻さん(2013年9月30日)
■加納さんとのコラボ(2013年10月2日)
■「隼人狗吠考」(2013年10月4日)
■経営道フォーラム合宿(2013年10月4日)

■アートな散歩市(2013年10月5日)
■アートな散歩市2日目(2013年10月5日)

■久しぶりの塩尻さん(2013年9月30日)
いま関わっている問題に関して、専門的な視点からのアドバイスを受けようと、税理士の塩尻さんに久しぶりに会いました。
塩尻さんとはもう10年以上、お会いしていませんでした。
リンカーンクラブの武田さんの友人なので、その関係で何回かお会いしているはずです。
もうお仕事はほぼ引退されていますが、いろいろとアドバイスをもらいました。

アドバイスもさることながら、古い友人に会うのはうれしいものです。

■加納さんとのコラボ(2013年10月2日)
コムケアの活動をいろいろと一緒にやってきた加納さんと最近はなかなかお会いする機会がありません。
ようやく最近またある共通の課題でお役に立てるかもしれないので、まあそれを口実にお会いしました。
その話は、まあ方向が少し見えて、ささやかにお役立ちできそうですが、話しているうちにもうひとつのコラボレーションテーマが見つかりました。
もしかしたら年内に加納さんとまた一緒にある集まりが出来るかもしれません。
最近、新しいイベントに取り組む気力が萎えていましたが、これを契機にまた少し動き出せるかもしれません。

■「隼人狗吠考」(2013年10月4日)
京都の高林さんから送ってもらっていた「隼人狗吠考」という論文を読みました。
実は2回ほど、読み始めてダウンしていたのです。
今回は完読できました。
それは10月2日に行われた伊勢神宮の遷御の儀の始まりで発せられた「カケコー」という神への呼びかけが、その気を起こさせてくれたからです。
儀式の時に発せられる掛け声は、とても興味あることです。

この論文は、高林さんが、若い頃、取り組んでいた研究の成果です。
その後、ご両親の介護などで、高林さんは人生を変えられていますが、40年前の高林さんの熱意が伝わってきます。
高林さんが本格的に古代史に取り組んでいたのがよくわかります。

最近、「言霊とは何か」と言う本も読んだところですが、言葉は実に不思議なものです。
昔は、言葉を通して、人と神が通じていたと思うと、わくわくします。

■経営道フォーラム合宿(2013年10月4日)
箱根ホテル小涌園で、経営道フォーラムの仕上げの合宿でした。
わがチームは、「チャレンジを促す企業文化」をテーマにして半年、研究してきました。
私のアドバイスは、常に「自らの問題として考えよう」でしたが、かなりその姿勢で取り組んでくれました。
報告書はどうなるか少し心配ですが、参加メンバーがそれぞれに大きな気づきを持ってもらえれば、私としてはもう大満足です。
みんなとても良い活動をされてきたことがわかったので、安心して合宿なのに宿泊せずに、温泉にも入らずに、帰ることにしました。
ちょっと残念でしたが。

■アートな散歩市(2013年10月5日)
今日は地元の「アートな散歩市」でしたが、あいにくの前でした。
午後から近くに住む杉田ご夫妻が工房にやってきて、タイルづくりに挑戦しました。
もう1人、タイルとは関係なく、西東京市から思ってもいなかった人が、今日は私が自宅にいることを知ってやってきてくれました。
経済同友会の太田さんです。
久しぶりです。
タイルづくりを終えた杉田ご夫妻も一緒に、みんなで話していたら6時近くになってしまいました。
杉田さんは東大の先生で、惑星がご専門で、最近のロシアに隕石が落ちた時には、その解説でテレビにも引っ張り出されていました。
パートナーのローレンさんは、和紙をアメリカに輸入販売する仕事をしています。
実に面白い組み合わせですが、話が止まりませんでした。

明日は誰が来るでしょうか。
晴れるといいのですが。

■アートな散歩市2日目(2013年10月5日)
今日は雨が降らなかったので、庭での散歩市カフェが予定通り開けました。
来ると言っていた「予約客」は来られなくて(お一人はたぶん音楽の演奏で忙しかったのでしょう)、逆に今日もまた意外な人が来てくださいました。
そういうところが、カフェの面白さです。
またこれも偶然なのですが、午前中に来てくださった3人のみなさんは、話していたら、意外にもみんなつながっていました。
今日は、ほとんどが我孫子市の人だったので、昨日とは違った意味でいろいろと話ははずみました。
こういうさりげない出会いの場があるといいねとお一人が言ってくださいました。
地元でのサロンも考えたくなりました。

(2013年9月第4週)
ようやく秋です。
■忘れていたお彼岸(2013年9月23日)
■エレガンス会長の棚沢さんに会いました(2013年9月25日)
■第2回箸ピーサロン(2013年9月25日)
■またまた難題です(2013年9月26日)
■オープンサロン(2013年9月27日)
■自殺未遂者吉田銀一郎さんのサロン(2013年9月28日)

■忘れていたお彼岸(2013年9月23日)
うっかりお彼岸を忘れていました。
まあ、私の場合は、毎日お彼岸のような気分ですので、あまり意識していなかったのです。
あわててお墓参りに行きました。
お墓は彼岸の入りとは少し違い、さほど人は多くはなかったです。
お墓の前で、般若心経を唱えてきました。

■エレガンス会長の棚沢さんに会いました(2013年9月25日)
いま取り組んでいる化粧品事業の再生に関連して、事業を買ってくれる人を探し出しました。
わたしがもう10歳、若ければ自分でやってもいいのですが、いささか年を取りすぎました。それに、化粧品分野は全く関心のないテーマなのです。
なんとか事業スキームを整理し、事業売却できるぎりぎりのところまで来ました。
いますでに関心を持ってくれている人もいますが、棚沢さんにも応援を頼むことにしました。
棚沢さんに頼めば鬼に金棒です。
問題は時間がないことですが、即決で決められる人を紹介してもらうことにしました。
思いのある人ならかなり面白い商材なのです。

どなたか関心のある方がいたら、ご連絡下さい。
内容をご案内します。
10月5日まで、エントリー可能です。

■第2回箸ピーサロン(2013年9月25日)
第2回目の箸ピーゲームサロンでした。
箸ピーゲーム初体験の人も含めて、7人が参加しました。
最初の自己紹介も話題豊富で1時間もかかってしまいました。
つづいて国際箸学会理事長の小宮山さんから「箸の話」をお聞きしました。
いつもながら思うのですが、小宮山さんの箸への思いは深いです。
本業の会社経営のほうでは、40周年記念に、海外のお客様に名前入りの箸をプレゼントするそうで、サンプルを見せてくれました。
箸の文化には、実に深いものがあります。
学校で箸使いなどを子どもたちに指導されている鈴木さんは、最近の子どもたちの話をしてくれました。
小暮さんは、箸ピーゲームでいろいろとできることがあるのではないかと仲間と取り組み仲だそうです。

話し合いの後、全員が箸ピーゲームを4回ずつやりました。
写真は左手で箸を使い。ピーナツを1分間で移動させるゲームをやっています。
左手を使うのは本当に難しいです。
ちなみにこの写真で真剣にゲームに取り組んでいるうちの2人は企業の社長です。
箸ピーゲームでは社長であろうと誰であろうと同じになるのもいいところです。
今回はだれも100を超えられませんでした。
前回112の記録を出した小宮山さんも100に届かず、「なぜ今日はダウンしたのだろうか?」と何回も言っていましたが、記録に影響を与える要因を考えるのも興味のあるテーマです。
私は最初やった時からほとんど進歩せず、います。
1分間のゲームですが、かなり精神を集中させますので、4回もやると疲れます。

終わった後、どうしたらこのゲームの良さを多くの人に知ってもらうかなどについて話し合いました。
次回の日程はまだ決まっていませんが、決まりましたら、またご案内します。

■またまた難題です(2013年9月26日)
またトラブル発生です。
ビジネスの関係なのですが、つい2週間ほど前に約束したことが守ってもらえていないということが発覚しました。
これで何回目でしょうか。
しかし、人生にはそんなことはよくあることですから、仕方がないのですが、問題は相手の状況です。
ほんの僅かばかりの資金調達もできなくなっているようです。
中小・零細企業はそんなもので、以前、5万円の資金がなくてやってきた人がいます。
なかには数十万円で自殺を思い立つ人もいるようです。
なまじそんなことを知っているために、ついつい相手の言い分にほだされてしまい、今や私の債務(言い方を変えると債権ですが)はかなりのものです。
さて今回はどうしましょうか。
電話での話ですが、相手はかなり疲弊しています。
宝くじが当たればぽんと提供できますが、宝くじを待っている人は大勢いるようで、私には順番が回ってきません。

しかし、こういう活動をしていると、世の中の実相がよくわかります。
景気が良くなったなどと浮かれている人は、どうも私とは別の世界の人のようです。
でもまあ、そういう人とも付き合いがありますので、その温度差で疲れます。
私はいったいどっち側の人でしょうか。
どちら側も、私には疲れる世界になってきました。

■オープンサロン(2013年9月27日)
今月のオープンサロンは、話が盛り上がって、なかなか終わらずに、9時半になったので打ち切ったほどです。
盛り上がったのは、デザインで何ができるかという話です。
久しぶりに参加した長沼さん(前回参加時は高校生でした)が、デザインで社会を変えていきたいと、いま立ち上げを構想しているNPOの話をしてくれたのがきっかけでした。
長沼さんは、子どもの頃からルイジ・コラーニのファンだったそうですが、話の最初がコラーニの作品だったために、みんなに火がついてしまいました。
まあ。その世代の人が多かったという話なのですが。
以前、カーデザイナーだった岸田さんやマーケティングに詳しい小林さんも参加していたので、話はとても面白く、終われなくなってしまったのです。
デザインの話に行く前にも、憲法9条やものづくりやパパ友ネットワークなどの話もありました。
またサロンが始まる前に、箸ピーゲームもやってしまいました。
ところがこれが思った以上に受けてしまいました。
初めての挑戦なのに、左手で49の記録を岸田さんがだしました。

箸ピーゲームは、なぜか最近、手ごたえがあります。

■自殺未遂者吉田銀一郎さんのサロン(2013年9月28日)
今月のフォワードカフェは自殺未遂者の吉田さんを囲むサロンでした。
話題とゲストの関係で、腰が引けたのか、参加者は少なかったですが、その分、じっくりと話せました。
そして、そのおかげで、当の吉田さんに大きな変化が起きることになりました。
これからは自殺未遂者ではなく、支援者に意識を変えていこうという決断をされたのです。

吉田さんとの付き合いは、3年を超えると思いますが、私にはには、実に嬉しい日になりました。
最初に吉田さんに出会った時には、クレイマー的な噂さえありました。
しかし直接会ってみると、明るく、ものわかりがいい人物なのです。
それから二人だけのミーティングを何回か持ちました。
そして、その後、彼もスピーチしてもらうフォーラムを開催。
それを契機に始まったフォワードカフェの常連になったのです。
しかし、なかなか過去を見る姿勢から抜けられずに、いささか周辺からは疎まれがちでした。
でももう大丈夫でしょう。

次回のフォワードカフェは、10月26日です。
次回は、対話法研究所の浅野さんが幹事役で、これまた一味違ったカフェサロンになるだろうと思います。
よかったらご参加ください。
誰でも大歓迎です。

(2013年9月第3週)
今週はちょっとビジネス関係のことでばたばたしていました。
まああまりここに書ける内容ではないので、省略します。
■台風18号襲来(2013年9月16日)
■水野さんの憂鬱(2013年9月18日)
■ヌリさんの新体験(2013年9月19日)
■國分さんのいさぎよさ(2013年9月20日)
■いしどさんへの心配(2013年9月21日)

■台風18号襲来(2013年9月16日)
台風18号が日本列島を縦断しました。
滋賀、福井、京都に大きな被害を起こしました。
嵐山の渡月橋が一部水没しそうになり、周辺には水が溢れ出しました。
天龍寺が心配でした。

我孫子も一時風と雨が凄かったですが、被害はありませんでした。
最近は大雨と竜巻などで各地に被害が続出です。

■水野さんの憂鬱(2013年9月18日)
水野さんが湯島に来ました。
水野さんは、大企業の社長ですが、前社長の急逝のために社長になってしまった人です。
本当は、そろそろ会社を辞めて、社会活動などをしたいといっていたのですが、運命は皮肉なものです。
社長業は大変でしょうが、もともと誠実なタイプの水野さんは几帳面にこなしているはずです。
会社の社長業の他にも、業界団体の役職も引き受けざるをえないようで、今日、あいさつ回りで上京したついでに湯島に寄ってくれたのです。
私がいくつか相談に乗ってほしいことがあったからです。

思いのほか、元気そうでしたが、来るや否や、社長業は向いていないと言いました。
大体において、向いていないと言う人は本来は向いているのです。
当分辞められないですね、と言ってしまいました。

しかし、私が思っている以上に大変そうです。
頼もうと思っていたことも、ちょっと頼みずらくなって、また半年後に頼もうと思いなおしました。
社長業は大変です。

■ヌリさんの新体験(2013年9月19日)
金ヌリさんが、娘のスペインタイル工房の教室にくるというので、一緒に娘の連れ合いがやっているイタリアンレストラン「エヴィーバ!」で食事をしました。
ヌリさんはヴェジタリアンなので、食事が大変ですが、イタリアンであればいろいろと工夫してもらえます。
エヴィーバ!は、手づくりパスタですので、とても美味しいのです。
パスタもたくさん種類がありますので、私などは迷ってしまいますが。

ちょうど娘たちも時間がとれたので同席してもらいました。
予約していたのでよかったのですが、今日は満員で、私たちが食事をしている間にも3組のお客様をお断りしていたほどでした。
前回、食事に行った時には、私たち意外は一組だけだったこともあり、心配していましたが、レストランは日によってこうも違うのかと改めて実感しました。
外食産業の経営はやはり難しそうです。

韓国での食事ルールなど、ヌリさんと娘たちはいろいろと話が弾んでいました。
私が入る余地はあまりありません。
ヌリさんは、毎日、論文や研究で大変なようなので、今日は息抜きになったでしょう。
ともかくよく話しました。

ヌリさんは今日は2枚のタイルを完成させましたが、次回は本格的な作品に取り組むそうです。
ヌリさんの日本での父親役の、岐阜の佐々木さんにヌリさんの作品の写真を送りました。

■國分さんのいさぎよさ(2013年9月20日)
國分さんは、ニューヨーク州認定のマッサージセラピストです。
私を通して知り合った人とトラブルが発生してしまいました。
それで、その話し合いに同席してくれないかと頼まれました。
その相手からも、同席を依頼されました。

実は以前同じような話で、仲裁役になったことがあります。
その時には、それなりの時間とエネルギーを投入したのですが、仲裁はいずれにも不満を残すもので、結果的には註災厄にうまく利用されただけで、後でいささか不快感が残りました。
仲裁中は、双方から少しちやほやされましたが、終わった途端に縁がなくなりました。
ですから今回も、そうなりかねずに、気がすすまなかったのですが、双方から仲裁ではなく、中立的な立場で、ただ聴いてもらえれば良いといわれたので、同席することにしました。

話しあいは、1時間半ほどでしたが、聞き役に徹するのは難しく、ついつい口を出してしまいました。
双方の波長があまりに違っていたためですが。
結果的には問題は解決しました。

その話は話し合い当事者お2人の問題なので、書く訳には行きませんが、私が感心したのは、國分さんの潔さです。
主張すべきことを主張し、しかし、最後には相手の言い分を〈不満を表明しながら〉すべて受け容れたのです。
國分さんと知り合ったのは、アフリカのバックパック旅行から帰ってきた時です。
それから少しして、今度はアメリカに行くといってきました。
世界を自由に歩き回りながら、自分を育ててきた人です。

同席させてもらったおかげで、私もたくさんのことを学ばせてもらいました。

■いしどさんへの心配(2013年9月21日)
歯医者さんに行きました。
小さな虫歯の治療ですが、実にていねいなのです。
それもきちんと説明してくれますので、歯の治療のことがわかって面白いのです。
いつもとてもていねいに説明しながら治療してくれます。
あんまり大変そうなので、治療後、大変ですね、適当でよかったですのに、と言ったら、それではまた取れてしまいますよと言われました。
取れたらまたきますとは、さすがにいえませんでした。
虫歯の部分を情報供した後、菌が残っていないかどうか薬で検査し、残っていないとなってようやく詰め物をし、底にもノモスが付着しないように磨き上げ、仮の冠をはめて、次回は正式に型をとった冠をかぶせると言うわけです。

しかしこんなにていねいに治療や予防行為をしていたら、みんな虫歯にならずに、お客さんが減るのではないかと心配になりました。
その懸念を伝えると、それでいいのですと言われてしまいました。
ますますこの歯科クリニックが気に入りました。
我孫子の手賀沼公園の近くにある、いしど歯科クリニックです。

(2013年9月第2週)
■LLP SPM研究所が発足しました(2013年9月9日)
■PPとKJとのミーティング(2013年9月9日)
■支え合い共創ネットが立ち上がりました(2013年9月9日)
■『9/11爆破の証拠―専門家は語る』(2013年9月11日)
■手足がしびれています(2013年9月11日)
■アークランドの仮屋ご夫妻に会いました(2013年9月13日)
■阿部さんの相談(2013年9月13日)
■放射線セシウムの除染(2013年9月13日)

■今城さんが帰国しました(2013年9月14日)

■LLP SPM研究所が発足しました
(2013年9月9日)
佐々木憲文さんと2人で、新たにLLP(有限責任事業組合)を発足させることになりました。
と言っても、実はほぼすべて佐々木さんがやってくれて、私は怠惰な寄生パートナーです。
この構想は、実は佐々木さんは以前からお持ちでしたので、私にはうれしい話です。
問題は何をやるかですが、これも佐々木さんにお任せしています。
佐々木さんは、岐阜が本拠地ですが、LLPが出来たので、東京に来る機会が増えるかもしれません。

ちなみに、SPMとは佐々木さんのSと愛犬のパルとミホの頭文字なのです。
一応は、ソーシャル・プロフィット・マネジメントのようですが。
そういう命名は、実に良いですね。

さて、何が始まるでしょうか。
楽しみです。

■PPとKJとのミーティング(2013年9月9日)
実は私はいくつかの会社の社長もやっています。
コンセプトワークショップを含めて、これまでそうした会社から社長報酬をもらったことはなく、逆にそれなりに金額を徴収されています。
だから社長は辞めたいのですが、いろいろと事情があって、辞められません。
そのひとつが、パーソナルパーソンズ株式会社(PP)です。
この会社はフランスの基礎化粧品を扱っています。
これが、この1年半、私の生活を壊してきてしまった張本人です。
事業をやりたくて関わったのではなく、相談に来た人を支援しているうちに引きずり込まれたのです。
しかし、たとえどんな問題であろうと、湯島に相談に来た人は放置はできません。

その一番大きな取引先が、KJ社です。
ビジネスの話なので、勝手なことは書けませんが、いまその会社とかなりシビアな関係にあります。
シビアだからと言ってけんかしているわけではありません。
競争するビジネスの時代は終わったと私は考えていますので、たとえ利害関係が相反する場合も、お互いに支え合う方策を考えるのが、私の姿勢です。

その会社は経営者が変わりました。
前の経営者には見事に裏切られ、わが会社も損害を受けました。
新しい経営者との付き合いはまだ1か月足らずです。
彼らの苦しい状況に触れると、また前回のように過剰な協力をしてしまいそうです。
直接会うとどうしても情にほだされるので、会いたくないのですが、また会ってしまいました。
そしてやはり情にほだされてしまいました。
さてさてどうなりますか。
しかし、もうこれ以上、悪くはならないでしょう。
たぶんお天道様が見ていてくれています。

■支え合い共創ネットが立ち上がりました(2013年9月9日)
また新しいネットワークを立ち上げてしまいました。
これまで2回、協同組合サロンをやりましたが、そこから生まれたネットワークです。
とりあえずの名称は「支え合い共創ネット」です。
最近、支え合いと言う言葉はコムケア専用にしておきたかったのですが、どうも私が関わるネットワークはつめていくと「支え合い」になるようで、私以外の人からいつも「支え合い」というタイトルの提案があるのです。

これまでの集まりでは、協同組合に焦点を置いてきましたが、ほかにも共済活動や相互支援の市民活動、最近では、地域通貨による新しい動きも広がっています。
また日本には、これまでも「頼母子講」とか「もやい」とかといった仕組みもあります。
フランスから始まった隣人祭りのような動きも広がっています。
そうしたものも視野に入れて、これからの私たちの生活のありかたや社会のあり方を意識しながら、「支え合いの文化と仕組み」を考えていく予定です。

今日はその最初の集まりでした。
さまざまな立場の人が参加し、それぞれが問題意識を披露しあいました。
怒れる教授、本間さんから、現実的な話題(JA共済連と東京海上日動の業務提携は協同組合を破壊する!)が提起されたため、その話で盛り上がってしまいました、
そのため、このネットワークそのものをどう展開させていくかの話し合いがあまりできませんでしたが、メーリングリストと毎月の集まりは継続することになりました。
当面は、事務局は私がさせてもらう予定です。

当初は学びあいの場になるかと思いますが、できるだけ早く、何らかの実践にまで持っていければと思います。
メーリングリストに参加ご希望の方は、登録アドレスを私までご連絡ください。
現在、メーリングリストには全国25人の人が参加しています。
誰でも歓迎の、開かれたプラットフォームにしていくつもりです。
次回は10月10日に、モンドラゴン協同組合をテーマにします。

■『9/11爆破の証拠―専門家は語る』(2013年9月11日)
9.11事件から12年が経ちました。
なぜかほとんどのマスコミが話題にしていません。

最近、『9/11爆破の証拠―専門家は語る』という記録DVDが話題になっています。
その60分短縮版がネットで無料公開されています。
ちょっと長いですが、日本語字幕版ですので、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0d5L8gzIsT8
9.11事件は、決して「過去の事件」でも、「彼方の事件」でもありません。

■手足がしびれています(2013年9月11日)
昨日からどうも手足に軽い痺れを感じます。
それもとても嫌な感じのしびれです。
医者に行こうかと思ったのですが、今日は辞めました。
明日も明後日も、用事が入っているので、行けないかもしれません。
こういうかたちでタイミングを失して、後で後悔するのが人間なのでしょうね。
困ったものです。
まずは明日、整体にでも行ってみようかと思います。

■アークランドの仮屋ご夫妻に会いました(2013年9月13日)
ある方の紹介で、アークランドの仮屋ご夫妻に会いました。
ボランティアシップとビジネスセンスを兼ね備えたご夫妻でした。
ビジネスの用件でお会いしたのですが、お会いした途端に、なぜか心が開かれてしまい、ビジネスと言うよりも、気持ちのいい時間を過ごさせてもらいました。
肝心の用件は用件として、良い出会いに恵まれるとうれしいものです。

■阿部さんの相談(2013年9月13日)
成田で若者自立支援の活動に取り組んでいる阿部さんがやってきました。
最近再婚されたのですが、奥さんと一緒に来ると言うので楽しみにしていたのですが、来たのは阿部さん一人でした。
困ったものです。
阿部さんは、自分の生き方のモデルは佐藤さんだといってくれるのですが、どこかで勘違いしているような気がして、会う度に違うんじゃないのと話すのですが、話せば話すほど、そういう思いを強めてしまうようです。
これまた困ったものです。

今日もまた、これからの活動についていろいろと話し合いました。
阿部さんの持ち味をどう生かすが、その参考になればと思い、今回は初めて本を推薦しました。「ワークシフト」です。
阿部さんの思いは良いのですが、全人格的に踏み切らないと前には行きそうもありません。
今日はそれなりに少し蹴飛ばしたつもりですが、あんまり伝わっていないかもしれません。
実に困ったものです。
きっとまた来月も来そうです.

■放射線セシウムの除染(2013年9月13日)
放射線セシウムの除染に関する研究に取り組んでいる神戸の田中さんから資料などが届きました。
兵庫県の協力を得て、その効果はかなり実証されてきていますが、田中さんが開発した除染方法はなかなか広がりません。
いままでもいろいろと話はあったようですが、除染事業の世界に入るのはなかなか大変そうです。
福島で実際に採用してくれるところを探しています。
お心当たりの方がいたらご連絡ください。
詳しい情報をご連絡します。

■今城さんが帰国しました(2013年9月14日)
すっかり忘れてしまっていたのですが、昨夜、今城さんからメールが来ました。
今城さんも、あるビジネスの関係で先月お会いしたのですが、私にはまったくと言っていいほど無縁な世界の人です。
代官山でエステサロンを開いているのです。
先日、ビジネスの用事で、そのサロンをお伺いしたのです。
これまた初対面なのに、心が開いてしまいました。

フランスに行っていたのですが、昨夜、帰国されたそうです。
帰国したら翌日、会う約束をしていたのです。
約束は守らなければいけません。
それで午前中、時間をつくって湯島で会いました。
私の場合、ビジネスの話もどうも冗長になってしまいます。
一昨日、お会いした仮屋さんの時もそうでした。
今回も、あんまりビジネス的でない話し合いになってしまいました。
困ったものです。

今城さんからお土産のリヨンのボールペンをもらいました、
リヨンは昔、大変な思いをしそうになった懐かしいところです。
そういえば、先日お会いした仮屋さんは、福島の西郷村にホテルを持っています。
西郷村。ここもちょっと思い出があるところです。
人の縁は、やはり繋がっているのです。

(2013年9月第1週)
急に秋になりました。
山積みの課題はほぼ消化しましたが、夏の疲れがでてきたせいか、あんまり調子がよくありません。
■社会教育への寄稿(2013年9月2日)
■妻の7回目の命日(2013年9月3日)
■コムケア関西交流会が続いています(2013年9月3日)
■田中弥生さん×佐々木憲文さん×小宮山栄さん(2013年9月4日)
■箸ピークラブができないのにいろいろと動き出しています(2013年9月4日)
■松下むめの様の教えが、高齢者の在宅医療・福祉・介護を変える(2013年9月5日)
■太陽からのお裾分けを楽しむ会を立ち上げました(2013年9月5日)
■大西恒機さんの「日本から世界を変えよう 希望」(2013年9月6日)

■社会教育への寄稿(2013年9月2日)
久しぶりに「社会教育」に寄稿しました。
「企業人の退職後の生き方」です。
編集長の近藤さんに頼まれたのです。
PDFでアップさせてもらいます。

■妻の7回目の命日(2013年9月3日)
妻の7回目の命日です。
朝、お墓参りにいった後は自宅にいました。

佐々木さんとヌリさんが供花に来てくれました。
ヌリさんは韓国からの留学生ですが、わが家に来るのは初めてです。
カサブランカの大きな花束を持ってきてくれました。
彼女は完全なベジタリアンなので、メニュー探しが大変なのですが、手っ取り早くお蕎麦にしてしまいました。

滋賀の節子の友人たちからは、胡蝶蘭が届きました。

また花の香りが部屋を満たしだしました。
書き送れていた「妻への挽歌」(ブログ)が漸く追いつきました。
挽歌の番号と妻がいなくなってからの日数を一致させているのです。
今日は2193日目です。
妻の挽歌も2193回になりました。

■コムケア関西交流会が続いています(2013年9月3日)
コムケア関西交流会が松木開催されることが定着化しました。
今回は、群馬の浅野さんや広島の米山さんも参加してくれました。
あゆみあいネットの岡崎さんも参加してくれたようです。
私は、妻の命日で参加できませんでしたが、もう大丈夫でしょう。
とてもうれしいです。

■田中弥生さん×佐々木憲文さん×小宮山栄さん(2013年9月4日)
先日、相談にやってきた田中さんが、また相談したいことがあると湯島に来ました。
先日も感じましたが、田中さんは少し疲れているようです。
まあ本人は認めないでしょうが。

相談は、ある状況を変えていきたいという話でしたが、私からすれば、もう15年ほど前には予感していたことです。
日本のNPOの方向性にまつわる話です。
田中さんは、この数年、じつによく頑張っています。
疲れるはずです。

湯島は不思議な空間で、結構居心地が良さそうで、長居する人も多いのですが、今日の田中さんはまた予定を超えて、長居しました。
午後の予定まで電話で変更していましたが、やはりよほど疲れているのでしょう。
疲れている時は休むのが良い。

田中さんと話していたら、昨日、わが家の来た佐々木さんから電話があり、近くにいるので寄ってもいいかと言うのです。
佐々木さんが娘のように可愛がっているヌリさんは、東大の大学院にいるのですが、田中さんはそこで講義を持っていて、実はとても面白い出会いの話があるのです。
それも会って、佐々木さんを田中さんに引き合わせたく、寄ってもらうことにしました。
お引き合わせだけのはずが、協同組合の話から、お2人の話がまた盛り上がってしまいました。
そのうちに、さらにややこしいことに、国際箸学会理事長の小宮山さんまでやってきました。
先週、九州に箸ピーゲームの普及活動に行ってきた報告をしにきたのです。
折角なので、箸ピーゲームを田中さんにやってもらおうということにしたのですが、予想に反して、田中さんが箸ピーゲームに乗ってしまったのです。
かくして誰も帰らずに、みんなで4時半まで、実に「まったりした」時間を過ごしてしまったのです。
それにしても田中さんが箸ピーゲームをあんなに喜んでやるとは、やはりかなり疲れています。

実はその後、ビジネスがらみのミーティングだったのですが、すっかり気分がやわらいでしまい、予想に反した展開になってしまいました。
まあ、何とか乗り切りましたが。

■箸ピークラブができないのにいろいろと動き出しています(2013年9月4日)
箸ピークラブの立ち上げが遅れていますが、それにお構いなしに、動きが出てきています。
先週、福岡で小宮山さんが権藤説子さんと杉尾さんに会ってきました。
それで福岡支部が立ち上がりそうです。
なんと権藤さんが支部長です。

前回の箸ピーサロンに、わざわざ神戸から参加してくれた吉田高子さんは、アジアの若者たちの集まりで、箸ピーゲームをやってもらったところ大好評だったそうです。
11月には、東京でその報告会を開催する予定です。

やはり西日本のほうが「ノリ」がいいです。
はやく箸ピークラブを立ち上げないといけません。

■松下むめの様の教えが、高齢者の在宅医療・福祉・介護を変える(2013年9月5日)
NPO法人デイコールサービス協会理事長の松本敏さんが大阪で、「松下むめの様の教えが、高齢者の在宅医療・福祉・介護を変える」と題する講演会を開催しだしました。
以前から、そういう話をする場をつくってくれと言われていたのですが、なかなかつくれずにいました。

松本さんは、松下幸之助さんの奥さん(むめのさん)から絶大の信頼を得ていた人で、むめのさんの一言が、松本さんのライフワークを決めました。そして、いのちの保証活動に取り組むことになったのです。
今回の講演の内容を送ってもらいましたが、松本さんのNPOのサイトにもアップされています。
関東でも、この講演会を開催したいと思っています。
もし開いてもいいという方がいたら、ご連絡ください。
実現できれば嬉しいです。
http://www.k5.dion.ne.jp/~dayc/sintyaku12.htm

■太陽からのお裾分けを楽しむ会を立ち上げました(2013年9月5日)
先日、太陽光発電システムをつくってしまうワークショップを開催しましたが、参加者が中心になって、ゆるやかなネットワークを立ち上げることになりました。
代表は誰かがやるでしょうが、とりあえず、軌道に乗るまでの間、私が事務局代行役を果たすことして、メーリングリストをスタートさせました。
名前は、仮称ですが、「ソーラーライフクラブ(太陽からのお裾分けを楽しむ会)」です。

まずは太陽光発電システムづくりの学び合いから始めますが、自分たちの生活のためのエネルギーを自然の中から少しだけお裾分けしてもらいながら、今の生活のあり方を、楽しみながら見直していこうということも目指していきたいと思います。
参加者で話し合いながら、方向性も考えていくという、とても柔軟な、あるいはいい加減な、しかしまじめな、参加者一人一人が主役のプラットフォームにしたいと思います。

10月には2回目の集まりを持ちたいと思います。
関心のある人はご連絡ください。

■大西恒機さんの「日本から世界を変えよう 希望」(2013年9月6日)
高杉忍さんから紹介された、大西恒機さんの「日本から世界を変えよう 希望」を読みました。
大西さんは、まずは日本を変えるための活動に取り組まれだしています。
言葉だけでなく、実際に行動を起こしているところに共感します。
言葉だけの人が多すぎます。
本気で変革するにはしっかりした思想が不可欠ですが、この本は、その思想をまとめたものです。
単なる思想ではなく、その思想を実現するための具体的方策が書かれていますので、少しビジョンが見えにくくなっていますが、本質的な問題提起をしている本です。
ネットでも読めます。
https://www.facebook.com/groups/hope2016/
お時間があればお読みください。
そして共感したら、応援してやってください。

(2013年8月第3〜4週)
先週は極度の時間破産で更新できませんでした。
更新できなかったのは、このホームページではたぶん2回目です。
今週も、同じような状況でしたが、このコーナーだけ更新できました。
■シェアドオフィス(2013年8月19日)
■日本子どもNPOセンターとコムケアのコラボ(2013年8月19日)
■歯磨きは失格(2013年8月21日)
■学校でのいじめ問題(2013年8月24日)
■太陽光発電を自分でやってやろうサロン(2013年8月25日)
■妻の七回忌(2013年8月27日)
■エヴィーバでの会食(2013年8月28日)
■すぎのファーム(2013年8月28日)
■ちょっと深刻なミーティング(2013年8月29日)
■チャレンジングな企業風土(2013年8月30日)
■うなぎはほんとに美味しいのか(2013年8月30日)

■シェアドオフィス(2013年8月19日)
シェアハウス事業に取り組むコレントの安藤さんが相談に来ました。
経営道フォーラムの卒業生のためのシェアオフィス構想の相談です。
同じような構想は、かつて同じく経営道フォーラム卒業生の伊藤さんが企画し、実際に日比谷で数年間展開しました。
シェアオフィスの走りのひとつは、本郷のコムケアセンターですが、私自身は事業的な興味はなく、概念実験で終わってしまいましたが、それがいくつかのところに少しは影響を与えています。
伊藤さんの構想にも、最初少し相談に乗りました。
安藤さんの構想は、まだ従来発想の呪縛を受けていたので、そのあたりのことを少しコメントしました。
うまくいくといいのですが、こういう構想は、ど真ん中に思いのある人がいないといけません。
そういう人が見つかるといいのですが。

■日本子どもNPOセンターとコムケアのコラボ(2013年8月19日)
シェアオフィスといえば、いま湯島のオフィスもいくつかのNPOなどに場所を提供していますが、そのひとつが日本子どもNPOセンターです。
ようやく事務局体制も再整備できつつあるようですが、もうしばらくここに事務局を置くことになりました。
せっかく事務局があるのであれば、コムケアとのコラボレーションを行おうということで、12月に公開フォーラムを開催する方向で検討することになりました。
9月に実行委員会を呼びかける予定です。

■歯磨きは失格(2013年8月21日)
歯医者で歯のチェックを受けました。
今回の歯磨きチェックでは、なんと70点未満です。
きちんとやるように、また注意されました。
しかし、歯磨きはどうも苦手です。
どうしたらきちんとできるように習慣づけられるでしょうか。
次回までちゃんとやらないと虫歯の治療ができないといわれました。
困ったものです。

■学校でのいじめ問題(2013年8月24日)
今日はフォワードカフェでした。
久しぶりに自殺のない社会づくりネットワーク事務局長の福山さんが話題提供してくれました。
テーマは、子供たちのいじめ問題です。
話題提供者は自殺のない社会づくりネットワーク事務局長の福山さん。
福山さんが最初に「児童生徒のいじめ自殺防止」の話を、とてもわかりやすくしてくれました。
スクールカウンセラーをされている対話法研究所の浅野さんや心理カウンセラーの金山さん、今度大学での活動に取り組む森本さんと専門家が参加していましたので、話は広く、また深く、展開したように思います。
学校のいじめ問題は、まさに社会の縮図です。
実に刺激的なサロンになりました。

このテーマに関しては、思いがたくさんあるので、少し話しすぎてしまいました。
私が発言するといささかの混乱が起こります。
何しろ私は、昨今の常識的ないじめ問題対応には大きな違和感があるからです。
問題は、いじめをしている子供こそが一番の被害者であるというところから考えなければいけません。
そしていじめをなくそうとしている人たちこそが、一番の加害者であることも認識すべきです。
舌足らずにこんなことを言うと誤解されるでしょうが、まずは自らの生き方を問い直すところから、考えなければいけません。
千葉の秋津小学校の話もでましたので、私はきのくにこどもの村学園と英国のシューマッハスクールの話を少しさせてもらいました。

最後に自殺未遂体験者の吉田さんから少しお話があり、次回は吉田さんの話題提供となりました。
9月28日の予定ですが、また案内させてもらいます。

■太陽光発電を自分でやってやろうサロン
(2013年8月25日)
今日は太陽光発電システムづくりサロンでした。
太陽光発電システムを手作りした佐藤岳史さんが、システムについての説明や材料費、また発電状況などをていねいに説明してくれました。
直流と交流の違いは何だとか、インバーターってなに? などという極めて素朴な質問もありましたが、その分野に詳しい櫻井さんも一緒に説明してくれましたので、とてもよくわかりました。
後半は実際に組み立てて発電です。
あいにく曇天だったので心配していたのですが、見事に発電成功でした。
小型扇風機が回った時には、思わず歓声が上がりましたが、もっと感動的だったのは、アナログのレコードが回った時でした。
発電を何で体験してもらおうかを岳史さんと櫻井さんはいろいろと考えてくれたのです。
2人ともライブなどもやっているミュージシャンなので、やはり音楽になりました。
それも、ちょっとこだわっての懐かしいアナログレコードをもってきてくれました。
その中に、ビートルズのホワイトアルバムを見つけた大坪さんが、そのレコードを選びました。
あのアナログの、とても心安らぐ懐かしい音質です。
しかも太陽光でなっているのです。感動するしかないでしょう。
それにしても大坪さんが、ものすごいビートルズファンだということもわかりました。
いつか大坪さんのビートルズサロンをやりたい気分になりました。

参加者も多様な面々でした。
北海道からたまたま戻っていた荒井さんも突然来ました。
5年ぶりだそうで、最初すぐにわからずに失礼してしまいました。
なぜか介護関係の活動をしている島村さんまで来ました。
参加の理由は、案内が届いた日がたまたま太陽がぎらぎらの時だったからだそうです。
実にわかりやすい理由です。
平田さんは、ねりま自然発電株式会社を立ち上げようと構想しています。
平田さんは原始共産主義者ですから、ぴったりです。
もう一人のミュージシャンの英子さんは、勤めている会社の屋上につくろうかとかなり乗り気でした。
みんな単純な人ばかりで、幸せなことです。
建築関係の活動をしている石井さんは、きっとまた何か考えてくれるでしょう。
環境問題や農業に関わりのある宮部さんにも、期待しましょう。

でまあ、折角集まったのだから、ゆるやかなネットワークをつくることになりました。
そしてどこか現場を探して、みんなで太陽光発電システムをつくって、何かをやろうということになったのです。
自分で使うエネルギーはできるだけ自給しようと言うわけです。
きっと面白い物語が始まります。
東電のお世話になってばかりいるわけにはいきません。

まずは例によって、メーリングリストを立ち上げます。
興味のある方はご連絡ください。
また今回好評だったので、きっといつかまたパート2があるでしょう。
とても楽しいサロンでした。

■妻の七回忌(2013年8月27日)
妻を見送ってからもうじきまる6年です。
七回忌をお墓のある宝蔵寺でしてもらいました。
兄夫婦と義姉夫婦だけに声をかけさせてもらいました。
兄夫婦は近くなのですが、義姉夫婦は福井県の敦賀在住です。
しかし、こういう時でもなければこのメンバーが会うことはありません。

先に逝ったのが、妻ではなく私だったらどんなによかったことかと、法事のたびに思います。

■エヴィーバでの会食(2013年8月28日)
敦賀から来てくれた義姉夫婦を、娘の連れ合いが自分がやっているイタリアンレストラン「エヴィーバ!」に招待してくれました。
私たちもお相伴させてもらうことにしました。
ここのイタリアンはとても美味しく、私にもぴったりなのです。
昼食だったのですが、特別に夜のメニューのバーニャ・カウダーも入れたコース料理でした。
パスタは手づくりですが、全員、違うパスタを頼んで、シェアしました。
義姉夫婦も大満足でした。

■すぎのファーム(2013年8月28日)
義姉夫婦が、おみやげに杉野さんの梨を買いたいというので、すぎのファームに行きました。
とつぜん伺ったのですが、杉野夫妻はちょうど集荷作業をしていました。
今年は、私もうかがったのは初めてです。
今年は度の品種も成熟が早く、もう香水から豊水へと品種が切り替わっていました。
放射線汚染があまりなくて、ほんとによかったです。

■ちょっと深刻なミーティング(2013年8月29日)
七回忌でしばらく世事から解放されていましたが、今日はどうしても戻らなければいけなくなりました。
義姉夫婦を東京まで見送るついでに、2つのミーティングをもちました。
ビジネス関係の話なので、内容は書くのを止めますが、いささか気の重くなるような話です。
はやくこのプロジェクトからは開放されたいと思いますが、なかなか簡単に行きません。

■チャレンジングな企業風土(2013年8月30日)
経営道フォーラム53期のメンバーと話し合いをもちました。
メンバーはいずれも大企業の経営幹部ですが、社員がもっとチャレンジしていく企業風土にしていくためには、自分たちはどうしたらいいか、が今期のテーマです。
この問題を私が質問されたら、私は10秒で回答するのですが、私の役割は回答者ではないので、10秒で話し終わるわけにはいきません。
それで今回も2時間話し合いました。
さて答えは見つかったでしょうか。
11月1日のその報告会があります。

■うなぎはほんとに美味しいのか(2013年8月30日)
今回は7人の参加でした。
原発事故の話から始まり、うなぎの話から食の話になり、銭湯の話を経由して、ナチの話や日本外交の話になりました。
政治関係の話になるとなかなか終わらずに、また終わりは9時半になってしまいました。
久しぶりに和光市の小林さんが参加してくれ、最近やった銭湯のイベントの紹介をしてくれました。
真ん中で一番盛り上がったのは、うなぎの話でした。それから食の話に広がりましたが、これがとても面白かったです。
8時頃に、楠さんが初参加。
楠さんは大学の講師などをやっている、ドイツ社会学の研究者です。
自己紹介にナチの話が出たため、リンカーンクラブの武田さんがそれに反応して、ナチや外交や政治の話にまた戻ってしまいました。

楠さんは、ドイツのフランクフルト学派、特にホルクハイマーの研究をしています。
楠さんも、今の日本の状況をドイツのナチ前夜に似ていると、たしか話してくれましたが、いまこそ、ホルクハイマーやアドルノが参照されるべきだと私は思っています。
そうした議論がきちんとできるサロンをやりたい気がしてきました。

(2013年8月第2週)
暑いお盆休みでした。
加えてあわただしいお盆休みでした。
何があわただしかったのかは、いつかまた書く機会があるでしょう。
■ふたつの供花(2013年8月11日)
■6回目の迎え火(2013年8月13日)
■チビ太に鳩居堂のお線香が届きました(2013年8月14日)
■「この子らのために」(2013年8月15日)
■送り火(2013年8月16日)

■ふたつの供花(2013年8月11日)
チビ太がお世話になっていた病院から花が届きました。
妻への花のほうが見劣りするなとおもっていたら、お隣の宮川さんが今年もまた立派な花を届けてくださいました。
これでようやくバランスが取れました。
庭に咲いていたユリも供えました。
今週はお盆です。

■6回目の迎え火(2013年8月13日)
娘たちと一緒に、お墓に行って迎え火をしました。
お墓に行くのですから、特に迎え火をたくこともないのですが、習慣上、お墓の横で迎え火うぃたきました。
今年はジュンの連れあいの峰行も一緒です。
みんなで、節子が好きだった手巻き寿司で会食しましたが、うっかり節子に供えるのをわすれてしまいました。
久しぶりに戻ってきたのに、妻は怒っていることでしょう。
しかしまあ、今年は暑いので仕方がありません。

■チビ太に鳩居堂のお線香が届きました(2013年8月14日)
チビ太に鳩居堂のお線香が届きました。
昨年、愛犬を見送った岐阜の佐々木さんからです。
愛犬家の佐々木さんならではです。
今年は、チビ太の新盆なので、どうも主役はチビ太のようです。
チビ太の不在に少しずつ慣れてきました。

■「この子らのために」(2013年8月15日)
宇治の高林さんから「この子らのために 宇治山城で聞いた戦争の話」という小冊子が届きました。
宇治民話の会のみなさんが、地域の高齢者から聞いてきた話をまとめたものです。
いくつかの話を読ませてもらいました。
実に生活的で、素朴で、生き生きしたものが多いです。
各地でこうしたことが行われています。
私もこれまでにもいくつか読ませてもらっていますが、みんな心に刺さります。
ちなみにこの本は、300円で頒布してくれるようです。
小冊子の奥付に、連絡先として「宇治民話の会」の阪田憲子さんの名前が記載されていました。
電話は0774−23−1667です。80頁ほどです。

テレビで見る平和記念式典は、こうした小冊子に比べると、何やら空々しく感じます。

■送り火(2013年8月16日)
送り火にお墓に行きました。
今年のお盆はなにやら平安を保てないお盆でした。
実は、ここには書いていませんが、私が関わっているプロジェクトのひとつが厳しい状況に置かれています。
そのやりとりで、ばたばたしていました。
作業的には大した話ではないのですが、人間関係でいろいろと不快な思いをしています。
しかし、不快と思うのは、自分が未熟だからなのでしょう。
だからますます不快に感じられて、心がやすまりません。
落ち着かないお盆休みでした。

(2013年8月第1週)
ともかく酷暑の夏になってきました。
さすがにばて気味です。
わが家の寝室にはエアコンがないのですが、寝不足が続いています。
■支え合い共創ネット(2013年8月5日)
■サムソンの人事戦略のエトス(2013年8月6日)
■チビ太の死(2013年8月7日)
■地域が支える福祉に取り組む小畑万理さん(2013年8月9日)

■支え合い共創ネット(2013年8月5日)
協同組合をテーマにしたサロンを2回開催しましたが、そこから「支え合い共創ネット〈仮称〉」が立ち上がりました。
これまでの集まりでは、協同組合に焦点を置いてきましたが、ほかにも共済活動や相互支援の市民活動、最近では、地域通貨による新しい動きも広がっています。
また日本には、これまでも「頼母子講」とか「もやい」とかといった仕組みもあります。
そうしたものも視野に入れて、これからの私たちの生活のありかたや社会のあり方を意識しながら、「支え合いの文化と仕組み」を考えていく予定です。
当初は学びあいの場になるかと思いますが、できるだけ早く、何らかの実践にまで持っていければと思います。
メーリングリストを今日、正式にスタートさせました。
すでに15人ほどの方が参加登録されました。
参加ご希望者は、登録アドレスを私までご連絡ください。
名称はまだ仮称です。
最初の集まりは9月9日です。

■サムソンの人事戦略のエトス(2013年8月6日)
サムソンで長年、人事戦略参謀スタッフとして制度設計や戦略策定を担当していた張さんと山城経営研究所の堀越さん、そして経営道フォーラムのチームメンバーを引き合わせました。
最初に張さんからサムソンの人事戦略のお話をしてもらしました。
私も直接聞くのは初めてですが、やはり本で読むのとは違います。
制度への思いなども聞かせてもらえたので、理解が深まりました。
日本の企業と違い、戦略理念が明確です。
今回は、私が主な聞き手ではなかったので、なかなか突っ込めなかったのが、残念でしたが、逆に日本の大企業の人たちの意識が見えて面白かったです。

張さんの話は、もっと多くの企業経営幹部に聞いてもらいたいと思いました。
堀越さんが検討してくれるでしょう。

■チビ太の死(2013年8月7日)
18年近く、家族の一員として、生活を共にしてきたチビ太が息を引き取りました。
まあ大往生とも言うべき年齢ですが、最後の1年間は完全な寝たきり状態でした。
1週間くらい前から食欲がなくなり、少し様子がおかしくなっていたのですが、18歳の誕生日を目の前にして、静かに息を引き取りました。
前夜、寝る前にはもう少し大丈夫かなと思っていたのですが、娘が起きて様子を見に行くと様子がおかしく、これは危ないと思いました。
そして、私たちの顔を見て安心したのか、それから少しして、息を引き取ったのです。
暑さには勝てなかったのでしょうか。

近くの動物霊園に行き、火葬してもらいました。
遺骨が以外に大きいのに驚きました。
娘たちは、尻尾の骨を丁寧に拾っていました。

介護疲れをしていましたが、いなくなると実に寂しいものです。
何かがポコンと抜けてしまったような気がします。

■地域が支える福祉に取り組む小畑万理さん(2013年8月9日)
NPOハーモニー虹の小畑さんが久しぶりにやってきました。
小畑さんは、横浜で地域が支える福祉の仕組みを構築しようと、以前から取り組んでいます。
基本にあるのは、世代を超えたシェアハウスであり、障害を包容するコミュニティです。
その理念やビジョンには、とても共感できます。
しかも、小畑さんはそれを、自らの生活と重ねながら進めているのです。
そこも共感できます。

地域での取り組みは、理屈どおりには行きません。
極めて具体的な表情のある人たちが主役だからです。
久しぶりに最近の状況を聞かせてもらいました。
そろそろ機が熟してきたかもしれません。
私は住民ではないので、直接お役には立てませんが、何かできることがあるかもしれません。

(2013年7月第5週)
今週は地方の人たちからいろんな山の幸、海の幸が送られてきました。
おかげさまで今年も夏を味わえています。
それはともかく、少しバテ気味です。
■医療制度研究会の小林康子さん(2013年7月29日)
■CF事業(2013年7月31日)
■お母さん業界新聞の青柳さん(2013年8月1日)
■「考えない論」の杉原さん(2013年8月2日)
■箸ピー教祖の小宮山さん(2013年8月2日)
■久しぶりのアグリケア宮田セッション(2013年8月2日)
■黒崎茶豆(2013年8月3日)
■手賀沼花火大会(2013年8月3日)

■医療制度研究会の小林康子さん(2013年7月29日)
医療制度研究会の小林さんが湯島に来ました。
小林さんには自殺のない社会づくりネットワークでもお世話になっていますが、最近は福島に関わられていることもあり、そのお話もお聞きしました。
医療制度研究会は、以前、本田宏さんからお話を聞き、関心を持っていましたが、医療関係者でないこともあって、入り込めずにいました。
小林さんのおかげで、少し接点ができるかもしれませんが、逆に最近は私自身が少し意識が変わってきています。
人生はなかなかうまく行かないものです。

福島に関わっている知人は多いのですが、不思議なことにみんなどこかでつながっています。
それで私自身ももう少しコミットしようと思っていましたが、先の参議院選挙の結果がどうもわだかまっています。
正直に言えば、少し冷えています。
しかしもう一度、福島に行けば、また意識は変わるかもしれません。
ただ私は、素直な自分の思いを大事にしますので、今すぐには動けそうもありません。

医療と自殺問題のラウンドテーブルセッションの実行委員は引き受けてもらいました。
このプロジェクトは、あと一人、実行委員を確保できたら動き出します。

■CF事業(2013年7月31日)
CF事業はまだ先が見えてきませんが、大口取引先の会社の経営者が替わりました。
これに伴いさまざまな問題が生じていますが、いまは我慢の正念場です。
私がもう20歳、若ければ、思いきった行動にでられますが、今は体力もダメッジの回復力もありません。
それで「待ちの対応」に徹していますが、残念ながら危惧していた通りの方向に、しかも予想以上に大きなダメッジを伴って、進んでいます。
しかし今回は、自らを試す意味もこめて、我慢しています。
ですから精神的にはストレスが山のようです。

いつか完全にオープンに話せる時期が来るでしょう。
いまは不明快な書き方になっていますが、関係者も多いので、仕方ありません。
しかし、新しい局面に移りつつあることは事実です。

■お母さん業界新聞の青柳さん(2013年8月1日)
思いもかけないことが起こるものです。
いま箸ピークラブを立ち上げる準備をしていますが、なかなか一緒にやろうという人がでてきません。
どうしたら新しい展開ができるか、知恵を絞らないといけないと思っていたら、このところ長らくご無沙汰だった「お母さん業界新聞」の青柳さんからメールが来ました。
最新の「お母さん業界新聞」のコラムに、箸ピーゲームのことを書いたので新聞を送ると言うのです。
あまりもタイミングが良すぎます。
まあこれはきっと箸ピーゲームに私が取り組むことをだれかが応援してくれているのです。
誰かとは言うまでもなく、お天道様ですが。
早速、小宮山さんにも送りました。

■「考えない論」の杉原さん(2013年8月2日)
以前、ブックのコーナーで紹介した「考えない論」の著者、杉原さんが湯島に来ました。
いま、博士論文に取り組んでいるそうです。
テーマを聞いたら、たしか「時間」とネットワーク論でした。
時間には関心があるので、ついついその話にはまってしまいました。
私は時計で測定するような時間の世界がどうも馴染めません。
そもそも「時間」と言う概念が私には理解できていないのかもしれません。
最初に時間への関心を持ったのは、たしか小松左京の小説でした。
そこで、ヘリウムの流れは双方向に同時に流れているのだというような表現があって、それが奇妙に納得できたのです。
時間も双方向に流れていると考えてもおかしくありません。

杉原さんから明治6年の改暦の話を教えてもらいました。
これはとんでもなく面白い話です。
杉原さんの論文が完成したら、ぜひ話を聞きたいと思います。

杉原さんから頼まれて、ソーシャル・ガバナンス研究会で10月に私が何か話すことになっています。
まだ間があるので、もうしばらくは忘れていてもよさそうです。

■箸ピー教祖の小宮山さん(2013年8月2日)
国際箸学会の小宮山さんが湯島に来ました。
しいのみ学園創設者のf地三郎さんに、箸ピーゲームをやってもらいに、8月下旬に福岡に行くのだそうです。
f地三郎さんはまもなく107歳になりますが、ともかくお元気で、小宮山さんは昨年、f地さんの講演を聴いて以来、すっかりファンなのです。
私も行きたいところですが、ちょうど、その日程が妻の7回忌の法要で動けません。
それで、以前から小宮山さんに紹介しようと思っていた、福岡の杉尾さんに電話しました。
杉尾さんは西日本新聞の論説主幹だった人ですが、いまはたぶん天神サロンの主宰者です。
杉尾さんとの付き合いは、もう25年以上になりますが、実に魅力的な人です。

電話したら、やはりf地さんをご存知でした。
それですぐに小宮山さんと一緒にf地さんのところに行くことになったのです。
いやはやみんな決断が早い。
小宮山さんに聞いたら、一緒に行くのがこれまた、私が昨年、小宮山さんに紹介した福岡の権藤説子さんです。
この人がまた実に魅力的な人なのです。
さてさて何が始まるでしょうか。
杉尾さんが味方になれば、箸ピーゲームの先行きも有望です。

ちなみに、今日、小宮山さんと話したら、いつの間にか私も国際箸学会の幹事になったようです。
入会もしていないのに困ったものです。
でも幹事ってことは入会したのでしょうか。

■久しぶりのアグリケア宮田セッション(2013年8月2日)
今回は熊本の宮田さんが久しぶりに話題提供者でした。
農業と福祉の連携は第2段階に入ってきているようですが、宮田さんはその最初の頃から研究者として、また実践者としてずっと関わっています。
アグリケアのテーマに、これほどの適任者はありません。

本題に入る前に、フクシマの話になりました。
宮田さんは原発事故発生後1か月も経たない時に被災地に行っています。
30分ほどの話し合いでしたが、かなり深い話ができたと思います。

本題では宮田さんが最近の動きを整理してくれました。
埼玉福興の話も出ました。
議論も刺激的でした。
農業とは一体なんなのかという、本質的な議論もいつものようにあり、地産地消やCSA(地域が支える農業)の流れとTPPに象徴される産業化や効率化の流れをどう考えればいいかなどという話にまで発展しました。
宮田さんの最初のお話はきちんと議事録をとっておけばよかったと思うほどの内容でしたが、私には記録をとるという文化がないので、話し合いの再現は不能です。
それに内容を書き出すと膨大になりそうです。
参加者のそれぞれの発言からも学ぶことが多かったです。
ともかく示唆の多い会になりました。いつものことですが。

話をしていて、私はTPPがらみの農業と原発事故との類同性を感じました。
原発も、事故を予感していた人は少なくありませんでしたが、結局、大きな流れにはなりませんでした。
それはしっかりした情報が公開され、吟味されず、また異論を闊達に話し合う場が広がらなかったからです。
最近のTPPや農業政策の動きも、私には全く同じように見えます。
またもや私たちは自分が生活する社会をさらに壊しそうで不安です。
方向性を間違わないためには、事実を知らなければいけません。
10月にまた、宮田さんを囲んでの集まりをやる予定です。

■黒崎茶豆(2013年8月3日)
新潟の金田さんから恒例の黒崎茶豆が届きました。
金田さんは、今年の天候不順を心配していましたが、色もきれいで、いつもと同じく美味しかったです。
お礼の電話で、長々と話してしまいました。
いつもは金田さんは長電話だからと言っているのですが、今回は逆になってしまいました。
まあ話すことがそれだけあったということです。

新潟水辺の会の総会議事録が昨日届いていましたが、金田さんから詳しくまたお話を聞きました。
新体制になったそうです。
これからが楽しみです。

■手賀沼花火大会(2013年8月3日)
2年ほど本格的には開催していなかった手賀沼花火大会が、今年は復活です。
花火が始まる前、こちらに転居してきてから初めて、会場の手賀沼公園に行ってみました。
まだ4時だというのにすごい人で、花日が見えるところはすべてもう陣取りが終わっていました。
出店はほとんどがよくしっている地元のお店でした。
これは大きな変化です。

久しぶりに花火を堪能しました。

(2013年7月第4週)
今週は疲労困憊で、週末まで疲れを持ち越しました。
いろいろとあって、新しい出会いもありましたが、2つの集まりのことだけを書いておきます。
■プロジェクト3Aプラス(2013年7月24日)
■オープンサロン(2013年7月26日)

■プロジェクト3Aプラス(2013年7月24日)
スリーA高林方式の認知症予防ゲームが広がりだしていますが、その動きをさらに広げていくために、スリーA高林方式の考えを基軸においた新しいコミュニケーションゲームの開発に取り組むとともに、スリーA高林方式の普及活動を支援するプロジェクトを立ち上げることを考えています。
まずはLLPリゾーミックの中で提案し、関心を持った人でのミーティングを開催しました。
4人の参加者がありましたが、大筋には賛成を得たものの、動き出すにはまだ少しモチベーションが熟していないようです。
いそがずに取り組んでいこうと思います。

■オープンサロン(2013年7月26日)
オープンサロンは5人の参加でした。
選挙直後であったので、政治や憲法の話題からはじまりましたが、経済成長と生活の豊かさ、そして自らの生き方まで、話題は広がりました。話がとまらず、無理やり9時半に終わらせてしまったほどです。
今回の選挙では、有権者の4人に一人が自民党に投票していますが、選挙後、私はまだ、自民党に投票した人に会えていません。今回も一人もいませんでした。不思議です。
経済成長に関しては、前夜、長年、農業をやっている山下惣一さんがテレビで話していた事が話題になりました。「昨日と同じように今日も過ごせるということを、私たちは「安定」というけれど、みんなは「停滞」という」という山下さんの言葉は、経済成長と生活の豊かさとは別の話であることを示しています。きちんと生活している人なら、そんなことはわかるのですが、経済成長が生活の豊かさに繋がると教え込まれた人たちには、なかなか気がつかないのかもしれません。
それにしても、日本の学校教育は見事な成果をあげたものです。考えない人を大量に生み出しました。
憲法に詳しい武田さんは、大逆事件の話を少しだけしてくれましたが、そういう時代に向かっていると危機感も話してくれました。
安倍政権が続いたら、昨日のような話し合いは、まもなくできなくなるかもしれません。
私の考えに対しては、小山石さんと大島さんから、それで社会全体はうまくいくのかと具体的な問題をあげて指摘されました。
一応、応えましたが、うまくいくかどうかはやってみなければわかりません。
でも、私はそういう生き方を続けますが。
三浦さんは、憲法改正などと問題をあいまいにせずに、個々の憲法条項で正すべき事があったら、それを問題にすべきだといいました。
私もそう思います。「憲法改正」と言う言葉は、あまりに多義的で意味のない言葉です。
帰り際、月に1回であっても、前向きの議論ができるのはうれしいと大島さんがつぶやきました。
たしかにこうした闊達な話し合いの場がなくなってきました。
若者たちの世界では広がっているのでしょうが。

(2013年7月第3週)
■広島の煙石事件(2013年7月14日)
■出雲大社と伊勢神宮(2013年7月15日)
■佐々木ご夫妻と張相秀さん(2013年7月17日)
■第2回協同組合サロン(2013年7月17日)
■韓国で認知症予防ゲームに取り組む佐々木さんを囲んでのサロン(2013年7月19日)

■広島の煙石事件(2013年7月14日)
広島のNPOの知人から電話がありました。
昨年10月、中国放送(広島市)の元アナウンサー煙石博さんが、銀行で客が置き忘れた現金66000円を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕された事件を知っているかと言うのです。
知らなかったのですが、煙石さんは、私の知人のNPOのイベントなどにボランティアで協力してくれたりしていたそうです。
知人は昨日、煙石さんの家に久しぶりに立ち寄ったそうですが、どうも納得できないというのです。
本人はやっていないとし、示談にも応じていないそうです。
常識的に考えて、ありえない話で、地元では話題になっているそうです。

フェイスブックに情報を持っている人がいたら教えてくださいと書いたら、福岡のいる友人が下記の書き込みをしてくれました。
以下、転載します。
私のフェイスブックでも読めます。

2013年1月18日の公判を、傍聴しました。
封筒に入ったお金を抜き取ったとのことですが、その封筒には、煙石氏の指紋がついていなかったとのことです。
最初の証人、南署の生活安全課の警察官の証言には、他の被疑者の捜査は、なされていない、煙石氏が、犯人と決め付けての証言であり、弁護士の質問に対し、その警察官は、おどおどした回答を裁判官のまえで、述べていました。
私は存じ上げない方ですが、どうなんでしょうね。

この事件に関する次のサイトも教えてくれました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10101017515

いつわが身に降ってくるかわからないので、こういう事件には無関心でいられません。
村木さんのような生き方はしたくありませんし。

■出雲大社と伊勢神宮(2013年7月15日)
遷宮の年に当たるというので、娘が出雲大社と伊勢神宮にお参りに行ってきました。
伊勢神宮はものすごい混雑振りだったそうです。
私も行きたかったのですが、やめました。

■佐々木ご夫妻と張相秀さん(2013年7月17日)
韓国の大学で教鞭をとられる傍ら、さまざまな活動をしている佐々木典子さんが夏休みで帰国されたので、岐阜に一足早く帰国されている佐々木憲文さんと一緒に湯島に来てくれました。
もう一人、お2人とは長いお付き合いの張相秀さんもご一緒でした。
張さんはサムソンの研究所に所属していましたが、退職され、4月に来日、いまは亜細亜大学の特任教授です。
サムソンはいろいろな意味で興味のある会社ですが、また機会を改めて、いろいろとお話を聞きたいと思います。

■第2回協同組合サロン(2013年7月17日)
5月に開催した協同組合サロンはとても好評だったので、2回目を開催しました。
今回は、ワーカーズコープちばの菊地謙さんに「協同労働の協同組合という働き方」というテーマで話題提供してもらいました。
前回はライファイゼンの流れからでしたが、今回はロッチデールの流れです。
前回もそうですが、こうした原点に戻って考えて行く事が大切だと改めて思いました。
韓国での最近の動きも話題になりました。
昨年、韓国にスタディツアーに行った、協同総合研究所の榎本さんも参加してくれました。

議論は多岐にわたったので報告しにくいですが、私は協同組合は大きなパラダイム転換の時期に来ていると思っています。
私が会社を辞めた時に書いた「脱構築する企業経営」の結論に、ますます確信を持ち出しています。
感じたことを少しだけブログ(CWS Private)に書きました。

この集まりは、継続することにしました。
次回は9月9日の予定です。
またメーリングリストも立ち上げようと思いますので、参加ご希望の方はご連絡ください。

■韓国で認知症予防ゲームに取り組む佐々木さんを囲んでのサロン(2013年7月19日)
佐々木典子さんが帰国しているので、急遽、韓国でのスリーA方式の認知症予防ゲームの取り組みについて話をしてもらうサロンを開催しました。
首都圏で、同じ活動に取り組んでいる人たちに集まってもらいました。
佐々木さんの教え子で、現在、日本の福祉施設に学びに来ているチョンさんも参加してくれました。

韓国でのゲーム推進の主体は、佐々木さんたちのケア研究会です。
そこでは「ケアとは何か」とか「予防とは何か」というような、しっかりした議論を実践者と研究者が話しあうと共に、新しい知見や試みを積極的に学ぶ姿勢が強いようです。
日本では「現場」と「研究」が離れているように感じている私としては、とてもうらやましい集まりだと思いました。

佐々木さんは、スリーA方式の認知症予防ゲームのテキストをご自身で韓国語に翻訳し出版されていますが、ゲーム実施の評価にも取り組んでいます。
韓国での実際のゲーム風景なども見せてもらいながら、そうした話を、質疑応答のスタイルで話し合いました。
参加者のほとんどが、実際にゲームの普及に取り組んでいる人たちだったので、とても実践的な具体的な話になりましたが、このゲームの意義に関しても話題になりました。
ゲームはあくまでも「ツール」と佐々木さんは言い切りましたが、ゲームの実践を通して、一番大きく変わるのはゲームを開催する人だという話も出ました。
認知症予防に限らず、ケアのすべてにいえると思いますが、ケアする行為は、行為の主体者に一番影響を与えます。
そして、福祉とは、まさに「人間観」や「生き方」に関わることだと思っている私には、もっと深く話し合いたいテーマでした。
切り口は「認知症予防ゲーム」でしたが、とても視点と視野が広がるサロンだったと思います。

認知症予防ネットの井原さんが、もっと話を聞きたいといいましたが、いつかもう一度、もう少し時間をかけたフォーラムのような場をつくりたいと思いました。
日韓交流の場も出来るといいです。
評価プログラム作りの動きも起こそうと思います。

(2013年7月第2週)
挽歌が書けなくなりました。
暑さのせいかもしれません。
■太陽光発電を自作した岳史さん(2013年7月7日)
■金田さんのお話を聞きました(2013年7月8日)
■経営道フォーラム53期のメンバーとの話し合い(2013年7月11日)
■インドプロジェクト(2013年7月12日)
■不幸な1日(2013年7月12日)
■第1回箸ピーサロン(2013年7月13日)

■太陽光発電を自作した岳史さん(2013年7月7日)
技術カフェのメンバーでもある佐藤岳史さんが、暑い中を自転車でわが家に来ました。
岳史さんは最近、太陽光パネルを使った独立型電源装置を自作したのですが、技術カフェで、太陽光発電装置手づくりワークショップを開催したらどうかと思い、提案させてもらったのです。
フェイスブックに書き込んだら、反応もよかったので、具体化しようということになりました。
それで暑い中を我孫子まで来てもらいました。

市民共同発電の話は10年ほど前に、中川さんに教えてもらったのですが、その出発点としても、世帯ごとの手づくり装置には興味があります。
相談の結果、8月後半か9月に、湯島で第1回目の集まりをやることにしました。
ご関心のある方はご連絡ください。

■金田さんのお話を聞きました(2013年7月8日)
新潟の金田さんが湯島に立ち寄りました。

金田さんの周辺では、最近、いろんなことが起きて、いささかお疲れ気味のようです。
それで今日は聞き役に徹しました。
人は無性に誰かに話したくなることがあります。
しかし、むやみに話すわけにはいかないこともある。
それで、私のように、話を聞いてもすぐに忘れてしまうような人が、聴き役としては最適なのかもしれません。
誰か特定の人の話だけを聞いていると、ついつい誰かに話したくなりますが、最近の私のように、大勢の人の話を聞いていると、まあ覚えていられないので、忘れてしまうのです。
それが私の存在価値かもしれません。

ところで、これはもしかしたら、ミシェル・フーコーのパノプティコンの話に繋がるような気がしますが、どうでしょうか。

そういえば、金田さんはその後、プレジデント社の同僚だった中島さんに会うことになっていましたが、その中島さんも湯島に立ち寄りました。
プレジデント社とは最近は付き合いはありませんが、最近フクシマとチェルノブイリの本を自費出版した宗像さんもプレジデントの編集長でした。
http://homepage2.nifty.com/CWS/books.htm#130526何かつながっていきます。

■経営道フォーラム53期のメンバーとの話し合い(2013年7月11日)
経営道フォーラム53期のEチームメンバーが話し合いにやってきました。
まさに話し合いです。
いろんな話が出ましたが、肝心のテーマに関する話し合いには、まだ到達しませんでした。
私自身が、形だけのものをまとめることに全く意義を感じていませんので、むしろそれぞれの生き方に刺激を与えられればと思っているせいもあります。
コミーとスワンの社長にインタビューしたいというので、連絡を取りました。
インタビューや取材ではなく、カジュアルに話しあうようなスタイルを勧めました。
うまくいくといいのですが。

■インドプロジェクト(2013年7月12日)
インドにある豊富な植物を活用したエッセンシャルオイル抽出事業に関心を持っている人と話しました。
話そのものは、私が発案したビジネスではないのと関係者もいるので、勝手には書けませんが、実は子の話を受けた後、偶然に2つのインド絡みの話が届いたので、あまりの偶然さに、このことを書くことにしました。

一つはコミーの小宮山さんから、再来週、会社にインドと日本をつなげる活動をしている人がくるので企業間戦火と言うお誘い、もうひとつはアーユルヴェーダの佐藤真紀子さんからのテレビ紹介のメールです。
さて、どうしましょうか。
こうしたシンクロニシティがまた最近起こり出しています。

■不幸な1日(2013年7月12日)
昨日、オフィスからの帰路の我孫子駅で、熱中症か、ふらふらして電車とホームの間に足を落としてしまった高齢の女性を助けました。
少し離れたところで、目撃したのですが、女性を無事ホームのベンチに座らせて、気がついたのですが、かばんがないのに気がつきました。
遠くのホームの真ん中に転がっていました。
まあ、そんなものなのでしょう。

他人事ではないので、今日はオフィスから銀行に行くのも、自転車で出かけました。
ところが出先で、強い日差しの中に駐輪していたら自転車がパンクしてしまいました。
暑い中を自転車を引きながら帰りました。裏目に出ました。

へとへとになって、帰宅して夕食を食べました。
娘が今日から出かけているので、作っておいてくれた料理を食べました。
野菜炒めが少しすっぱかったのですが、酢を入れた野菜炒めもまあ美味しいなと思い、食べてしまいました。
電話がかかってきたので、そういったら、野菜炒めは捨てるのを忘れていたといわれました。
つまり腐敗していたためにすっぱかったのです。
指示に従って、梅干を食べて胃薬を飲みました。
今日は不幸な日でした。

■第1回箸ピーサロン(2013年7月13日)
国際箸学会の小宮山さんからの依頼もあって、この暑い夏の休日に、第1回箸ピーゲームサロンを開催しました。
湯島に来た人は、このゲームを体験させられることが多いのですが、ソーシャル・キャピタルの反応から見て、なかなか集まらないだろうと危惧していましたが、やはりなかなか集まりませんでした。
ところがなんと、当日の朝、神戸の友人が参加すると連絡がありました。
六甲アイランド高校の吉田先生です。

結局は8人の参加でしたが、盛り上がってしまいました。
しかも、様々な効用が出され、具体的な展開が始まりそうです。
吉田さんは国際交流に、企業研修などをやっている鈴木さんはアイスブレイクに、最近起業した村山さんは企業の軸のひとつに、NPOに取り組んでいる永棟さんは若者への広報活動を、三浦さんは自らの生活実験に、吉本さんはコミュニケーションツールに、などなどの活動に取り組みそうです。
その成果を持ち寄って、秋に第2回の箸ピーサロンを開催することになりました。
またゆるやかなネットワーク「箸ピークラブ」を立ち上げ、フェイスブックページも開く予定です。

実は、箸ピーゲームの効用はすごく深いのです。
だから、正直に言えば、あんまり深みに取り込まれたくないのですが、ずるずると吸引されてしまっているようです。
人生はうまくいきません。

(2013年7月第1週)
■野原さんの弔問(2013年7月1日)
■久しぶりの井上小太郎さん(2013年7月2日)
■コムケア関西交流会準備会(2013年7月2日)
■岐阜の佐々木さんにお世話になりました(2013年7月2〜3日)
■関市の見性寺(2013年7月3日)
■板取川洞戸観光ヤナの船戸信夫さん(2013年7月3日)
■浜田さんから新著が届きました(2013年7月4日)
■スリーA方式認知症予防ゲームの韓国での広がり(2013年7月5日)
■最近の虫歯治療はレーザーです(2013年7月5日)
■『「闇の奥」の奥』(2013年7月6日)
■GGサロンソレイユ構想(2013年7月6日)

■野原さんの弔問(2013年7月1日)
エコソシオの野原さんの訃報を聞いたのは先々週でしたが、ようやく今日、野原さんのお宅に弔問に行きました。
行くまでに時間がかかってしまったのは、私の覚悟の問題です。

新浦安のバス停まで奥様が迎えに来てくれていました。
奥様とはお会いしているはずですが、あまり記憶が戻ってきません。
野原さんのお宅を訪問するのは初めてですが、野原さんらしさのあふれるお宅でした。
お線香だけあげさせてもらって、すぐにお暇するつもりだったのですが、話し出したら、次々と話が広がり、長居をしてしまいました。
いまはまだ気が張り詰めているでしょうが、これからが大変だろうなと思いながら、でもお元気そうなので、少しホッとしました。

わがままな人でした、と笑いながら奥様が話していましたが、こんなに早く逝ってしまうのは、本当にわがままです。

■久しぶりの井上小太郎さん(2013年7月2日)
久しぶりに大阪で井上小太郎さんと食事をしました。
私がコムケア活動を始めるきっかけを作ったのが、当時、住友生命にいた井上さんです。
井上さんもまた、コムケアの関係で、NPOの世界に大きく関わることになり、今はその分野の有名人です。
最近は私も住友生命との関係が弱くなり、井上さんも定年退職したので、会う機会も減っていますが、私が大阪に行くと、時々、出かけてきてくれます。

久しぶりに会った井上さんは、やはり以前とまったく変わらない井上さんでした。

■コムケア関西交流会準備会(2013年7月2日)
コムケアの集まりは、ほとんど東京で行っていますが、関西でもやってほしいと時々言われていました。
勝手にやってくれればいいだけの話ですが、なかなか自らが手をあげてやろうと言う人は出てこないのですが、今回は、コムケアのメーリングリストで2人の人がやろうと書き込んでくれました。
それで、その準備会を開くことにし、私も参加することにしました。
ところが、その準備会に10人の人が集まることになりました。
このあたりがコムケアのよさなのです。

それぞれの活動や体験談の話し合いで予定の時間をオーバーしてしまいましたが、これから毎月開催することになりました。
事務局も、水野さんと大森さんが引き受けてくれました。
これからどう広がっていくか、楽しみです。
次回の日程も決まりました。

久しぶりに小山さんや大津の福井さんにもお会いできたのはうれしかったです。
フェイスブックだけでの付き合いだった横山さんや大森さんにも会えました。
何よりも、これでまた大阪に来る口実がひとつ増えました。
それがいいことなのかわるいことなのか、にわかには判断できませんが。

■岐阜の佐々木さんにお世話になりました(2013年7月2〜3日)
最近、私が心身ともにいささかダウンしているのを心配して、佐々木さんが岐阜に温泉にでも入りに来ないかと誘ってくれました。
佐々木さんからの誘いは、なぜか断れません。
その心遣いが、素直に伝わってくるからです。
それで、いつもなら、大阪にいる友人知人に声をかけるのですが、今回は交流会が終わった後、岐阜の各務原市の佐々木さんのところに伺うことにしました。
岐阜羽島まで、佐々木さんは迎えに来てくれました。

佐々木さんは、いまは愛犬のミホとの2人住まいです。
奥さんは、韓国の大学で教えているので、ソウルです。

佐々木さんのお住まいは、思っていた通りのお住まいでした。
たくさんの書と犬の関係品に囲まれていました。

まあ書き出すと際限がないので、やめましょう。

翌朝は6時に目が覚めました。
すでに佐々木さんは起きていました。
聞くところによると、5時に起きて、ミホの散歩と畑に行って野菜を収穫してきたそうです。
私は寝ていて全く知りませんでした。
その上、豪華な朝食を手づくりしてくださっていました。
さまざまなものを煮込んだ野菜スープは、実に美味しかったです。
半端ではない心のこもった朝食でした。

午前中は、武芸川温泉に行きました。
最初はもっと山奥の温泉を予定してくださっていたのですが、たまたま今日はお休みなのだそうです。
武芸川温泉の水質は、とてもやわらかく、入った途端に、身体が幸せに感ずるほどでした。
岐阜からやってきたという人と話しましたが、みんなとても豊かな暮らしぶりです。

その後、関市の見性寺、洞戸観光ヤナ、美濃のうだつのあがる街並み、犬山城、最後は桃太郎の誕生地と、佐々木さんに案内してもらいました。

■関市の見性寺(2013年7月3日)
佐々木さんの奥さんの典子さんは、今は韓国の大学で教えられているのですが、その生家は岐阜の関市の見性寺です。
昨年、ご住職が亡くなられ、いまは無住職寺ですが、檀家の人たちや3人の娘さんたちで守っています。
少し興味があったのですが、佐々木さんがそこに連れて行ってくれました。
とても静かな、見晴らしのいいお寺です。

ちょうど典子さんのお姉さんの篤子さんが来ていました。
車で1時間半くらいかかるところにお住まいなのですが、週に3日ほどはお寺の掃除のために来ているのだそうです。

見性寺は、臨済宗の妙心寺系のお寺のようですが、造りが私には新鮮でした。
ほぼ同じ広さの部屋が並んでいるのです。
この周辺では、こういう間取りが多いそうです。
施餓鬼の準備もされていましたが、私が体験しているのとはまた違っていました。

しかし、これだけの寺院を維持するのは大変なことでしょう。
茗荷の葉で包み込んだお饅頭をいただきました。
おしかったです。

■板取川洞戸観光ヤナの船戸信夫さん(2013年7月3日)
近くに板取川が流れていますが、最近は有名な郡上川よりも水質が良くなり、そこで取れる鮎も美味しいそうです。
3人で洞戸観光ヤナで鮎をいただくことにしました。
そこの支配人が、見性寺の檀家の人で、佐々木さんたちともおつきあいが深いようです。

たべていたら、その支配人の船戸信夫さんがでてきて、いろいろと話を聞かせてくれました。
東京でここの鮎を食べた人が、ぜひ現地で食べたいといって、新幹線で、まさに洞戸観光ヤナに鮎を食べにだけ来た人がいたことがあるそうです。
東京には、そんな人もいるのだと驚いたそうです。

その話も納得できるほど、洞戸観光ヤナの鮎は美味しかったです。
なんと6匹も食べ、お刺身や鮎茶漬けまでいただきました。
鮎の刺身を食べたのは初めてです。
その上、鮎のお土産まで貰いました。
船戸さんは、篤子さんや典子さんと幼馴染のようですが、佐々木さんたちの話を聞いていて、やはり生活の豊かさを感じました。

関市では、こんど鮎のテッサを売り出すそうで、船戸さんのところも参加するそうです。
それを出してもらいましたが、とても美味しかったです。

岐阜に行ったら、ぜひ、洞戸観光ヤナで鮎を召し上がってください。

■浜田さんから新著が届きました(2013年7月4日)
東京に戻ったら、あの元気な浜田さんから新著が届いていました。
うつシリーズ第2弾「大丈夫!うつな心はフェイスブックで退治せよ!!」です。
早速、読ませてもらいました。
浜田さんが、まるで語るように、生き生きと書いています。
楽しみながら書いているのが伝わってきました。
本の紹介はブックのコーナーに載せました。
よかったらお読みください。
元気になります。

■スリーA方式認知症予防ゲームの韓国での広がり(2013年7月5日)
もう一つうれしいニュースが届いていました。
スリーA方式の認知症予防ゲームを韓国で広げようとしている佐々木典子さんが、そのテキストの韓国語の訳本を出版されたというニュースです。
しかも、韓国の「長期療養機関優秀プログラム及び事例大会」のプログラム部門で優秀賞を受賞したのだそうです。
高林さんから歓喜のメールが届いた後、佐々木さんからもメールが届きました。
ちょうど佐々木さんの生家をお訪ねして戻ってきたところですので、これもまた不思議な気持ちがしました。
典子さんは再来週、東京に来るので、臨時サロンを開催することにしました。
お知らせに案内を載せましたので、関心のある方はご参加ください。
韓国のライブな話もお聞きできると思います。

■最近の虫歯治療はレーザーです
(2013年7月5日)
私が子のスンね通っている歯医者さんは、近くのいしど歯科医です。
先週、の定期検診に行きましたが、今日は診断結果をもらいました。
磨き残しは相変わらず多いのですが、歯周病に関しては前回よりも改善されていたようです。
小さな虫歯が3本あるので、その治療に入りました。
今回はレーザー処理になりました。
石戸歯科医によれば、最近は、メカニカルに歯を削るのではなく、レーザーでピンポイント処理する方式に変わってきているのだそうです。
石戸さんは新しい技術が大好きのようで、いつも刺激を受けます。

■『「闇の奥」の奥』(2013年7月6日)
とんでもない本を読んでしまいました。
藤永茂さんの『「闇の奥」の奥』です。
副題が「コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷」です。

先週、藤永さんの「ロバート・オッペンハイマー」を読んで、この著者は只者ではないと感じました。
それで内容も知らずに、この本を図書館から借りてきて、読み出したのですが、私の世界の理解の浅さを痛感しました。
内容の多くは、コンゴの歴史とそれへの世界の論調です。
ショックだったのは、ハンナ・アレントまでもが人種差別主義者と批判されていることです。
私の信頼していた知の基準を見直さないといけません。

できるだけ多くの人に読んでほしいと思いました。
子の藤永茂さんと言う人に、とても興味を感じました。
どなたかお知り合いの方はいないでしょうか。

■GGサロンソレイユ構想(2013年7月6日)
LLPコモンズ手賀沼の仲間の槙さんがやってきました。
槙さんはもう80代半ばですが、ともかく社会活動に熱心です。
今度取り組んでいるのは、GGサロンソレイユです。
GGは、爺爺ではなく、グランドゼネレーションの略で、槙さんが以前から言っていた言葉です。
ソレイユは、わが家の近くに昨年、建設された介護支援施設の「けんこう館」の名前です。
ソレイユを始めたのが、槙さんの友人の芦川さんですが、その活動を支援しようと槙さんが買って出たのです。
私自身は、その取り組み方にいささかの異論はありますが、槙さんがわが家まで相談に来た以上は、何か役立つことをしなければいけません。
なにしろ槙さんは、実に誠実なお人柄なのです。
さて何ができるでしょうか。
また宿題です。

(2013年6月第4週)
時間管理がうまくできなくなってきています。
■両親の法要(2013年6月23日)
■めまいの再来(2013年6月25日)
■久しぶりの歯医者さん(2013年6月27日)
■精神障害のある人たちの支援プロジェクト(2013年6月27日)
■オープンサロン(2013年6月28日)
■ひどい肩こり(2013年6月28日)

■両親の法要(2013年6月23日)
父の27回忌、母の17回忌を一緒に法要させてもらいました。
父が亡くなってからもう27年とは驚きます。
私がまだ会社に勤めていた時でした。
父の死も、私が会社を辞めた理由のひとつだったかもしれません。
母の死は、実は私の人生を変える契機になりました。
転居したのです。
父母の最後の世話をしてくれたのは妻でした。
その妻も、今年は7回忌です。

法要後のみんなでの会食も、なんだか元気が出ませんでした。

■めまいの再来(2013年6月25日)
最近あんまり調子がよくなかったのですが、久しぶりにまた視野がおかしくなり、焦点が結ばなくなりました。
これは危ないと思い、今回はすぐに横になって、少し休みました。
1時間ホームページでなんとか落ち着きましたが、どうもいろいろと不調です。
予定をキャンセルさせてもらい、2日間、在宅していました。
一度、きちんとまた調べてみようと思います。
現世には未練はほぼないのですが、もう少しけりをつけたいプロジェクトが5つほどありますので。

■久しぶりの歯医者さん(2013年6月27日)
歯医者さんの定期健診です。
ほんとは3月に行かなければ行けなかったのですが、さぼってしまいました。
7か月ぶりですね、と言われてしまいました。
大きな異常はありませんが、1時間かかって全部検査してもらいました。
結果は次回です。
さてどういう結果でしょうか。

■精神障害のある人たちの支援プロジェクト(2013年6月27日)
埼玉のNPO法人土と風の舎が開発した「精神障がいのある人たちの生活や就労支援のためのプログラム」を広げたいと思っています。
そう思っている人がアグリケア フェラインに数名いるので、最近のアグリケアの集まりは、2回続いて、このテーマです。

今回は、埼玉のNPO土と風の舎代表の渋谷さんも参加してくれ、中村さん、杉浦さんの3人から改めてプログラムの概要をお聞きし、それをこれからどう進めるかについて、参加者ができることを意識しながら、話し合いをしました。
アグリのメンバー以外からは、大阪の豊中市の市民協働部の西岡さんが参加してくれたほか、成田の若者の北崎さんと、関心を持ってくれた朝日新聞経済部の伊澤さんが参加してくれました。

このプログラムを広げていくには、やはりそれぞれの地域や対象者を踏まえて、実践的にカリキュラムを具現化させていくことが効果的なようです。
関心を持った人たちが、実践者となって、土と風の舎がつくったプログラムのスキームを参考にしながら、知恵を交換しながらプログラムそのものを育てていく。
関心を持った実践者たちが、みんなで作り上げていくという「共創」スタイルです。
土と風の舎ではそうしたゆるやかなネットワークを用意しつつあります。
関心のある方は中村さんや杉浦さん、あるいは私にご連絡ください。
そしてそのネットワークにぜひご参加ください。

今回参加してくださった西岡さんは、就労とか福祉ではなく、「働く」という視点で取り組んでいるという話をしてくれました。
その一言で、私自身、最初の思いを忘れていたことに気づきました。
「働く」とは「稼ぐ」ことでも「社会に役立つ」ことでもなく、「生きる」ことです。
福祉と農業を重ねて考えようという思いが強すぎて、その視点を少し離れてきていることを反省しました。
やはり新しい人が参加すると、新しい刺激を受けます。
アグリケア フェラインとしては、土と風の舎のプログラムを広げる活動に、引き続き関心を持ちながら、関心を持った人はその活動にかかわっていくということにしていければと思います。

■オープンサロン(2013年6月28日)
今回の一番乗りは三浦さんでした。8年ぶりの復活です。
続いて常連の武田さん、そして大島さん。なんだか黒岩比佐子さんと縁の深い人の集まりになりました。
黒岩さんがいたら、どんなによかったことでしょう。

今回は、これまた久しぶりに宗教がテーマになりました。
大島さんがアメリカで使われる「無宗教」と言う言葉の意味をご自身の留学体験の時のことを踏まえて解説してくれました。
三浦さんは最近キリスト教の洗礼を受けてからの気持ちの変化の話をしてくれました。
武田さんは、宗教の持つ排除性を指摘しました。
私は日本人はみんな宗教心の強い国民であり、その自覚がないほどに深く帰依しているように思います。
しかし、その認識を持たない事が、昨今の社会の壊れにつながっているように思います。
私自身は、自らを無宗教と明言する人には大きな違和感があります。

■ひどい肩こり(2013年6月28日)
数日前からかなりの肩こりになっていますが、眠りを妨げるほどになってきています。
それで久しぶりに近くの整体院に行きました。
ここは4人の若者たちががんばっているところです。
いつも夜遅くまでやっています。
施術してもらっている間に、いろんな話が耳に入ってきます。
ここもまた「サロン」なのだといつも感じます。

肩の痛みは少しほぐれましたが、まだまだです。

(2013年6月第2〜3週)
先週は更新をとばしてしまいました。
■チャレンジを支援する企業文化(2013年6月13日)
■こころみ学園とココファーム(2013年6月14日)
■小綬鶏でのカフェ(2013年6月16日)

■沈殿してました(2013年6月18日)
■三川内の三浦剛さん(2013年6月19日)
■技術カフェのテーマはあんこプロジェクト(2013年6月20日)
■協同組合サロンの第2弾をやります(2013年6月21日)
■さて面白くなってきそうです(2013年6月21日)
■志木市でのスリーAの始まり(2013年6月21日)
■久しぶりの大宰府の加野さん(2013年6月22日)
■久しぶりの同志三浦さん(2013年6月22日)
■じっくりと話し合えたフォワードカフェ(2013年6月22日)
■社会を元気にするためのコラボレーション(2013年6月22日)

■チャレンジを支援する企業文化(2013年6月13日)
経営道フォーラム53期のEチームが湯島に来ました。
チームメンバーの関心事は、「チャレンジを育てる企業文化」です。
企業変革やチャレンジは、よく話題になるテーマですが、変革の方向性やチャレンジの対象があいまいのまま語られることが少なくありません。
このことは、まえにはよくこのホームページでも話題にしましたが、事態はさほど変わっていません。
たとえば企業の場合、経営者と現場社員では、同じ言葉なのにまったく反対の意味に使われることさえあります。
実態認識や利害が必ずしも同じでないためです。

今回も、「チャレンジ」とは何か、をライブな言葉で語り合うように勧めました。
それと、いつもと同じように、「一人称自動詞」で語ることを勧めました。
第三者的に話し合っても、議論は深まりません。

また時々、やってくるそうです。
どう展開していくか、楽しみです。

■こころみ学園とココファーム(2013年6月14日)
アグリケア フェラインの集まりで、ココファームが話題になったことがありますが、実際に行ってみようと言うことになりました。
メンバーの小早川さんが窓口になって、企画してくれました。
おかげで、3つのグループの混在チームで、ココファームとその経営をしているこころみ学園を訪問しました。
こころみ学園は、栃木県の足利にある、50年以上の歴史のある知的障害のある人たちの生活量的な組織です。
重い知的障害を持つ人たちが共同生活しながら、ぶどうを育て、ワインを育てています。
事務局長の佐井さんからお話をお伺いし、施設を見せてもらい、最後にレストランで食事をしてきました。
前から気になっていたところですが、やはり現地に行って、知りえたことがたくさんありました。

一番驚いたのは、ブドウ畑が急勾配な山腹にあることでした。
前から写真でも見ていましたし、話にも聞いていました。
急なところは38度だとも知っていました。
しかし、いざそこに行ってみると、やはり驚きました。
上まで登るだけでも私には無理そうです。
どうしてこんな急勾配な斜面にしたのかと質問したら、佐井さんは、厳しさの中で汗をかいて働くことも大事なことですからと言われてしまいました。
こころみ学園の方針は、汗をかいて働く、そして、みんな家族のように一緒に暮らすということなのです。
創立者の川田さんは、貧乏でもいいから、昔のようにみんなで汗を流していこうと言っていたそうです。

もうひとつ印象的だったのは、みんなそれぞれに自分でできることを見つけて、自分のできる範囲でがんばっている。そのできることを繰り返し繰り返しやっていると、それに関しては誰にも負けないプロになる、という佐井さんのお話でした。
たとえば、草むしりのプロ、石ころ探しのプロ。
石ころ探しのプロとい捉え方に、豊かさを感じました。

ほかにも学ばせてもらったことはたくさんあります。
食事の後、ぶどう畑を見ながら30分ほど、いろいろと考えました。

みんなで汗をかいて働く。
それこそが働くことの原点です。
畑や瓶詰めなどを手作業でしているみなさんを見ながら、今の私たちの社会は逆転しているような気がしてきました。

そういえば、瓶詰めのところに外国人が一人混じっていました。
技術指導ですか、と佐井さんに質問したら、あの人は世界各地のワイナリーを勉強で回っているフランス人なのだが、2年ほど前にやってきて、ここに定着してしまったと教えてくれました。
障害をもつ人たちと一緒に、ゆっくりしたリズムで、違和感なくなじんでいました。
豊かな時間を過ごしているのだろうなと思いました。
私ももっと、人生を豊かにしなければいけません。
そうしないと社会そのものが貧しくなっていくような気がします。

■小綬鶏でのカフェ(2013年6月16日)
近くの坂谷さんから、我孫子の船戸の森の中にあるカフェレストランの小綬鶏でカフェしませんかとお誘いがあったので、出かけました。
わが家からも近くで、ちょうど武者小路実篤の別荘だったところに隣接しています。
ちょうど雨上がりの新緑の中で、高原の中の雰囲気でした。

坂谷さんは元気そうで安心しました。
坂谷さんは私が元気そうで安心したといっていました。
坂谷さんは博識なので、この辺りの昔の話をいろいろと教えてもらいました。
坂谷さんのご自宅もこの近くなのです。

■沈殿してました(2013年6月18日)
いろいろとあって、この数日、沈殿状態でした。
気も体も動かないのです。
そうなると悪いものをどんどんと吸い寄せます、
あるいは悪い話を予感して、気が沈んでいくのかもしれません。
ともかくバッドニュースが多く、気が萎える数日でした。
せっかく栃木のココファームで元気をもらってきたのですが、見事にどこかに行ってしまいました。

そんなわけで、実はホームページの更新も忘れてしまいました。
ホームページを開いて以来、2回目のことです。

気が沈んでいる時には、それに流されるのが、私の生き方ですが、今回は本を読んでいました。
つんでいた「なめらかな社会とその敵」「枠組み外しの旅」「社会的なもののために」を読みました。
それぞれに面白かったです。
実は途中で挫折していた「コモンウェルス」を読もうと思ったのですが、やはりだめでした。
ネグリは、気が張っていないと読めません。

■三川内の三浦剛さん(2013年6月19日)
三川内焼を元気にしようと佐世保市の三川内に出店した三浦剛さんから20年ぶりに連絡あったことは先週、書きました。
三浦さんが読み直したいというので、私が関わっていた時に窯元たちとつくった「三川内陶芸の里構想:土を耕し、文化を耕し、心を耕す」を送りました。
その時の私の思いは「共生き」発想でした。
自然との共生き、歴史や未来との共生きです。
しかし外部から関わる者の限界は、構想を具現化する段階で、残念ながらはっきりしていきます。
まちづくりには60年スケールで取り組まなければだめだと水俣の市長だった吉井さんに教えてもらいましたが、やはりそこに住まなければいけません。

しかし、三浦さんは佐世保に店を出しました。

三浦さんは手紙に、「今こそこの構想が実現する出発点であるように思っています」と書いてきてくれました。
そして、三川内の資料を送ってきてくれました。
とても懐かしいです。
さらに来週は東京の椿山荘で嘉久房窯の展示会があるそうです。
関心のある方はぜひ行ってみてください。
感動的な美しさを体験できると思います。

■技術カフェのテーマはあんこプロジェクト(2013年6月20日)
技術カフェを新路線に切り替えての1回目です。
今回の話題提供者は櫻井さんで、テーマは浦和で始まっている「あんこプロジェクト」。
そのプロジェクトの若林さんも参加してくれ、櫻井さんとお二人で、お話をしてくれました。
浦和の駅から10分くらいのところ、10数年前まで操業していた、あんこ製造工場が、ほぼそのままの形で今も残っているのだそうです。
工場だけではなく、ソウコも煙突も、また戦時中の防空壕までしっかりと残っています。
周辺は分譲マンションがどんどん立っている中で、ここだけが売られずに守られているそうですが、若林さんをはじめとした数名の仲間で、なんとかして残されたものを活かして、まちを元気にしていく拠点に出来ないかと起こして立ち上げたのがこのプロジェクトです。
まだ同志は少ないそうですが、お聞きしたらほとんどの人が私の知り合いでした。

こうした一昔前のものづくりの現場は、どんどんなくなってきていますので、ここを残したいという若林さんたちのお気持ちはよくわかります。

このプロジェクトを起こすキックオフ資金は、タコファンドという、いわば「講」的な資金ファンドから1万円弱の資金がでたのが契機だそうですが、これも実に共感できます。
日本のNPOは企業のようにお金集めに気を向けてしまいますが、資金助成を受けてだめになるNPOをいくつも知っているので、1万円弱の助成金と言うのは実に納得できるのです。
ついでに言えば、「ボランティアでやっている」と言う人も多いですが、そういう発言の根底には金銭志向の呪縛があるように思います。

まずは7月27日に、そこでイベントをするそうです。
内容が決まったら、また案内させてもらいます。

今回は、常連の藤永さん、井坂さん、石井さん、渋谷さんのほか、平田さんが参加してくれました。
平田さんの農と食の話も、とても面白かったです。
いつか平田さんのセッションもやりたいです。そうなると、アグリケアとの繋がりも出てきます。
絡み合うネットワークが私のビジョンですので、ますますおもしろくなりそうです。

■協同組合サロンの第2弾をやります(2013年6月21日)
岐阜から佐々木さんが上京してきたのでお会いしました。
佐々木さんと相談し、8月に韓国ツアーを話していたのですが、やはり準備不足なので、少し先延ばしすることになりました。
できればコムケア的に、準備会をもう少し重ねたほうがいいと思っていたので、そうであればと協同組合を切り口にした「助け合いの文化と仕組みを考えるサロン」を軸に何回かのミーティングを持ち、そこからみんなでツアーを共催するスタイルにシフトすることができそうです。
早速、7月に、佐々木さんも含めての第2回のサロンを開催する予定です。
7月17日が第1候補です。
関心のある方はご参加ください。
詳しい案内は来週、お知らせに掲載します。

■さて面白くなってきそうです(2013年6月21日)
詳しくは書けないのですが、ある事業の再生に関わっている事は前にも書きました。
そのプロジェクトはなかなか先が見えないどころか、状況は悪化しています。
しかし、プロジェクトは状況が悪化すればするほど面白くなるものです。
同面白くなってきているかかけないのが残念ですが、すべてが決着したら、書きたいと思います。
いま書ける事はひとつだけです。
ビジネスにとって大切なのは、「フェア」であることです。
改めてそのことを実感しています。

■志木市でのスリーAの始まり(2013年6月21日)
LLPリソーミックの鈴木さんが、明日、埼玉の志木市の志木サテライトオフィスで、『スリーA認知症予防ゲーム体験会』を開催します。
志木サテライトオフィスの代表は柴田さんです。
私が志木サテライトオフィスで柴田さんにお会いしたのはもう30年ほど前だったと思います。
その試みはいささか時代を先取りしていたのかもしれませんが、柴田さんは決してぶれずに、その活動を続けています。
私は「ぶれない人」が好きですので、柴田さんは信頼しています。
その柴田さんと鈴木さんがその企画を立て、コムケア仲間の須田さんと3人で仕組んだのがこの体験会です。
須田さんも、柴田さん以上にぶれない人ですから、このチームは強いでしょう。
利益など急いで上げようとせずに、ともかく継続して、柔軟に変化させていくのがいいと鈴木さんに話しました。
私も一度うかがってみようと思います。

いずれにしろ、関東でコムケア的なスタイルでスリーAの場ができていくことはうれしいです。

■久しぶりの大宰府の加野さん(2013年6月22日)
久しぶりに大宰府の加野さんから電話がありました。
加野さんは、私よりも一回り年上ですが、私より元気です。
実に不思議な人ですが、前世ではどうも石田梅岩と縁があったようです。
しかしそれを加野さん自身が知ったのは数年前です。
夢で、そのことを知り、今は京都にお住まいの石田梅岩の子孫の方とお付き合いも始まっています。

その加野さんが、元気ですかと、久しぶりに電話をかけてきてくれました。
もっとも電話は、私を心配してのことではなく、ある朗報を伝えて来てくれたのです。
福島に関わる話ですが、その話しもまた、いささか不思議な話なので、中途半端に書くのは避けたいと思いますが。
それにしても、加野さんは不思議な時に突然、電話をしてきます。
今年は会いにいけるといいのですが、
加野さんは、福岡の大宰府の天満宮の近くで、絣のお店も出しています。

■久しぶりの同志三浦さん(2013年6月22日)
久しぶりといえば、もっと久しぶりに三浦和吾朗さんが、湯島に来ました。
8年ぶりだそうです。
三浦さんとは、いろんなことをやってきました。
ある意味での同志のお一人です。
かつては、湯島のオープンサロンの常連でした。

8年前に何があったかと言うと、私は妻の病気で、社会かとの接点をほとんど切った時期です。
その後、三浦さんは持病の難病が悪化し、入院し、一度は危うかったようです。
それが奇跡的に3回にわたる大手術が成功し、いまはもうこうして湯島まで来られるようになったわけです。

ところが、です。
私にはそうした期間の記憶がほとんどないのです。
なぜ三浦さんとの縁が切れたのか、三浦さんがどういう症状で、今はどうされているのかも、正直に言えば、今日、お会いするまでわからなかったのです。
そのため、三浦さんには大変失礼なことをしてしまったわけで、気になっていたのです。

久しぶりの三浦さんは、お元気そうでした。
人生観も大きく変わったようですが、三浦さんの誠実さや謙虚さは、以前からのことです。
しかし、生命を危うくするような体験をしてから、志に生きるとか、何かを残したいというような肩に力が入った生き方ではなく、自然に生きることの大切さが良くわかったと話されました。

久しぶりに三浦さんにお会いできて、とても元気をもらいました。
誠実な人からは、いつも元気をもらえます。

■じっくりと話し合えたフォワードカフェ(2013年6月22日)
今月は、テーマなしのフォワードカフェにしました。
そのせいか、あるいは最近またサロンが多すぎるのか、今回は少しこじんまりしたサロンになりました。
小宮山さん、三浦さん、吉田さん、吉本さん、永棟さん。私の6人でした。
小宮山さんが来たので、やはり前半は箸の話でした。
後半は、それぞれが自らの話をしてくれました。
テーマのある集まりも面白いですが、私は今回のようなテーマのない話が好きなのです。
なぜなら、そこでは必ずみんな一人称自動詞で語ってくれるからです。
そういう話を聞きながら、私自身はついつい知識を語りだしてしまうのですが、それは個別の話の持つ普遍性のようなものをなんとなくみんなに感じてもらいたいからなのです。
まあ、私の自己満足なのかもしれませんので、人によってはうざったいかもしれません。

しかし、人はみんな悩みから解放されません。
それがもしかしたら、幸せの源なのかもしれません。

■社会を元気にするためのコラボレーション(2013年6月22日)
フォワードカフェ終了後、吉本さんと永棟さんと3人で少し話し合いました。
永棟さんはあるNPOで、スリーA方式の認知症予防ゲームを広げたいのだそうです。
それで吉本さんと相談して、LLPリゾーミックとのコラボレーションができないかということになったのです。
リゾーミックの代表は私なので、相談を受けたのですが、どうせ取り組むなら、ただあるゲームを広げるだけではなく、新しい価値を創発させたらどうかと提案させてもらいました。
その方向で、今度こそ動き出すといいのですが。

動き出したら、私も関わっていこうと思います。

(2013年6月第1週)
■大杉神社での八方ふさがりの厄落とし(2013年6月4日)
■あれ、熱中症かな(2013年6月4日)
■畑仕事の大変さ(2013年6月5日)
■ビジネスは競走共栄(2013年6月6日)
■三川内焼を元気にしたい三浦さん(2013年6月6日)
■風早さんの夢(2013年6月7日)
■白石さんのドラマ(2013年6月7日)
■コミー40周年パーティ(2013年6月8日)

■大杉神社での八方ふさがりの厄落とし(2013年6月4日)
娘たちからちょっと送れたプレゼントをもらいました。
下の娘夫婦からは、2本のネクタイでした。
私が2本しかネクタイがないといつも言っていたからですが、実はネクタイはたくさんあるのです。
ただ面倒なので2本しか使っていなかったと、そもそも最近はネクタイなどする機会は滅多にないのです。
もらったので仕方がないので、今週は少なくとも2回は背広を着なければいけません。

上の娘は、どこでも好きなところに付き合ってやるというので、今日、茨城県阿見町の大杉神社に自動車で連れて行ってもらいました。
前に書いた気がしますが、この神社のちらしによると、私は今年は八方ふさがりの年なのだそうです。
それで、その厄払いにと思ったのです。

ブログに書きましたが、いささか商売主義的だったので、お払いはやめてしまいました。
でもちょっと面白い神社でした。

■あれ、熱中症かな(2013年6月4日)
大杉神社の帰りに、阿見のアウトレットに立ち寄りました。
私のシャツを買ったらと娘が言うのです。
アウトレットというのは私には初めてですが、着いた途端に、私の趣味ではないことがすぐにわかりました。
しかし、平日の午後なのに、けっこう賑わっていました。
一応、全域を歩きましたが、お店に入ったのは1軒だけでした。

帰宅したら、まず娘がダウンし、私もダウンしました。
そういえば、阿見のアウトレットの時、気温が34度でした。
その上、水分をあまりとっていなかったのです。
軽い熱中症だったのかもしれません。
早々と就寝しました。

■畑仕事の大変さ(2013年6月5日)
昨日、早く寝たせいか、朝は快調でした。
それで畑に行って、水やりと草取りをしてきました。
しかし、また草がどんどん成長してきています。
たくさん蒔いた花の種は、どうやらとりに食べられたようで、ほとんど芽が出てきません。

終わって家に戻ったら、どうも喉がおかしいです。
畑仕事の後はいつもそうです。
放射線のせいかもしれません。
昨年の集中的な畑作業以来、ずっとのどがおかしいです。

■ビジネスは競走共栄(2013年6月6日)
私が今、事業再生に関わっている化粧品事業の関係で、取引先の会社とのミーティングをもちました。
経営が軌道に乗るまで、私が社長を引き受けている会社も大変な状況ですが、その一番の競合会社でもある会社も経営的にかなり厳しくなり、わが社への債務不履行が発生しているのです。
注意しないと共倒れにもなりかねません。
こうなることを見越して、私は昨年、関係する会社みんなで新体制を提案したのですが、受け容れられずに、状況は悪化してきています。
それが残念でなりません。

企業の世界は、相手を蹴落とす競争が基本だという人もいますが、そうではありません。
互いの切磋琢磨する共栄型の競走が大事です。
相手の会社には、ビジネスは一時のもの、人のつきあいは一生のものだから、いくら利害が対立してもフェアさだけは守ろうと言っていますが、最近漸く少し分かってもらえたようです。
でもだからといって、事態が好転したわけではありませんが、どんな苦境もみんなで知恵を出し合えば、道は見つかるでしょう。
見つからなければ、それはそれで仕方がありません。
ビジネスとはそういうものですから。

相手の会社の社長は、若くして上場企業を退職し、独立したのですが、会社勤めと企業経営とは全く違うことを痛感しているようです。
彼にとっては、いい経験かもしれません。
敵ながらなぜか好感が持ててしまいます。

■三川内焼を元気にしたい三浦さん(2013年6月6日)
湯島のオフィスに留守電が入っていました。
20年ほど前に、佐世保の三川内焼に関わっていたことがありますが、その時に出会った三浦さんと言う方からでした。
連絡を取ったら、こんなメールが届きました。

佐藤様が以前作成の三川内陶芸の里構想の冊子を探していましたが、佐世保市と陶磁器工業組合には保管が無く、1992年8月25日佐藤様から頂いた心温まる励ましのお手紙を頼りに、失礼とは思いましたが、20年振りでお電話した次第です。今年62歳、時の流れも早く、今こそ当時の想いを試すことが出来ればと、名古屋の田中満雄(佐藤様のオフィスに訪問したとの事)と共に、今は独自の方法でやっていくつもりですが。窯元の数が減っていく中、産業ばかりでなく、もっと多くの人に足を運んでもらえるようにと思っています。そのスタートとして、明日8日三川内山に拠点を置くことにしています。そこで佐藤様のその報告書の構想を今後の活動の手引きにさせていただければ有り難く思います。どうぞよろしくお願いします。

実にうれしい話です。
今年は三川内にも行きたくなりました。

■風早さんの夢(2013年6月7日)
山城経営研究所の風早さんがお弁当持参で湯島に来てくれました。
まあお弁当の話はブログに書きましたが、久しぶりに時間を気にせずに、ゆっくりとお話できました。

なかでも興味を持った話は、風早さんの夢の話です。
残念ながらその夢は実現する前に無残にも消えてしまったのです。
風早さんの生家は岡山にありますが、250年ほど昔の大きな民家だったようです。
近くには広大な山林もあります。
それで会社を辞めたら、そこに戻って、晴耕雨読の生活をしながら、その家を開放していきたかったのだそうです。
ところが数年前に、その生家が不審火で消失してしまったのです。
風早さんの思い出の品もすべて灰になってしまったわけです。

そういう話を聞くと、なぜか夢の復活に何かできることはないだろうかと考えてしまうのが、私の性癖です。
さて何ができるか、考えなければいけません。
かなりの難問です。

■白石さんのドラマ(2013年6月7日)
夢が壊れたといえば、もう一人、挫折を体験した人と会いました。
「理念なき経営はもう続かない」という本もご自分で書いていますので、実名で書いてもいいでしょう。
橋梁基礎工事などを得手としていた株式会社白石のオーナー経営者の白石孝誼さんです。
白石さんの人生は、実にドラマに満ちています。
上場企業だったオリエンタル建設との合併に反対したため、過半数の役員に反対され、社長の座を追われてしまったのです。
しかも、その後、白石さんを追い出した経営陣によって合併が実現したオリエンタル白石株式会社は、合併後、1年少しで倒産してしまったのです。
白石さんの見識の正しさが立証されたわけです。

その白石さんは、いまは全く別の分野で起業し、なれない事業に取り組んでいます。
ある人を介して、その事業の支援を頼まれました。
それでお会いしたのですが、私にはそれよりも白石さんの人生に興味を持ってしまいました。

事業の応援も考えなければいけません。
ここでもまた宿題を抱えてしまいました。
白石さんの話は、また書くこともあるでしょう。

■コミー40周年パーティ(2013年6月8日)
小宮山さんの会社コミーが40周年だそうです。
その記念交流会があるので、参加しました。
小宮山さんとの付き合いはあるのですが、会社との付き合いはありません。
ですから場違いだとは思ったのですが、敬愛する小宮山さんからのお誘いでは受けないわけには行きません。

最初の2時間は、コミーの過去と未来のプレゼンテーションでした。
社員が進行役で、最後はすべての社員が登場しました。
最初は場違いなところにきたなあと思っていましたが、最後は気持ちがとてもあたたかくなりました。
コミーはこれからどんどん元気になるなと確信しました。
やはり小宮山さんは、名経営者です。

後半は立食パーティでした。
なんと30年くらいお会いする機会もなく、しかし律儀に毎年年賀状をくれる弁護士の青木孝さんが参加していました。
10年ぶりくらいの溝井さんもいました。
会社との付き合いがないので、私が知っていたのはその2人だけでした。

ところが、交流会の途中で、私にまで話をする役目が回ってきてしまいました。
何でと思ったのですが、まあ少しだけ話させてもらいました。
しかし驚いたことに、コミーの人たちは、どうも私のことを知っているようです。
社長がいつも「しゅうさん」の話をするので、良く知っていますと、専務も若手社員も言うのです。
しゅうさんとは修(しゅう)さんということです。
そういえば、小宮山さんは私のことをよくしゅうさんと言っています。

お土産をもらいましたが、その中に「コミーは物語をつくる会社です」という立派な本が入っていました。
これは非売品のようですが、たくさんの人に読んでもらいたいと思うほど、良い本です。

会場で国際箸学会の人にも会いました。
私の話を聞いて、よくぞ言ってくれたと喜んで話に来てくれたのです。
小宮山さんの名誉のために、何を言ったかは内緒ですが、小宮山さんのライフワークの箸ピーゲームを広げる宿題も抱えています。
人生、なかなか楽になりません。

(2013年5月第5週)
■箱根合宿(2013年5月28日〜29日)
■反対方向のバスに乗ってしまいました(2013年5月29日)
■悲惨な誕生日(2013年5月30日)
■オープンサロンは中止してしまいました(2013年5月31日)

■箱根合宿(2013年5月28日〜29日)
経営道フォーラムの53期がスタートしました。
キックオフの箱根合宿です。
最近少し方針にずれが出てきているように感じますが、今期も私的に接していこうと思います。
いま必要なのは、技術的な対応ではなく、企業にかかわる人たちの生き方です。

最初の話し合いでそれぞれの問題意識を聞かせてもらいました。
企業経営の支柱を見定めたいという人がいました。
それこそがいま大事なのだろうと思います。
その見定めのためには、一度、企業経営の呪縛を解離す必要があります。
それができるかどうか、です。

■反対方向のバスに乗ってしまいました(2013年5月29日)
約束があったため、合宿を早めに抜け出したのですが、ふと思いついて、帰りのバスと反対向きのバスに乗ってしまいました。
箱根の山を越えて湯河原に降りようと思ったのです。
約束は湯河原だったからです。
ところが元箱根まで登ったら、湯河原行のバスが2時間もないことがわかりました。
それでは間に合いません。
しかたなくまた小田原に戻ることにしました。
しかしせっかく来たのだからと、妻とよく言っていた恩賜公園に立ち寄りました。
あいにく富士山は見えませんでした。
ノンビリしてしまい、あやうく約束の時間に間に合わなくなりそうになりましたが、なんとか間に合いました。

実はもう一泊の予定でしたが、自宅に電話したら問題が発生していました。
娘が急に胃腸炎をおこし、大変なようです。
困ったものです。
それで急いで帰宅しました。
人生はなかなかうまくいきません。

■悲惨な誕生日(2013年5月30日)
とうとう72歳の誕生日です。
フェイスブックでは友だちの誕生日がメッセージされてくるので、お互いにハッピーバースデイ交換をするのが習わしの一つです。
案の定たくさんの人からメールが届きました。

ところが現実は、おめでたいどころではない、悲惨な誕生日でした。
誕生日どころではありません。
夜は一人でありあわせの食事でした。
誕生日は決しておめでたいものとは限りません。
さびしく悲しい72歳の始まりでした。

■オープンサロンは中止してしまいました(2013年5月31日)
実は31日まで出張している予定でしたので、今月のオープンサロンは休会にすることに決めていました。
ホームページで告知し、常連の何人にかには連絡しておきました。
ところがやはりやってくる人がいました。

私自身は早めに別件で湯島を出たのですが、湯島ではオフィスを提供しているグループが使っていました。
その人から電話がかかってきたのです。
申し訳ないことをしました。
しかも一人は北九州市の石松さんでした。
せっかく来てくれたのに、残念でしたが、電話で少し話しました。
もう一人は乾さん、常連なのですが、最近少し来なかったので連絡を忘れてしまいました。
やはりオープンサロンは休みにはできません。
これからはまた休みなしで行くことにします。

(2013年5月第4週)
■柏の葉陶器市(2013年5月19日)
■チェルノブイリ26年目の真実(2013年5月20日)
■技術カフェをどうするか(2013年5月20日)
■「転形期の公共空間」(2013年5月22日)
■湯島の掃除(2013年5月23日)
■農園芸による精神障がい者自立支援(2013年5月23日)
■「ファントム」(2013年5月24日)

■柏の葉陶器市(2013年5月19日)
娘たちが柏の葉公園で開催しいている陶器市に行くというので、私も便乗しました。
妻と娘たちは、前にも行っていたようですが、私は初めてです。
そうした場に出ていくのが何となくおっくうになっていたのです。

柏の葉公園も久しぶりです。
ここは妻が入院していた国立がんセンター東病院のすぐ近くです。
通院途中に妻と一緒に立ち寄ったこともありますが、そんなこともあって、複雑な気分でした。

久しぶりの柏の葉公園は以前とは全く違って、とても整備され、にぎわっていました。
陶器市は、いささか期待はずれでしたが、公園内のバラ園は見事でした。
帰りに、妻がよく通っていた花屋さんによって、オリエンタルリリーを買いました。
妻はバラとユリが大好きでした。

■チェルノブイリ26年目の真実(2013年5月20日)
映画「自殺者1万人を救う戦い」のDVDを、ペイフォワード方式で広げていく活動は今も時々要請があるので、少しまたコピーを作成しました。
しかし、先週のフォワードカフェでうれしいことがありました。
そのDVDを受け取ってくれた中村香織さんが、そのスタイルで、ある本を広げたいと言って、1冊の本をくれました。
宗像良保さんが自費出版した「フクシマが見たチェルノブイリ26年目の真実」です。
その本のことは、ブックのコーナーで紹介させてもらいました。
衝撃的な内容でした。

問題は、この本をどう広げるかです。
それにただ広げるだけではなく、なにか新しい広がりも考えたいです。
それにしても中村さんが「ペイフォワード」してくださったことがとてもうれしいです。
やはり女性たちは、理屈ではなく行動につなげていきます。
見習わなければいけません。

■技術カフェをどうするか(2013年5月20日)
最近、技術カフェの集まりが悪いので、これからどうしようかをみんなで話し合うことにしました。
小宮山さん、櫻井さん、井坂さん、石井さん、それに遠方にもかかわらず渋谷さんと藤永さんも参加してくれました。
それぞれの思いを話してもらい、結果的には最初の原点に戻るとともに、あまり急がずに、ともかく集まりは継続しようということになりました。
渋谷さんも藤永さんは、こういう場はほかにはないので、楽しみにしていると言ってくれました。
私の好きな、ゆるやかなオープンサロン形式です。
それでもまあテーマがないとまた緩みそうなので、毎回、テーマか話題提供者を決めようということになりました。
その途端に、こんなことを発表したいという話が出てきました。
次回は、自らの人生を見事に主体的に生きている櫻井さんが話題提供者です。
さてどんな話が出てくるでしょうか。

■「転形期の公共空間」(2013年5月22日)
ある雑誌での取材記事を読んで興味を持った人がいます。
篠原雅武さんです。
そこで、篠原さんの著書「全‐生活 転形期の公共空間」を読みました。
ハンナ・アレントの公共空間に関する論考ですが、とても面白く、一気に読んでしまいました。
この本に限りませんが、最近読む本に、なぜかまたアレントがよく登場します。
再びそういう時代になってきたのでしょうか。
それにしても、篠原さんのこの本はかなりラディカルです。
私にはとても刺激的でした。

そういえば、ついしばらく前に、市野川容孝さんたちの「社会的なもののために」という本も読みましたが、そこでもアレントは登場していました。
「社会的」と「公共」とをどう考えるかですが、ようやく私が考えてきたコモンズの概念が広く議論されだしたような気がします。
「新しい公共」の欺瞞性も、この本では示唆されています。

それにしても「社会的」「ソーシャル」とは悩ましい言葉です。

■湯島の掃除(2013年5月23日)
湯島で来客の合間に時間が取れたので、トイレと冷蔵庫の掃除をしました。
簡単そうに思われるかもしれませんが、かなり大変でした。

湯島はこの2年ほど、「コモンズ空間」を目指していました。
カギも一時は6つほどをシェアしていました。
部屋の管理費も相応にシェアしてもらおうと考えました。
部屋に空き缶があり、使用した人はそこにお金を入れておく方式です。
湯島で集まりをやった時には、参加費として500円を缶に入れてもらいます。
一時は、その方法で月に2〜3万円集まり、管理費は負担できるようになっていましたが、その反面やはりオフィスが乱雑になりがちです。
一番の問題は、やはり掃除、とりわけトイレでした。
それでやはりその方法は後退させました。
それでもいまも3つぐらいのグループが使用しています。
しかしみんな経済的に苦しいところばかりなので、空き缶にはお金は入らないようになりました。
集まりの場合の500円は逆に最近はみんな入れてくれるようになりました。
また利用した人たちが、カップなどを洗うようになったのですが、掃除だけはまだ妙案が浮かびません。
そんなわけで、私が今日は少し頑張ったのですが、焼け石に水のような掃除で終わってしまいました。

10年以上前に、イエローハッとの社長の鍵山さんの指導で、箱根湯本の公衆便所をみんなできれいにしたことがありますが、その時もっとしっかりと学んでおくべきでした。
普段の生き方が、やはり大切です。

■農園芸による精神障がい者自立支援(2013年5月23日)
今回のアグリケアの集まりは、土と風の舎で開発した「農園芸による精神障がい者自立支援プログラム」を、どう広げていくかでした。
開発グループの中村さんと杉浦さんから現状を聞きながら、何ができるかを話し合いました。
成田の若者自立サポステの阿部さんとサンバッカス農園の遠藤さんのお兄さんが新たに参加してくれました。
少し展望が開けてきました。
しかし、実際にこのプログラムを広げていくのは、かなりのエネルギーが必要です。
福祉の世界は、みんな目先の仕事に追われていて、余裕がないのです。
それに金銭的な収益があがらないビジネスには、多くの人は興味を持ってはくれません。
おかしな時代になってきてしまったものです。

次回、もう一度、このテーマで話し合うことにしました。
仲間を探さねばいけません。

■「ファントム」(2013年5月24日)
韓国の現代物ドラマの「ファントム」を見ています。
全20話で、いまはまだ6話です。
ネット社会のサイバー犯罪とそれを摘発する警察との話ですが、大きなテーマは警察の腐敗、或いは権力の恐ろしさです。
なかなか面白く、録画して時間のある時に見ていますが、日本のドラマとはやはりどこかテイストが違うような気がします。

このドラマを見ていて、恐ろしくなるのは、ネット社会の不気味さです。
今も私はパソコンの前でこの文章を書いていますが、もしかしたらその私をどこかで誰かが見ているのかもしれません。
最近、「つながりの社会性」などと言う言葉が使われていますが、人はネットの端末的な存在になっていくのかもしれません。
そう思いながらも、パソコンから離れられないのが不思議です。

(2013年5月第3週)
■アメリカ史だけではなく現代世界史の風景が変わりました(2013年5月13日)
■もしかしたら脳梗塞?(2013年5月13日)
■ワクワク感は会社を救うか(2013年5月13日)
■畑は順調です(2013年5月14日)
■建て直しに取り組んでいる事業の深刻な打ち合わせ(2013年5月15日)
■韓国ツアーが実現しそうです(2013年5月15日)
■なりわいの種を育てるサロン(2013年5月16日)
■協同組合を切り口に支えあい。助け合いを考える(2013年5月17日)
■うつな人ほど成功するってほんとうですか(2013年5月18日)
■ペイフォワードの嬉しい広がり(2013年5月18日)

■アメリカ史だけではなく現代世界史の風景が変わりました(2013年5月13日)
ブログにも書いたのですが、テレビで「オリバー・ストーンが語るアメリカ史」の第1回から第7回までを一気に見ました。
思っていた以上にはっきりと語られているので、見ていて、気持ちがすっきりしました。
これまでの認識が根底から問い直されるような気がしました。
なんとなく感じていたことに、確証も得られました。
しかし、だからと言って、気が晴れたわけではなく、逆に気が重くなって、元気がまた失われましたが。

ソ連が悪者になりすぎているという気は、どことなくしていたのですが、それでもソ連とアメリカを比べると戦争を終結に導き、戦後の平和をもたらしたのは、アメリカだという認識がずっとありました。
CIAの暗躍は、映画の世界ほどではないだろうとも思っていました。
しかし、ストーンのドキュメンタリーを見れば、現実は映画以上だったのかもしれません。

それにしてもアメリカの政府の酷さは驚くほどですが、それをこういう形で報道するジャーナリズムを存続させているアメリカの社会の健全さは、これまた驚きます。
日本の報道関係者とは大違いです。

私が一番認識を変えたのは、ソ連の役割であり、フルシチョフの勇気です。
フルシチョフに比べれば、ケネディはまだ腰がぶれています。
それに不用心でした。

それと、歴史はちょっとした偶然で大きく変わるものだとも思い知らされました。
トルーマンやフォード、ニクソンが大統領になったのは、ちょっとした事故の結果です。
もしトルーマンではなくウォレスが大統領になっていたら、世界の歴史は一変したかもしれません。
核兵器はもちろん、原発も実現していなかったかもしれません。
歴史に「もし」はないと言いますが、その道もあったと知る事はとても大切です。
歴史に「必然」はないと思えば、少しは元気になれます。

久しぶりに刺激を受けました。

■もしかしたら脳梗塞?(2013年5月13日)
昨夜から少し体調がおかしかったのですが、朝、起きたら、なんとなく身体に違和感があります。
そういえば、最近、思考が言葉にならないことを何回か体験しています。
数年前に、病院でMRIをとってもらいましたが、その時に、まあほどほどに脳梗塞状況が見られますといわれました。
要は、健全に老化していると言うことでしょう。
それがさらに進行しているようです。

でも今朝は何となくいつもと違う気がします。
午後からある発表会があるので、途中でおかしくなると悪いなと思い、午前中は安静にしていました。
健全な老化に慣れていくのも大切ですが、大変でもあります。

■ワクワク感は会社を救うか(2013年5月13日)
椿山荘で経営道フォーラム52期生の発表会です。
今回は受講生が少なく、3つのチームなので、全部同じ会場で発表することになりました。
だから大きな物語をメッセージすることは難しく、まあ単なる発表会になってしまいました。
私が担当するチームは最後の発表でした。
今回は、報告書は事前に読んでいましたが、発表のパワーポイントは見ていませんでした。
実は、報告書を読んで、いささか失望していたのです。
みんなもっと充実した議論をしていただろうに、それがあまり活かされていないのです。
だから発表も正直少し心配でした。

ところが、です。
発表になったら、実に面白くわかりやすいのです。
報告書と発表のあまりのちがいに驚きましたが、うれしくなりました。
ちなみに、今回のチームが選んだテーマは、「わくわく感は会社を救えるか」です。
私にとっては、わくわく感のない会社など存在価値がありませんが、わくわく感はなかなか企業で働く人にはぴんと来ないようです。
私にとっては、とても嬉しい発表でした。
最後に、発表チームに、みなさんもわくわくしながら活動してきたのでしょうね、と質問したら、全員からその通りと答えが返ってきました。
私には、それで子の半年、関わった意味がありました。

発表の後、ほかのコーディネーターと一緒にミニパネルディスカッションもどきをやりました。
そこでまた、どうも思考が言葉にならない体験をしてしまいました。
やはり脳梗塞の進行かも知れません。
チームから、打ち上げを誘われましたが、お断りして、静かに帰りました。
心身の違和感は相変わらずでした。
来週にでも病院に行こうと思います。

■畑は順調です(2013年5月14日)
今日は、脳梗塞予防日にしましたが、いささか退屈なので、近くの家庭農園に行って草刈りをしました。
花畑と野菜畑を少しずつ広げていますが、野菜は順調です。
花がなかなか芽生えてきません。

土と触れ合うと人は元気になります。
しかし、作業はけっこうハードなのです。
娘たちが手伝ってくれると手が抜けるのですが、一人の場合は、自分でやらなければいけません。
さらに問題は、この周辺はかなりの放射線汚染が進んでいます。
ですから必ずしも健康に良いとは限りません。
しかし、少しずつ土が見えてきて、畑の畝が出来ていくと、充実感があります。

昨年はがんばりすぎて、2回ほど倒れましたので、今年はまあゆっくりとやっています。
しかし農作業はひとりでやっているとなにかさびしいです。
みんなでやるのが農業だったのかもしれません。

■建て直しに取り組んでいる事業の深刻な打ち合わせ(2013年5月15日)
ある事業の再建に昨年から関わっていますが、意に反して、深入りしすぎてしまっています。
今日は、その事業の中心になっている2つの会社の社長と一緒にこれからの展開策を話し合いました。
実は、その2社が相互不信に陥り、結果的に事業全体を毀損しているように感じたので、相互に支援しあう形で事業に取り組めるように構想していましたが、相互不信感は思い以上に強く、一社から拒否されました。
そこでもう1社の加担してきていますが、拒否したほうの会社もいま苦境に陥っています。
そこで改めてまた一緒に考える舞台をつくったのです。
最悪の場合、両社とも共倒れしますが、それは避けたいと思っています。

これまで拒否していた会社の社長には、ビジネスは一時のものだが、人生は一生のものなのだから、ビジネスではフェアさを基本にしたいと話しているのですが、それが通じてくれると良いのですが。
ビジネスは「競争」だと良く言われますが、「競走」であればいいですが、争いはビジネスをだめにするというのが、私のビジネス感です。
こんなことを言っているので、企業経営コンサルタントの仕事を頼んでくる会社がいないのかもしれません。
困ったものです。

■韓国ツアーが実現しそうです(2013年5月15日)
岐阜の佐々木憲文さんが東京に来ているので、今日はかねがね話し合ってきた韓国ツアーの相談をしたいと湯島に来てくれました。
事務局役をつとめてくれるという前川さんも一緒でした。
どうやら「スタディツアー」スタイルになりそうです。
テーマは、佐々木さんは協同組合にこだわっているようですので、それに従うことにしました。
韓国の阪神大学に佐々木さんの友人がいますので〈私もソウルで一度お会いしました〉、その人と一緒にシンポジウムもプログラムに組み込むことになりました。
8月に実施できそうです。
関心のある方はご連絡ください。

■なりわいの種を育てるサロン(2013年5月16日)
アグリケア フェラインの事務局をやっている遠藤さんが、私が住んでいる我孫子市の隣の柏で、「なりわいの種」を育てるNPOを立ち上げることになりました。
そして同時に、そのNPOが事務局になって、毎月、「なりわいの種」をテーマにしたオープンサロンを柏で開催することになりました。
その第1回目立ったので、遠藤さんからのお誘いもあり参加しました。
柏の市民活動センターの松清さんも応援していますし、顧問には杉野さんも参加しているそうです。

川名さんから活動の種子などの話がありました。
最初なので、スピリチュアリティ来い、いやかなり青臭い議論を吹っかけてしまいました。
市民活動は最初の理念の共有化が大切です。
我孫子で立ち上げたLLPは、それを少し疎かにしたため、最初は動いたのですが、持続発展が難しくなっています。

それはともかく、NPOの名前に「なりわい」を入れたのはとても共感できます。
そろそろ産業のための仕事から生活のための仕事に、私たちは生き方を変えていく時期だろうと思います。

■協同組合を切り口に支えあい。助け合いを考える(2013年5月17日)
アグリケアの仲間の田中さんに頼んで、協同組合をテーマにしたサロンを開催しました。
アグリケアだけではもったいないので、共済研究会やコムケアなどにも案内を出しました。
かなり手応えがあり、10人を超える参加申し込みがあったのですが、なぜか開催当日になって5人の方が急用などで参加できなくなってしまいました。
いささかあせりましたが、結果的には申し込みがなかった人も含めて、10人を超える参加者になりました。

最初に世界の協同組合に造詣の深い田中文章さんから「欧州の源流に学ぶ」というテーマで基本から話してもらいました。
田中さんは農林中央金庫にお勤めのこともあって、ライファイゼンバンクからの流れの話をしてくださいました。
ていねいに資料も作成してきてくださり、協同組合のことを全く知らない人にも、わかりやすいお話だったと思います。
このサイトにも、これまでライファイゼンのことは何回か登場していますが、もしライファイゼンの思想がもっと広がっていれば、世界の状況はいまとは全く違うものになっていたでしょう。

終わった後、参加者の一人から、単発で終わらせるのはもったいないので、続けられないかと言われました。
今回の参加者の中には、ワーカーズコープに取り組む人やモンドラゴンに視察に行ったことのある人もいますので、継続的な開催も考えてみようと思います。

協同組合は、本来は政府(行政)や企業とは別の独自の世界(コモンズ)を構築していくことを目指していましたが、日本ではどうもそのいずれかに絡めとられてしまっています。
公共空間さえもそうした状況にありますが、その流れを変えないと社会はどんどん壊れていくように思います。
視点を変えないといけません。

参加者の自己紹介の時に、佐々木さんが「生業」の話を出してくれました。
それにつなげて、私も昨夜体験した「なりわい」視点の話をさせてもらいました。
そして、最後も、その視点でしめさせてもらいました。
そこに、大きなヒントがあるように思います。
私が20年ほど前に書いた「脱構築する企業経営」の結論もそうだったのですが、当時はみんなから批判されましたが、今は共感してくれる人も少なくありません。

またパート2を開催しようと思います。

■うつな人ほど成功するってほんとうですか(2013年5月18日)
サロンつづきですが、今日はフォワードカフェでした。
テーマは「うつ病」。
ご自身もうつで3か月入院体験のある浜田幸一さんにお話をしていただき、あとは自由な話し合いでした。
浜田さんのお話は、体験を踏まえたものなので、とても具体的で、たくさんの示唆がありましたが、それ以上に、実に面白く、まるで「ひとり漫才」を聞いているようでした。
最近少し疲れ気味でしたが、元気になりました。

浜田さんが著書の「うつな人ほど成功できる」で、うつの予兆リストを18項目あげているのですが、私はなんと11項目が該当していたのです。
うつ状況に入っているのかもしれません。
いささか心配でしたが、今日のお話で、たぶん予防できたと思います。

今日は休日にもかかわらず、10人を超す方が参加してくれました。
久しぶりに、自殺のない社会づくりネットワークの事務局長の福山さんも参加しました。
また経営道フォーラムで知り合った企業幹部の方も3人も参加してくれました。
以前のようにまた、湯島を企業やNPOや行政の出会いの場にしていければと思います。

話は多岐にわたり私にはとても刺激的でした。
お話くださった浜田さんからも、とても楽しかったとメールが来ました。
浜田さんの話に誘われて、ご自身の体験を話された方もいますし、高校生の教え子の話をしてくださった方もいます。
精神看護やセラピー活動をされている方もいて、時間がとても足りませんでした。
これもまた、パート2を要請されました。
また身が持たなくなりそうです。

■ペイフォワードの嬉しい広がり(2013年5月18日)
フォワードカフェで、それとは別のとても嬉しい話がありました。
参加したアートセラピストの中村香織さんが、終了後、お願いがあるといって、本をくださいました。
「フクシマが見たチェルノブイリ26年目の真実」です。
そして、佐藤さんと同じように、この本をペイフォワード方式で広げていきたいというのです。
この話は来週、書くようにします。
何ができるかを少し考えたいからです。
しかし、ペイフォワードで「自殺者1万人を救う戦い」のDVDを広げる活動を、こういうかたちで引き継いでくれる人が出てきたことがうれしくて仕方ありません。

世界は善意で満ちているのです。

(2013年5月第2週)
今週のテーマは「広げる」です。
■わが家の農園を広げたい(2013年5月7日)
■箸ピーゲームを広げたい(2013年5月8日)
■福島の放射線量調査の挫折(2013年5月8日)
■「自殺者1万人を救う戦い」で提起された問題意識を広げたい(2013年5月9日)
■認知症予防ゲームを広げたい(2013年5月10日)
■認知症予防ゲームを東北にも広げたい(2013年5月10日)

■わが家の農園を広げたい(2013年5月7日)
昨年は草刈りに終わったわが家の畑を、今年は頑張って、花畑と野菜園に復活させようと思っています。
少しずつ耕しだしていますが、ようやく10坪ほどの畑が実現しました。
5種類くらいの野菜の苗を植えました。
花は先週、タネを蒔きましたが、まだ発芽していません。

これから少しずつ整地し、50坪全面を数年前のような畑に回復する予定です。

■箸ピーゲームを広げたい(2013年5月8日)
国際箸学会の小宮山さんがやってきました。
箸ピーゲームをもっと広げたいのだが、なかなか広がらないと嘆いています。
小宮山さんの会社は、ユーザーサティスファクションを基本にして成果をあげてきています。
しかし、その小宮山さんが、箸ピーゲームに関しては自画自賛が多すぎて、聞いているほうは退屈します。
箸ピーのセットのデザインは、有名なデザイナーがしたといつも言いますが、それがどうしたという気もして、みんなたぶん引いてしまうでしょう。
思い入れが強いと、小宮山さんのような人でさえ、見えなくなってしまうのです。

箸ピーゲームがなぜ広がらないのかは、それをやった人にきちんと聞かなければいけません。
今回は、いささか辛口のコメントをさせてもらいました。
そんなわけで、話し合いはなかなか終わらず、2時間たっても終わりそうもありません。
私の話し合いの時間限度は2時間ですので、そろそろ切り上げたくなりました。
その方法は一つしかありません。
箸ピーゲームを広げることに協力することにしたのです。
そんなわけで、6月には湯島で箸ピーゲームサロンを開催します。
そして、どうやったら広がるかを考えたいと思います。
よほどお暇の方は、ご参加ください。

■福島の放射線量調査の挫折(2013年5月8日)
これは、広げることへの取り組みの挫折の報告です。
技術カフェのメンバーを中心にして、放射線汚染マップづくりや福島現地での放射線汚染実査プロジェクトで、原発問題への関心を広げる活動を計画し、ミーティングも行ってきましたが、見事に失敗してしまいました。
やはりこれは片手間で出来る話ではないようです。
それに、それなりの費用を負担しなければいけません。
いざやろうとなったら、動き出せないのです。
みんな忙しすぎるのかもしれません。
それで、いささか残念なのですが、このプロジェクトは保留することにしました。
お恥ずかしい限りです。

■「自殺者1万人を救う戦い」で提起された問題意識を広げたい(2013年5月9日)
このコーナーでも報告しましたが、レネ・ダイグナンさんの制作した記録映画「自殺者1万人を救う戦い」のDVDを広げる活動も、いささか先細りになってしまいました。
今も時折、DVDの要請がありますが、やはりこうした活動は何かの仕組みがないと勢いが持続できません。
私自身、3月はそれなりに思いを入れ込んでいましたが、いろんなことをやっている関係で、エネルギーと投入時間を持続できませんでした。
DVDを配布した結果の反応も、最初はよかったのですが、思っていて以上に弱かったのです。
どこかに無理があったのでしょう。
反省しなければいけませんが、しかし、この映画での問題提起はきちんと引き受けて、意識を広げていきたいと思います。
その第一段階として、「医療と自殺」をテーマにしたラウンドテーブルセッションをそろそろ企画し始めようと思います。
一緒に取り組んでくれる人を募集中です。

■認知症予防ゲームを広げたい(2013年5月10日)
今月のコムケアサロンは、認知症予防をテーマにしました。
京都のNPO法人認知症予防ネットの福井さんがゲストです。
同じNPOの井原さんと岡林さんも参加してくれました。
また一昨年の東京での公開フォーラムに参加し、その後、ゲームの普及に取り組んでくれている水口さんや須田さん、渡部さんも参加してくれました。
しかし、仲間だけで話し合っているよりも、もっとさまざまな人に触れてもらいたくて、今回は少し違った分野の人たちにも声をかけました。
特に企業関係の人に参加してもらいたかったのですが、参加人数の枠もあったので今回は控え目に声をかけました。
それでも2人の人が参加してくれました。
最近、高齢者施設を立ち上げた人やネットで知ってくれた人も参加し、12人の参加になりました。
ちょうどいい人数でした。
初めての人もいたので、ゲーム体験もしてもらいました。

福井さんは、スリーA方式のエッセンスや最近取り組んでいる東北被災地の活動などの話を最初にしてくれましたが、ご自分の体験から認知症の予兆なども具体的に話してくれました。
初参加の方が、母の認知症が進行する前に、今日の話を聴いていたらよかったといってくれました。
たしかにそうです。
認知症の兆しに、いち早く気づくことで、予防策はいろいろとあるのです。
家族や周りの人の対応で、認知症の予防や、時には引き戻しも可能です。

話の中で、大切なのは、私たちの日頃の生き方だという話になりました。
個別問題にあまりに焦点を合わせて取り組んでいくと全体が見えなくなってしまいます。
私自身は、「大きな福祉」という視点から、自らの生き方を見直す事が一番大事だと思っていますが、そうした取り組みの必要性を改めて確信しました。
医療の限界の話も出ました。

それはともかく、認知症に関する具体的な情報を、もっと広げていくことが必要です。
そのために、私にもできることがありそうです。
またいくつかの物語がはじまりそうです。
来週は、「うつ病」をテーマにしたサロンがありますが、今回、みなさんのお話を聴いていて、うつも自殺も認知症も、みんな同じ問題だと思いました。

■認知症予防ゲームを東北にも広げたい(2013年5月10日)
認知症予防ネットの福井さんは昨年からもう10回近く、東北被災地に認知症予防ゲームの普及に通っています。
次の課題は、現地にゲームリーダーを育てていくことです。
この課題は、昨年、理事長の高林さんからも言われていることです。
それで、コムケアサロンの前に、お話をお聞きし、私にできることは何だろうと相談させてもらいました。
資金集めが一番簡単なことですが、高林さんも福井さんも、あまり喜ばないでしょう。
何しろ長年私財投入を含めて活動費用を自分たちで調達しているからです。
だからこそ続いているのだと私は思っていますので、資金集めは中心にはなりません。
そうなると何でしょうか。
研修の場所集めも運営に関するスタッフも、かなり目処がついてきました。
後は、リーダー研修の状況を録画して、教材をつくることでしょうか。
しかし、それはかなりの資金が必要で、私の調達能力を超えてしまいます。
いささか悩ましい問題です。
しかし、東北でのリーダー研修はぜひ実現し、広げていく必要があります。
もう少し考えてみたいと思います。

(2013年5月第1週)
世間は連休ですが、私もまさにお休みでした。
前半はいろいろありましたが、後半はただただ怠惰に過ごしました。
そのおかげで、おかしな話ですが、とても忙しかったです。
■久しぶりの三浦和吾朗さん(2013年4月29日)
■ばっさりと資料整理(2013年4月30日)
■山本さんと樋口さん(2013年4月30日)
■畑仕事再開(2013年5月1日)
■日本子どもNPOセンターの立柳さん(2013年5月3日)
■カレイドジャパンの権藤さん(2013年5月3日)
■自民党憲法改正草案を読みました(2013年5月3日)
■韓国の金さんという人からメールが来ました(2013年5月3日)

■久しぶりの三浦和吾朗さん(2013年4月29日)
オープンサロンの常連だった三浦さんから久しぶりにメールが来ました、
新しい生活環境が整ったようで、またサロンに参加したいというメールでした。。
最近のサロンは、三浦さんが参加されていたころとは様変わっていますのでいささか心配ですが、間もなく再会できそうです。

■ばっさりと資料整理(2013年4月30日)
身辺整理はいつも途中で挫折します。
それは捨てるものと残すものを吟味するためです。
原則として「捨てる」とすれば、たぶん挫折せずに進むでしょう。
その思いで、まずは資料整理を始めました。
部屋がきれいになり、床が見えてきました。

■山本さんと樋口さん(2013年4月30日)
ビレッジハウスの山本夫妻と税理士の樋口さんをお引き合わせしました。
私も関わろうと思いましたが、どうもその必要はなさそうなので、樋口さんにお任せしました。
その話し合いの中で、知ったのですが、私はビレッジハウスの役員だったようです。
確かに一度、ある必要性で引き受けたことがありますが、そのまま残っていたようです。
これを機会に退任させてもらうことにしました。
こうした面でも、できるだけ身辺整理をしていこうと思います。

■畑仕事再開(2013年5月1日)
身辺整理ではありませんが、家庭農園の再開に着手しだしました。
昨年は1年かけてササを撃退し、草刈りをしていただけですが、今年は花を植えることから始めようと思います。
しかし旗仕事は重労働です。
今回は娘たちにも手伝ってもらいました。5坪ほどの花畑が整地されました。
種がうまく発芽してくれるといいのですが。
この調子で花畑を広げていく予定です。

■日本子どもNPOセンターの立柳さん(2013年5月3日)
日本子どもNPOセンターの事務教を臨時に湯島においていましたが、ようやく新しいオフィスの目処がたったようです。
しかし、これを契機に、コムケアとの共同プロジェクトも検討したいというので、立柳さんが相談に来ました。
私の市民活動観やNPO観は少し世間の流れから外れていますので、いろいろと話し合いをしました。
大枠は共有できたと思います。
できれば秋に共同の公開フォーラムでも開催できればということになりました。

■カレイドジャパンの権藤さん(2013年5月3日)
いま私が直面している難題の一つは、化粧品を扱っている企業の再建ですが、その大手の取引先の会社の社長から急に会いたいと要請があったので、会うことにしました。
実はその会社とはいま、ちょっとトラブルがあるのです。
話し合いの結果、トラブルは解消しませんでしたが、どこも大変です。
彼は大企業勤めを辞めて起業しましたが、会社勤めは楽でした、としみじみと言いました。
組織に雇われるのは、たしかに楽かもしれません。

組織勤めを基本として育ててきた日本の社会が、いまおかしくなっています。
そして、その被害を最初に受けるのは、個人企業や中小企業です。
しかし、たぶんどこかでバランスは取れているのでしょう。
権藤さんも、楽ではないが面白いと話していました。
彼とはビジネス上はかなり対立関係になりますが、フェアさだけは守りたいと彼にも伝えました。
ビジネスは一時のもの、人生は時間を超えたものですから。

■自民党憲法改正草案を読みました(2013年5月3日)
自民党憲法改正草案を読んで、あまりの違和感にブログに、「自民党憲法改正草案による亡国への道」シリーズを書きました。
まとめて、このサイトにもアップしました。
原稿の日本国憲法も読みましたが、いかにも粗雑な文章です。
しかし、その精神は大事にし、さらに前進させなければいけません。
自民党草案は、あきらかに後退を意図しています。

■韓国の金さんという人からメールが来ました(2013年5月3日)
ブログの挽歌に書きましたが、私の挽歌に出会った金さんと言う韓国の人が突然メールをくれました。
メールの内容は、ブログに書きましたが,きっかけになったのは,韓国の質問サイトで、宮沢賢治の「薤露青」を調べて、私の挽歌にとんできたのだと思います。
「薤露青」の意味の質問の回答に、私の挽歌の記事が参考になると書かれていました。
ハングルなのですが、いまは自動翻訳ができるので大枠は理解できます。

(2013年4月第4週)
今週は先週とは逆に人との縁があまりない週でした。
月曜日に会う予定の人が急に来られなくなり、水曜日には予定していた集まりが流れ、金曜日にも約束がキャンセルされてしまいました。
福井にいる義姉が急に入院で手術をすることになったり、娘が腰痛になったり、私的な面でもばたばたしてしまいました。
この連休は出かけずに生活を立て直す予定です。
今週はオープンサロンがあったり、新潟のネットワークささえあいの活動の相談があったり、まあそれなりにいろいろありましたが、報告は省略します。

(2013年4月第3週)
今週はたくさんの人に出会った週でした。
それで、そうした初めての出会いの人も含めて、人を中心に書いてみました。
■野田の農場での遠藤さんと椎名さん(2013年4月14日)
■ココファームツアーを企画している小早川さん(2013年4月14日)
■困った時の樋口さん(2013年4月15日)
■映画がいろんな賞にノミネートされ超多忙になってきたレネさん(2013年4月15日)
■レネさんの紹介でやってきた濱田さんと斎藤さん(2013年4月15日)
■峰行の悩み(2013年4月16日)

■目線が高かったかもしれないと言ってくれた平野さん(2013年4月16日)
■もう大丈夫の山本さんご夫妻(2013年4月17日)
■いつかきちんと書きたい成瀬さん(2013年4月19日)
■7年ぶりのマッサージセラピスト國分さん(2013年4月19日)
■そろそろ集大成の鈴木さん(2013年4月19日)

■野田の農場での遠藤さんと椎名さん(2013年4月14日)
今月のアグリケア フェラインの定例会は、遠藤さんのやっている千葉県の野田の農場を見せてもらうことにしました。
杉浦さんと中村さんと小早川さんも参加しました。

ご案内の通り、4月14日の午後、遠藤さんが取り組んでいる農場を見せてもらい、視察後、ミニミーティングをさせてもらいました。
参加者は、埼玉のNPO土と風の舎の中村さんと杉浦さん、神奈川農協中央会の小早川さん、そして私でした。
ちょうど収穫期に入ったときでお忙しいのに、遠藤さんにはていねいに農場をご案内いただきました。
一緒に農場をやっている椎名さんにも会いました。将来は日本に椎名村をつくりたいのだそうです。
実にいいですね。

遠藤さんは2つの農場を現在、経営しています。
農業法人パルグリーンファームの農場とサンバッカス農場です。
今回は前者を見せてもらいました。
4つのハウスで、複数の青物野菜を生産をしています。
作業には連携しているパソナハートフルから障がいのある方を派遣してもらっています。
この日も、4人ほどの人が作業をされていました。
みんな楽しそうに働いていました。
まだ農場の一部しか使っておらず、これからの構想も少しお話いただきましたが、ワクワクするようなビジョンでした。
敷地内には川も復元できそうです。

農場や苗を育てるところなどを見せていただいた後、ミニミーティングを行いました。
そこでの話題も刺激的でした。
アグリケア フェラインの先が少しずつ見えてきました。
追加資料の説明がありました。

■ココファームツアーを企画している小早川さん(2013年4月14日)
農場からの帰りは神奈川農協中央会の小早川さんと一緒でした。
小早川さんは遠藤さんの紹介でアグリケア フェラインに参加してくれました。
なにしろ柏から横浜まで通勤しているため、夜もなかなかアグリケアの集まりには参加できません。
それでゆっくりと話す機会がなかったのです。
初めて電車の中でお話が出来ました。
実家が狭山茶をつくっているようですが、今回の福島原発事故で被害を受けたようです。

小早川さんはいま、ココファームツアーを企画してくれていますが、まもなく実現できそうです。
もう少し電車の時間が長かったらよかったのですが。
今日は、昨夜あまり寝ていなかったので、疲れていて、途中でコーヒーを誘う気力が出ませんでした。

■困った時の樋口さん(2013年4月15日)
友人の会社が経営危機のため、また相談を受けました。
事業戦略や経営管理の問題であれば、対応できますが、それだけでなく、税務申告の問題が絡んでいます。
税理士が対応してくれていたのですが、その処理の仕方が私にはとんでもなく「ひどい」もののように思えるものです。
そのおかげで、同社の社長は会社から巨額な借金を背負うことになったのです。
修正申告をする必要がありますが、それは私の出来る範囲を超えています。
それでまたまた樋口税理士に頼むことにしました。
樋口さんのような税理ばかりだといいのですが。

それにしても、同して私のところに持ち込まれる案件は、最近はお金がらみなのでしょうか。
私の最も不得手なところなのですが。

■映画がいろんな賞にノミネートされ超多忙になってきたレネさん(2013年4月15日)
記録映画「自殺者1万人を救う戦い」が、いろいろな賞にノミネートされだしました。
その上、レネさんはいろんなところから声がかかりだしたようで、とんでもなく忙しくなってきているようです。
あんまり忙しくなると奥さんにしかられるよとメールしたら、映画が受賞したおかげで奥さんと一緒にハワイに行けるかもしれないと喜びのメールが戻ってきました。
まあこういうメールをすぐ返せるようであれば、さして忙しくなっていないようです。
よかったよかった。
忙しくなって、いいことなど、何一つありませんから。

■レネさんの紹介でやってきた濱田さんと斎藤さん(2013年4月15日)
そのレネ・ダイグナンさんの紹介で、濱田幸一さんと斎藤裕紀恵さんが湯島に来ました。
お2人とも「うつ病」体験者です。
濱田さんは、その体験を本にもされていますし、その体験から「うつ」に悩む人たちを対象とした講演活動もされているそうです。
そのパワーポイントも見せてもらいました。
「うつ」に関する濱田さんのお話はとても面白かったのですが、もっと驚いたのは、濱田さんが水俣の出身で、吉本さんの親しい友人だということでした。

私が水俣に行ったのは、もう15年ほど前でしょうか。
当時の市長は吉井さんでしたが、吉井さんの講演記録を読んで感激し、山形で開催予定のイベントの基調講演をお願いしに行ったのです。
ちょうど私の友人たちが水俣に行くというので、それに同行させてもらったのですが、そのおかげで3日ほど、水俣周辺を案内してもらいました。
そのときにお世話になったのが、水俣市役所の吉本さんでした。
地元学などで大活躍されている、とんでもない変わり者の職員でした。
吉本さんに案内してもらった3日間は、私に大きな影響を与えました。
まあそれはそれとして、まさか、こんな形で、その吉本さんの友人に会うとは思ってもいませんでした。

斎藤さんは、レネさんの映画を観て、感動し、濱田さんとレネさんを引き合わせたのだそうです。
そして今回も湯島に同行してくれました。
レネさんの映画は、私にもいろいろと新しい縁をもたらしてくれています。

■峰行の悩み(2013年4月16日)
ジュン夫妻とユカと一緒に、天王台のうなぎやの小暮やさんに行きました。
ここのうなぎは美味しいのです。
ジュンの連れ合いの峰行は、イタリアンのお店「エヴィーバ!」をやっていますが、火曜日は休みです。

少し早目だったのでお客さんがいませんでした。
最近、うなぎがかなり高くなっているので、そのせいかと思っていたら、12時を過ぎたら、満席になりました。
しかし、いつも思うのですが、お客様しだいのこうしたお店は、日によって込み具合が異なり、お店の人は大変でしょう。
イタリアンをやっている峰行も、同じ問題を抱えています。
満席でせっかくのお客様を断ることもあれば、奥役様が来ない日もあるのです。
まあお客様が来ない日は、神様が休ませてくれるのだろうと思っていると峰行は考えているそうです。
実に納得できる考えです。

その悩みよりも、峰行にとっての今日の悩みは、うなぎを食べながら飲むのは、ビールか日本酒かワインか、だったようです。
悩んだ結果、日本酒になりました。

■目線が高かったかもしれないと言ってくれた平野さん(2013年4月16日)
いつもは連絡がない成田の若者自立支援サポートステーションの阿部さんから突然電話がありました。
珍しいなと思って、電話に出ると、農業と福祉の関係で活動に取り組んでいるという平野さんと会っているので、いま変わりますと、突然、平野さんに代わられてしまいました。
相手の都合など一切考えない、いつものやりかたで、いささかむっとしましたが、
平野さんと話してみたら、実に話が通るのです。
どんな人か全くわからなかったのですが、いつものように、平野さんの言葉に私なりの素直な反応をさせてもらいました。
そうしたら、その言葉が平野さんにはすんなりと受け容れられたのです。
反発されても仕方がない言い方だったのですが。

翌日、メールが来ました。

グループホーム運営について佐藤さんの言葉が、私に良い気付きを与えてくれました。
訓練をしてあげる
経験の場を提供する
自立させる
グループホームを開くうえでこの様に考えていた私の立ち位置は、なんて上からなんだろうと。彼らの成果ではなく私の成果を求めていたのではないだろうかと。
一緒に学び経験し、それぞれ独自の到達点を共に見付ける。グループホームはそんな場所で良いのではないかと今は思います。
グループホーム開設について、まだまだ試行錯誤の途中ですが、またご相談の機会が有れば幸いです。

相談に乗りたくなりました。
もう少し近ければ明日にでも行くのですが。

■もう大丈夫の山本さんご夫妻(2013年4月17日)
ビレッジハウスの経営相談に乗り出しましたが、ようやく懸案の契約がいくつか決まりだしたようで、前回お会いした時とは雰囲気が全く違っていました。
もう私が関わるまでもないかと思うほどの状況ですが、うまく展開する企業は、あえて私が関わることもないでしょう。
月に数回は来ないといけないかと危惧していましたが、まあこの調子だと大丈夫そうです。
よかったです。
お金をもらう仕事に発展させようかなと、少し思っていたのですが、やめてしまいました。
最近の私の困窮状況から考えると少し残念な気もしないでもないですが、安堵しました。

■いよいよ動き出しそうな金田さん(2013年4月18日)
新潟の金田さんから9月のイベントの件での相談がありました。
いよいよ金田さんたちの「ネットワークささえあい・新潟」も具体的な活動に入りだしました。
金田さんとは来週会うのですが、まあ私と違って、几帳面で心配性な金田さんとしては用意周到でないと落ち着かないのでしょう。
そのため、なかなか電話はしっくりしません。
それに金田さんの長電話は有名なのです。
金田さんもそれを自覚して、また長電話になると佐藤さんのホームページに書かれてしまうと笑いながら言うのですが、長電話は金田さんの文化なので、まあ直すのは無理でしょう。
今回は私がでかける直前だったので、30分で終わりました。

■はがきだけでなく本まで送ってくれた鈴木さん(2013年4月18日)
最近、ひんぱんにツイッターはがきを送ってくれる鈴木さんが、佐藤さんと同じような考えの人の本です、と言って、今度は本まで送ってきました。
「年収150万円で僕らは自由に生きていく」という本です。
この書名を見て、はっと気づきました。
年収にこだわっている限りでは、自由でないと言うことにです。
私も、先日、自分の年金収入額を話してしまいました。
まだまだ私の生き方は、未熟です。
大いに反省しました。
そのせいか、なんとなくまだ読む気になれません。

お金の呪縛から解き放すということは、巨額なお金の収入があってもできる話です。
そもそもお金離れとは小額のお金で生活することではない。
そのことに気づきました。
恥ずかしい話です。

■いつかきちんと書きたい成瀬さん(2013年4月19日)
成瀬さんとは最近、毎週2回ほど会っています。
まだこういう場でオープンに書くことははばかられますが、いささか悩ましい問題で会うことが多いのです。
私は、私の周りで起こっていることをすべてオープンにしていくという生き方を志向してきましたので、いつも成瀬さんとのことも書きたくなるのですが、まあ相手のいることでもあり、それは控えざるを得ません。
でもまあ、何らかの痕跡を残しておかないと、私自身も忘れてしまうので、まあ最近、ひんぱんに会っていることだけを書いておきます。

■7年ぶりのマッサージセラピスト國分さん(2013年4月19日)
マッサージセラピストの日本での第一人者國分利江子さんが7年ぶりに湯島に来ました。
彼女が、マッサージセラピストを目指して渡米する直前に、かんき出版の藤原さんが彼女を湯島に連れてきたのです。
極めてスピリチュアルな女性です。
7年ほど前に、私の妻が國分さんに会いたいと言うので、一度、湯島に来てもらったことがありましたが、以来、初めてです。
実はこの間、さまざまなことがあったのです。
積もる話も多く、3時間の約束時間があっという間でした。

セラピスト議論をかなりしました。
日本のセラピストには、私はいささか辟易していますが、とても納得できるセラピスト観でした。
一度、コムケアサロンででも、話してもらおうと思います。

■そろそろ集大成の鈴木さん(2013年4月19日)
コーチ活動をしている鈴木輝子さんと久しぶりにゆっくり話しました。
鈴木さんたちとはLLPも立ち上げたのですが、それがなかなか機能しません。
それで、まずは鈴木さんの考えていることの実現をお手伝いしようと考えたのです。

話しているうちに、いろいろと鈴木さんがやりたいと思っていることが見えてきました。
結構面白い話です。
彼女はドイツで仕事をしていたこともあり、それが活かせるかもしれません。
鈴木さんもそろそろ仕事を集大成する時期です。
がんばってもらってビルを建ててもらい、その管理人にしてもらえるといいのですが。

(2013年4月第2週)
身体は復調しましたが、なぜか時間不足に襲われています。
暇なはずなのですが、たぶんこなし方が間違っているのでしょう。
困ったものです。
■チビ太くんの近況(2013年4月8日)
■ペイフォワードでのDVD送付(2013年4月10日)
■弁護士の大川真郎さん(2013年4月11日)
■柳瀬さんと遠藤さんのお引き合わせ(2013年4月11日)

■チビ太くんの近況(2013年4月8日)
わが家のチビ太くん(正式の名前はチャッピー)は最近、完全に寝たきりです。
ご飯も排泄も自分ひとりではできません。
その介護は結構大変です。
水を飲ますのも大変なのです。
薬は毎日飲んでいますが、幸いに苦痛はないようです。
寝てばかりいると蹴飛ばしたくなりますが、ほえずに静かにしていると心配になります。
2年前にお医者さんからはもう限界といわれたのに、今もまだ食欲があります。
私よりも長生きするかもしれません。
しかし、散歩していたころのチビ太が懐かしいです。
まあ私の未来を見るような気がしないでもありませんが。

■ペイフォワードでのDVD送付(2013年4月10日)
レネ・ダイグナンさんの制作した映画「自殺者1万人を救う戦い」のDVDを送らせてもらう活動をしていますが、これまでに80人を超える人たちに渡すことができました。
複数の枚数のDVDを送らせてもらった人もいますので、すでに私から100枚以上のDVDが出て行きました。

送った人たちから少しずつ報告が届きだしました。
ある自治体の人は、DVDを100枚コピーし、関係者に配布してくれるそうですし、ある地方新聞社のもと論説主幹の人は論説委員の皆さんで見てもらう機会を作ってくれるそうです。
上映会を行ったり、地元の市役所に持ち込んだり、している人もいます。
100枚のDVDは何枚くらいになったでしょうか。
制作者のレネさんにも報告しました。
彼はファンタスティックと喜んでくれました。

ちなみに、この記録映画は4つの賞を受けることになったとレネさんから連絡がありました。

ちなみに、まだ20枚ほど、私の手元にDVDがあります。
もしご希望の方がいたらお届けしますので、ご連絡ください。

■弁護士の大川真郎さん(2013年4月11日)
大学時代の大川さんと交流が再開したのは、彼が日弁連の事務総長の時代です。
豊島の産業廃棄物問題を扱った著書を送ってきてくれたのが、縁の深まりの契機でした。
この本はとても面白く、このホームページでも紹介させてもらいました。
続いて送られてきたのが「司法改革」、そして最近は医療過誤裁判の本です。
3冊とも、実に刺激的な本です。

この3冊のテーマを見ればわかりますが、大川さんは社会的なテーマばかりに取り組んでいるようです。
話を聞くと、彼の法律事務所のメンバーはどうもみんな同じで、一人は環境問題、一人は薬害問題に取り組んでいるようで、事務所は経営的には大変そうです。
それを知って、実にうれしくなりました。
お金とは別の視点で仕事をしている人に会うとほっとします。
わが大学の同窓生でも、きちんと社会的ポジションを得ながら、大勢に流されずに活動している人もいることをとてもうれしく思います。
たまには同窓会に行く価値があるかもしれません。

大川さんは法テラスの専務理事を今月で引退して、大阪に戻ります。
この数年は、東北の被災地に法テラスを広げる活動に取り組んできたそうですが、そこで、アウトリーチ活動の大切さを実感したといいます。
そこから「司法のパラダイム転換」の気づきにつながるかもしれません。
その体験の後で、司法改革に取り組めば、たぶんかなり違った発想が出てきたでしょう。
私自身は、法テラスという名前からして違和感があり、関心を持っていませんでしたが、なかなかいい活動をしているようで、スコンセプトワークショップ調べてみようという気になりました。
東北には、素晴らしい所長もいるようですし。

もう少し早く大川さんと胸襟を開いて話せば、少しは私の司法観も変わっていたかもしれません。
少し反省しました。

前にも書きましたが、医療過誤問題や医療訴訟のテーマでのサロンが実現できればいいなと改めて思いました。
誰か一緒にやりませんか。

■柳瀬さんと遠藤さんのお引き合わせ(2013年4月11日)
新しい農業に取り組む佐倉グリーンファームの柳瀬さんと野田で農業と福祉に取り組む遠藤さんを引き合わせました。
柳瀬さんの農業観と私のそれとは少し違いますが、大きな思いは同じです。
農と食を変えていかないと、日本の社会は壊れていくという認識です。

もうひとつ柳瀬さんに共感したのは、「わたしの仕事」と「おおやけの仕事」をはっきりと意識し、その両方が必要だと考えていることです。
全く同感で、社会のための仕事だけを言葉にする人はどうも付き合いにくいです。
「わたしの仕事」だけの人はもっと付き合いにくいですが。

何かが始まりそうです。
私も居場所があるといいのですが。

(2013年4月第1週)
何とか体調は戻り始めました。
■寒さが戻ってしまいました(2013年4月1日)
■ツルネンさんからの手紙(2013年4月1日)
■邪馬台国の謎が解けました(2013年4月2日)
■ビジネスの挫折(2013年4月2日)
■ツイッターはがき(2013年4月3日)
■藤原さんがまたいろいろと企てているようです(2013年4月4日)
■経営道フォーラム合宿(2013年4月5〜6日)

■寒さが戻ってしまいました(2013年4月1日)
また冬の寒さが戻ってしまいました。
今年は気温の上下が激しいです。
そのおかげで桜が長持ちしていますが。

■ツルネンさんからの手紙(2013年4月1日)
日本初の青い目の国会議員として話題になったツルネン・マルティさんから久しぶりに「国政報告」が届きました。
以前、リンカーンクラブで一緒で、立候補の時にも相談を受けたこともあります。
参議院議員になってからはほとんど会っていませんが、久しぶりの手紙です。
今度の選挙の厳しさを感じさせます。
ツルネンさんはまじめな人です。
久しぶりに会いたくなりました。

■邪馬台国の謎が解けました(2013年4月2日)
邪馬台国論争には学生のころから関心がありました。
どちらかといえば、私は九州説でした。
それが一番私には納得できたからです。
しかし、最近のさまざまな新しい発見で九州説はかなり分が悪くなってきています。

村井康彦さんの「出雲と大和」(岩波新書)を読みました。
とても納得できました。
村井さんは、「邪馬台国は出雲勢力が大和の地に立てたクニである。しかし、大和朝廷には直接的にはつながっていない」というのです。
私が納得できたのは、魏志倭人伝に出てくる邪馬台国の国制の4官の名前が奈良盆地を囲む生駒、葛城、三輪山などに比定されるということからです。
村井さんはもうご高齢で、これまでの著作とは全く違った一般書を初めて書いたようですが、とてもわかりやすく、面白かったです。
本書を読んで、邪馬台国大和説に変節することにしました。

■ビジネスの挫折(2013年4月2日)
相変わらずビジネスの関係では厳しい状況のなかにいますが、一番の難問の会社の最大の取引先が資金繰りに苦慮しているようで、月末予定の入金がほとんどありませんでした。
このままだと私の会社も倒産しかねません。
社長に電話しましたが、どうも向こうも大変のようです。
どうも督促がしにくくなりました。
どこもかしこも、大変なようですが、本当に経済はよくなっているのでしょうか。

私は、ビジネスの世界も「競争」よりも「相互支援」が大切だと思っていますが、仲間からは「甘すぎる」と怒られています。
しかし、たしかにこのままだと昨年立ち上げた私が社長の会社も破綻しかねません。
困ったものです。
どなたか1億円くらいで引き取ってくれませんか。
もちろん1億円の価値はありませんので、損をすることは間違いありませんが、お金の使い道に困っている人にはお勧めします。

■ツイッターはがき(2013年4月3日)
私は最近、手書きの手紙を書かなくなってしまいましたが、手書きの手紙が来るとなんとなくうれしくなります。
先日、映画「自殺者1万人を救う戦い」のDVDを送らせてもらった福岡の杉尾さんからは、丁寧なお礼状が届きました。
杉尾さんが論説主幹をされていた新聞社の論説委員のみなさんに観てもらうことにしたということが書かれていましたが、杉尾さんらしい直筆の手紙が懐かしかったです。
やはり手紙は直筆でなければいけませんね。
その文化を早々となくしてしまったことをちょっと反省しますが、いまさらなかなか戻せません。
日弁連の事務総長だった同級生からもいつも手書きの手紙ですが、今回もていねいな手紙が届きました。
やはりDVDの礼状でした。

ところで、友人の若い哲学者からは毎週のように手書きのはがきが届きます。
ツイッターはがきなのです。
しかしツイッターよりも長い文章ですが。
その鈴木さんは、毎朝出社前にスタバで読書をするのが日課です。
いまは、道元の「正法眼蔵随聞記」関係の本を読み続けているそうです。
もう何回も読んでいるそうですが。
その影響で、私も以前、鎌田版を読みましたが、今度は遠藤版を読もうと思います。

それはそれとして、今日はそのスタバでのちょっとした出来事が書いてありました。
時々、そのスタバでアルバイトしていた若者たちが会社に入ったようで、その初日の出社前にいつものスタバに立ち寄り、鈴木さんに声をかけたのだそうです。
心があったまりました。
スタバに通うのもいいものかもしれません。

■藤原さんがまたいろいろと企てているようです(2013年4月4日)
かんき出版の藤原さんが湯島に来ました。
ちょっとした相談があるといって、相談料だとコーヒーをどっさり持ってきてくれました。
藤原さんの持ってくるコーヒーは、私の好みなので、うれしい限りです。
でも量が多いので、これからは半分にしてほしいと、これまた勝手な注文を出してしまいました。
まあ、いつものことながら、相談と言っても雑談のようなものなのですが、藤原さんは本づくりだけにとどまらないエディターなのです。
またおもしろいことを仕掛けているようです。
私に何ができるでしょうか。

■経営道フォーラム合宿(2013年4月5〜6日)
箱根で経営道フォーラムの合宿です。
最近は参加者が少なく、私の担当チームもひとつだけなので少し物足りませんが、今回のチームのテーマは前にも書いたように「わくわくの科学」です。
ほとんど完成したいたら、顔だけ出して、温泉に入るだけで帰ろうかと思っていましたが、幸か不幸か、完成していませんでした。
私が参加するとどうも話しすぎてしまうので、いいのかどうかわかりませんが、一応少しは役にたっているそうです。

土曜日は爆弾低気圧が襲来するというので、早目に切り上げることになりました。
私は早目に出て、湯河原の寄る予定だったのですが、ツルネンさんもいないかもしれないのと、天気が悪いと訪問も出来ないのでやめました。

我孫子も夜になって、雨風が強くなってきました。

(2013年3月第4週)
ようやく体調不良から抜け出せそうです。
■久しぶりに住友生命福祉事業団をお伺いしました(2013年3月26日)
■柏公園の桜を初めてみました(2013年3月28日)
■日本の農業復活に取り組む柳瀬さん(2013年3月29日)
■今回も過激なオープンサロン(2013年3月29日)
■事業建て直し活動はますます苦戦です(2013年3月29日)
■高校での福祉教育をテーマにしたカフェサロン(2013年3月30日)

■久しぶりに住友生命福祉事業団をお伺いしました(2013年3月26日)
住友生命社会福祉事業団とのお付き合いはもう10年を超えます。
こことのお付き合いは、私の人生を大きく変えました。
10年ほど前に、NPOを支援するプログラム作りを頼まれ、私の好きなようにやっていいと言われて、当時としては極めて斬新なプログラムを立ち上げたのです。
それがコムケア活動ですが、3年の約束が6年になってしまいました。
その過程で、私の意識も大きく変わってしまいました。
お金の世界から抜け出せたのは、コムケアのおかげです。
その途中で、妻を見送るというアクシデントがありましたが、その後、活動を再開できたのも、コムケアの仲間のおかげです。
それもこれも、住友生命社会福祉事業団が、ともかく私を信頼して自由にやらせてくれたからです。
担当される方は何回関わりましたが、いつも私をいろんな意味で応援してくれています。
そのおひとりの中尾さんが退職されるというので、久しぶりに大阪に行くことにしました。

中尾さんの後任は、いずみホールの支配人の篠原さんが兼務されるようです。
中尾さんと篠原さん、そして原さんと食事をご一緒させてもらいました。
みんな大企業の、しかも私にとっては一番苦手の金融関係の会社の経営幹部なのですが、一緒に話していて、いつもとても心が和みます。
それ以上に、話題がけっこうつながるのです。
自殺とか認知症とか、介護とか、そんな話題なのですが。
個人と組織の違いはいったいどこから生まれてくるのか、不思議です。

■柏公園の桜を初めてみました(2013年3月28日)
今年は花見には行かないだろうと思っていましたが、娘が近くの柏公園に行こうと誘ってくれました。
小さな公園ですが、桜が満開でした。
娘が、お母さんとは来たことがあるというのですが、私はたぶん初めてです。
最近こうしたことが結構あるのです。
いつも一緒にいたようで、そうでもなかったのかもしれません。

■日本の農業復活に取り組む柳瀬さん(2013年3月29日)
以前、二宮尊徳の報国会について湯島で話をしてもらったことのある柳瀬さんが農業に取り組みだしているとお聞きしたので、柳瀬さんに連絡したら早速に湯島に来てくれました。
お話をお聞きしたら、すでに腰を据えた取り組みをしています。
柳瀬さんは某研究所の所長なのですが、ライフワークは農業のようです。
お話していると、私が農業に関心を持ち始めたのと同じ時期のようです。
農業自由化が議論されだした頃です。

細かな点では私と柳瀬さんは考え方が違うかもしれません。
しかし、今の日本の農業はおかしな方向に向いてしまい、このままだと立ち行かなくなるだろうという点では考えは同じです。
行動面での大きな違いは、私と違って、柳瀬さんはすでに行動を起こしていることです。
すでに神奈川県の秦野に水耕栽培の農園をお持ちです。
そして最近、千葉の佐倉に農業生産法人を立ち上げたのです。
そうした行動は、柳瀬さんの大きな構想の一歩です。
その構想をお聞きしました。
スキームとしては、共感できます。
発想が開かれていて、ソーシャルだからです。
協力させてもらうことにしました。
さてなにができるか。
コミットの程度はどの程度にするか。
きちんと考えないといけません。
どうして、こうも次々と面白い話が舞い込んでくるのでしょう。
いつになっても休めません。
これも定めなのでしょうか。

■今回も過激なオープンサロン(2013年3月29日)
今月は体調が少し不安だったので、直前までオープンサロンを開催するかどうか迷っていたのですが、2日前に開催することに決めました。
リンカーンクラブの武田文彦さんから電話があり確認してきたので、もしかしたら武田さん一人かなと思っていたら、柴崎さんと大島さんが来てくれました。
このメンバーだと話題は決まってきます。
「政治問題」です。
案の定、そうなりました。
しかもかなり過激な主張です。
自民党の憲法案やアベノミクスの話題から入りましたが、一人の人がこんな話は他のところではなかなかできない、今日は素直荷自分の思いが話せたと発言したのが印象的でした。
素直な発言がしづらい社会に、日本はもうなってしまっているのかもしれません。
私には、軍国主義の足音が聞こえてきていますが、みんなには聞こえていないのでしょうか。
アベノミクスが生活を豊かにするはずはないのですが、どうしてそんなことさえわからないほどにみんな愚かになったのでしょうか。
それとも私が愚かなのか。
いずれにしろ住みにくい社会です。

■事業建て直し活動はますます苦戦です(2013年3月29日)
決算期でもありますが、私が関わっている企業はどこもかしこも苦戦です。
まあその一つは私の会社ですが。

それはまあ、わかっていたことですが、今日、また新たに衝撃的な電話がありました。
私が関わっている会社の最大の会社が資金繰りができなくて、支払いを延期してほしいという電話です。
最近はあまりにこういう話が多いので、私も免疫ができたようです。
むしろ相手のことが心配になってきてしまいました。
しかし、その会社がおかしくなれば、わが社もおかしくなるのです。
アベノミクスはどうでもいいのですが、なかなか苦境は脱せられません。

■高校での福祉教育をテーマにしたカフェサロン(2013年3月30日)
今回のフォワードカフェは「高校での福祉教育」がテーマでした。
神戸の六甲アイランド高校の福祉科主任教諭の吉田高子さんに同校の実践を中心に話をしてもらいました。
すばらしい実践です。
いじめ問題も含めて、学校教育の根幹を示唆するお話でした。
昨今の表層的な問題解決への取り組みにいささか違和感を持っている私としては、こうした活動がなぜもっと広がらないかと思うようなお話でした。
吉田さんが「おおきな福祉」という表現を使ってくれていることもうれしい話です。
10年前にコムケア活動を始める時に、「大きな福祉」という言葉がなかなか受け容れられなかったことを思い出します。
吉田さんの福祉教育の定義は、「幸せづくり・笑顔づくり」のようです。
これも実にうれしい定義です。
10人を越える参加者があり、時間が足りなかったのが残念ですが、吉田さんはレジメに「第1回」と意識的に書いていました。
第2回目をやらなければいけません。また宿題が増えました。
どなたか問題提起したいという方がいれば、第2回目を開催します。

学校での「福祉教育」(介護福祉士育成教育ではありません)の問題はきちんと考える必要があります。
いじめも自殺も学力低下も、すべてに深く関わっているような気がします。
とても示唆に富むカフェサロンでした。

(2013年3月第3週)
■お彼岸の墓参り(2013年3月19日)
■放射線汚染の実状がなぜ広がらないのか(2013年3月19日)
■調子がいまひとつ(2013年3月20日)
■佐々木さんから高麗人参のサプリメントをもらいました(2013年3月21日)
■「看取りの先生の遺言」(2013年3月21日)
■久しぶりの代官山(2013年3月22日)
■社会教育映画(2013年3月23日)
■挽歌三昧(2013年3月23日)

■お彼岸の墓参り(2013年3月19日)
お彼岸に入りました。
娘たちとお墓参りに行きました。
風が強いためか、今日はあまりにぎわってはいませんでした。

■放射線汚染の実状がなぜ広がらないのか(2013年3月19日)
放射線量計を常時身につけて福島と東京の往復生活を続けている福島医大の立柳さんに、その体験を語ってもらい、そこから私たちとしてどうすればいいかを、話し合う集まりの3回目です。
今回は原子力安全基盤機構の畑さんも参加してくれました。
いわゆる「原子力ムラ」の人ですが、きちんと議論できる人です。
畑さんには、これまで湯島で原発の問題のサロンも2回ほど開催しています。

立柳さんと畑さんとは、たとえば、いまも4号炉から放射線は空気中に拡散しているかどうか、とか、蓄積放射線量の危険性の目安に関する意見の食い違いはありますが、リスクを最小に減らすために情報をもっと共有化していくことが大切だと考えるところでは一致しています。
違った意見を建設的に素直にぶつけ合ってくれますので、参加者も自らの気づきをいろいろと得られるわけです。
誰か一人の話を全て信じて身につけるのとは違います。
そういう意味でもとてもいい集まりでした。
残念なのは、参加者が11人でしかなかったことです。

目先の課題におわれていると、どうしてもこうした大きな問題を忘れがちです。
しかし、原発の問題は、賛否いずれにしろ、私たちの生活の基盤に関わる大きな問題です。
こうした問題をもっと学びあい、話し合うことが大切だと改めて思いました。

ちなみに、今回の立柳さんからの提案は、まずは関心を持った人が携帯用の線量計(3万円ほどで買えます)を購入し、それを携帯して記録を残し、そうした人たちのネットワークをつくってデータを蓄積したらということでした。
3万円は、いまの金銭的には貧しい私にはいささかの負担ですが、やはり買おうと思います。
もし一緒にやってもいいという人はご連絡ください。
基本的には立柳さんと同じ線量計にそろえたいと思っています。

■調子がいまひとつ(2013年3月20日)
どうも最近、体調があまりよくありません。
さほど悪いわけではありませんが、どうも気が出てきません。
こんな状況がもう1か月は続いています。
困ったものです。

■佐々木さんから高麗人参のサプリメントをもらいました(2013年3月21日)
岐阜の佐々木憲文さんが湯島に来てくれました。
佐々木さんの愛犬パルの一周忌を終えたというメールを数日前にもらっていました。
佐々木さんにはもう一人、ミホという愛犬がいますが、パルを見送ったことはかなりショックだったようです。

佐々木さんは私の最近の状況を心配して、高麗人参の錠剤を持ってきてくれました。
これで私も元気になるでしょう。

ところで、佐々木さんはまた新しい取り組み課題が生まれたようです。
佐々木さんの話なので、勝手には紹介できませんが、ちょっとわくわくする話です。
佐々木さんにはかなりの負担だと思う課題ではありますが。
今年こそ共済韓国ツアーを実現したいです。

■「看取りの先生の遺言」(2013年3月21日)
昨年の9月に胃がんで亡くなられて岡部健医師の遺言としてまとめられた「看取り先生の遺言」を読みました。
先日、NHKの「こころの時代」に通大寺の金田住職が出ていましたが、そこで岡部さんが少し取り上げられていたのです。
それがとても心に響いたので、この本を見つけて読んでみました。
とても興味深く、いろいろなことを考えさせられました。

岡部さんとは生前、一度だけお会いする機会がありました
その時にはすでに岡部さんは死期が近いことを知っていたのです。
その死相を感じ取ったために、私はむしろ身を引いてしまったのですが、実に残念なことをしました。
死相は感じたのに、岡部さんの心をつかめなかったのです。
恥じいるばかりです。

この本はとても示唆に富んでいます。
広めていこうと思います。
それにしても、本書の最後に掲載されている、岡部医師とカール・ベッカーの対談は見事です。

■久しぶりの代官山(2013年3月22日)
先週に続いて、代官山にオフィスのあるビレッジハウスにまた行きました。
同社の経営に関する相談を受けていましたが、引き受けることにしました。
久しぶりにお金をもらう仕事になるかもしれません。
会社の実態をお聞きしました。
改めてこれまで関わってきていた税理士を呪いたくなります。
ブログにも先週、書きましたが。

大枠の話を終わって、食事をした後、いま話題の蔦屋書店の前にあるカフェのテラスで話をしました。
話しながらも、話題の蔦屋の建物がいやでも目に入ってきます。
この建物の外観が、私にはどうしても好きになれません。
しかし、この書店ができたおかげで、この辺りの風景はまた変わってきたようです。

ちなみに、私が書店に行かなくなってから、もう6年になります。

■社会教育映画(2013年3月23日)
社会教育圭の映画制作をしている映学社の斎藤さんが湯島に来ました。
斎藤さんから「自殺者1万人を救う戦い」のDVDの要請があったので、それをお送りしたのですが、それが契機で、一度お会いしたいと言ってきたのです。
いまちょうど「生命」をテーマにした映画を企画したり制作したりしているのだそうです。
いろいろと話していると、共通の知人がいたり、共通の関心事があったり、重なるところも少なくないようです。
それに、社会教育的な映画を作っているのであれば、社会教育の雑誌とつなげたら新しい企画ができるかもしれません。
どこかで何かをご一緒できればいいのですが。

■挽歌三昧(2013年3月23日)
毎日書くはずの妻への挽歌のブログが、少したまってしまっていました。
それでこの2日間、時間の合間を見て、挽歌を書き続けました。
24日の日曜日には追いつきそうです。

今回は、最近読んだ「看取り先生の遺言」に触発された挽歌をたくさん書きました。
死生学を少し学んでみようかと思います。
パソコンをやりすぎて、目がしょぼしょぼです。

(2013年3月第2週)
■川野久美子さんに会いました(2013年3月11日)
■映画監督レネさん(2013年3月11日)
■ペイ・フォワードで SAVING 10000 を広げる活動(2013年3月12日)
■強風(2013年3月13日)
■「社会教育」編集長の近藤さん金田さん(2013年3月15日)
■新潟の金田さん(2013年3月15日)
■完全にまた風邪をこじらせました(2013年3月16日)
■蔵田さんのあさり(2013年3月16日)

■川野久美子さんに会いました(2013年3月11日)
ヴィレッジハウスの山本夫妻から、長崎で活動している川野久美子さんを紹介されました。
実にドラマティックな人生を送ってきた人です。
中途半端でなく、波乱万丈です。
実際にお会いすると、小柄な身体なのにエネルギーがあふれ出ています。
ご主人は元任侠の世界の人だったようですが、なんと「○○くん」と呼んでいるのです。
事業家でもあり、そのネットワークも全国に広がっているようです。
私はちょっと風邪気味だったので、ただただ圧倒されましたが、山本夫妻も実に様々な人と知り合いです。

川野さんに引き合わせたいというので、久しぶりに代官山のヴィレッジハウスに伺いました。
何年振りでしょうか。

■映画監督レネさん(2013年3月11日)
2日の公開フォーラムの参加していただいたレネさんとは、いろいろな意味で共感することが多く、
彼の映画DVDをペイ・フォワード方式で広げていく活動を起こすことにしました。
その件で、改めてレネさんと広尾で会いました。
前回はレネさんがご馳走してくれたので、今回は私です。
スタバだったのですが、レネさんはなんとジュースを頼みました。
210円。私も付き合いましたので、締めて420円。
紙パックに入ったジュースです。
レネさんと会うと、いろいろと気づかされます。

彼はDVDをどっさりと持参してきました。
封筒までも、余っているからと持ってきました。
こうした活動には資金がかかるから私も寄付したいと申し出てていたのですが、結果は逆になってしまいました。
彼は「ゼロ円プロジェクト」にしたいというのです。
そのくせ、私には封筒をくれました。
まさに、ペイ・フォワード。
アイルランドで「お金なし村」を開村したマークのことを思い出しました。

レネさんにもいろいろとアクセスが増えているようです。
NHKからもまた、取材申し込みがあったそうです。
そうしたことに対する彼の誠実な対応振りに、これまた感心しました。

今回は奥さんに怒られないように、一時間弱で話を切り上げました。
レネさんと会うと、いつも元気が出ます。

■ペイ・フォワードで SAVING 10000 を広げる活動(2013年3月12日)
いよいよペイ・フォワード方式で映画「自殺者1万人を救う戦い」のDVDを広げていく活動を開始しました。
すでに今日は30人を越える方がDVDを送ってほしいといってきてくれました。
前から頼まれている人も含めて、40人ほどの発送作業をしました。
なかには費用はどうしたらいいかという問い合わせもありますが、ペイ・フォワード方式ですからもちろん何の必要もありません。
送るための切手を寄付したいという申し出もありましたが、これまたお断りしました。
それでは「ペイ・フォワード」にはなりません。
しかし寄付の申し出も無碍には断れません。
寄付というのは、実は結構厄介なのです。

私の会社には、実は時々、寄付してくれる人がいます。
だからとって、寄付者に何かしているわけではありません。
今期は利益が上がったからと寄付してくれる人に対して、「ありがとうございます」の一言で終わりです。
しかし、そのお金は、仮に私が使い込んだとしても、結果的にはペイ・フォワードしています。
私はこの20年、そういう生き方をしているからです。
だから寄付してくれる人も、私に何かを期待などしないのです。
こうした「ペイ・フォワードな生き方」ができることをとても幸せに思います。

映画は you tubeでも観られるので、それを活用して映画を広げていきますというメールも来ます。
しかし、それではペイ・フォワードにはなりません。
映画を観てもらうことが目的ではなく、一緒に映画を広げて行くことが目的です。
レネさんと大坪さんの協力も得て、いま130枚のDVDがありましたが、今日で、半分がなくなりました。
さて、130枚のDVDが、何枚に増えていくでしょうか。

■強風(2013年3月13日)
強風です。
2時からの約束があったので、お昼ごろ、我孫子駅に行くと常磐線がとまっています。
それほどの強風です。
一度、帰宅したのですが、やはり今日の用件は今日済ませておきたいと思い、改めて出かけましたが、電車は止まったり進んだりです。
しかし何とか湯島に着きました。
ただし、治りかけの風邪のせいか、湯島に行くだけで疲れしまいました。
しかも、その後の話し合いがかなりハードな話でした。
気がついたら、夜の10時半。
夕食も食べずに、ある会社の再生策を話し合っていたのですが、なかなか事態を変えられずにいます。
この会社にも強風です。

■「社会教育」編集長の近藤さん(2013年3月15日)
久しぶりに「社会教育」編集長の近藤さんが来ました。
支援している金田さんが無理やり連れてきたのではないかと思いますが、「社会教育」も発行元が変わり、近藤さんも新しい発行元の一般財団に移籍したそうです。

日本には「社会教育」と題した月刊誌が2つあります。
いずれも多分苦戦しています。
時代の流れに乗れなかったのだと思いますが、私はその2冊の本の編集者がもっとビジョンを持って自らのミッションを自覚していたら、様々なことができたのではないかと思っています。
雑誌が衰退するのは自業自得ですが、それによって社会に与えたマイナスを、私は残念に思います。
メディアに関わっている人たちは、そうした社会的な視点で考えて欲しいと思います。
いつもながら、また近藤さんにはかなり手厳しいことを言ってしまったかもしれません。
しかし発想を変えたら、面白いことがいろいろできるはずです。
とても残念でなりません。

■新潟の金田さん(2013年3月15日)
近藤さんと一緒に、新潟の金田さんも湯島に来てくれました。
金田さんは、さまざまな問題を抱えながら、しかし、さらにさまざまな活動をしようとしています。
私に何かできることがないかと考えるのですが、なかなか思いつきません。

金田さんが新たに昨年から取り組み出したのが、「ネットワークささえあい・新潟」の活動です。
4月になったら、その活動のキックオフにでも勝手に出かけようかと思っています。

■完全にまた風邪をこじらせました(2013年3月16日)
昨日、ゆだんしたせいか、風邪がこじれてしまったようです。
微熱とだるさがあり、どうしようもありません。
今回は2回目のこじらせでしょうか。
だんだん状況は悪化しています。
免疫力の低下でしょうか、このごろは風邪がなかなか治りません。
困ったものです。

■蔵田さんのあさり(2013年3月16日)
福岡の蔵田さんが、またどさっさりとアサリを送ってきてくれました。
蔵田さん自らが海に行って採取してきたアサリです。
毎年、蔵田さんからアサリが届くと、春がやってくるのです。
昨年は不調だったようですが、今年は戻ってきたようです。

蔵田さんの自然と共にある生き方がうらやましいです。

(2013年3月第1週)
■フォーラムの反響(2013年3月4日)
■いじめ問題に取り組む百世さん(2013年3月5日)
■深刻な事態(2013年3月5日)
■精神障がい者の自立支援プログラム(2013年3月5日)
■近代の超克(2013年3月6日)
■映画「自殺者1万人を救う戦い」が you tubeにアップされました(2013年3月7日)
■風邪かもしれません(2013年3月7日)
■大坪さんが映画のDVDのダビングを届けてくれました(2013年3月8日)
■わくわくの科学(2013年3月8日)
■やはりまた風邪をこじらせたようです(2013年3月9日)
■確定申告(2013年3月9日)

■フォーラムの反響(2013年3月4日)
2日に開催した公開フォーラム「自殺の問題にどう取り組むか」は、幸いなことに参加者からいろいろと反響があります。
これまで「自殺の問題」など、考えてもいなかった人からも参加してよかったといってもらえました。
先約があり参加できなかった人からは、映画をぜひ観たいのでDVDが入手できないかと問い合わせがいくつかありました。
主催者としてはとてもうれしい話です。
映画を制作したレネさんからもとてもいいイベントだったとメールが来ました。
なかには、遅れて会場に行ったが、もう輪になって全員で話をしていたので、参加できずに帰ってしまったという人もいました。
申し訳ないことをしました。

さてこのフォーラムをどう次のステップにつなげていくかです。
まずは映画DVDのペイフォワード方式での配布運動を考えてみようと思い、レネさんにメールしました。
またラウンドテーブル・フォーラムも開催に向けて準備会をはじめようと思います。
勢いのあるうちにやらないと、最近はすぐに萎えてしまうので、今回は急いで次のステップに移る予定です。

■いじめ問題に取り組む百世さん(2013年3月5日)
リスペクトラストの吉本さんが、いじめ問題に取り組んでいるメンタルサポート・ジャパンの百世さんと一緒に湯島に来ました。
百世さんが、いじめをテーマにしたワークショップをやろうとしているので、その相談に乗ってほしいということでした。
百世さんは、トラウマ解消の専門家でもあるそうです。

私も今年は、ふたつの視点からこの問題に取り組みたいと思っていましたので、お話を聞くことにしました。
百世さんはすでにいろいろと活動をされているようで、その知見などを紹介する場を求めているようでした。
2時間も話し合ったのですが、ワークショップの話には届きませんでした。
コムケアのメーリングリストに参加していただき、そこで発信してもらうことにしました。

私自身は「いじめ」の問題は、「自殺」の問題と同根であり、いまの社会の本質の象徴だと思っています。
暴力行為が「いじめ」などということばで代替されていることに大きな違和感があります。
まさに、社会のあり方や私たち一人ひとりの生き方の問題だろうと思っています。

■深刻な事態(2013年3月5日)
昨年から関わっているあるプロジェクトがますます深刻になってきました。
ビジネスのプロジェクトで、深く関係する会社が3社あるので、内容を書くのは差し控えますが、場合によっては3社とも倒産しかねない苦境なのです。
その原因は「ひとつ」なのですが、そういう方向に向いてしまった責任の一半は私にもあるのです。
人を信頼しすぎてしまったために、思ってもいない状況に引きずり込まれ、気がついたら私もまさに当事者のど真ん中になってしまったわけです。
今日は2社の社長に来てもらい、契約変更を提案しました。
かなり厳しい、深刻な話し合いです。

一番厳しい、私からは距離の一番ある会社の社長が、もしかしたら一番誠実に取り組んできてくれていたかもしれません。
もしこんな関係で出会わなければ、彼とは一緒に何かできたような気がします。
まあ、そう思うところが私の甘さで、だめなところですが。

ちなみに、この深刻な問題は、ジャンヌダルクのような女性が関わってくれているおかげで、何とか破綻せずに続いています。
彼女に感謝しなければいけません。
しかし、この問題は私の人生をちょっと狂わせてしまいました。
人生はままなりません。

■精神障がい者の自立支援プログラム(2013年3月5日)
先週に続いて、アグリケア フェラインの集まりです。
熊本の仲間の宮田喜代志さんが、東北被災地に車両を提供する活動を続けているのですが、その途中、東京に寄れるというので、臨時ミーティングでした。
そもそも宮田さんは、この集まりのきっかけになった人なのです。
宮田さんの話は、いつもの通り、刺激的で示唆にとんでいました。
被災地の話もさることながら、宮田さんからの秋田のある限界集落の調査報告は興味深かったです。
また、老人ホームなどが農業に取り組むことで農業生産額があがっている地域が出始めているという話もありました。
北海道の栗山町も、そのひとつだそうです。
地域通貨のモデル地域のひとつです。

続いて、NPO法人土と風の舎の杉浦さんと中村さんから、「農園芸による精神障がい者のための自立支援カリキュラム」の報告がありました。
精神障がい者に対応するホップステップジャンプの一貫したプログラムは全国でも例がないそうで、私にも、そのすごさがわかりました。
まさにアグリケア フェラインが目指している、農業と福祉の連携に大きな意味のあるプログラムです。
広く普及させていければと思います。
関心のある方はぜひご連絡ください。一緒に取り組みませんか。

来月は、事務局の遠藤尚志さんがやっている野田のサンバッカス農園で4月14日に例会を行う予定です。
農業と福祉をつなげて考える活動にご関心のある方は、ご連絡ください。
今年は実践活動に広げて行く予定です。

■近代の超克(2013年3月6日)
久しぶりに川本兼さんから、最近の論文が届きました。
上智人間学会の機関誌「人間学」の載せたものです。
「民主主義の発展と近代の超克」そして「人間の尊厳及び人権概念の普遍化」です。
川本さんの著作はほとんどすべて読ませてもらっていますが、どんどんと深化しています。
今回は、ホッブスの人間の尊厳の原理の発見を、社会哲学上のコペルニクス的転回と位置づけ、近代の超克のシナリオを提起しています。
小論なので、なかなか読者はその行間を読みにくいかもしれませんが、川本さんの著作を読み続けてきた読者としてはとても説得力があります。

まさにこれからの大きな課題は、「人間の尊厳」をどう具現化していくかです。
ちなみに、川本さんはサンデルの正義論とは違う正義論も前著で書いています
よかったら読んでください。

■映画「自殺者1万人を救う戦い」が you tubeにアップされました(2013年3月7日)
2日の上映会をやった映画「自殺者1万人を救う戦い」が you tubeにアップされました
これで、誰もがフリーで映画を見ることができます。
よかったら観てください。

しかし、you tubeより、みんなと上映会で観たいという人もいるでしょう。
そういう人は、私にメール下さい。
確実にはお約束できませんが、来週以降、DVDをお届けすることが可能になりそうです。
お届けは、前に書いたように、ペイフォワード方式です。
ご希望があれば、DVDを1枚お届けしますので、もしご覧頂いて、共感できたら、お手数ですが、ご自分でも1枚、コピーを作成し、周りの人にあげてください。
詳しくは、またお知らせのコーナーでもご案内しますが、とりあえずレネさんの了解も得ましたので、来週からスタートします。
送り先をご連絡いただければ送らせてもらいます。

■風邪かもしれません(2013年3月7日)
ちょっと気を抜いたせいか、風邪のようです。
最近はあまり風邪をひかなくなったと思っていますが、油断はできません。
毎年、こじらせてしまうので、今回は大事をとって、今日は在宅しました。
しかし、どうにも退屈です。
夕方、近くの接骨院に出かけてしまいました。
風邪に整体は効果があるか、これにも興味はあります。
気のせいか、終わった後、なにやらすっきりしました。
栄養剤を飲み、風邪薬を飲み、ビタミンCをとり、後は寝るだけです。
明日には治らせないと困るのです。

■大坪さんが映画のDVDのダビングを届けてくれました(2013年3月8日)
朝、フェイスブックを開いたら、大坪さんがDVDをコピーしたのでもしオフィスにいたら届けるとメッセージが入っていました。
今日はお休みで、湯島天神に大学に合格した息子さんと一緒にお礼参りに来るのだそうです。
それで朝早くから湯島に出かけました。
幸い、風邪はだいぶよくなりました。

大坪さんは金融会社の経営幹部ですが、2日の公開フォーラムに参加してくれたのです。
いろいろと感想をお聞きしました。
大坪さんは仲間と3人で来てくれましたが、フォーラムの後、みんなで話し合ってくれたそうです。
それだけでも、とてもうれしいです。
今回はいろんな人に幅広く声をかけさせてもらってよかったです。

ちなみに、大坪さんは経営道フォーラムの51期生です。
このチームは、何回も湯島に遊びに来てくれました。

■わくわくの科学(2013年3月8日)
経営道フォーラム52期のチームがやってきました。
前回とあんまり進んでいないようなので、何をしに来たのかなと一瞬、気が萎えましたが、よく聞いてみると、議論はかなり進んでいるようです。
気が萎えたのは、もしかしたら、私の体調のせいかもしれません。
困ったものです。
風邪気味のなかを今日はこのために出かけてきたのですが、やはりあんまり調子はよくありません。
しかも直前に、いささか深刻な長電話をしてしまっていました。
八つ当たりはよくありません。反省!

今回のチームの活動テーマは、社員のわくわく感が企業の業績を良くするというものです。
まあ当然ではありますが、いまの企業は、どうもその反対をしているように思います。

「わくわく感」とは何なのか。
「わくわく」を「やる気」につなげ、業績につなげるにはどうしたらいいか。
そのあたりを「科学」し、仕事に活かしたいというのがメンバーの思いです。
とりわけ「世数世代¥の「わかもん」をどう動機付けるかが

■やはりまた風邪をこじらせたようです
(2013年3月9日)
昨日、湯島に出かけたのがよくありませんでした。
帰宅後、なんとなくつらくなり、発熱してしまいました。
これはいけないと10時に就寝しました。
例年のパターンに陥ると大変です。
例年は、治りそうになると無理をして、またダウンという繰り返しなのです。
今回は、そうはなるまいと、大事を取っていたのですが、免疫力が大きく低下しているのでしょうか。

今朝も、やはりどうも調子が良くなく、熱っぽく、どこかに違和感があります。
幸いにあったかな日和ですので、のんびりしようと思ったのですが、パソコンを開いたら、そうもしていられなくなりました。
大正製薬のゼナを飲んで頑張ろうと思ったのですが、もう残っていません。
今日は気力で頑張りましょう。

■確定申告(2013年3月9日)
風邪気味で、あんまり本を読む気もせずに、退屈なので、確定申告書を作ることにしました。
私の場合、最近は年金以外の収入はほとんどないので、確定申告する必要はないのですが、なぜか以前の延長のせいで、翌年、住民税の申告がどうのこうのと連絡が来ることがあるのです。
行政からの文書は、私の場合、ほとんど理解不能で、放置してしまうことが多いのですが、久しぶりに申告書を書きました。
収入があったころと違い、余りに簡単にできてしまったのと、医療費控除も所得がないので、無意味なのがわかって、ちょっとがっかりしました。
書きましたので、まあ税務署には提出しようと思いますが、無意味な仕事でした。
昨年も、幸か不幸か、年収は200万円に達しませんでした。
まあ、この数年そうなのですが、それでも豊かに過ごせることに感謝しなければいけません。

(2013年2月第4週)
急に公開フォーラムを開催することにしたので、てんやわんやでした。
しかしみんなが応援してくれて、公開フォーラムはとてもいいものになりました。
■公開フォーラム準備会(2013年2月25日)
■協同組合の父 ライファイゼン(2013年2月28日)
■アグリケア サロン(2013年2月28日)
■公開フォーラム参加者はぴったり50人(2013年3月1日)
■公開フォーラム「自殺の問題にどう取り組むか」(2013年3月2日)
■ベロさん(2013年3月2日)
■公開フォーラムで初めての人に会えました(2013年3月2日)

■公開フォーラム準備会(2013年2月25日)
2月9日に最初の準備会を開きましたが、日程的に無理があるので、今回は東尋坊の茂さんたちを中心にしたミニラウンドテーブルにしようと決めたのですが、急に映画上映をすることになり、体制を変えていくことにしました。
それでもう一度、検討会を開催しました。
しかし開催日まで4日しかありません。

新たに佐川さんと吉本さんが参加してくれました。
しかしまだ参加者は20人にも満たないので、みんないささか懐疑的です。

進め方を話し合いました。
まずは映画上映をして、それからレネさんと茂さんに話をしてもらい、後半は全員で輪になって話をすることにしました。
問題は集客です。
50人を目標にしたいと言ったのですが、どうもみんな賛成してくれません。
50人を超えるかどうか、かけようと不謹慎な提案をしたのですが、ほかの人が50人にならないほうに賭けたら、その人は集まるモティベーションが下がるおそれがあるといわれて、やめました。
ともかく周りの人にもう少し幅広く声をかけようと思います。

■協同組合の父 ライファイゼン(2013年2月28日)
今日は日中、いささか深刻な話し合いでした。
あまりここでは書けないのですが、とんでもないトラブルに巻き込まれてしまっていて、思い出すだけでも胃が痛むのです。
その話し合いが延びてしまっていたため、次にやってきた人に一部のやりとりを知られてしまいました。
まあ私の場合、どんなことも隠し立てはしないので、問題はないのですが、その人はわずかのやりとりを聴いていて、ほぼすべてを感じとったようです。

それはそれとして、やってきた人は世界の協同組合に詳しい田中文章さんです。
田中さんも制作にたぶん深く関わっていると思うのですが、「協同組合の父 ライファイゼン」のDVDを持ってきてくださったのです。
いつか田中さんにライファイゼンや協同組合をテーマにしたサロンを開いてもらう約束なのですが、4月になるまではどうも無理そうです。

ところで、田中さんに聞かれてしまったトラブルの内容ですが、実は私が巻き込まれた理由のひとつが、ライファイゼンではないのですが、頼母子講のような制度がつくれないかという思いがあったためです。
まんざら無関係でもないのです。
しかし生半可の知識で取り組むととんでもないことになるのです。
それを今、実感しています。
お金は恐いです。
まさかこの歳になって、お金のトラブルに巻き込まれるとは思ってもいませんでした。
お金を得る仕事しなければいけなくなりそうです。
いい仕事はないでしょうか。

■アグリケア サロン(2013年2月28日)
アグリケアサロンをやりましたが、つづけて来週もあるため、今回はソーシャルビジネス研究会と同じように事務局ミーティングのようになりました。
遠藤さんと中村さんと3人で、これからの進め方を再検討しました。
終わり際に小早川さんが飛び込んできました。
ココファーム視察計画をたてているので、その報告に来てくれたのです。
アグリケアは、来週は熊本の宮田さんも参加しますが、その次はまた農園に行こうと言うことになりました。
楽しみです。
農場に行くと、心身が癒されます。

■公開フォーラム参加者はぴったり50人(2013年3月1日)
2日に開催予定のフォーラム参加者がなかなか集まらず、苦戦していましたが、今日の夕方受付名簿を作成しようと締め切ってみたら、なんと50人ぴったりなのです。
奇跡のようです。
しかも最後の50人目は、最近しばらくあっていない岸田弘さんでした。
思いは通ずるものです。
これで今日は熟睡できます。
準備よりも睡眠が大切ですから。

■公開フォーラム「自殺の問題にどう取り組むか」(2013年3月2日)
3週間前に急遽、開催を決めた公開フォーラムでした。
10時半に青山学院大学で東尋坊の茂さんたちと会い、11時から大学で準備に入りました。
青学の新しい教室を本間教授が自ら予約してくれていたのですが、AV機器も完備されている気持ちのいい教室でした。
12時にレネさんも加わり、みんなで準備に入りました。
12時半から受付開始。
いつもよりも出足がよく、結果的には55人の参加になりました。

前半の2時間は、レネさんの映画「自殺者1万人を救う戦い」の上映とレネさんからのメッセージ。後半の2時間は参加者全員で輪になっての話し合いです。
長いので、前半でかなりの人が帰るかもしれないと思っていたのですが、ほとんど帰る人はなく、輪にするのが難しく、一部のところは二重になったほどです。
話し合いも、様々な立場の人が発言してくれて、議論が偏らずによかったです。
ただやはり時間があまりにも足りません。
4時間くらいはほしいところです。

レネさんも、とても喜んでくれました。
彼の映画を見るとわかるのですが、実はレネさんがこの活動にはいったのは、たぶんある体験からです。
その体験は、映画の最後に語られていますが、私は映画を3回見ましたが、その場面でいつも涙がこらえられません。
明るい笑顔のレネさんの顔が、時にちょっとかげるのは、そのせいかもしれません。
ちなみに私は、そのことを知って、レネさんを応援することにしたのです。
もちろん彼には話していませんが。

今回の公開フォーラムは会費を500円徴収しました。スタッフもレネさんも茂さんも、私もです。会計をお願いした川越さんの方針です。
取材に来たフジテレビのクルーの人からも参加費を取ってしまいました。
それで3万円近く集まりましたが、これはレネさんたちのDVDダビング費用に提供したいと準備委員会のスタッフに提案しました。
レネさんは、すべて自費で取り組んでいます。
ささやかにでも応援したいものです。
よかったらみなさんもCWS基金に寄付してください。
私が使いこまないとは保証できませんが、基本的にはレネ基金にします。

終了後、有志で打ち上げ会をやりました。
今回もまた20人近くの人が参加してくれました。
いつもながら、実にうれしい話です。
その席で、茂さんから、やはりしっかりした「自殺の問題に関するグランドデザイン」をつくらないといけないといわれました。
NPO法人ライフリンクが立ち上がった時、清水さんにラフなグランドデザインのスキームを提案したのを思い出しました。
ライフリンクは、事務所がなかったので、しばらく私の湯島のオフィスを提供していたのです。
残念ながら、当時はまだそうした状況ではなかったようで、それは実現しませんでした。
しかし、改めて、そうしたことが必要になってきているように思います。
茂さんが、いささか酔っていたので、幸いにきちんとした約束をしないですみました。
これ以上、いろんな宿題を引き受けると、もう心身がもちません。
困ったものです。

■ベロさん(2013年3月2日)
前項の打ち上げに少し変わった人が参加しました。
名前は「ベロさん」としかわかりません。
カリフォルニアから昨年8月に家族みんなで日本に転居してきたアメリカ人です。
6年間、日本に住むそうです。

なぜ日本に来たかといえば、昨年、シャワーを浴びていたら、突然、天からのお告げがあり、日本に行けといわれたのだそうです。
なぜ日本に行かなければいけないのかと、いろいろと日本のことを調べているうちに、自殺の多いことを知り、それを解決する事が自分のミッションだと気付いたというのです。

なるほどと納得しました。
天の声には従わないわけにはいきません。
彼の活躍で、日本は住みよくなるかもしれません。
期待したいと思います。
真面目に層思っています。

■公開フォーラムで初めての人に会えました(2013年3月2日)
公開フォーラムのおかげで、長年会っていなかった人にたくさん会いました。
妻が亡くなってからしばらく私は引きこもりがちだったので、そこから付き合いが途切れた人も何人かいるのです。
そういう人が数名、参加してくれました。
ばたばたしていたので、ゆっくり話す時間がなかったのが、心残りですが。

ネットつながりだけで、まだお会いできていない人にもお会いできました。
そのおひとりがブックのコー名で以前ご紹介した折原さんです。
折原さんは、打ち上げまで付き合ってくれました。
これまた私が席を動いていたので、ゆっくり話せなかったのですが。

郡山から参加してくれた小笠原隼人さんは、私のサイトも見てくださったようで、早くから走って生きていますね、というようなことを言われました。
郡山で子どもの問題に関わっている方です。
多分これから接点ができるでしょう。
フジテレビの藤原さんと宮城さんも、取材に来て参加費を取られた上に、打ち上げまで付き合ってくれました。
もうひとりNHKの佐川さんは、準備会にも参加し、スタッフになってしまったので、打ち上げももちろん参加です。
NHKの人は時々来ますが、なかなか佐川さんのように、個人的に付き合う人は少ないです。
仕事で人と付き合うのではなく、人として人と付き合う人がもっと増えてほしいものです。

とてもうれしいこともありました。
直前にJR東日本の富田さんにこのフォーラムの案内を出しました。
鉄道自殺も、大きな問題だからです。
富田さんもいまは社長なので、忙しくてメールは見ないだろうと思っていたのですが、当日の朝になってメールを見たようで、彼の指示で一人参加してくれました。
幸運にも挨拶ができ(初めての人はなかなか声をかけてくれません)、少し話ができました。
会社を背負ってしまうとNPOと付き合うのは難しいでしょうが、いい接点ができないか、一度お話ししようと思いました。
実は富田さんのおかげで、NPO新潟水辺の会とJR東日本は、信濃川に鮭を遡上させるプロジェクトで、とてもいい関係を構築し、成果を挙げているのです。
企業とNPOは協同できることはたくさんあります。
この問題でも何かできれば良いのですが。

(2013年2月第3週)
最近どうなっているのかまるでわからないほど生活が混乱しています。
それでホームページの更新も乱れていますが、3月になれば少し落ち着けそうです。
今週も最小限の記録ですが。
■イソノミア(2013年2月19日)
■ソーシャルビジネス研究会事務局会議(2013年2月20日)
■山本さんとレーズンサンド(2013年2月21日)
■レネ・ダイグナンさんの思い(2013年2月21日)
■視界異常(2013年2月23日)

■イソノミア(2013年2月19日)
柄谷行人の「哲学の誕生」で取り上げられているのが、イソノミアという概念です。
これは「無支配」と訳語がついていますが、支配されることなく自らを生きると言うことです。
実に共感できます。
これまでの自分の生き方が、それを目指していたことを改めて認識できましたが、いい響きです。
この言葉を知ったのは、一昨年ですが、この本を読むまであまり意識していませんでした。
これからは大事にしていこうと思います。

■ソーシャルビジネス研究会事務局会議(2013年2月20日)
ソーシャルビジネス研究会もちょっと勢いがなくなったので、今日は期せずして事務局会議風になりました。
まあこういうのも時にはいいかもしれません。
現在、この研究会は言いだしっぺの片野さんと小島さんが事務局役を引き受けています。
私の考えは、いつでも「自分のため」が基本にない社会活動は続かないと思っていますので、事務局の2人にとって、この研究会をどう活かしていくかをしっかりと考えて欲しいと思っています。
「社会のため」とか「・・・のため」と言う言葉は、美しいですが、多くの場合は逃げ口上になりやすいからです。
参加者みんなが「自分のために価値があると思える集まり」でないと活動は長続きせず、効果が出てきません。
しかしそうしたことは実際にはなかなか難しいのです。
さまざまな集まりを私は企画し実践しますが、それが最大の悩みです。

■山本さんとレーズンサンド(2013年2月21日)
ビレッジハウスの山本秀太郎さんが小川軒のレーズンサンドをお土産に持ってきてくれました。
私はこれが大好きなのです。
それはそれとして、山本さんは相変わらず悩み事を抱えています。
しばらく湯島に来なかったので、悩み事はすべて吹っ飛んでしまったと思っていましたが、どうもそうではないようです。
私にできることがあればいいのですが、中途半端にはコミットできません。
さてどうするか。
レーズンサンドをもらった以上、捨ててはおけません。
もうこれ以上、問題を抱え込まないほうがいいのですが、持ち込まれた何らかの形で応えなければいけません。
困ったものです。

■レネ・ダイグナンさんの思い(2013年2月21日)
日本の社会は「自殺に寛容すぎる」と駐日欧州連合(EU)代表部の職員のレネ・ダイグナンさんは考えました。
そして若い友人と2人で、記録映画「自殺者1万人を救う戦い」を制作しました。
じわじわと話題になり出していますが、そのレネさんと会いました。
3月2日のイベントに、急遽、彼に来てもらうことにしたためです。
約束は広尾でしたが、駅に着くとすでにレネさんは待っていました。
忙しい彼なので、30分で終わらせようと思っていました。
何しろ前日もNHKのディレクターを紹介したのですが、連日では申し訳ないと思ったからです。
ところが話が弾みすぎてしまい、2時間も話し込んでしまいました。
その上、彼にコーヒーをご馳走になってしまいました。

彼の思いの純粋さに感動しました。
2日の集まりでは映画も上映します。
よかったら参加してください。
案内はお知らせにあります。

レネさんの奥さんは新潟出身の日本人です。
私の両親と同じ柏崎だそうです。
レネさんの話は書き出したらきりがないので今回は差し控えておきます。

■視界異常(2013年2月23日)
視界異常です。
目の焦点が合わなくなった上に、視界の左側に渦状の動きが出て、消えません。
4回目の症状です。
幸い在宅中のことだったので、横になって安静にしていたら30分ほどで直りました。
いささかストレスや無理が重なっているのかもしれません。
しかし無理がきかなくなってきたことは残念です。
この世への未練は全くありませんし、死への恐怖は皆無なのですが、
もう3年は現世にいないといろんな人に迷惑をかけることになりかねません。
少し生活を自重しようと思います。

(2013年2月第2週)
また日曜日にホームページを更新できませんでした。
最近は土日にいろいろと用事ができてしまい、夜にはドサッとつかれてしまい、パソコンに向かう気がなくなっているのです。
以前はこんなことは全くありませんでしたが、生きる気力の問題かもしれません。
そんなわけで、今週も、更新がずれてしまいました。
■「自殺問題」を考えるラウンドテーブル(2013年2月12日)
■「哲学の起源」(2013年2月15日)
■フォワードカフェ(2013年2月16日)
■EMDRと気仙沼の奇縁(2013年2月16日)
■LLPコモンズ手賀沼総会(2013年2月17日)

■「自殺問題」を考えるラウンドテーブル(2013年2月12日)
先週、動き出した、ラウンドテーブルセッションは少し発展しそうです。
東尋坊の茂さんから、昨年取材を受けたレネ・ダイグナンさんの映画を上映したらどうかと相談があったのです。
私自身はまだ観ていませんが、最近話題になっている記録映画「「自殺者1万人を救う戦い」です。
制作したレネ・ダイグナンさんは、EU代表部の職員ですが、
日本の自殺問題をめぐる状況を何とかしたいと友人と一緒にこの映画を制作したのだそうです。
どうせならレネさんも呼ぼうということになり、最初はこじんまりと、しかしじっくりと話し合おうと考えていたミニラウンドセッションは、少し模様替えすることにしました。
まずは会場探しですが、フェイスブックなどに書き込んだらいろんな人から情報をもらいました。
結局、青山学院大学の教室を借りることができました。
その上、青学で社会保障を専門にされている本間教授も参加してくれることになりました。
ちなみに、レネさんも、青学で講師として講座を持っているそうです。

お知らせに案内を掲載しています
映画上映もあり、茂さんとレネさんの対談もあります。
よかったら参加してください。

■「哲学の起源」(2013年2月15日)
最近、無性に本が読みたくなっています。
しかしあんまりお金がないので、図書館から借りるようにしたのですが、図書館には無尽蔵に書籍があることがわかりました。
各地の図書館がネットワークされていて、図書を融通しあっているのです。
最近、シェアリング・エコノミクスなどということが言われてきていますが、書籍もシェアしていけば、効果的に使われます。
しかし、その一方で、みんなが図書館から借り出してしまうと、書籍が売れずに、書籍文化が衰退するような心配もあります。
迷うところです。
図書館から借りて、価値を感じたら購入すればいいのかもしれません。
しかし、最近はとてつもなくお金がないので、しばらくはできるだけ図書館から借りることにしました。
幸いに図書館はすぐ近くにあるのです。

今日は、新聞に広告が載っていた柄谷行人さんの「哲学の起源」を借りてきました。
一昨年出版された「世界史の構造」に少しだけ触れられていた「イソノミア」がテーマだと書いてあったからです。
読み出して実にうれしかったのは、哲学はイオニアから始まったという書き出しなのです。
イオニアは、ギリシアを育てた地域だと思いますが、ギリシアの陰になって、これまではあまり表に出てきていません。
それにギリシアのデモクラシーは、私には極めて不条理な仕組みだと思われるので、ギリシアは過大評価されていると思えてならないのです。
まあそんなことはどうでもいいのですが、「哲学の起源」は面白いです。

■フォワードカフェ(2013年2月16日)
今月のフォワードカフェは、シニア世代ばかりになりました。
しかも半分は初参加者でした。
名古屋在住の大澤久人さんが久しぶりに顔を出してくれました。
うれしいことです。
また終わりころに、北村雅子さんも参加してくれました。
北村さんは日本EMDR学会所属のサイコセラピストです。
高校時代の同窓ですが、依然一度、湯島に相談に来たことがあり、今回もそれもかねて参加してくれたのです。
常連の吉田さんや竹下さんも参加しました。
いずれもシニア世代なので、いつもとはまた違った話になりました。

吉田さんはこの春、都内から全国行脚プロジェクトにとりかかるそうです。

■EMDRと気仙沼の奇縁(2013年2月16日)
フォワードカフェ終了後、北村さんから2つほど、相談がありました。
その一つは気仙沼の「ふれあいサポート気仙沼」への支援についてでした。
ところが話しているうちに、そこで認知症予防ゲームを体験したことがあるというのです。
もしかしたらと思い、誰でしたかと訊いたところ、写真があるといって、写真を見せてくれました。
なんとそこに京都の認知症予防ネットの福井さんの顔がありました。
そういえば、気仙沼の話は聞いていました。
まさか、気仙沼で福井さんと北村さんが会っているとは思いませんでした。

ところで、EMDRは、Eye Movement Desensitization and Reprocessing(眼球運動による脱感作および再処理法)の略です。
これでは何のことかわかりませんが、PTSDを始めとして、パニック障害、恐怖症、解離性障害などへの適用も報告されている比較的新しい治療技法です。
特にPTSDに対する有効性で知られているそうです。
北村さんは、そのセラピストとして気仙沼に通っているのだそうです。

北村さんのもう一つの相談は、実に印象的なものでした。
北村さんは10年ほど前、あるところで、世間との交流をせずに下ばかり向いて生きている高齢者にお会いしたそうです。
その人は大東亜戦争に出兵したのですが、せっかく生還したのに、社会からは敗残兵として好意的には受け入れられず、それで世間に背を向けてしまったのかもしれません。
北村さんは、その人に、「みんなのためにがんばってきてくれたのね」と声をかけたそうです。
そうしたらその人は初めて涙と笑顔を見せて、北村さんに心を開いたのだそうです。
北村さんは、そのことが忘れられないようで、私にその話をしながら涙ぐんでいました。

EMDRは、アメリカでは「ベトナム・ベテラン」と言われるベトナム戦争後遺症で苦しんでいる人たちに効果を発揮しているそうです。
北村さんはそれを思い出し、日本でも戦争後遺症に悩んでいる高齢者を最後に笑顔にして送りたいと思っているのです。
それをどう具現化させるかが、相談でした。
大東亜戦争体験者は、もうそう残ってはいないでしょうが、北村さんの思いはよくわかります。
そしてそれは具現化するのは、そう難しい話ではありません。

■LLPコモンズ手賀沼総会(2013年2月17日)
地元の我孫子市でやっているLLPコモンズ手賀沼の総会でした。
総会といってもまあ情報交換会ですが。
メンバーが取り組んでいる、それぞれの活動を紹介しあいました。
それぞれはいろいろとやっているのですが、LLPとしてはなかなかプロジェクトを起こせずにいます。
組織でもなく個人でもなく、活動をしていくと言うのが、私の理想ですが、それはなかなか難しいようです。

これからは隔月で集まることにしました。
年内には何か動き出すでしょう。

(2013年2月第1週)
■信濃川の鮭の加工品(2013年2月5日)
■また雪でした(2013年2月6日)
■ラウンドセッション検討会(2013年2月6日)
■放射能汚染度マッピング検討会(2013年2月8日)
■新潟のチューリップ(2013年2月8日)

■信濃川の鮭の加工品
(2013年2月5日)
NPO法人新潟水辺の会から鮭の加工品が送られてきました。
水辺の会では、毎年、鮭の稚魚を放流していますが、ソーシャル・キャピタルのサポーター基金を発足させています。
サポーターも少しずつ増えてきています。
もしよかったらみなさんもサポーターになってください。
ご案内は新潟水辺の会のホームページに紹介されています。

水辺の会では、並行して鮭の加工品の開発も進めています。
サポーターのみなさんには、毎年一回、その加工品を味わってもらうようになっているのです。
今年は鮭の遡上が増えています。
これは信濃川の途中にダムを持っている東京電力やJR東日本が魚道を整備したりダムの取水量を調整してきてくれたおかげです。
NPOと企業との共創プロジェクトとして、注目していきたいと思っています。

■また雪でした(2013年2月6日)
今年は首都圏もよく雪に見舞われます。
また今日も雪でした。
ところがなぜか雪の日に限って、夜、湯島でサロンが予定されています。
今日は前回のような混乱が起こらないか心配でしたが、積雪はほとんどない程度の雪でした。
それにしても今年の冬は寒いです。

■ラウンドセッション検討会(2013年2月6日)
自殺のない社会づくりネットワークでは、3月に東尋坊で自殺防止活動をしている茂さんを中心にしたラウンドテーブルセッションを企画していましたが、なかなか集まりが出来ずに、作業が遅れています。
今日はタイムリミットだったのですが、寒い中を3人の人が集まってくれました。
加納さん、杉原さん、そして伊藤さんです。
いろいろと話し合った結果、まずは茂さんを囲んでのミニセッションから始めたらどうかと言うことになりました。
そしてその議論を踏まえて、来年度には本格的なラウンドセッションが開けないかと言うことです。
今日の話し合いもとても有意義なものでした。

■放射能汚染度マッピング検討会(2013年2月8日)
技術カフェでの話し合いから、全国を対象にしたライブな放射能汚染度マッピングに取り組めないかと言うことになり、その検討会を開催しました。
言いだしっぺの一人が体調を崩してしまいましたが、石井さん、岩田さん、小島さん、寺田さん、藤永さんと5人の人が参加しました。
それぞれの上方レベルがかなり違っていたので、なかなか実務的な議論にはなりませんでしたが、ともかく一度、福島に以降と言うことになりました。
測定器も購入しなければいけません。

話し合いの中では、調査分析的な情報発信を軸にするか、運動的な広がりを軸にするかで大きく視点が分かれましたが、私自身は当事者が一人称で語る動きを広げることにしか興味がありませんので、できれば運動論敵に取り組みたいと思っています。
そこがエンジニアとの違いかもしれません。
いずれにしろ、もう一歩進めるためには、ともかく自分で測定して体感しないといけないようです。

■新潟のチューリップ(2013年2月8日)
新潟の金田さんが、女房にと言って50本のチューリップを送ってくれました。
女房が亡くなってもう6回目の誕生日が2月4日なのです。
金田さんは毎年思い出してくれるのです。
うれしいことです。

(2013年1月第5週)
■久しぶりの久留さん(2013年1月28日)
■我孫子市役所に久しぶりに行きました(2013年1月29日)

■久しぶりの久留さん(2013年1月28日)
久留さんとの付き合いは、もう20年を超えます。
久留さんの人生もとてもドラマティックです。
私が知り合った時は、たぶんそれまで勤めていた大企業をスピンアウトした頃でした。
そこから波乱万丈のドラマがありました。
直接ではありませんが、私もそのドラマにささやかに関わっていますので、久留さんの人生には無関心ではいられません。
しかし、久しぶりに会った久留さんは、元気そうで、またバリバリのビジネスマンに戻っていました。
今回は、私の相談事で会ってもらったのですが、逆にご馳走になってしまいました。

最近は北海道での仕事が多く、むしろ北海道が生活の中心のようです。
今回は東京での貴重な時間を割いてくれたわけです。
うれしいことです。
久留さんからいろいろとアドバイスをもらうと共に、元気付けられました。
それがとてもうれしく、今日はいい1日になりました。
私の生き方も、捨てたものでもないと思いました。

■我孫子市役所に久しぶりに行きました(2013年1月29日)
久しぶりに地元の我孫子市役所に行きました。
小美玉市の住民の皆さんと一緒に出版した「まちづくり編集会議」を副市長の青木さんに届けるためでした。
企画課長の大畑さんも同席してくれました。
青木さんとお会いするのも久しぶりです。
青木さんは副市長になって以来、休日もほとんどない超多忙のご様子で、以前のように気楽に時間をとってもらうことに躊躇を感じてしまっていたのです。

我孫子でも文化センター建設の要望は以前からあります。
そうした人たちの集まりにも呼ばれたことはありますが、私自身は単なる施設建設にはまったく興味がもてません。
小美玉市がそうだったように、地域の文化を考えるプロジェクトであれば興味がありますが、小美玉市と我孫子では立地も住民の生活も違います。
ですから小美玉市の事例は必ずしも参考にはならないでしょうが、青木さんも大畑さんも読んでくるそうです。
これまたうれしいことです。

(2013年1月第4週)
今週もまたあまり明るい週にはなりませんでした。
小学校時代の友人の急逝、わが家のチャッピーの危機、関わっている事業の資金繰り、自殺問題の微妙な相談、参加しているグループ内のトラブルなどなど、疲弊することが多かったです。
書きたいことは山のようにありますが、3つの集まりのことだけは書いておきます。
■ソーシャルビジネス研究会(2013年1月22日)
■ささえあいネットワーク・新潟(2013年1月24日)
■わくわくの科学(2013年1月25日)
■オープンサロン(2013年1月25日)
■ブログがどうも書けません(2013年1月26日)

■ソーシャルビジネス研究会(2013年1月22日)
先月、訪問させてもらったソーシャルファームをやっている埼玉福興の報告をテーマに、ソーシャルビジネス研究会とアグリケア フェラインの合同会を開催しました。
ビジネスの世界の人から福祉の世界まで、様々なメンバーの集まりになったので、話題も広がりました。
最後に恒例のソーシャルビジネスのミニセッションをやりましたが、今回は贈与経済も意識しての問題提起をしました。
最近また話題になりだした「プロシューマー」の話もしましたが、驚いたことに1980年代にあれほど話題になった「プロシューマー」を、みんな知らなかったことです。
時代の知は、どんどんと忘れられていくものだと改めて痛感しました。

■ささえあいネットワーク・新潟(2013年1月24日)
新潟の金田さんが東京に来たついでに寄ってくれました。
いつものように、新潟での様々な活動について話をしてくれました。
昨年から立ち上げつつある「ささえあいネットワーク・新潟」も、デビューしたようです。
動き出すといろいろな情報がどんどん入ってくるようです。
新潟市の取り組みも教えてもらいました。

■わくわくの科学(2013年1月25日)
経営道フォーラム52期のメンバーが湯島に来ました。
今回のキーワードは「わくわく」だそうです。
わくわくと企業のパフォーマンスをどうつなげていくか、あるいは可視化していくか、楽しみです。
メンバーの一人が、「わくわく」を科学したいと話しました。
ますます面白いです。
意識に関する分野の知見は、この数十年で急速に変化していますので、材料はたくさんあるでしょう。
しかし、そうした関係文献を紹介使用かどうかは迷います。
何しろ大部なものばかりですし、その一方でそれを消化して起用に方法論を説いたものは、あまりに表層的で粗雑です。
概念だけを伝えるのもいいかもしれませんが、悩みどころです。

■オープンサロン(2013年1月25日)
今年最初のオープンサロンはひっそりと開催しました。
昨年は部屋に人が入りきれず、入り口でそれを見て、帰った人まで出たからです。
実に偶然なのですが、今年はその昨年帰った人が最初に来ました。
最初と言うよりも、その人だけでした。
その人は武田文彦さんです。
久しぶりにゆっくりとかなりプライベートの話までしました。
なにか少ししんみりするようなサロンでもありました。

■ブログがどうも書けません(2013年1月26日)
最近ブログが書けません。
いま整体に通っています。
身体が実に硬くなっているといわれています。
それで毎回、ボキボキと身体の矯正をしてもらっているのですが、どうも硬くなっているのは身体だけではなく、精神もです。
思考は働くのですが、考えたことを実践するところで、止まってしまいます。
私は、誰かと約束した課題を書き出しているのですが、それがどんどん増えています。
一向に減らないのです。
1時間もあればできることも多いのですが、それができない。
電話一本ですむかもしれないことも電話ができません。
あきらかに一種のメンタルダウン状況です。
しかも悪いことに、私は心身に素直に従うということを大事にしていますので、心身が動かないのをいいことに、ボーっとしているのです。
何かを埋めるために、本を読み出そうと思っていますが、それもできません。
昨年末に出版された、ネグリとハートの「コモンウェルス」を読みたくて、すぐに購入し、机の上においてあるのですが、まだそのままです。
不義理をしている多くの方には、申し訳が立ちませんが、はやく自らの心身が動き出してほしいものです。

(2013年1月第3週)
まだ時間は超スピードで進んでいます。
■雪が13センチ積もりました(2013年1月14日)
■富士山プロジェクト(2013年1月15日)
■朱子学入門(2013年1月16日)
■そうだ、福島に行こう(2013年1月18日)
■フォワードカフェ(2013年1月19日)
■自殺防止について改めて考えるイベント企画(2013年1月19日)

■雪が13センチ積もりました(2013年1月14日)
お昼前から雪が降り出しましたが、あっという間に13センチほど積もりました。
久しぶりに雪景色です。

■富士山プロジェクト(2013年1月15日)
日本地域社会出版社の加藤さんが湯島に来ました。
富士山プロジェクトを起こせないかという相談です。
今年は富士山を世界遺産に申請することになっていますが、それにあわせて何かできないかという話です。
実はこのコーナーにも書いてきていますが、「まちづくり編集会議」の出版をお願いした見返りに、富士山プロジェクトに協力することにしているのです。
同社の社長の落合さんの長年の夢なのだそうです。
しかしどうも攻めようが見えてきません。
それでまずは富士山の世界遺産申請にあわせて、何かイベントを開催し、そこからプロジェクトを展開していく構想にしたらどうかと提案しました。
さてどうしたらいいでしょうか。
どなたかアドバイスしてくれませんか。

■朱子学入門(2013年1月16日)
先週、「気相の哲学」を読んだのですが、そこで朱子学に少し興味を持ちました。
それで図書館から朱子学入門書を借りてきました。
朱熹と呂祖謙の「近思論」を現代訳した本です。
思った以上に共感できたのは、やはり年齢のせいでしょうか。

■そうだ、福島に行こう(2013年1月18日)
今年初めての技術カフェは、櫻井さん、岩田さん、小山石さん、石井さん、寺田さんが参加しました。
冒頭に桜井さんから、技術者として福島の原発事故に関して何かしたく、こんなことに取り組んでいるというような話を切り出しました。
そうしたら石井さんが、自分の福島の状況は見えないことが多すぎるので何かしたいと思っていると、それを受けたのです。
そこから、放射線汚染の話がどんどん広がっていき、盛り上がってしまいました。
かなり話は広がり深まったような気がしますが、やはり技術者もしくは技術に関心を持っているものとしては、何かやろうということになりました。
そして、具体的なアクションプランも決まりました。
まだ内容は公表すべきだ案会ではありませんが、かなり社会的にも意味のある画期的なものになりそうです、
また与えられたデータだけで考えるのではなく、福島の汚染地に自らで行って、線量調査を直接測定する体験をしてこようということにもなりました。
現場に行って、自らで実際に調査するデータがあれば、一人称で語られるようになるでしょう。
いよいよ技術カフェもアクションを起こすことができそうです。
話し合いが面白すぎて、次回の日程を決めるのを忘れてしまいましたが、技術カフェは毎月やっています。
ご関心のある方はご連絡ください。
福島に一緒に調査に行きませんか。

■フォワードカフェ(2013年1月19日)
昨日に続き、今日はフォワードカフェです。
福山さん、吉田さん、竹下さん、吉本さん、伊藤さん、それに初参加の坪倉さん。
今日もとても盛り上がりました。
新しいメンバーが参加するとやはり雰囲気は変わり、新しい気づきがたくさんあります。
フォワードカフェは、最初は自殺のない社会づくりネットワークの交流会から始まりましたが、最近は込むケアサロンという〈大きな福祉〉を理念とする活動の集まりとも重ねて開催しています。
だからこれからも話題を広げて生きたいと思っています。

今日は、しかし、「自殺」の問題に関しても、かなり突っ込んだ議論が行われたと思います。
こういう微妙なテーマを話していると、人の思いが実によく現れてきます。
ブログで書いたことがありますが、精神病理学者のビンスワンガーは、「ことばが沈黙する時、からだが語り始める」と言っています。
私は、「ことばが語っている時も、からだは語っている」と思いますが、それがよく聞こえる気がします。
最近、傾聴ということがよく話題になりますが、言葉に耳を傾けるのではなく、心身の語りは心身で受けなければいけません。
しかし、心身で語り合っている人はとても少なくなってしまったようで、少しさびしいです。

■自殺防止について改めて考えるイベント企画(2013年1月19日)
自殺のない社会づくりネットワークではこれまで3回にわたり公開フォーラムを開催してきました。
それらのフォーラムの記録はこのサイトにもアップしていますが、それを踏まえた関係者によるラウンドテーブル会議を開けないかと思っています。
このネットワークの代表は東尋坊の茂さんですが、茂さんのこれまでの活動を踏まえて、新しい視点をぶつけ合えないかと思っています。
専門家や有名人による講演会は最近は各地で行われていますので、それはそうしたところにお任せして、現場で実践している人たちによる、学びあいのラウンドテーブルができないかと思っています。
3月開催を考えていますので、まあとんでもなく無茶な話ですが、一緒にやってもいいよと言う方がいたらご連絡ください。

(2013年1月第2週)

今週もいくつかの新年会以外はぼんやり過ごしてしまいました。
報告するまでのこともありません、
今年は、ほんとに時間が「矢」のように速いです。
■整体院に毎日通いだしました(2013年1月7日)
■パーソナルパーソンズのオフィスを湯島に移しました(2013年1月9日)
■両親の仏壇に挨拶に行きました(2013年1月10日)
■「気相の哲学」(2013年1月10日)
■日本地域開発センターの北川泰三さん(2013年1月11日)

■整体院に毎日通いだしました(2013年1月7日)
昨年末に整体院に行ってみましたが、結局、3か月毎日のように通うことになりました。
脊椎や腰椎の矯正が必要だといわれて、できるだけ毎日通うようにということになったのです。
毎日は無理だとしても、しばらくは通ってみることにしました。
さてどうなるでしょうか。
いつもなにやら骨をボキボキならされています。

■パーソナルパーソンズのオフィスを湯島に移しました(2013年1月9日)
訳あって2年間は社長を務めることになったパーソナルパーソンズ株式会社のオフィスを湯島に移しました。
湯島はコモンズ空間にしているのですが、少しだけビジネスの雰囲気が出そうです。
できるだけそれを避けたいと思いますが、費用面を考えるとそうもいきません。
宝くじが当たっていれば、そうしないですんだのですが、宝くじは当たっていませんでした。
さてさて今年もまた大変な年になりそうです。

■両親の仏壇に挨拶に行きました(2013年1月10日)
例年、三が日のうちに両親の仏壇のある兄の家に年始に行くのですが、今年は行けませんでした。
それで遅くなってしまいましたが、今日、出かけてきました。
兄は私よりも7歳年上ですが、もしかしたら私より元気で、いまも小学校の理科教育指導員の活動をしています。
性格はかなり違うので、会うと必ずと言っていいほど、言い争いになります。
母の遺言はなかよくしてね、でしたが、まあそれなりにお互いを心配しあっている関係です。
兄弟でもこんなに考え方や生き方が違うのかと驚くことがあります。
しかし第三者からみたら、そう違わないのかもしれません。
今回は、幸いなことに言い争いは起こりませんでした。

■「気相の哲学」(2013年1月10日)
年末に書棚を見ていたら、以前、読みかけて頓挫していた「気相の哲学」(桑子敏雄)が目につきました。
1996年に出版され、知人から勧められたのですが、すぐに挫折した本です。
朱子学をベースにした本なのですが、当時は朱子学などというのは、私の発想の対極にあるものだと思い込んでいました。
しかし、なぜか気になって読み出しました。
ところがやはり挫折しそうになりました。
しかしどうも気になります。
それでまた年明け後から読み出しました。

普段はどんなつい本でも2.3日で読み終えるのですが、この本はそう簡単にはいきません。
読了まで1週間もかかってしまいました。
必ずしもきちんと理解できたわけではありませんが、多くの気づきをもらいました。

本書の基調は、西欧近代の発想を「固相の発想」と位置づけ、朱子をベースにした「気相の発想」を展開したものです。
身体と世界との連続性を基本していますから、環境汚染は自らの心身を汚染する行為だと指摘しています。
自傷行為なのです。
原発事故や核廃棄物にも言及されています。
環境問題を考える上での本質的な示唆を与えてくれます。

まさか朱子学に共感するとは思っていませんでしたが、陰陽五行説の意味が少しだけ理解できたような気がします。
ちょっとだけ
私の世界も広がった気がします。

■日本地域開発センターの北川泰三さん(2013年1月11日)
小美玉市の文化センターの本(「まちづくり編集会議」)が出来たので、
日本地域開発センターの北川さんに1冊贈呈することにしました。
私と小美玉市の文化センターの関わりは、考えてみると北川さんのおかげなのです。
私は最初、国土庁の地域振興アドバイザーとして美野里町に出かけたのですが、その事務局が北川さんでした。
地域振興アドバイザーは数年前に廃止になったので、北川さんと会う機会も減っていました。
それもあって、久しぶりにお会いすることにしました。

お互いに最近の関心事や活動を話し合いましたが、予想以上に重なりが多い事に気づきました。
どこかで接点が生まれれば面白そうです。

(2013年1月第1週)
今週はあっという間に過ぎてしまいましたので、特に報告記事はありません。
新年の挨拶だけです。
■新年の挨拶(2013年1月1日)