活動記録2014
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(2014年12月最終週)
■スーパーでお会いした原田さんが来てくれました(2014年12月28日)
■豊橋の木下さんが林さんと一緒に来てくれました(2014年12月29日)
■海津さんが市長選に立候補しました(2014年12月29日)
■認知症予防ゲーム研究会(2014年12月29日)
■お腹が痛くなってきました(2014年12月30日)
■今年最後のお墓参りです(2014年12月31日)
■例年より早めの年越しそば(2014年12月31日)
■海津さんの事務所に行ってきました(2014年12月31日)
■年明け後の1月4日に最初の湯島サロンです(2014年12月31日)

■スーパーでお会いした原田さんが来てくれました(2014年12月28日)
先週、近くのスーパーでお会いした原田さんがわが家に来てくれました。
原田さんは、茨城県のひたちなか市の幸田商店の「ほしいも」が大好きなのだそうです。
それを売っているのがわが家の近くのスーパーなのだそうです。
そのおかげでまさかの出会いをしたのですが、お土産に、そのおいしいほしいもを持ってきてくれました。

原田さんは、我孫子市に転居して数年ですが、我孫子を終の棲家にすると決めています。
だから地域活動に取り組みだしているのです。
いろいろと取り組みだしていますが、そこでいろんな問題にぶつかっているようです。
そんな話をいろいろしていたら、あっという間に3時間がたちました。
でもまだ話したりなかったのです。
そして、最後に私は叱られてしまいました。
もちろんそんなつもりは原田さんにはないのですが、私にはグサッとくる言葉でした。
佐藤さんも我孫子に戻ってきてください。
その言葉の意味は、よくわかります。
これまでもよく言われましたから。

私も何もしていないわけではありませんが、あまり汗を持続的にかいていないのです。
それは大きな負い目ではあります。
誠実な原田さんから、そう言われると、頭を下げるしかありません。
ですから、年が明けたらまた原田さんと会おうと思います。
原田さんとならうまく持続できるかもしれません。
なによりも、最初から心が開けた人ですから。

■豊橋の木下さんが林さんと一緒に来てくれました(2014年12月29日)
豊橋で「いるかビレッジ」の活動に関わりだした木下さんが湯島によってくれました。
木下さんとは一度だけ会ったことがあり、以来、時々連絡をもらっているのですが、どうもその活動の実態が見えなかったのです。
ようやくゆっくり話せる機会が来たのですが、話していて、これまでの懸念がすべて氷解しました。
やはり人との付き合いのためには、きちんと話し合うことが大切です。
私は、その人が一体どんな人だということをあまり考えずに付き合うことが多く、時に混乱してしまうこともあるのです。
木下さんの活動はとても共感できるものでした。
彼の人柄にも親近感を持ちました。

木下さんは、友人の林さんという方を連れてきてくれました。
林さんは私のサイトを見て、興味を感じ、わざわざ出かけてきてくれたそうです。
ファッション関係の広報などのお仕事をされてきた方のようですが、話していたら、共通の知人友人もいそうな感じです。
それに生き方や考え方に共感できることが多く、初対面とは思えないほど話は弾んでしまいました。
来年はなにかご一緒できることがあるかもしれません。
引き合わせてくれた木下さんに感謝しなければいけません。

■海津さんが市長選に立候補しました(2014年12月29日)
先日、湯島に来てくれた我孫子市の海津さんが、来月行われる我孫子市長選に立候補することにしたそうです。
昨日の新聞にその記事が出ていました。
さてどうするか、迷うところです。
一度、きちんと彼女に会い直さなければいけません。
もう事務所も開かれているようです。

前回の市長選は、現職の対立候補に加担しました。
その過程で自治体の首長選挙の実態を垣間見ました。
私が考えていた選挙とは、あまりにも違うものでした。
まだこんなことをやっているのか、という感じでした。
そのため、もう関わりたくないなと思っていたのですが、原田さんから地元の活動をしろと言われた直後ですので、迷いだしています。
現職の側にいる現副市長の青木さんは、実にいい人で、信頼もできる人なので、2回も青木さんに対立するのは気も重いですし。
さてさて悩ましい問題です。
考えられる道は一つですが、それはおそらく難しいでしょう。

■認知症予防ゲーム研究会(2014年12月29日)
スリーA方式認知症予防ゲームを切り口にした活動の言語化と効果評価システムづくりをテーマにした研究会を開催しました。
これは実践者交流会から生まれたものですが、研究会の中心者の小林さんの日程が今日しか取れなかったために、こんな押し迫った日になってしまったのです。
参加者は、取手で活動している清水さん一人でした。
幸いに、会の前に湯島に来てくれていた木下さんと林さんも飛び入り参加してくれたので、ちょっとにぎやかになりました。
実践者はやはりこうした理念づくりや体系化にはあまり興味はなさそうです。
私自身、何か余計なお世話をしている気がして、気が萎えてしまうのですが、これはまさに現代の日本社会の実態を象徴しているように思います。
みんなアベノミクスに乗せられるだけで、その意味を考える人は少ないのです。
とまあ、しかし、そんなことを言っても始まりません。

小林さんは議論の材料を整理してくれましたが、なにせ実践者は清水さんだけなのでなかなか議論になりません。
しかし清水さんは誠実に取り組んでいるのとスキームを考える発想がある人なので、その指摘は的確でした。

結論的には、やはりNPO認知症予防ネットのコアメンバーとしっかりと議論しないといけないということになりました。
やはり京都に行かなければいけなくなりそうです。
ますます認知症予防の活動から抜けられなくなりそうで、気が重いです。
ちなみに、私はますます「認知症という概念」が間違いの大本だという考えになってきています。
問題は認知症患者ではなく、認知症社会だろうと思い出しています。
だからますます気が重いのです。

■お腹が痛くなってきました(2014年12月30日)
昨日で年内の活動はすべて終わったのですが、そう思ったら急に疲れがどっと出てきてしまい、調子がよくありません。
部屋の掃除も寝室の掃除もまだなのですが、やる気が起きません。
そのうちに、なぜか腹痛がしてきました。
嫌な気がしてきました。
年末に倒れたことがこれまで2回もあるからです。

寒さのせいでしょうか。
昨夜はそれでも6時間は眠ったはずです。
コーヒーの飲みすぎでしょうか。
それとも食あたりでしょうか。
そんなわけで、今日はいろいろとやることがあったのですが、ほとんど進みませんでした。
仕事や約束はすべて来年まわしにすることにしました。
掃除も含めてです。
昨日まではいい方向に進んでいたのですが。

追記:翌朝起きたら、幸いに「いやな」腹痛はなくなっていました。

■今年最後のお墓参りです(2014年12月31日)
お墓の掃除に娘たちと4人で行きました。
最近、2か月近く、お墓参りをさぼっていました。
最初は毎週通っていましたが、月に1度になり、今はそれも守れなくなりました。
人は怠惰なものです。
いや、私だけでしょうか。だとしたら、困ったものです。

もっと困ったことに、お墓の前で般若心経を唱えだしたのですが、途中でなぜかつかえてしまいました。
つかえてしまうと次が出てきません。
それも1回だけではなく、何回もです。
最近少しお参りが足りなかったので、両親も妻も怒っているのでしょうか。
それとも私の認知症度が高まったためでしょうか。

お墓の掃除後、本堂に回ってお参りしました。
若住職が掃除をされていましたので、少し立ち話をさせてもらいました。
このお寺は、大晦日の除夜の鐘を希望者についてもらうのです。
いつも200人を超す人がつきに来るので、このお寺の除夜の鐘は毎年、200を超すのです。
妻が元気だったころ、私たちも家族でつきに来たことがあります。
甘酒も出してくれて、とてもいい雰囲気なのですが、最近は遠くなったこともあって、除夜の鐘はただただ聞くだけです。

■例年より早めの年越しそば(2014年12月31日)
毎年、年越しそばは次女夫婦が夜やってきて、わが家でつくることになっていましたが、今年はお昼に食べようということになりました。
お蕎麦は近くのお蕎麦屋さんの湖庵のお蕎麦と決まっています。
私自身は、あまりそばが得意でないのですが、この界隈ではおいしいと評判のお蕎麦です。
おそばを食べたら、何か今年はもう終わったような気がしてきました。

■海津さんの事務所に行ってきました(2014年12月31日)
我孫子市の市長選に立候補表明した海津さんとメールでやりとりしていたら、海津さんの事務所に行くことになってしまいました。
海津さんのビジョンや思いを、私自身きちんと聞いておこうと考えたのです。

海津さんの思いはよくわかるのですが、いかにも無謀です。
なにしろ投票日まで3週間しかない時点での決断なのですから。
今回は、私は実際には応援も荷担もしないつもりです。
しかし、思いを込めて立ち上がる人に無関心でいるわけにはいきません。
それに先日、同じ我孫子市民から「地元の活動をしないのか」と叱られたばかりです。
わざわざ湯島まで来てくださった海津さんの思いを無視することはできません。

海津さんの思いは、このままだと無投票当選になってしまい、ますます市民の政治への関心は低くなるのではないかという危機感です。
だからなにかしなければいけないという市民としての責任が強くあります。
海津さんは、誤解されるタイプの人だと思いますが、自分の生き方を大切にしているように感じます。
だから余計なことを考えずに、行動してしまうのかもしれません。
やるべき時はやる。
これは私の好きな生き方ではあります。

しかし、政治への関心が薄れ投票率が低下するのは、それなりの理由があります。
やみくもに投票に行こうなどと叫んでも、事態は悪化するだけでしょう。
制度疲労が起こっているだけの話なのです。
問題をどう設定するかが大切なのです。

忙しいであろうにもかかわらず、海津さんとは本音で話し合えました。
少し、いやかなり言い過ぎた気はしますが、それが私なので仕方がありません。
でもそのおかげで、海津さんのことがわかってきました。
私も、何ができるか、三が日に考えてみようと思います。
私も、我孫子市の住民ですので。

■年明け後の1月4日に最初の湯島サロンです(2014年12月31日)
これまた思いつきなのですが、1月4日に湯島で最初のカフェサロンを開くことにしました。
とりあえずコムケアのメーリングリストに流してみたら、早速、2人の人から参加の連絡がありました。
お知らせのコーナーに書きましたが、どなたでも歓迎のカフェサロンです。
湯島天神と神田明神にお参り方々、もしよかったらお立ち寄りください。

(2014年12月第4週)
せわしなさが続いています。
■社員のわくわくいきいきをどう生み出すか(2014年12月24日)
■林さんの相談(2014年12月24日)
■糺猿楽の再興に取り組む(2014年12月26日)
■編集者鈴木さんへのアジテーション(2014年12月26日)
■家族と労働が問題だ(2014年12月26日)
■三郷までカバンを受け取りに行きました(2014年12月27日)

■社員のわくわくいきいきをどう生み出すか(2014年12月24日)
経営道フォーラム56期のメンバーが湯島に来ました。
今回のテーマのキーワードは「わくわくいきいき」です。
ロジカルシンキングではなく、エモーショナルシンキングからのアプローチですが、注意しないと表層的になる危険性もあります。
それでできるだけ早くディスカッションをしたいと考えていたのです。
3時間ほど議論しましたが、パラダイムシフトにまではなかなかいきません。

しかし今回のチームメンバーは意欲的で、私が例示した書籍も読むそうです。
1月にまたミーティングを持つことにしました。
さて次回はどういう発展がみられるでしょうか。

ちなみに、実はみんなもう問題の所在とその原因はわかっているのです。
今回驚いたのは、「脱成長」ということに異論が出ずに、みんな肯定したことです。
いったいわかっていないのは誰でしょうか。
そこに気づいてくれると、日本の企業は大きく変わっていくでしょう。
進展状況を見て、「自発的隷従論」を紹介しようと思います。
そのタイミングが来るといいのですが。

■林さんの相談(2014年12月24日)
ソーシャルエンタプライズの起業に関心を持っている林さんが、年末のあいさつと言って湯島に来てくれました。
今取り組んでいるテーマの一つが、廃校を活用したコミュニティづくりです。
話を聞くと面白そうな材料がそろっています。
ただ経済的にはかなり厳しいでしょう。
だからこそ面白いのですが、場所が少し遠いので、コミットするにはそれなりの覚悟が必要です。
年が明けたら、一度、一緒に見に行くのもいいかもしれません。

しかし、実は林さんは、そういう「報告」にかこつけて、私が元気をなくしているで心配して「お見舞い」に来てくれたようでもあります。
元気そうでよかったと何回も言っていましたから。

見かけほど元気ではないのですが、まあ安心してもらってよかったです。
林さんとは一緒に仕事をしたことはないですし、そんなに付き合いがあったわけではありません。
しかし、人のつながりというのは不思議です。
言葉だけではなく、行動の中にこそ、その人が見えてきます。
来年はなにかご一緒できるといいなと思いました。
まあ、それが実は「落とし穴」につながっていることが多いので、注意しなければいけないのですが。

■糺猿楽の再興に取り組む(2014年12月26日)
京都で伝統文化のテーマに取り組んでいる伝統文化プロデュース連の濱崎さんがやってきました。
この人は1年に1回くらい湯島にやってきて、たくさん話して帰っていくのです。
彼女がなぜか湯島に来るようになったのは、これまた大きな文化人の太田さんと一緒に有斐斎弘道館を開いた時からです。
その活動は、無謀としか言えないのです。
しかし、その活動もどんどん広がり深まっています。
http://kodo-kan.com/index.html
彼女が主催している伝統文化プロデュース連の活動も、よくまあやるなあというくらい、すごいです。
http://ren-produce.com/

今回も、今かかえている問題をたくさん話してくれました。
私はその答えを持っているわけではありませんが、人は問題を誰かに話せば、大体において解決に向かって進みだせるものなのです。

ところが、最後にまた大きな問題を話し出しました。
来年、京都で「糺猿楽」を復興させるプロジェクトを起こしたいのだそうです。
すでにいろいろと動き出しているようですが、少し前に進むと大きな壁にぶつかるようです。
とりあえず資金集めが大変のようです。
どなたかポンと出してくれる人はいないものでしょうか。
金額は大した金額ではないのです。
何とか応援できないかと考えていますが、大した金額ではないと言いながらも、私にはちょっと手の届かない金額です。
少し考えてみようとは思っていますが。

■編集者鈴木さんへのアジテーション(2014年12月26日)
私は「編集」という仕事にあこがれていた時期があります。
ですから編集者に会うと、なんでもっと面白いプロジェクトを起こさないのかとついついアジテーションをしてしまいます。
残念ながら、私のアジテーションに乗った人はこれまで一人もいません。
もし乗ってくれたら新しい風を起こせて、その人の人生が変わるはずなのですが。
もちろん変わり方はいろいろとで、不幸になる可能性のほうが大きいかもしれません。
しかし、少なくとも、チャレンジしている時には充実できると思うのですが。

鈴木さんは編集よりもライターの仕事が好きなのですが、今日もまたアジテーションしてしまいました。
ところがです。
今回は何か私のアジテーションに少しだけ共感してくれたのです。
もしかしたら、鈴木さんは来年は不幸になるかもしれません。
しかし、人生は変わるでしょう。

ちなみに鈴木さんは、今日は年末最後だと言って、おいしい大福を持参して、雑談に来たのです。
今日の鈴木さんは最近では一番元気そうでした。
鈴木さんも、半分は私の元気さを心配してきてくれたのだと思いますが。
アジテーションしたのはまずかったかもしれませんね。

■家族と労働が問題だ(2014年12月26日)
オープンサロンでした。
今月は夜の予定が入ってしまったので、休む予定でしたが、時間を繰り上げてやることにしてしまいました。
フェイズブックに今日はやることにしたと書いたら、ライターの渋井さんと保育士になりかけている片野さんが参加してくれました。
入院していてしばらくこられなかった武田さんも来ました。
坂谷さんも用事のある中を前半だけでもと言って、顔を出してくれました。

話は家族問題や労働問題など、とても面白い展開になり、気づいたら予定の時間を1時間以上過ぎてしまっており終わったら参加するはずのミーティングに行けませんでした。
困ったものです。
家族と労働問題のカフェサロンを別途開きたくなりました。

■三郷までカバンを受け取りに行きました(2014年12月27日)
昨夜、帰りが遅くなってしまったのですが、電車のタナに乗せておいたカバンがなくなってしまうという事件が起こりました。
ブログにぐだぐだと書きましたが、初めての体験です。
結果的には戻ってきましたが、持ち去った人が届けた駅まで取りに行く羽目になりました。
ブログを読んだ佐々木さんから、間違って誰かのバッグを持ってくる方でなくてよかったですね、と言われて、もやもやが吹っ切れました。
そう考えれば、喜ぶべきことかもしれません。
電話で話した時にはそう思ったのですが、今感がウェルと、やはりどこかおかしいです。
私はやはり被害者はではないかという気がしますが、どうでしょうか。

ちなみに、いま「被害者と加害者は別の存在か」という問題を少し考えだしています。
それで、水俣病の物語を書いた石牟礼道子さんの本を少し読み出しました。
正月休みには、「苦界浄土」を40年ぶりに読むつもりです。

(2014年12月第3週)
■SPM研究所の総会(2014年12月15日)
■山城経営研究所の鈴木さん(2014年12月15日)
■東レの先輩 原さん(2014年12月16日)
■兄との食事(2014年12月17日)
■友人弁護士のアドバイス(2014年12月18日)
■リゾーミック吉本さん(2014年12月20日)
■学生たちは社会をどう感じているか(2014年12月20日)

■SPM研究所の総会(2014年12月15日)
SPM研究所の、というよりも、岐阜の佐々木さんが湯島に立ち寄ってくれました。
実は、佐々木さんと私とで、有限責任事業組合SPM研究所をやっているのですが、活動は佐々木さん任せで、私は何にもしていないのです。
それでも年に何回か、2人で総会をやっているわけです。

前回お会いした時に話題になった「共済問題」を情報発信するようなメディアの可能性について話し合いました。
佐々木さんのお考えはだいたい理解できたのですが、実現するためには少しエネルギーが必要のようです。
そのエネルギーを集めるために、まずはプロジェクトを起こして、韓国で行われている協同組合メディアの状況を視察に行こうかという話になりました。
佐々木さんは韓国にはいろいろとネットワークがあるのです。
百の議論よりも一の現場です。
来年は、韓国ツアーが実現するかもしれません。

■山城経営研究所の鈴木さん(2014年12月15日)
山城経営研究所の鈴木社長が湯島に来ました。
前回の合宿で、私が途中で帰ったためでしょうか、次回はぜひ最後までいてほしいと言われました。
その話も含めて、これからの方向性についてまた話し合いました。
私の考えと鈴木さんの考えは、ほぼ同じなのですが、なかなかうまくいきません。
困ったものです。

山城経営研究所と付き合いだしてからもう27年ほどたちますが、いろいろと思うことがありすぎて、うまくいきません。
仕事と割り切ればいいのですが、それは私の主義に反します。
それに現状は仕事関係にはなっていないのです。
今日、鈴木さんとお話して、関係性を少し考え直すことにしました。

■東レの先輩 原さん(2014年12月16日)
今週はなぜか研究所関係の人との場が多いのですが、私の東レ時代の先輩で、東レ経営研究所の社長だった原さんが久しぶりに湯島に来ました。
原さんは、その後、長岡大学の学長も務められ、いまはなんと地域の活性化などに関わられているそうです。
東レ時代、原さんと一緒に仕事をしたことはありませんが、なんとなくつながりがありました。
原さんは技術者ですが、発想はとても柔軟な方です。
それが、長岡の大学での活動を通して、さらに広い世界に触れられ、たくさんの刺激を受けられたようです。
大企業だけで会社生活を終わった人と話していると話は広がりにくいのですが、原さんとの会話は、僭越ながら、とても面白く、盛り上がりました。
私も、ついつい調子に乗って、東レ時代の「秘話」を少し話してしまいました。

原さんも、もう80歳だそうです。
でもまたきっとお会いする機会がありそうな気がしました。

■兄との食事(2014年12月17日)
このホームページには、できるだけ身内の話は書かないようにしているのですが、まあそろそろお互いに先がなくなってきたので、たまには書いておこうと思います。
兄が近くに住んでいるのですが、久しぶりに食事を一緒にしました。
私たち兄弟は、かなり思考様式が違うので、会うとすぐ論争になってしまいます。
仲が悪いわけではないのですが、まあうまくいきません。
その兄も、昨日あった原さんと同じく80歳です。
いつどうなってもおかしくない年齢ですので、食事とか旅行を誘われるのです。
しかし、会うと論争になって、お互いに不愉快になる恐れがあるので、そこはまた微妙なのです。
たしか一昨年、ふたりで旅行しましたが、やはり途中で論争になってしまいました。
そんなこんなで近くに住みながら、食事をしたりするのは年に数回です。

兄は定年退職後、小学校から頼まれて「理科」の授業のサポートをしています。
昨年は子どもたちから色紙をもらったと喜んでいました。
うらやましい仕事です。
いささか重いテーマに翻弄されている私とは違います。
私にも誰か色紙をくれないものでしょうか。
まあ期待できませんね。

■友人弁護士のアドバイス(2014年12月18日)
私が抱えているトラブルにそろそろ決着をつけたいと思い、弁護士に相談することにしました。
そこで、古い友人のMさんを訪ねました。
トラブルは金銭に関わる問題なのですが、私が事情説明すると彼は言下にこういうのです。
これまでのような仙人のような生活を続けるのか、現実問題を解決するために訴訟も厭わない覚悟を持つか、それを決めることだ。
まさかM弁護士から、このようなアドバイスをもらうとは思ってもいませんでした。
このトラブルは、私だけの問題ではないので、いささか悩ましいのです。
さてどうするか。
訴訟もまた面白い体験かもしれません。
解決はそう難しくなく、勝訴するだろうと言われましたが。

■リゾーミック吉本さん(2014年12月20日)
友人から会いたいのでと言われてわざわざ湯島にでてきたのに、肝心の本人が忘れていて、見事にすっぽかされました。
手持無沙汰にしていたら、なんと吉本さんが訪ねてきてくれました。

吉本さんも、仙人とは言いませんが、どこか私と似たところがあり(本人は怒るかもしれませんが)、話していると気が休まる人なのです。
熊本と東京を往復しながら、活躍しています。

その吉本さんが、来年立ち上げる予定の構想を話してくれました。
1月の初めにその準備会があるそうです。
私も興味のあるテーマなので参加したと思ったのですが、日程がうまく会いませんでした。
まあそのあとでも参加させてもらえるでしょう。
吉本さんが、私を「観光開発プロジェクト」に巻き込んでくれると保証してくれましたから。
問題は、私の「観光」への考え方は、あんまりビジネス志向ではないことです。
でもああ、そんなことは吉本さんは知っているでしょうから、大丈夫でしょう。

■学生たちは社会をどう感じているか(2014年12月20日)
大学で社会学を教えている楠さんと話していて、学生たちも自殺の問題には関心があると聞いたので、楠さんと一緒に「学生と自殺問題」というテーマで、公開フォーラムを開催しようという話が、進んでいます。
まずはその手始めに、学生たちの問題意識を知るために楠さんが学生に声をかけてくれました。
せっかくならと思い、私は会社関係者に声をかけるとともに、メーリングリストでも少し呼びかけをしてみました。
残念ながら学生は楠さんルートしか集まりませんでしたが、結果的には11人が集まりました。
楠さんが講義を持っている大学の学生が3人。
大企業の経営者や管理者が3人。
大学院に通っていた社会人学生だった杉原さん。
発達障害のある人たちのコミュニケーション支援に取り組む冠地さん。
それに吉本さんと楠さんと私です。
いろんな話題が出ましたが、学生たちが社会に出ることへの不安や将来への不安を思っていた以上に強く持っていることに驚きました。
「不安な社会」の情報のシャワーを浴びすぎているように感じました。
もう一つ大きな話題になったのが「家族」の問題です。
子どもたちの支援に取り組んで、全国を飛び回っている冠地さんは、家族を変えていくことの必要性を強く主張しました。
社会の不安さの結果、そのしわ寄せは子供に行くというのです。
たしかにそうでしょう。
そうなると日本子どもNPOセンターとも連動が必要かもしれません。
学校の話も出ました。
最初でしたので、話は収斂しませんでしたが、結論として3月に公開フォーラムを開催することになりました。
実行委員長は楠さん、コアメンバーは学生たちです。
他の人たちはサポーターで、私は事務局担当です。
さてどうなりますか。
学生の方で実行委員になって下さる方がいたら大歓迎です。

(2014年12月第2週)
今週は見事なほど何もしませんでした。
■勤勉の誕生(2014年12月7日)
■期日前投票(2014年12月10日)
■久しぶりのアメ横(2014年12月10日)
■煙石事件高裁判決は棄却(2014年12月11日)
■久しぶりの畑(2014年12月13日)

■勤勉の誕生(2014年12月7日)
「日本人はいつから働きすぎになったのか」という礫川さんの本を読みました。
副題が「勤勉の誕生」でした。
実は最近、なぜ人は「働く」のだというかという疑問を持ち始めていました。
「働く」ということをどうとらえるかで、この問題は大きく変わってきますが、働かない人のことを一人前の人間としてみていないような風潮に違和感を強めだしています。
私自身25年前に生き方の発想を大きく変えたつもりが、対価をもらう仕事をしていないと何か罪の意識が浮かんでくることがありました。
最近でも、連日自宅で無為に過ごしているとやはり罪の意識が芽生えます。
それは果たして人間にとっての本質なのか、あるいは時代につくられたものなのか。
そんな思いを持っていたので、この本を読みました。
私の疑問の回答がそこにありました。
「勤勉」の文化が芽生えたのは、高々この100年。
そして今こそ、怠惰になるべき時期です。
とても示唆に富む本です。

■期日前投票(2014年12月10日)
期日前投票に行きました。
今度の選挙は絶対に棄権できないので、万一を考えてのことです。
これで自動車事故で死んでも悔いがありません。はい。
そこで考えました。
ブログにも書きましたが、期日前投票ではなく、投票日を1日にするのではなく、投票期間を1週間にするべきです。
期日前投票は、それが例外的なもので、投票日に行けない人への便宜ということですが、投票する人の立場を考えたら、投票する期間を1週間設定するべきでしょう。
それが、投票する人の立場を考えた方法だと思います。
まだまだ投票させてやるという発想があるような気がしました。

■久しぶりのアメ横(2014年12月10日)
オフィスの帰りに思い立ってアメ横を歩いてきました。
10年ぶりくらいでしょうか。
かなり変化していました。
ここでも国際化が進んでいるようです。
外国の人が多いばかりでなく、外国の人がやっている敬食できる場所が増えていました。
そしてどこもみな混んでいました。
それに対して、買い物している人は少ない気がしました。
昔あったようなたたき売りのショー的なものもみられませんでした。
私には退屈な空間になってきた気がします。

■煙石事件高裁判決は棄却(2014年12月11日)
ブログでも書きましたが、中国放送の元アナウンサーの煙石さんの控訴裁の判決が出ました。
心配されていた通りの控訴棄却でした。
証拠もなく、むしろ反証のほうがあるような状況にもかかわらず、7万円弱の窃盗で懲役1年の判決です。
もちろん被告は最初から無罪を主張しています。
判決は私が読んでも納得できるものではありません。
その気になったら、警察も検察も何でもできることの証しではないかと思います。
こうした事件が今なお各地で起こっているのでしょう。
恐ろしい時代です。

■久しぶりの畑(2014年12月13日)
久しぶりに畑に行きました。
少し遅くなりましたが、道沿いにチューリップの球根を植えてきました。
来春には花を咲かせて、散歩する人の目を楽しませられればと思います。
残念ながらわが家から見えませんが。

畑はまだ耕す時期でもないのですが、少しずつでも整えていかねばいけません。
寒くなったので、あまり気は進みませんが、時々、来ることにしないといけません。

畑の端に植えておいた柚子が200個ほどの実を成らせていました。
植物の生産力はすごいです。

(2014年12月第1週)
■韓国でのスリーA実施状況(2014年11月30日)
■柳田國男の評伝を読む(2014年12月1日)
■東レ時代の知人の来訪(2014年12月3日)
■石井さんの願い(2014年12月3日)
■海津さんの挑戦(2014年12月3日)
■松永さんの「小児がん外科医」を読む(2014年12月4日)
■リンカーンクラブの武田さんからの電話(2014年12月4日)
■経営道フォーラム56期スタート合宿(2014年12月5〜6日)
■自分の会社を誇れる人に出会いました(2014年12月5日)

■韓国でのスリーA実施状況
(2014年11月30日)
8月5日に開催した「認知症予防ゲーム スリーA の韓国における実施状況」をテーマに、佐々木典子さんに講演してもらいました。
その記録がやっと完成しました。
私の怠惰さで遅れてしまいました。
とても示唆に富む内容です。
ご関心のある人はご連絡いただければ送ります。

■柳田國男の評伝を読む(2014年12月1日)
この1か月、あるきっかけから、改めて柳田國男の評伝や関連書を読みました。
関心の視点は、組合論と経世済民の学です。
有名な「遠野物語」の受け取り方が、これまで表層的だったことに気づかされました。
柳田國男の壮大な構想を感じました。

昨今の日本の政治状況を考える上でも大きな気づきがありました。
大正デモクラシーについてもっと学びたくなりました。
読書というものは、際限なく広がるものです。

■東レ時代の知人の来訪(2014年12月3日)
東レ時代の知人の深津さんが久しぶりに湯島にきてくれました。
東レ時代にはあまり付き合いはなかったはずですが、なぜか親近感があります。
おそらく深津さんも私も経団連や経済広報センターとの関わりがあったからでしょう。
深津さんは、今は仕事もやめていますが,さまざまな会に関わっているようです。
そうした話をいろいろと話してくれました。

会社時代に育て上げてきたネットワーク資源は社会的に活用すれば、さまざまなことができるでしょう。
それをビジネスワークに活用するか、ソーシャルに活用するかは、その人次第ですが、これからの深津さんの活動が楽しみです。

■石井さんの願い(2014年12月3日)
石井さんが面白い話を持ってやってきました。
山梨で木工所をやっている人にフリーマーケットで会ったそうですが、その方の木工所を継承する人がいないのだそうです。
最悪の場合、廃棄される恐れがあります。
石井さんは、その木工所を動態保存できないかと言うのです。
地域を元気にする契機にもできるかもしれません。
石井さんは、ともかく「ものづくり」の現場を残したいのです。
しかし、本格的に取り組むには覚悟がいります。
さてどうするか。

どなたか興味のある方はいませんか。

■海津さんの挑戦(2014年12月3日)
突然に我孫子市の市議だった海津さんが湯島に来ました。
昨日、私のフェイスブックを呼んで話したくなったそうです。
我孫子の人と湯島で会うのもなんですが、そういえば以前も湯島にきてくれたことがありました。

海津さんは、不思議な人です。
市議をやっていたのが、なぜか県議に立候補して、市議をやめてしまいました。
幸か不幸か、県議は落選。
海津さんはもう25年にわたって、「ちきゅうTALK」という活動をされてきています。
開催場所は我孫子ですが、視野は世界、いや地球です。
来年はまた新しいチャレンジに取り組むようです。
さて何に取り組むのでしょうか。
ぜひとも我孫子でも風を起こしてほしいです。

■松永さんの「小児がん外科医」を読む(2014年12月4日)
「運命の子」を書いた松永さんが、今年、文庫化された「小児がん外科医」を送って来てくれました。
松永さんは、私が妻をがんで見送ったことを知っているので、送ることを躊躇されていたそうですが、ある部分を読んでほしいと送ってきてくれたのです。
松永さんのお気遣いは、とても嬉しいです。

挽歌に書きましたが、結局、全部読ませてもらいました。
松永さんのようなお医者さんがいるのは、とてもうれしいことです。
医療不信が少し緩和されます。

読むのはかなりエネルギーが必要ですが、とても感動的で学ばされる本です。
元気な方は、ぜひお読みください。
もちろん元気のない方も。
きっと読み終えると元気がもらえます。

■リンカーンクラブの武田さんからの電話(2014年12月4日)
入院が長引いているので心配していた武田さんが電話してきました。
ようやく退院できるそうです。
近々退院できるそうです。
よかったです。
相変わらずの政治論議を長々としてしまいました。
退院してきたら、武田さんの政治サロンを開きます。
よかったらご参加ください。

■経営道フォーラム56期スタート合宿(2014年12月5〜6日)
経営道フォーラム56期がスタートしました。
始まりの合宿は浜名湖ロイヤルホテルでした。
今回は参加者が少なく、私の担当チームは一つです。

私は問題をつくるプロセスを重視しているので、課題は一切あたえませんが、そうしたことの趣旨がどうも充分に伝わりきれていないような気がして、今回は少しそれを丁寧に話しました。
うまく伝わったでしょうか。

メンバーの話し合いにもかなり入りました。
さてどう展開していくでしょうか。
楽しみです。

■自分の会社を誇れる人に出会いました(2014年12月5日)
合宿のホテルで、温泉大浴場の湯船で、話しかけた人と気があってしまい、湯に浸かりながら長話をしてしまい、危うくおかしくなりそうになってしまいました。
ブログに書きましたが、その方は会社が好きで誇りなのです。
そういう人が少なくなりました。
話をしていて、私まで嬉しくなりました。

(2014年11月第4週日)
今週はいささか体調不良のスタートでしたが、同時に大きな変化が起きそうな週でもありました。
私が抱えている大問題にも少し動きが見えそうになってきました。いつかすべてが終わったら報告できるかもしれません。
■生命倫理カフェ講演会(2014年11月23日)
■テーマパークコンサルタント(2014年11月25日)
■プチサークルミーティング(2014年11月25日)
■花見さんの思い(2014年11月27日)
■「小児がん外科医」(2014年11月27日)
■「おみおくりの作法」(2014年11月28日)
■オープンサロンでの新企画(2014年11月28日)

■生命倫理カフェ講演会(2014年11月23日)
練馬の生命倫理カフェのキックオフといて、小児外科の松永正訓さんの講演会を、森本さんたちが企画しました。
実はあまり体調がよくなかったのですが、参加させていただきました。
松永さんには先月、湯島でサロンをしてもらいましたが、今回は2時間の講演です。
見事な講演でした。
ブログにも書きましたが、心が震えるほどの感動でした。
前半は染色体異常の子どもを授かった家族との付き合いを軸とした「障害児の受容」、後半は「出生前診断」の話でしたが、全体としては、人間の尊厳がテーマでした。
いずれもすべて、松永さんの一人称自動詞の話なので、説得力があります。
最後は涙が自然と出てしまいました。

最後にたまたま隣に座った人が感想を発言しました。
トリソミーの子どもを持つ人でしたが、その発言がまたはっと気づかされるものでした。
終わって話しかけたのですが、私自身なぜか急に胸がつかえて声になりませんでした。
そのあと、話し合いのセッションや懇親会が予定されていたのですが、体調がさらに悪化し、もしかしたら帰れなくなりそうな予感がしたので、途中で失礼しました。

しかし久しぶりに感動的な講演でした。

■テーマパークコンサルタント(2014年11月25日)
先週、私のホームページをみたという見知らぬ一松さんという方から電話がありました。
日本に「ヒューマニズムあふれる公園」を創りたいというのです。
私自身興味があったので、お会いすることにしました。
予想に反して、私より年上の方でした。
なぜ私のホームページで私に電話してきたのか、話していてわかりました。
どこかすごく思いにつながるところがあるのです。
話し合ってみると、共通するところがたくさんありそうです。
2時間ほど話し合ったと思いますが、仕事の話はほとんどなく、お互いの生き方や人生の話になってしまいました。
不思議な出会いでした。
まあ、今回はプロローグです。

もう一度、じっくりと仕事も含めて、お会いしたいと思います。
どこかの遊園地を生まれ変わらせたいというプロジェクトはないでしょうか。
一松さんのぜひ相談してみてください。
いつでもご紹介します。

一松さんの際ともご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/discovery/

■プチサークルミーティング(2014年11月25日)
会社で働く人の自殺を考えるサロンを開催いてくれたプチサークルのメンバーがやってきました。
前回のはやはり消化不良だというのです。
さてどうするか。
いろいろと話し合いました。
そして、もう一度やることにしました。
新企画を考えてくれるようです。

たまたまある大学の講師をしている人と話していて、大学生にも自殺の問題に関心がある人たちがいるそうです。
それで、別バージョンとして、大学生と企業人のジョイントサロンもやろうかと思いだしました。
いまその講師の友人に相談中です。
関心のある人はぜひ企画に参加してくださいませんか。

■花見さんの思い(2014年11月27日)
日本経営道協会のスタッフだった花見さんが、ゼネコンに転職しました。
そこでいろいろと新しいプロジェクトに取り組んでいるようです。
その話をしに来てくれました。
私がささやかに関わっている分野にかなり重なるところがあります。
いろんな話をしてしまいましたので、花見さんはいささか混乱したかもしれません。
何か花見さんと一緒にできるプロジェクトがあるといいのですが。
しかし、夢のある若者は会っていて気分がいいです。

■「小児がん外科医」(2014年11月27日)
先日お話を聞いた松永さんが、自著の「小児がん外科医」を送ってきてくれました。
私が「がん」という文字にまだ抵抗があるだろうことを慮ってくださって、付箋のところだけを読むようにというお心遣いをしたうえでのプレゼントでした。
私が妻をがんで見送ったことを知っていて下さるのです。

お言葉通り、まずは付箋のあるページを読みました。
松永さんの文章は実に魅力的で、心に入ってきます。
それでついついその前後を読み、さらに初めにとエピローグを読んでしまいました。
おそらく本文ももう大丈夫でしょう。
週末に全編を読ませてもらおうと思います。
(追記:いろいろと会って結果的には週末に読めませんでした)

■「おみおくりの作法」(2014年11月28日)
大福さんから映画の試写会のお誘いがありました。
「おみおくりの作法」です。
ブログでも紹介しましたが、実に心に沁みこんでくる映画です。
ヴェネチア国際映画祭などで数々の賞をとった話題の作品です。

舞台はイギリス。
孤独死した身寄りのない人を弔う仕事を誠実に取り組んでいる44歳の民生係ジョン・メイが主人公です。
ジョンもまた孤独です。
原題は「Still life」、静かな人生です。
筋を明かすわけにはいきませんが、私は途中からもう涙が止まりませんでした。
20年前に観たギリシア映画「永遠と一日」に負けずに涙が出ました。
書きたいことがたくさんあるのに、書けないのが残念です。
来年の1月からロードショーが始まる映画です。

多くの人に観てほしい映画です。
http://bitters.co.jp/omiokuri/
公式サイトに予告編があります。

■オープンサロンでの新企画(2014年11月28日)
選挙前なので、政治論議をしたかったのですが、常連の武田さんが入院していますので、残念ながら武田さんの意見は聞けませんでした。
やはり武田さんのような「非常識」人間がいないと議論は盛り上がりません。
武田さんが退院したら、武田さんをコアにしたサロンやフォーラムを行い、ユーチューブでネット配信する計画を少し話し合いました。
制作者は柴崎さんです。
柴崎さんは以前オープンサロンでの談論風景を録画していたことがありますが、武田さんの話は面白いというのです。
病院まで取材に行こうかという話も出ましたが、それはやめることにしました。
そうでなくても、武田さんはたぶん病院でおとなしくなどはしていないでしょうから、それ以上病院に迷惑をかけたくありません。

早く退院できるといいのですが。

(2014年11月第3週)
今週の記事の最後に書きましたが、体調不良で、更新が遅れました。
他にもあるのですが、とりあえずの報告です。
■経営道フォーラム55期発表会(2014年11月18日)
■久しぶりの小宮さん(2014年11月20日)
■衆議院解散(2014年11月21日)
■身体の異変(2014年11月22日)

■経営道フォーラム55期発表会(2014年11月18日)
山城経営研究所の経営道フォーラム55期の発表会でした。
今回私の担当チームは2つでしたが、たどり着いたキーワードは、それぞれ「和醸良酒」と「集合天才」です。
そこに含意されるものはたくさんあるのですが、残念ながらたどり着くまでにかなりの時間がかかり、それをどう実現するか、その意味を深化させるかまではあまり議論が行きませんでした。
しかし、そこから先はそれぞれが会社に戻って実践してもらえればと思います。

私がそこから読み取ったものは、時間軸と空間軸の捉え直しです。
また企業における「編集」機能の大切さです。
まあこれだけだと分かりにくいと思いますが、最近の日本企業はせっかくの集積要素を活かすどころかこわしています。
そこに気づいてベクトルを反転させれば、組織化の効用は大きく活かせるはずなのですが。

先週は若手起業家の、同じような集まりに参加しましたが、雰囲気が全く違います。
大企業の経営幹部はどうも防衛的で、守り志向ですので、新しい概念や発想にあまり関心がありません。
それに手続き論にどうも気が行く傾向があります。
過去の呪縛が大きく災いしているように思います。
それに対して、若手起業家たちは、真摯に「無知の知」をもとめています。
それだけに「もろさ」や「危うさ」も感じますが、両社が良い意味でつながるといいのですが。

■久しぶりの小宮さん(2014年11月20日)
小美玉市の文化センター「みの〜れ」の設計施工をやってくれたのが、佐藤総合設計です。
その時に中心になってくれたのが小宮さんですが、久しぶりに湯島にやってきました。
2年ぶりだそうです。
前回は茨城空港の関連施設に関連してでした。

小宮さんたちは全国の公共施設に関わっていますが、大きな流れはどんどん変化してきているようです。
私自身は、「みの~れ」の時もそうでしたが、施設を作るのではなく、物語を創るという捉え方をしています。
ですから、たとえば、図書館にしても病院にしても福祉施設にしても、これまでの建設の思想に否定的です。
最近は、アーキテクチャ概念が広がっていますが、施設は生活を規定していきます。
だからこそ、施設は物語を創るための要素という位置づけが不可欠なのです。
そういう発想を持つ人は増えていますが、小宮さんもその一人です。

最近取り組んでいるプロジェクトのお話も少しだけお聞きしました。
相変わらず面白そうなプロジェクトに取り組まれています。
久しぶりに楽しい意見交換ができました。

■衆議院解散(2014年11月21日)
衆議院が解散されました。
世上では、「大義なき解散」などと言われていますが、解散総選挙とは、政治の節目で民意を問うところに大義があります。
憲法を変えて軍事国家に暴走しようとしている安倍政権の是非を問う、極めて大事な機会を、安倍首相があえてつくったわけです。
ここで安倍政権を認めれば、平和な日本は失われるでしょう。
その本質を隠すように、消費税増税が争点にされていますが、まさに80年前の日本やドイツを感じます。
それに関して、ブログで少し書いていますが、どうも迫力がありません。
というか、気力が起きません。
困ったものです。

■身体の異変(2014年11月22日)
夕食を食べている時に、それは起こりました。
急に視野がおかしくなり、焦点があわなくなったのです。
なぜか年末に、時々そうした状況が起こり、ひどい時には1週間寝込んだのですが、その前兆を感じて、すぐに横になって休みました。
症状はさほどひどくなかったのですが、なぜかいつもは感じない、得も言えぬ違和感や不安感が全身を襲ってきました。
こんな経験は初めてです。
30分ほど休んだら、少し落ち着きました。

最近、高血圧の薬を飲んでいないので、そのためかとも思い血圧を測ったら、196/102でした。
いささか高いので、やめていた薬を飲みました。
それで寝てしまいました。

翌朝は素直に目覚めましたが、どうも身体の違和感があります。
約束があったので出かけましたが、途中で失礼させてもらいました。
そんなわけで、昨日はホームページの更新ができませんでした。
今日(11月24日〉も自宅で休んでいますが、ホームページの更新だけはやることができそうです。

(2014年11月第1〜2週)
時間はあるのですが、どうもパソコンに向かう気がしません。
いつもはその都度、週間記録も書いているのですが、書けずにいます。
それで日曜日にまとめて書くことになりますが、そうなるとどうしても細かく書く気が起きません。
先週のことはあまり思い出せませんし。
こんな感じがしばらく続きそうです。
■KADOリード力開発道場受講生とのミーティング(2014年11月6日)
■市民メディアをテーマにした牧野さんとのミーティング(2014年11月10日)
■共済研究会の長谷川さんたちとのミーティング(2014年11月10日)
■急に寒くなりました(2014年11月12日)
■大掃除を始めました(2014年11月14日)
■リード力開発道場シンポジウム(2014年11月15日)

■KADOリード力開発道場受講生とのミーティング(2014年11月6日)
日本経営道協会のリード力開発道場の発表会でのパネルディスカッションネットワークの進行役を頼まれました。
それでそのシンポジウムで、成果発表するチームの代表のみなさんとのミーティングをもちました。
いじれも若手の起業家です。

若手の起業家たちは、ある意味で時代に方向づけられています。
もちろん例外はありますが、多くの場合、社会の洗脳を強く受けています。
したがって時代が変質していることに、なかなか気づきません。
起業家支援のプログラムの多くも、従来のパラダイムで育ってきた人たちが指導しがちなので、パラダイムの枠内で発想しがちです。
それでは社会は変わっていきません。
大切なのは、現状の枠組みから解放されるとともに、社会の基盤にある常識を問い直すことでしょう。
しかし、そんなことをやっていたら、「ビジネス」にはなりませんし、受講生も今を生き抜けなくなるかもしれません。
そこがジレンマです。

そういう状況の中で、私の役割は「ノイズ」を入れることです。
ほとんど報われることはありませんが、私にはそれしかできないので、やり続けています。

今回は4人の若い起業家が来ました。
限られた時間だったのとパネルディスカッションを効果的にしなければいけなかったので、十分な話し合いはできませんでしたが、何かを気づいてもらえたらそれで充分です。
私もいろいろな刺激をもらいました。
思いのある人との出会いは、気持ちの良いものです。

■市民メディアをテーマにした牧野さんとのミーティング(2014年11月10日)
東尋坊のシンポジウムでお会いしたフリーランサーの牧野佳奈子さんと「市民メディア」をテーマに話し合いました。
牧野さんはいくつかの市民メディアに関わっています。
たとえば、Letoit や 8 bit news です。

市民メディアに関しては、先日の共済経営研究会で佐々木さんが問題提起したのですが、私自身10数年前にはかなり強い関心を持っていましたが、その後、頭の片隅に追いやっていたテーマです。

佐々木さんから韓国で市民メディアの協同組合ができたと教えてもらい、少し調べてみました。
なるほどと思いました。
ゆっくりと進んでみようと思います。

■共済研究会の長谷川さんたちとのミーティング(2014年11月10日)
久しぶりに共済研究会の運営委員の長谷川さんと大植さんがやってきました。
毎年開催している共済研究会の公開シンポジウムへの参加の打診です。
今回は代表の本間さんの強い思いで、「4保健と共済の仕事と現代の課題」というテーマが議論されているそうです。
そのパネルディスカッションへの参加です。
私は現在の共済事業は、共済の文化の枠組みで議論されるべきなのに、金融制度の枠組みで議論されているところに問題があると感じています。
ですから共済研究会のみなさんとは波長が合わないのですが、本間さんや長谷川さんは、私を理解してくださっているのです。
その2人からもし正式に依頼があれば断れません。
また少し勉強しておかなければいけなくなりそうです。

■急に寒くなりました(2014年11月12日)
今週に入り急に寒くなってしまいました。
そのため、畑にも行く気が起きません。
寒くてこたつがほしいくらいです。
最近は秋が短くなってきました。
風邪をひかないようにしなければいけません。

■大掃除を始めました(2014年11月14日)
昨年は年末にいろいろとトラブルが発生し、きちんとした大掃除ができませんでした。
それで今年は、11月から始めることにしました。
まずは床のワックスをはがし、ラッカーを塗り直すことにしました。
しかし、これが予想以上の大仕事でした。
1週間かかりましたが、何とか終わりました。
そういうとよほど広いところだと思うかもしれませんが、そうではありません。
あまりにも丁寧にやりすぎたと言うことです。
かといって、見違えるほどにきれいになったかというと、これまたそうでもありません。
むしろきれいになったのは、頭の中かもしれません。
これから少しずつ大掃除を広げていきます。

■リード力開発道場シンポジウム(2014年11月15日)
日本経営道協会のリード力開発道場の恒例のシンポジウムでした。
基調講演は協会理事長の市川さんとネットライフ生命保険の創業者の出口さんでした。
そのあと、3人の経営者のパネルディスカッションをやりました。
障害者雇用で有名な株式会社アイエスエフネットの社長の渡邉幸義さん。
漁師たちを束ねて見事な会社経営をしている20代社長の絵HIBLI坪内知佳さん
感動と驚きを大切にしているカネパッケージ鰍フ高村賢二さん。
みんな人間味あふれる経営者です。
実にわくわくするようなお話をお聴きできました。
途中で、渡邉さんから「会社制度をつくったのは誰ですか?」と質問されました。
ブログに少し書きましたが、私見ではウェーバーとドラッカーです。
まあいい加減な意見ですが。
3人の共通した意見は、制度に合わせる経営はしたくないということでした。
3人にお会いできて、少し元気が出ました。

そのあと、パーティにも少し参加しました。
懐かしい人にも会えました。

(2014年10月第5週)
■共済経営研究会(2014年10月29日)
■ヒューマンベースドケア(2014年10月30日)
■ドラッカーと村瀬さん(2014年10月31日)

■共済経営研究会(2014年10月29日)
岐阜の佐々木さんが主催している共済経営研究所に参加させてもらいました。
時々ですが、これまでも参加させていただいたことはあるのですが、私以外はみんな共済事業のプロです。
そこに私のような門外漢のくせに文化的な関心を中途半端にもつ人間が参加すると、議論がかき回されてしまいます。
それでできるだけ発言を控えようと思うのですが、どうも悪い癖でついつい異論を唱えてしまいます。
私の大好きなノイズです。
今回もまたいささか話しすぎてしまい、反省しました。
しかし、テーマは久しぶりのTPPとメディア論でした。
メディアに関しては、韓国での協同組合メディアに刺激されて、日本でも展開できないかと佐々木さんが問題提起したのです。

私の周辺では、そうした活動に取り組む人は何人かいましたが、これまではただ面白いし大事だなと思うだけでした。
しかし佐々木さんが問題提起したので、何やら今回は当事者的な関心を持ってしまいました。
まずは軽い一歩を踏み出すのも面白いかもしれません。
少し考えてみたいと思い出しています。

■ヒューマンベースドケア(2014年10月30日)
柏で会社を興した橋本さんと柏のエヴィーバで食事をしながら、話をしました。
橋本さんは、この10月に仲間と一緒にアクトデザインという会社を起業しました。
新しいケア関係の事業です。
ビジョンを教えてもらいましたが、私がイメージしている「大きな福祉」に広がっていくものです。

橋本さんが3つのテーマで私に意見を聞きたいと言ってきたので、会うことにしました。
その内容は、むしろぜひ多くの人に聞いてほしいような話でした。
私は、現在広がっている福祉ビジネスに大きな違和感を持っています。
盛んに言われている地域包括ケアにも違和感があります。
そんな話を久しぶりにゆっくりと話し合いました。

翌日、橋本さんからメールが来ました。
少し休んでいたブログを再開したそうです。
開いたら、メイヤロフの「ケアの本質」の紹介が書かれていました。
10年ほど前に、彼に推薦した本です。
そして最新の記事には、こんなことが書かれていました。

地域包括ケアは、英語表記すると、Community-based integrated care です。
本当に必要なものは、人を基盤とした地域包括ケア(Human-based integrated care)なのではないでしょうか?

Communityか、Humanか。
これはとても面白いテーマです。
そもそもCommunityをどうとらえるかから考えないといけませんが。

しかし、いずれにしろ、人がいなくなってきている福祉に、橋本さんたちが新しい風を起こしてくれるだろうと楽しみにしています。

■ドラッカーと村瀬さん(2014年10月31日)
ドラッカーにはまってしまった村瀬さんが、ドラッカーに関する本を送ってきました。
エリザベス・ハース・イーダスハイムがまとめた「P・F・ドラッカー 理想企業を求めて」です。
彼はこの本にとても感動したそうです。
ドラッカーが書いた経営書は、私はほとんどすべて読んでいますが、村瀬さんがわざわざ送ってきたので、読みました。
正直、まったく退屈で、新しいものは皆無でした。
村瀬さんが、読んだら感想を聞きたいと言っていたので、会うことにしました。
話し合いの切り出しは、「あたらいいものがないばかりか、「狭い経営」のことしか語っていない」と切り出しました。
そして、私がなぜドラッカーの経営書を評価しないのかを20分ほど話しました。

その上で、しかしドラッカーから学ぶべきことはたくさんあるということを話させてもらいました。
村瀬さんは戸惑ったことでしょう。
しかし、改めて何人か集めて、村瀬さんを問題提起者にしたサロンをやることにしました。
ドラッカーは、もっときちんと読まれるべきです。

私が、なぜドラッカー嫌いなのかは、ブログで近いうちに書こうと思います。
ちなみに、ドラッカーの「マネジメント」を私が読んだのは、50年ほど前ですが、私が最初に読んだ経営書の1冊です。
たくさんのことを学ばせてもらいました。
私がドラッカー嫌いになったのは、1980年代に入ってからです。
私が会社を辞めたのと無縁ではありません。

(2014年10月第4週)
■韓国における認知症予防活動(2014年10月19日)
■久しぶりに畑仕事(2014年10月20日)
■足立和尚の来訪(2014年10月22日)
■ちょっと憂鬱なミーティング(2014年10月22日)
■イタリアの精神医療改革(2014年10月24日)
■忙しすぎる企業経営幹部(2014年10月25日)
■生きている人がいなくなった社会(2014年10月25日)

■韓国における認知症予防活動(2014年10月19日)
8月5日に、スリーA認知症予防ゲームの韓国における展開について、佐々木典子さんに講演してもらいました。
その記録を作成する約束だったのですが、テープ起こししたものの編集をやる気力が出ずに、延び延びになってしまっていました。
私は、終わったことへの関心が持てないタイプで、記録の整理が不得手なのです。
つまり報告書の作成が根っから不得手で、会社時代もほとんどやったことがありません。
それで気になりながら延ばし延ばしになっていたのですが、ようやくやろうという気分が出てきました。
2日かけて整理しましたが、こうやって改めて読み直してみると、とても示唆に富む内容だということに気がつきました。
当日、私はあまり体調がよくなく、ミニディスカッションの進行役を務めましたが、ひどい進行で、恥ずかしい限りです。
そんな状況だったので、話の内容もあまりきちんと消化できていなかったのです。

いま佐々木さんたちにチェックしてもらっていますが、完成したら、許可を得て、ホームページにもアップさせてもらいます。
日本と韓国の文化の違いも伝わってきます。

■久しぶりに畑仕事(2014年10月20日)
雨などのため、しばらく畑を休んでいましたが、久しぶりに行ってきました。
10月前半、かなり頑張ったので、もう野草に覆われることはなくなりました。
穴を掘って、刈り取った草を埋めました。
燃やすことができれば、土壌も豊かになり、いいのですが、最近はたき火は厳禁です。
実に残念です。
それで笹(土に戻りません)以外のものは土に戻すことにしたのです。
しかし、畑地ではなく宅地ですから、穴を掘るのが大変です。
それに土の中から割れた瓦とかコンクリートとかが出てくるのです。
良い汗をかきましたが。

■足立和尚の来訪(2014年10月22日)
ブログの挽歌編に書きましたが、日本経営道協会の事務局の足立さんが、11月に予定している公開シンポジウムの打ち合わせに来ました。
足立さんとは初対面です。
7月に協会に入ったそうです。
第一印象は、もしかしたらお坊さんだなと思いました。
きちんと修行した僧侶は、あるパターンがあります。
声が大きい、しっかりと目を見て話す、曖昧な言葉づかいはしない、表情に迷いがない、そしてなによりも風貌に特徴があるのです。

足立さんに、協会に入る前のことを質問しました。
案の定、高野山大学で学んだようです。
しかし僧籍を取ったかどうかは訊くのを忘れてしまいました。
まあ間違いなと思ったからです。
もっとも足立さんは、ソーシャル・アントレプレナーを目指しています。
その構想もお聞きしました。
とても共感できます。

ちなみに、11月15日の話はまた改めてすることにしました。

■ちょっと憂鬱なミーティング(2014年10月22日)
この関係の記事はこれまでほとんど書いていないのですが、湯島ではいつも能天気なミーティングだけをやっているわけではありません。
時には、憂鬱なミーティングもあります。
今日はそうしたミーティングのひとつでした。
ビジネスがらみで、私が経済的に大借金を抱え込んでしまったことに関するミーティングです。
できるだけ考えたくない問題ですが、そろそろきちんと決着をつけないといけません。
宝くじが当たるか、銀行強盗かしないと、すぐには解決できそうもありませんが、まあ、しこしこと解決していくしかありません。
正面から考えると眠れなくなりますので、できるだけ明るく考えようと思っていますが、時々、胃腸が痛くなります。
困ったものです。
だからお金は嫌いです。
寄付してくれる人はいないでしょうか。

■イタリアの精神医療改革(2014年10月24日)
この1か月ほど、イタリアの精神病院解体に関連した書籍を何冊か読んでいます。
実に示唆に富む内容で、私が信条にしている「大きな福祉」観を元気づけられる感じです。
並行して、日本における明治以来の精神医療の動きに関する本も読みました。
予想以上に恐ろしい実態が伝わってきました。
この辺りは、ブログにちょこちょこと書いています。
もうしばらく読み続けるつもりです。

■忙しすぎる企業経営幹部(2014年10月25日)
土曜日ですが、朝、某大企業の執行役員の方から、会いたいという連絡がありました。
仕事の話ならいいのですが、そうではなく、あることの相談です。
まあ詳しく書くことはやめますが、あんまり大したことではありません。
でもまあ、彼の最近の苦労を知っているので、時間をつくることにしました
いろいろと話しましたが、最近の企業の経営幹部のみなさんは大変そうです。
今日、お会いした方はそれでもたぶん余裕のある方ですが、
与えられた仕事に翻弄されている人が最近は増えています。
もっとわがままに生きればいいと思うのですが、それが難しくなってきているのでしょう。

■生きている人がいなくなった社会(2014年10月25日)
ちょっとハードなカフェサロンの4回目のテーマは「社会から生きた人がいなくなった」でした。
問題提起者の楠さんを含めて、10人集まりました。
楠さんは、フランクフルト学派の研究者です。
以前、彼のホルクハイマーに関する著作を読ませてもらい、ぜひその続編が聞きたかったのです。

楠さんが、しっかり準備してくれていて、フロイト、フロム、ベンジャミンから始まり、現代日本への問題提起へと、きっちりと話してくださいました。
とても整理できました。
結びの言葉は、なんと東田直樹さんの「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」の一節でした。
引用させてもらいます。

僕たちは自閉症でいることが普通なので、普通がどんなものか本当は分かっていません。
自分を好きになれるのなら、普通でも自閉症でもどちらでもいいのです。

意外な結びでしたが、まさにテーマにふさわしい結語だと感心しました。

話はいろいろと広がりましたが、勝手な結論で言えば、「社会の普通」の幻想に呪縛されて生きるのではなく、「自分の普通」を大事にしようと言うことでしょうか。
生きた人間は、みんなそれぞれに違うのです。
社会の規格や常識に合わせる必要はありません。
もっと自然な自分に素直に自信を持ちましょう。
そうすれば、他者にももっと寛容になれるかもしれません。
それこそが、社会に人が戻ってくる出発点かもしれません。
とまあ、私はそんなことを考えました。

人間を起点にした社会に向けて、どうしたらいいか。
問題提起してくださる方がいたら、ぜひ次回のサロンのスピーカーになってください。

(2014年10月第3週)
■鈴木仙人の現世体験(2014年10月15日)
■ドラッカーの惚れ込んだミュージシャン(2014年10月15日)
■情熱が熟してきた権藤説子さん(2014年10月15日)
■会社から人がいなくなった?(2014年10月15日)
■自宅で暮らせなくなった人たちのセーフティネットづくり(2014年10月18日)
■社長になってしまいました(2014年10月18日)

■鈴木仙人の現世体験(2014年10月15日)
編集者の鈴木さんが湯島に来ました。
毎週、ツイッターはがきを2回送ってきていくれる私が敬愛する若仙人なのです。
最近、私のことを「仙人」と呼ぶ友人(アナキストの平田さん)がいますが、鈴木さんは正真正銘の仙人族の一人です。
お会いしてもう20年以上になりますが、どこでどう間違ったか、ある雑誌の編集者になってしまいました。
と言っても、仙人族の本性は変えようもなく、仙人的ライフスタイルを維持しながら、その俗世間の活動をやってきました。
しかし、世間は騙せても私は騙されません。
仙人は仙人なのです。

とまあ、わけのわからないことを書きましたが、仙人も時には悩みます。
それで湯島に来てくれたのです。
仙人から見た俗世の話をいろいろと聞かせてもらった上に、お昼をごちそうになってしまいました。
相談料とのことで、仙人もかなり俗界に毒されたようです。
でもまあ、素直にごちそうになってしまいました。

鈴木仙人は、来年はまた世界を歩きだすようです。
仙人の今の最大の関心事は、歩くことと物を捨てていくことのようです。
捨てるということは得るということですが、まあそんなわけのわからない話を3時間以上しました。
ますます鈴木仙人が好きになりました。

■ドラッカーの惚れ込んだミュージシャン(2014年10月15日)
仙人に続いて、こんどはパッションの塊のようなミュージシャンがやってきました。
村瀬さんです。
2年くらい会っていなかったでしょうか。
驚くことに、なんとドラッカーに感動して、経営者向けの講演会をしているそうです。
私がドラッカーが嫌いなのを知ってか知らずか、来るなり熱くドラッカーを語りだしました。
先日もあるところで講演をしたそうで、私もフェイスブックでそれは知っていましたが、どうも違和感がありましたが、話を聞いて納得できました。
ちなみに、村瀬さんのその講演会に出た私の知人は、村瀬さんのパッションは半端ではないとフェイスブックにコメントしていました。
やはりパッションで生きているミュージシャンは違います。
私がドラッカー嫌いであることなどお構いなく、熱く語るので、私も感化されてしまいました。
生身のパッションには私は太刀打ちできないタイプなのです。

一度、村瀬さんに湯島で語ってもらうことにしました。
さてさてどうなりますか。
村瀬さんサロンに参加したい方はご連絡ください。
年内に開催したいと思います。

■情熱が熟してきた権藤説子さん(2014年10月15日)
パッションと言えば、この人のパッションも半端ではありませんでした。
福岡で税理士事務所を開いている権藤説子さんです。
彼女が最初に湯島に来たのはもう25年ほど前になります。
その時の情熱は今も印象に残っています。

東京出張の合間を見て、久しぶりにお会いすることにしました。
共通の友人でもある熊本の吉本さんも一緒です。
権藤さんの会社は今では30人近い規模になり、福岡にビルまでお持ちで大活躍されています。
少しだけ昔話になりました。
私にはちょっとうれしい話もありました。

昔のパッションと違い、いまは成熟した社会への思いをお持ちのようです。
ビジネスパッションがソーシャルパッションに変化していました。
来年は少し東京に来る機会も増えるそうです。
またお会いすることがありそうです。

■会社から人がいなくなった?(2014年10月15日)
会社で働く人の自殺問題を考える活動と企業経営者を育てる経営道フォーラムの活動の接点が生まれました。
要になってくれたのは、これまでも何回かお話した経営道フォーラム51期の有志による「プチサークル」です。
そこが中心になって、「会社から生きた人がいなくなった?」というテーマで54期と55期の人に参加してもらい、カフェサロンを開催しました。
前日に開催を公開したところ、畑さんが飛び入り参加してくれました。
畑さんは原子力規制庁の職員ですが、きっちりと「生きた人間」を生きている人です。

議論はいろいろとありましたが、やはり本質的なところにはなかなか進みませんでした。
やはり企業はいまもって「ぬるま湯」状態なのかもしれません。
それぞれの持っている問題意識は強いのですが、突き抜けた議論にはなかなかなりません。
まあこんな言い方をすると参加者に怒られそうですが、大企業の人たちは、やはり体制に守られているということを感じます。

終了後、1時間の予定で懇親会になりましたが、なかなか終わらずに2時間になってしまいました。
私には久しぶりに零時過ぎの帰宅になってしまいました。

■自宅で暮らせなくなった人たちのセーフティネットづくり(2014年10月18日)
しばらくコムケアサロンをお休みしていましたが、再開しました。
再開第1回目は、「自宅で暮らせなくなった人たちのセーフティネット」がテーマです。

話題提供者の村山さんは、現在は介護施設と利用者をつなぐ仕事を中心に、さまざまな場や人をつなぐことを目指していますが、今回の参加者の中には、施設福祉から在宅を基本とする地域包括ケアに取り組んでいる人もいて、その対比の中から様々な問題が話し合われました。
またソーシャルビジネスを立ち上げる難しさに関しても議論がありました。

村山さんの構想に関しては、いろいろと手厳しいコメントやアドバイスがありました。
こうした場で、自分が考えている計画を話して、さまざまな意見をもらうことは、計画者にとっても有益だと思いますが、それを通した話し合いの中から、参加者もいろいろな気付きを得られます。
こうしたスタイルのサロンを継続する予定です。

また、施設福祉か在宅福祉かという刺激的なテーマもありました。
これは、私がコムケア活動を始めた時の基本課題のひとつでもあります。
福祉の問題に限らず、医療においてもこれから重要なテーマです。
これに関しても、いつかサロンしたいと思っています。
どなたか問題提起者になってくれる人はいないでしょうか。
イタリアのバザーリアの精神医療改革のことを話してくれる人はいないでしょうか。

■社長になってしまいました(2014年10月18日)
私のことではありません。
阿部さんが、友人が突然社長になってしまったので、会ってほしいと言ってきました。
社長が突然辞任し、その代わりに会長から社長就任を懇願され、状況を考えると自分しかいないことに気づいて引き受けたのだそうです。
しかし、突然の社長はたぶんストレスの多い仕事です。
それでまあ、阿部さんが私と引き合わせたのだろうと思います。
お話をお聞きすると、結構、課題がありそうです。
いささかの迷いはありますが、一度きちんと話をお聞きして、何ができるかを考えようと思います。
いささかの迷いはありますが、困った人には何かできることを探すのが私の生き方なので仕方ありません。
またとんでもないことにならなければいいのですが。

(2014年10月第2週)
■畑作業(2014年10月8日)
■子どもNPO白書(2014年10月9日)
■パソコン環境復活(2014年10月10日)
■「会社を元気にすることを話し合うプチサークル」の大坪さん(2014年10月11日)
■スリーA実践者交流会(2014年10月11日)
■今年の新米(2014年10月11日)
■「つくられる病」(2014年10月11日)

■畑作業(2014年10月8日)
畑作業は毎日ではありませんが、定着しだしました。
最近ではかなり草も抑えられるようになってきました。
相変わらず疲れる仕事ですが、やったという実感を得られるようになってきたので、仕事も少しだけ楽しくなってきました。
残念なのは、まだ放射線汚染されている土壌なので、大根などを植え付けられないことです。
花畑にしようと思ってはいますが、土壌がまだ必ずしも管理されておらず、よほど強い花でないと太刀打ちできないでしょう。
とりあえずは、土を耕し直すことから始めます。
そろそろ耕耘機を購入しようと思います。

■子どもNPO白書(2014年10月9日)
日本子どもNPOセンターが、「子どもNPO白書」づくりに取り組むことになりました。
その構想と枠組みを立柳さんからお聞きしました。
できればコムケアのメンバーにも呼びかけたいということでしたので、協力させてもらうことにしました。
最近、私自身は子供関係のNPOには縁が遠のいていますが、子ども世界にこそ社会の本質が投影されています。
どういう白書ができるのか関心があります。

■パソコン環境復活(2014年10月10日)
自宅のパソコンをXPからセブンに変えたので、これまで使っていたソフトや周辺機器が使えなくなっていました。
それでやむなく2台のパソコンを併用していましたが、パソコンに詳しい坂谷さんが自宅に来てくださって、環境整備をしてくれました。
おかげで、すべてこれまで通り作業できるようになりました。

坂谷さんは、以前も、パソコンが壊れた時に来てくれて修理してくれたのですが、そうした人がいるかいないかで、全く違うことを改めて実感しました。
坂谷さんが来てくれなかったら、ホームページ制作のソフトを買い替えたり、OCRソフトを買い変えたりしなければいけませんでした。
逆に言えば、知識があれば、買わずにすむものがたくさんあるということです。

XPはもう使えないよという呼びかけの中で、ほとんどの人がパソコンを買い替えたと思いますが、まさに私たちは、メーカーに従順な消費者になってしまっています。
主体性などはもう吹っ飛んでいるのかもしれません。
そんなテーマのカフェサロンを、10月25日に湯島で開催します。
切り口は、哲学者ホルクハイマーですが、内容はそういうカジュアルな話ですので、よかったらぜひ参加してください。
予備知識などは不要です。
ちょっと敷居が高いと感じられたせいか、まだ参加申し込みが少ないのです。
案内はお知らせのコーナーにあります。

■「会社を元気にすることを話し合うプチサークル」の大坪さん(2014年10月11日)
15日に「会社を元気にすることを話し合うプチサークル」の主催で、集まりを開催します。
案内はお知らせのコーナーにありますが、
その主催者の一人の大坪さんが湯島に来てくれました。
大坪さんは、某大企業の部長です。
ご多用にもかかわらず、休日の中を出てきてくれたのです。
15日開催の集まりの準備というよりも、いろいろとお話をさせてもらいました。
私にはとても示唆に富むお話を聞かせてもらいました。

大坪さんは、私がささやかに関わっている経営道フォーラムの51期生です。

■スリーA実践者交流会(2014年10月11日)
スリーA認知症予防ゲームの首都圏での実践者交流会を開催しました。
13人が集まりました。
遠くは福島からも参加してくださいました。
第1回目でしたが、スリーAゲームの理念の議論からゲームによる改善評価シートの検討までさまざまな問題が指摘され、ゆるやかなネットワークづくりに向かって少し進みだしました。
ゆるやかなネットワークの内容も少し話し合いました。
私にとっては、新しいワークスタイルであり、新しいライフスタイルなのですが、そんな大仰な物言いをしたらみんな引いてしまうでしょうから、話しませんでしたが、これからの展開が楽しみです。
もちろん参加者同士でも大きな考えの違いがあり、私の話にもたぶん否定的な人もいたでしょうが、話しているうちに私も含めて考えが変わっていくのが意味のあることです。
実践を通した体験知を持ち寄って、このゲームをさらに進化していくとともに、ゆるやかな人のつながりが育てば、新しい活動スタイルが生まれてくるかもしれません。
みんなで育て上げていくというスタイルを大切にしたいと思っています。

■今年の新米(2014年10月11日)
先週、福井から新米が送られてきましたが、今日は新潟魚沼産の新米が届きました。
新潟の金田さんが送ってくださったのですが、電話したら、今年は出来が良かったというお話でした。
福井の敦賀は天候の関係で今年は出来がよくなかったということでしたが、地域によって違うのだと改めて当然のことを思い出しました。
地域によって違うということはとても大切なことだと思います。

■「つくられる病」(2014年10月11日)
ちくま新書の「つくられる病」を読みました。
実に納得できる話ばかりでした。
いささか書きすぎているであろう部分も含めて、私自身、とても共感できました。
ちなみに、ブログにも書きましたが、「健全な老化」主義者で、昨今の病気観に異論のある私としては、実にすっきりさせてもらったわけです。
ついでに小さな声で言えば、フェミニスト嫌いの私の心にひびく「暴言」にも、こっそりと拍手を送らせてもらいました。

前半だけでもぜひ多くの人に読んでほしい本です。

(2014年10月第1週)
■カフェサロンをまたたくさんやることにしました(2014年9月30日)
■武田文彦さんとのロングディスカッション(2014年10月1日)
■小山石さんと久しぶりに経営談義(2014年10月1日)
■経営道フォーラム箱根合宿(2014年10月3〜4日)
■スプーン曲げの技の伝授を受けました(2014年10月3日)

■カフェサロンをまたたくさんやることにしました
(2014年9月30日)
8月と9月はいささか夏ばてでしたが、また湯島のカフェサロンをいろいろと始めることにしました。
その一部を紹介します。
・スリーA認知症予防ゲーム実践者交流会〈2014年10月11日)
・“企業に活力!働く人に笑顔!!”を考えるプチサークルの集まり(10月15日)
・コムケアサロン:自宅で暮らせなくなった人たちのセーフティネット(10月18日)
・第4回ちょっとハードなカフェサロン(10月25日)


他にもクローズドなものもありますし、日程未定なものもあります。
フェイスブックなどで随時案内していきます。

それと毎月最後のオープンサロンをもう少し告知して参加者を広げようと思い出しています。
オープンサロンが、湯島サロンの出発点で、以前は20人を超える参加者があった「元祖湯島サロン」ですので。

■武田文彦さんとのロングディスカッション(2014年10月1日)
久しぶりにリンカーンクラブ の武田さんと政治談義をロングランで行いました。
安倍自民党の一強体制を変えるためにはどういう政策体系を打ち出せばいいのかがテーマです。
日本国民の多くはなぜかアベノミクスを支持しています。
その状況を変えるにはどうしたらいいかということです。

11月になったら広く呼びかけてカフェサロンを開催しようと思います。
関心のある方はご連絡ください。

■小山石さんと久しぶりに経営談義(2014年10月1日)
大学でも教えている経営コンサルタントの小山石さんが、私の東レ時代の話を聞きたいと言ってきました。
彼の関心事は事業開発です。
私も一時期新事業企画の仕事をしており、その過程の中で、企業文化を変えないといけないと思い立って、CIプロジェクトを起こしたのです。
それで人生を変えてしまったわけですが、東レ時代の話をするのは久しぶりです。
それを契機に、話はいろいろと広がりました。
東レ時代の仕事が懐かしいです。

■経営道フォーラム箱根合宿(2014年10月3〜4日)
経営道フォーラム55期のまとめの合宿です。
今回は2つのチームに関わっていますが、それぞれのテーマは「集合天才」と「和醸良酒」です。
この言葉だけでは内容が伝わらないでしょうが、これからの企業経営を考えるキーワードです。
それに関して、2日間、カンカンガクガクの議論でした。
発表会は11月です。
中間発表をしてもらいましたが、議論をプレゼンテーションすることの難しさがよくわかります。
最終の発表会が面白くなるといいのですが。

■スプーン曲げの技の伝授を受けました(2014年10月3日)
前記の合宿の際、参加者の山竹さんからスプーン曲げの技を授かりました。
いとも簡単な合理的な方法です。
今度、湯島で実演しようと張り切って帰宅して、家のスプーンでやってみたら、なぜか曲がりません。
困ったものです。
少し練習しなければいけません。

(2014年9月第4週)
■すき焼き料理はそう簡単ではありません(2014年9月21日)
■農作業を続けています(2014年9月23日)
■LLPリゾ−ミック総会(2014年9月24日)
■史上最大の決断(2014年9月25日)
■NPO法人認知症予防ネット監事の平田さん(2014年9月26日)
■アベノミクスに打ち克つ方法はあるだろうか(2014年9月26日)

■すき焼き料理はそう簡単ではありません(2014年9月21日)
先週末に新米が届いたので、私が食事を作ることにしました。
ところが、私は料理をほとんどやったことがありません。
一番簡単な料理はなんだろうと考えた結果がすき焼きでした。
まずは材料を買いに行かなければいけません。
私は買い物は料理以上に苦手です。
それで娘に頼んでスーパーに行きました。
娘はアドバイスしてくれるわけではなく、材料も自分で選べと言うのです。
と言われても、最近、ちゃんとしたところですき焼きを食べていないので、思い出せません。
最初に思い出したのが春菊ですが、お店においてありません。
次は焼き豆腐、これはありました。
ネギもあったかなと思いました。
他にも糸こんにゃくとか、いろいろとあったように思いますが、娘に聞いても笑いながら、自分の食べたいものを選んだらと教えてくれません。
問題は肉です。
いろいろありますが、量が分かりません。
これくらいかなと思ってパックを選んだら、娘がそんなに食べられるのと、冷ややかに言うのです。
それでその半分のを選びました。
とまあそんな感じで、材料を仕込んできて、用意しました。

それからもまあ、いろいろとあったのですが、何とか鍋ができました。
すき焼きなら簡単だと思ったのは、うかつでした。
肉は結局あまり、シイタケを買うのを忘れ、さらに肉屋さんで牛脂をもらうのも忘れました。
新米はおいしかったですが、すき焼きはもう一つでした。
それにすき焼き以外のお惣菜も忘れてしまいました。
娘から、料理も難しいでしょうと注意されました。

おいしい新米には、お漬物と野菜のみそ汁だけでよかったのです。
なんですき焼きなど作ろうと思ったのでしょうか。
ちなみに、私も娘もすき焼きはあまり好きではないのです。
困ったものです。

■農作業を続けています(2014年9月23日)
先週再開した農作業を継続しています。
最近は1時間半ほどは頑張れるようになりました。
しかし、残念ながら相変わらず草刈り仕事に終始しています。
やはり耕耘機が必要なようです。

ところで、農作業をやっていたら、体調不良がどこかに飛んでいったような気がします。
やはり土との触れ合いは、生命力を高めるようです。
医療費が急増したのは、国民が農業をやらなくなったからだということがわかりました。
身体を使うと、見えないことが見えてきます。はい。

■LLPリゾ−ミック総会(2014年9月24日)
久しく放置されていたLLPリゾ−ミックの総会をやろうということになりました。
それでみんなに声をかけたら、なんと全員が集まりました。
それで総会よりも懇親会にしようということになり、安い居酒屋での懇親会的総会になりました。
プロジェクト起こしがメインテーマだったのですが、なぜか「男女共同参画か男女役割分担か」というような話になり、ついには最近の若者たちは常識がないという話になり、わけのわからない話し合いになってしまいました。
しかし、みんな、楽しかったと言っていましたから、よかったです。
私は、何やら農作業の疲れもあって、反応が悪いと言われてしまいました。
身体を使いすぎるのは医療費急増の一因にもなりかねませんので、注意しましょう。はい。

さてさてLLPリゾ−ミックの先行きはなかなか見えてきません。

■史上最大の決断(2014年9月25日)
野中郁次郎さんの「史上最大の決断」を読みました。
第二次世界大戦のノルマンディ上陸作戦の話です。
今、中東では、イスラム国とアメリカ政府との戦いがどんどん激しくなってきています。
改めて、戦争とはなんなのかを考えたくなって読み出したのですが、あんまり考えるヒントは得られませんでした。
でもなかなか面白かったので、読み終えた後、DVDで映画「史上最大の作戦」を見直しました。
戦争の仕方から考えても、意外と早く人類は滅びるなと思いました。
どこでどう、道を間違えたのでしょうか。
やはり、農業をやる人が少なくなってきたために、道を踏み外したと考えたほうがいいでしょう。はい。

■NPO法人認知症予防ネット監事の平田さん(2014年9月26日)
NPO法人認知症予防ネットが取り組んでいる高林方式認知症予防ゲームの普及をささやかに応援しているのですが、その関係で、そのNPOの監事をされている平田さんと話したいと思っていました。
5月にそのNPOの10周年記念イベントがあったのですが、そこで平田さんにはお会いしましたが、ゆっくりと話す時間がなかったのです。
たまたま平田さんが東京に来ると言うので、時間を作ってもらいました。

平田さんは、認知症予防ネットのコアメンバーでもありますが、お話をお聞きしていると、実に多彩な活動に取り組まれています。
私がとてもうれしかったのは、その活動の基本にある考え方が、私にはとても共感できることでした。
そしてうらやましかったのは、その活動を地元でしっかりと展開していることです。
私もそれなりにいろいろとやっていますが、みんな根無し草のようなもので、手ごたえがありません。
ですから、逆に無責任にもなれるし、いい格好もできるのですが、手ごたえがないので時に落ち込みます。
幸いにたくさんの仲間が元気づけてくれますが、私の生の生活はなかなか見えていないでしょう。
それが見えなければ、本当の仲間にはなりにくいのです。
平田さんは、たぶんたくさんの仲間、それも子どもたちも含めて、たくさんいそうです。

平田さんからは、認知症予防ネットのこれからの展開に関するお考えもお聞きしましたが、それ以上に平田さんの活動のことをお聞きして、とてもいい出会いになりました。
もっと早くお会いしていたらよかったと思いました。

ところで、平田さんが農作業をやっているかどうか、聞き損いました。

■アベノミクスに打ち克つ方法はあるだろうか(2014年9月26日)
今日はオープンサロンでした。
最近のオープンサロンは参加者が少ない分、密度の高い議論ができます。
もっとも質が高いかどうかはわかりません。

今回も最初に来たのが武田文彦さんでしたので、思いきり、政治談議でした。
アベノミクスが切り口でした。
あまりにも内容がないのがアベノミクスだと思っている人だけが参加していましたが、にもかかわらず安倍政権の支持率は低下しません。
どうしたら今のような独走態勢をとめられるか。
それをテーマに話し合いをしてみようかという話になりました。
切り口は2つあります。
ひとつは安倍政権や自民党の一人勝ちに打ち克つ方法です。
もう一つはアベノミクスよりも国民に支持される政策体系です。
残念なのは、社会をよくするための政策体系ではなく、国民に迎合される政策体系です。
まあ、しかし、考えようによっては面白いテーマです。
フェイスブックで呼びかけたら、すぐに2人の人が参加したいと言ってきました。
武田さんが中心になるので、いささか心配ではありますが、考えてもいいなと思っています。

私の回答は決まっています。
農本主義国家を目指すことです。
安倍さんは徴兵制を目指していると思いますが、私は3年間の徴農制がいいと思います。
問題は、それをどう生きていない人たちに伝えるかですが。

(2014年9月第3週)
■ハケの道プロジェクト会議(2014年9月15日)
■新しいパソコンと格闘です(2014年9月16日)
■私は農本主義者でした(2014年9月17日)
■久しぶりに畑で草と格闘でした(2014年9月18日)
■コミー交流会(2014年9月19日)
■新米が届きました(2014年9月20日)

■ハケの道プロジェクト会議(2014年9月15日)
我孫子には景観市民形成会議というのがあります。
私は、そのメンバーだったのですが、事情があって退会させてもらったのですが、いまもなお案内が届きます。
たぶん脱会の手続きが取られていないためです。
そのうえ、その会の代表の太田さんから、今度、「ハケの道プロジェクト」を立ち上げるので参加してほしいと言われ続けていました。
今回も直前に電話がかかってきました。
知り合いも出ているだろうからあまり無視してもいけないと参加しました。
ところが知っている人は、前の代表の佐田さんと現在の代表の太田さんだけです。
20人ほど参加していましたが、後は全員知らない人ばかりです。
しかもこれまでの経緯を全く知りません。
ただただ聞くだけで終わってしまいました。
ただ、話の内容は、数年前の取り組みからほとんど変わっていないので、よくわかりました。
基本的に私のスタイルではありません。
中途半端にかかわるとこういうことになってしまいます。
これからどうするかちょっと考えてみようと思います。

しかし、とてもいい話を一つだけ聞きました。
ハケの道の一部に(私有地ですが)、いまなお沢蟹が生息しているのだそうです。
自然を守るには、私有地でなければいけなくなっているのです。
おかしな話です。

ちなみに、我孫子のハケの道は、白樺派の文人たちが、その昔、歩いた道です。
わが家のすぐ下を通っていますが、今はかなり荒れているのです。
わが家の農園も、その道に面しているので、何とかきれいにしようと頑張っている次第です。

■新しいパソコンと格闘です(2014年9月16日)
新しいパソコンでこれまでのソフトを使えるようにしようと格闘しています。
パソコンに詳しい坂谷さんがメールでいろいろとアドバイスしてくれたので、それに従って取り組みだしたのですが、いいところまで行くのですが、最後の段階でなぜかうまくいきません。
相変わらずスキャナーのOCR機能は使えず、ホームページの更新もできません。
ホームページは Dreamweaverを使用しているのですが、やはりちょっとバージョンが古すぎるようです。
私には何の不都合もなかったのですが、バージョンアップなど迷惑な話です。
でもまあ、バージョンアップしなければ、こんなに便利にはならなかったでしょうか、それはみんながシェアすべきコストかもしれません。

私もまさに今、工業社会のど真ん中で生きていることを実感させられます。
工業社会では、やはり常に前に進んでいないとだめなのでしょう。
疲れます。
だからもう一度、農的な生き方を模索したくなります。
それで、また農に何する本を読みだしてしまいました。

■私は農本主義者でした(2014年9月17日)
というわけで、宇根豊さんという人の「農本主義が未来を耕す」という本を読みました。
先日、新聞に広告が出ていたのです。
書かれていることに共感して、一気に読んでしまいました。
その本の主張に従えば、私はまぎれもなく「農本主義者」です。
そこで書かれている生き方は、できていることとできていないことがありますが、ほぼすべて私が目指す生き方でした。
やはり農本主義者らしく、きちんと農作業をしなければいけません。

この本はとても良い本です。
お勧めします。
またどこかで紹介させてもらいます。

■久しぶりに畑で草と格闘でした(2014年9月18日)
農本不義の本を読んだら、やはり畑に行かないわけにはいきません。
意を決して、でかけましたが、畑は草で覆われていました。
1時間半ほど頑張って、草刈りをしましたが、立ちくらみして、ダウンしてしまいました。
頑張りすぎです。
畑に横になって、耳を澄ませましたが、草の声や土の声は聞こえませんでした。
宇根さんによれば、聞こえるはずだというのですが。
まだまだ思い入れが不足しています。
いや、心の開き方が足りないのでしょう。

でもいい汗をかきました。
無理をせずに、少しずつまた始めようと思います。

■コミー交流会(2014年9月19日)
コミー株式会社がすごいことになってきています。
世界中の飛行機に、コミーのFFミラーが装備されだしていますが、ついに出荷枚数が20万枚を超えたのです。
http://www.komy.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/04/AIR20%E4%B8%87%E5%8F%B0%E7%AA%81%E7%A0%B4web%E7%94%A8%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9.pdf
FFミラーは平板なのに視野が広い特殊なミラーです。
ATMにも使われていますので、多くの人がその効用の受益者です。
航空機の場合は、主に荷物入れに使われています。

その20万枚突破を記念して、コミー交流会が開催されたのです。
私はコミーとは付き合いがないのですが、社長の小宮山さんとの付き合いの関係で、招待状が来ました。
あんまり関係ないので参加しないつもりでしたが、小宮山さんから電話があり、またまた場違いだなと思いながら、参加させてもらいました。
会場は東京会館でしたが、100人ほどの人が参加していました。
その分野の広さが、また見事でした。

私はいつか会いたいと思っていた2人の人に会えました。
一人は佐久総合病院の色平哲郎さん、もう一人は児童養護施設愛育園の藤本光世さんです。
色平さんは、その生き方や言動に、共感するところが多かったので、いつか会いたいと思っていました。
藤本さんは、小宮山さんから耳にタコができるほど聞かされていた名前でした。

人との出会いを大切にする小宮山さんは、どうやら交流会にはまったようです。
湯島の交流サロンとはけた違いですが、まあ刺激的な2時間でした。
しかし、こうした交流会は、やはり私の趣味ではありません。
東京会館の料理はとてもおいしかったですが、農本主義者に目覚めた私としては、ぜいたくすぎて、気が引けました。
その上、お土産までもらってしまいました。

■新米が届きました(2014年9月20日)
今年も新米が福井から届きました。
義姉夫婦が福井で米を作っていますので、わが家のお米は基本的にそれに頼っています。
市場価格とは無関係に、毎年、私が決めた額のお金を振り込み、お米がなくなると送ってもらう仕組みです。
野菜なども送ってもらっています。
一見、購買行為のようにも見えますが、私も(たぶん)義姉夫婦も、売買とは考えていません。
何しろ金額はいい加減なのです。
姉夫婦はお金が振り込まれていることも知らないかもしれません。
私も、対価という考えはあまりしていません。
私としてはささやかながらの伝統的農家の支援という意味合いも持っていますが、コストから考えると不十分だろうと思います。
ちなみにお店などで販売しているお米の価格は、とんでもなく安すぎると思っています。
農業の価値は、工業の経済計算でとらえてはいけません。
そう思います。

ところで、今年の敦賀のお米はあんまり出来がよくないそうです。
天候の関係です。
だとしたら、例年よりも送金額は多くしなければいけません。
たぶん農家がコメ作りに投じたエネルギーは方策の時よりも大きいからです。
これもまた、いわゆる市場のルールとは反対です。
これが農本主義者のルールなのです。

さて明日は新米を食べてみましょう。

(2014年9月第2週)
■パソコンを買いました(2014年9月10日)
■新しい包括ケア理論への挑戦(2014年9月13日)
■松永正訓さんのサロン(2014年9月13日)
■市井三郎さん(2014年9月13日)

■パソコンを買いました(2014年9月10日)
自宅のデスクトップパソコンを買い替えたため、その切り替えに苦戦してしまいました。
XPで使用していたソフトが使えないことが判明し、さてどうしようかいろいろとやってみましたが、ダメでした。
したがって、プリンターもスキャナーも使えません。
結局、以前のパソコンと両方とも使わないといけないため、その置き場所を確保するために仕事場の書類整理をしなければいけなくなりました。
そのため、週の前半は、それにかかりきりでした。
OSのセブンは、湯島のオフィスでは使っているので、少しはなれてきていますが、初歩的なところで時々わからないところがあります。
こんなことなら変えなければよかったと思うほどです。

■新しい包括ケア理論への挑戦(2014年9月13日)
いささか大構想ですが、認知症予防ゲームに関わっている小林さんと、新しい包括ケアの理念の必要性について気楽な意見交換をしました。
以前からささやかに応援しているNPO法人認知症予防ネットの高林さんの実践をロゴス化できないかという話です。
有志を募って研究会を作ろうかと思っていましたが、小林康子さんが興味を持っているのでお任せすることにしました。
今週初めに書類の整理をしたのですが、プロジェクトの整理をすることのほうがどうも先決だと気付いたのです。
いささか残念でもありますが、まあ私よりは小林さんのほうがうまくやるでしょう。

さて次は、どのプロジェクトを整理しましょうか。

■松永正訓さんのサロン(2014年9月13日)
3回目のちょっとハードなカフェサロンでした。
今回は、松永正訓さんが話題提供してくださいました。
11人の参加がありました。
コミュニティのサロンの趣旨などは、案内をご覧ください。

このサロンのために、松永さんは54枚ものパワーポイントを用意してくださいました。
タイトルは『「運命の子」と出会って考えた障害児の受容をめぐる生命倫理』。
松永さんのこれまでの医師生活を重ねながらの、生々しい、一人称自動詞の話に、改めて深い感銘を受けました。
松永さんのお話の後、みんなで話し合いました。
1時間半の時間があっという間でした。
参加者のみなさんのお話からも、たくさんの気づきがもらえました。
はなしのないよ
書きたいことはたくさんありますが、ともかく松永さんの話をたくさんの人に聞いてほしいと思いました。
幸いに、今日も参加された森本さんと日高さんが、11月23日に練馬区で松永さんの講演会を開催してくださいます。
また、近いうちにお知らせのコーナーに案内しますので、もし参加できたら参加してください。
松永さんの「運命の子 トリソミー」(小学館)もぜひ読んでほしいと思いました。
たぶん世界が変わります。
松永さんはパワーポイントの最後に、「考えることからすべてが始まる。無自覚は罪である」と書いていました。
全く同感です。

松永さんが、ご自身のブログでサロンの感想を書いてくださっています。
読んでもらえるとうれしいです。
http://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/2014/09/13/7434531

■市井三郎さん(2014年9月13日)
昨日のサロンで、松永さんが、不条理の苦痛をなくしていくことが進歩であるという、市井三郎さんの「歴史の進歩とは何か」(岩波新書)に言及しました。
市井さんのこのメッセージは、当時、大きな影響を与えたと思いますが、いつの間にか忘れられてきてしまっています。
松永さんは若いころに読んで、大きな影響を受けたそうです。
私が読んだのは会社時代ですが、たぶん東レの企画部にいたころです。
私も大きな影響を受けた本です。
ちょうどそのころ、ボスの企画部長があるところで講演をするというので、その草稿づくりを指示されました。
企画部の転勤になってすぐのことで、なんで上司を超えて、私に直接指示が来たのかわからなかったのですが、その時、読んでいた感激していた市井三郎さんのメッセージの基調を受けて、通説とは違う話を組み立てた記憶があります。
たしかテーマは日本の近代化と産業政策のようなものでした。
部長は、私の説明をていねいに聞いてくれましたが、なかなか面白いねと言っただけで、それが使われたかどうかはわかりませんでした。
その部長はその後しばらくして、不条理にも亡くなってしまいました。
それもあって、私には市井三郎さんは忘れられないのです。
私がまだ20代のころの話です。

この市井史観に大きな影響を受けましたが、その視点から考えると、この数十年、歴史は進歩していないと思っていました。
しかし、松永さんは最後に明言しました。
歴史は進歩している、と。
松永さんがそう言うのであれば、私ももう一度考え直してみようと思いました。
私の少しひねくれた歴史観が、間違っているかもしれません。
そうであるといいのですが。

サロンで考えたことなどは、ブログに書く予定です。

(2014年9月第1週)
■会食(2014年9月1日)
■「ネットワークささえあい・新潟」がいよいよ始動(2014年9月1日)
■名戸ヶ谷病院に行きました(2014年9月2日)
■妻の命日(2014年9月3日)
■ミューマの村山さんの構想(2014年9月4日)
■プチサークルを広げよう(2014年9月4日)
■新潟水俣病資料館の塚田さんを再訪(2014年9月5日)
■ささえあい・新潟のミーティング(2014年9月5日)
■趣旨がよくわからずに参加した懇親会(2014年9月5日)
■新潟ゲートキーパー研修会(2014年9月6日)

■会食(2014年9月1日)
妻の8回忌なので、娘たちと、妻が好きだった中華料理を食べました。
わが家にふさわしい、実に地味な法事でした。

■「ネットワークささえあい・新潟」がいよいよ始動(2014年9月1日)
6日に、新潟で自殺防止をテーマにしたシンポジウムを開催しますが、その主催者を引き受けた「ネットワークささえあい・新潟」の金田さんが湯島に打ち合わせに来ました。
シンポジウム終了後、定例的なサロンの開催も大丈夫そうです。
いよいよスタートです。

■名戸ヶ谷病院に行きました(2014年9月2日)
いつになってものどの調子が戻らずに、体調そのものまでおかしいので、とうとう名戸ヶ谷病院の耳鼻咽喉科に行くことにしました。
工藤先生という医師でした。
鼻からカメラを入れて検査してくれましたが、悪性の腫瘍などはないと言われました。
のどの表面が荒れているのと、まあ加齢によるのだというような話でした。
薬を2週間分もらいました。
ところが診察料1000円、薬に至っては270円でした。
これでは医療費が赤字になるはずです。
お金がかからないのはありがたいことですが、いささか気になりました。

■妻の命日(2014年9月3日)
妻の8回目の命日でした。
命日は何もせずに自宅で怠惰に過ごします。
午後、娘の友人が献花に来てくれました。
毎年来てくれるのですが、妻に世話になったからだそうです。
しかし、8年目なのに、こうして花を届けてくれるのはうれしいことです。
そういえば、妻の昔の友人たちからも毎年花が届きます。
今年は胡蝶蘭でした。

■ミューマの村山さんの構想(2014年9月4日)
ミューマの村山さんが、超高齢社会への民間セーフティネット構想の実現にいよいよ取り組みだしました。
オフィスも千葉市に構えたようですが、動き出すといろいろと問題が発生します。
そんなこともあって、また湯島に相談に来てくれました。
構想とこれまでの活動をお聞きしました。
感想を一言で言えば、すごいエネルギーです。
思いの実現にまっしぐらです。
ただあまりに孤軍奮闘しすぎているように思い、いろいろとお話させてもらいました。

演繹的にビジョンを構築し起業する人と現場活動している中でビジョンが育って起業する人がいます。
起業する人の意識は、このふたつに分かれているように思います。
私の体験では、前者は苦戦します。
挫折することもあります。
しかし後者は変節することはあっても挫折はしません
なにしろいつも動いているからです。
村山さんはどうも前者です。
出来すぎてしまうからでしょうか。
そこに大きな落し穴があります。
とまあ、そんな感じで、ささやかなアドバイスをしました。
来月にでもミューマ構想のサロンを開くかもしれません。
よかったら参加してください。

■プチサークルを広げよう(2014年9月4日)
会社で働く人の自殺問題を考えるという連続ラウンドセッションのパート2を主催してくれたプチサークルの3人が湯島に来ました。
みんな大企業の役員や部長です。
それこそ超多忙なはずですが、この問題に取り組んでいます。
とてもうれしいのは継続していることです。

いつもながら昨今の企業の状況に関して、話し合いました。
こういう議論が、大企業の経営者の間で行われてほしいです。
みんな気づいているはずですが、自信がないので考えないようにしているだけでしょう。
昨今の大企業は、私には危機状態に見えます。
1980年代に人間的な方向に向かいだしたかに見えた日本の企業は、完全にアメリカの操作下に置かれるようになり、変質してしまいました。
企業という制度に高い期待を持つ私としては、実に哀しい傾向です。

3人とも、とても会社思いですが、そういう人たちを活かしきれない現在の企業の未来が心配です。

ところで連続セッションのパート3をやることになりましたが、それに関連して宿題をもらってしまいました。
それは佐藤さんのためなんだといわれて引き受けてしまいましたが、なんだかだまされたような気もします。
いやはや困ったものです。

■新潟水俣病資料館の塚田さんを再訪(2014年9月5日)
新潟水俣病資料館に立ち寄らせてもらいました。
数年前に立ち寄った時の館長の塚田さんにまたお会いしたかったからです。
前回と同じように、長時間お話しさせてもらいました。
ブログに少し書きましたが、とてもいい時間でした。
さまざまな新しい動きも知りました。
塚田さんの柔軟な姿勢にまた感銘を受けました。
見えないところで、さまざまな活動が行われているのです。
そうした活動が緩やかにつながりだしているお話もお聞きしました。

またいつかお伺いしたいと思います。

■ささえあい・新潟のミーティング(2014年9月5日)
新潟の金田さんと佐藤裕さんと、これからの「ネットワークささえあい・新潟」の展開に関して話し合いました。
課題はいろいろありますが、動き出せば先も見えてくるでしょう…

■趣旨がよくわからずに参加した懇親会(2014年9月5日)
ささえあい・新潟は、新潟市と共催で、明日、ゲートキーパー養成研修会を開催します。
東尋坊で見回り活動をしている命の用心棒の茂さんも参加してくれます。
というわけで、ささえあい・新潟の金田さんが呼びかけての懇親会がありました。
趣旨などよくわからなかったのですが、参加したら14人の人たちが参加していました。

予想外の人にも再会しました。
湯島のソーシャルビジネス研究会などに参加していた石本さんです。
なんと新潟に転居し、新潟NPO協会で活動することにしたのだそうです。
他には明日のシンポジウムのパネリストも参加していました。
賑やかな会になって、私は話しすぎて、また喉をいためてしまいました。
いやはや困ったものです。

■新潟ゲートキーパー研修会(2014年9月6日)
新潟市の朱鷺メッセで新潟市とネットワークささえあい・新潟の共催で、「自殺に追い込まれる事のない社会にしていくために出来ることを考えよう」というテーマで、シンポジウムが開催されました。
ささえあい・新潟が主催の片割れなので、私もいろいろと相談に乗っているうちに、シンポジウムのコーディネーターになってしまいました。

若い人の参加が多かったのが印象的でした。
レネさんの映画を上映後、東尋坊の茂さんと新潟で活躍されている4人の実践者のみなさんのパネルディスカッションです。
東尋坊には全国各地からいろいろな人がやってきます。
茂さんたちが頑張っても頑張っても、まるで川上から水が流れてくるようにやってくる。
もっと川上がしっかりして、東尋坊に来る人をいなくしてほしいというのが、茂さんの思いですが、それを受けて、川上の新潟で活動している弁護士、薬剤師、相談者、行政の立場のみなさんで話し合うという段取りです。
テーマが大きいだけになかなかうまく行かず苦戦しました。

今日はブラック企業大賞の授賞式が東京で行われていました。
その話に最後に言及したら、終了後、某社の役員と言う人がやってきて、実はわが社もひどいという話をしてくれました。
資料を後で送ってくるそうです。
どんな資料が届くでしょうか。

行政が主催する自殺関係の集まりには参加しないのが原則なのですが、今回は「ささえあい・新潟」のキックオフのために参加させてもらいました。
できるだけ実のあるものにしようと働きかけてきましたが、うまくいったという実感があまり得られず、少し後悔しています。
超多忙な東尋坊の茂さんにも、ほぼ無償で2日間も使わせてしまいました。
茂さんの熱意と誠実さには、いつも頭が下がります。
しかし、茂さんと話していると元気が出ます。
ちなみに、茂さんが東尋坊の見回り活動で出会い、思いを変えさせた人は8月30日で500人に達したそうです。

(2014年8月第4週)
■お施餓鬼(2014年8月24日)
■発声の専門家のお引き合わせ(2014年8月25日)
■幻の梨「夏ひかり」(2014年8月26日)
■山城経営研究所移転パーティ(2014年8月28日)
■SPM研究所総会(2014年8月29日)
■吉本さんとのミーティング(2014年8月29日)
■オープンサロンに久しぶりの武田さん(2014年8月29日)

■お施餓鬼(2014年8月24日)
お世話になっている宝蔵寺の施餓鬼会でした。
いつも暑い日なのですが、今年はまあさほどではありませんでした。
あんまり体調も良くなかったので、施餓鬼会の本番は兄に任せ、私は終わりごろに行きました。
例年よりも人が少なかったような気がしますが、この日はいつもお寺は人であふれかえります。
両親と妻に卒塔婆をあげ、お参りしてきました。
帰りに兄とお茶をしましたが、今年はさほど論争にはならず、なんとか平和に別れました。

■発声の専門家のお引き合わせ(2014年8月25日)
先日知り合った牧野さんは、プロのヴォーカリストです。
もう解散していますが、ロイヤルナイツのメンバーでした。
牧野さんは、社会活動として、「声みがき術」に取り組んでいます。
高齢者を歌で元気にさせる活動です。

私が取り組んでいるコムケアの仲間には、感声アイモというNPOがあります。
そこでは声育師を育てています。
生涯や病気で声が出なくなった人を発声で元気にさせるのです。
以前書きましたが、病気で発声できなくなった大学教授の小林さんも、このトレーニングを受けて、発声が少し出来るようになりました。

そんなわけで、この人たちを引き合わせることにしました。
さてさてどうなるかと思っていたのですが、とんでもない方向に行ってしまいました。
発声という点では、とても盛り上がったのですが、「あ」という発声に関連して、神代の話になってしまったのです。
そこから「ホツマツタエ」や「東日流外三郡誌」などの話に広がり、収拾がつかなくなってしまいました。
久しぶりに、相似象額やカタカムナのことを思い出しました。

■幻の梨「夏ひかり」(2014年8月26日)
「OMOしろい」のニッポン食堂の宇賀さんが梨の「夏ひかり」を送ってきてくれました。
これは昔千葉県が主導して開発した新品種らしいですが、いまは作っている人が少ないのだそうです。
幸水と豊水の狭間で、どうも広がらなかったようです。
それを宇賀さんのお知り合いがつくっているそうで、知り人にだけ限定販売しているのだそうです。

幸水のように甘くて、長十郎のように瑞々しく、豊水ほどには酸味がありません。
私の好みです。
千葉県だけの貴重な品種で、しまも時期も今だけのようですが、ご関心のある方はニッポン食堂の宇賀さん(047-492-8197)に電話してみたら、まだ入手できるかもしれません。
梨が大好きな人にはお勧めです。
私もはじめて味わせてもらいました。

■山城経営研究所移転パーティ(2014年8月28日)
長年付き合っている経営道フォーラムをやっている山城経営研究所が、転居し、そのパーティがありました。
パーティ嫌いの私としては、気乗りがしなかったのですが、北矢行男さんが来るというので、参加することにしました。
もう8年ぶりでしょうか。
彼もある時、ずばっと大学を辞めて、三浦半島に転居してしまったのです。
彼は、日本の企業に戦略経営の発想を持ち込んだ一人です。
一緒に仕事をしたことはありませんが、お互いにお互いの生き方を認め合っている人です。
元気そうでした。
併せて、早稲田大学の柳孝一さんにも久しぶりに会いました。

まあいろんな人に会ったのですが、意外な人から話しかけられました。
日立クレジットの社長だった花房さんです。
花房さんは山城経営研究所の会長ですが、私は金融会社のトップが好きではありませんので、私的にはお付き合いはないのです。
ところが、その花房さんが、佐藤先生ですね、と声をかけてきました。
そういえば、山城経営研究所の何周年かの時に、花房さんと八尾さんと3人で話し合ったことがあるのを思い出しました。
そこから話がいろいろと広がって、うっかり、でも私は日本の金融会社が嫌いなのですと、発言してしまいました。
ところが、その言葉に花房さんが、なんと共感してくれたのです。
そのため、それからの話し合いはとんでもない方向に進み、なぜか奇妙に気が合ってしまいました。

経営道フォーラム立ち上げ期のスタッフの因幡さんも来ていました。
実に懐かしい。
残念なのは、山城さんの息子さんに会えなかったことです。
彼は昨年、事故で亡くなったのです。

他にもいろいろと旧交を温めましたが、北矢さんに会えたのがよかったです。
花房さんへの偏見からも解放されました。

■SPM研究所総会(2014年8月29日)
岐阜から佐々木さんが出てきました。
それで、湯島でSPM研究所の総会をやることになりました。
と言っても、メンバーは私と佐々木さん2人です。
佐々木さんがいつもきちんと資料まで作成してくるので、何かそれらしきことを言わないといけないと思って、実は前日に「協同組合は未来の創造者になれる」という本をあわてて読んでおきました。
そして、協同組合のきちんとした理念研究会をやったらどうかと提案しました。
ところが話をしているうちに、そういえば、前にも同じことを言っていたなと気づきました。
佐々木さんは、しかし、前にも聞いたよとは言わずに、聞いてくれていました。
要するに、私と佐々木さんの話し合いはこの数年進歩していないのです。

佐々木さんはこの春に大病をされ、まだ完全回復してはいないそうです。
でもまあお元気そうでした。
岐阜の空気が人を元気にしてくれるのでしょうが、今年は東京よりも岐阜のほうが暑かったそうです。

■吉本さんとのミーティング(2014年8月29日)
LLPリゾーミックとか認知症予防ゲームとか、何やらややこしいプロジェクトでつながっている吉本さんと話しました。
いずれのプロジェクトも、吉本さんと私は、今かなり共通の基盤をシェアしています。
相談する相手としては吉本さんしかいないのですが、吉本さんと私とで相談している限り、なかなかビジネスにはなりません。
一応、目標は私が管理人になれるビルを建てることになっていますが、今のところ見通しがありません。
困ったものです。
しかし、なぜか吉本さんと話していると、気が楽になりますね。

ところで、今日は何の用事で吉本さんと会ったのでしょうか。
私が呼びかけたような気もしますが、わるいことをしてしまいました。

■オープンサロンに久しぶりの武田さん(2014年8月29日)
オープンサロンでした。
しばらく来なかった武田文彦さんが来ました。
また手術で入院していたそうです。
全く知りませんでした。
お互いに先もそうないので、まあ顔を出そうと思って、来てくれたそうです。

もう一人は坪倉さんです。
3人だけだったことも会って、実に微妙な話題になりました。
内容はすべてオフレコですが、人権と日本に関わる話です。
ここに大島さんがいたらもっと面白くなったでしょう。

最近、オープンサロンはいつも参加者が少ないです。
この路線で行くか、少しは告知をするか、迷います。

(2014年8月第3週)
夏休みでした。
湯島には月曜日しか行きませんでした。
1週間休むつもりだったのですが、久しぶりに神崎さんと杉原さんが来るというので、月曜日だけ湯島に来ました。
また柏で新たにアクトデザインを起業した橋本さんと我孫子で活動している3人の人とのミーティングを持ちました。
時間はたっぷりあったのですが、まあ人生においてはなくても良い1週間でした。
しかし、もしかしたら、この1週間こそが人生なのかもしれません。

(2014年8月第2週)
■民の社会教育運動(2014年8月11日)
■迎え火(2014年8月13日)
■やさしさのシャワーをどう広げるか(2014年8月15日)
■送り火(2014年8月16日)

■民の社会教育運動(2014年8月11日)
ネットワークささえあい・新潟の金田さんと雑誌「社会教育」編集長の近藤さんが湯島に来ました。
金田さんは「社会教育」も応援しています。
金田さんがクルと言うので、9月のシンポジウムの相談かと思ったのですが、話題はむしろ「社会教育」になりました。

近藤さんと私の付き合いも長いのですが、文部科学省の枠内での社会教育にはわたしは全く興味がありません。
役悪はずっと前に終わったのみならず、もし今の教育行政の枠組みで取り組んだら、逆に「反社会教育」になりかねないからです。
まあ「社会」をどう捉えるかの問題ではありますが。
近藤さんと会うたびに、新しい「民の社会教育運動」を起こそうよとアジテートしていますが、なかなか乗ってくれません。
具体的に何かプロジェクト提案しないと私の思いは伝わらないのかもしれません。

■迎え火(2014年8月13日)
今年のお盆はあんまり実感が出てきません。
最近どうも体調が悪いこともあって、何ごとに関しても無関心になりがちなのです。

ジュン夫婦も一緒にお墓に迎え火に行きました。
そのついでに、両親の仏壇のある兄の家にも行きました。
お盆の時期は、お墓から両親は兄の家に、妻はわが家へと戻ってくるのです。

■やさしさのシャワーをどう広げるか(2014年8月15日)
5日の認知症予防ゲームの公開フォーラムを契機に、関心を持った人たちの緩やかなコミュニティを育てることにしたのですが、そのためにはやはりコアになる理念と展開のグランドデザインが必要です。
そこで、思い立って、コアになっている人に声をかけて湯島で集まりをやりました。
急に声をかけたのですが、小林さんと吉本さんが来てくれました。
大きな方針を確認し合いました。
ポイントは「やさしさのシャワー」です。
しかし、これもとりわけ特殊な話ではなく、例えば私が20年ほど前に関わっていた保育の世界では「祝福のシャワー」、あるいは最近少し理解を深めている福祉の世界では「明るさのシャワー」が理念として存在します。
その内容をどう言葉として可視化していくかです。
かなりの難問ですが、認知症予防ゲームの普及に取り組んでいるNPO法人認知症予防ネットの高林さんと福井さんとを巻き込んでのワークショップを開催しようと言うことになりました。
さてさて、また余計な仕事を創りだしてしまいました。
それに、こうした活動をやってもあまり喜ばれないでしょう。
しかし、久しぶりに「コンセプトデザイナー」としての仕事をしたくなってしまったのです。
小林さんと吉本さんが手を上げてくれたので、踏み切りました。

■送り火(2014年8月16日)
送り火でした。
今年のお盆は少し怠惰に過ごしましたが、できるだけ精霊棚の前で本を読んでいました。
4冊の本を読みました。
そのうちの2冊は小児がんに取り組む小児科医師の松永正訓さんの本です。
「運命の子 トリソミー」と「がんを生きる子」です。
いろいろなことを考えさせられましたが、松永さんの誠実で強靭な生き方に感動しました。
松永さんのサロンを開ければと思い、松永さんのお願いしたら引き受けてもらえました。
楽しみです。

(2014年8月第1週)
喉の調子が悪く、体調もあまりよくないですが、何かといろいろあった1週間が終わりました。
■公開フォーラム認知症予防ゲーム「スリーA」(2014年8月5日)
■和醸良酒(2014年8月6日)
■宇賀ファミリーのビジョン(2014年8月8日)
■マハラバ村フォーラム(2014年8月9日)
■喉がようやくよくなりそうです(2014年8月9日)

■公開フォーラム認知症予防ゲーム「スリーA」(2014年8月5日)
1か月前に開催を決定した認知症予防ゲームの公開フォーラムは、衆議院議員会館で、70人の参加者を得て、大盛会でした。

第1部は、韓国でスリーAの実践をされている佐々木典子さんの講演でした。
とてもわかりやすく、いろんな気づきを与えてくれました。
特にかなり認知症が進行した人においても状況が改善された事例も報告され、「やさしさのシャワー」の効用を実感しました。
最近日本でも広がっているユマニチュードに通ずるところがあるようです。
講演の後、認知症予防ネット理事長の高林さんと「ベターケア」編集長の野田さんと佐々木さんのミニトークショーをやってもらいました。
声がうまく出ないこともあって、思考もそれに連動して、少し混乱して、時間を勘違いして、私自身が話したかったことを言い忘れてしまったのが不覚でしたが。

後半は高林さんによるゲーム実践のコツを、ゲームの体験をしてもらいながら話してもらいました。
参加者全員が一つの輪になってのゲームです。
60人ほどが参加しましたが、これほど大人数のゲーム実践は初めてだと高林さんが言っていました。
そのため準備してもらっていたお手玉やリボンを使ったゲームが出来なかったのが残念ですが、優しさのシャワーは十分に実感してもらえたと思います。

実行委員会は、自発的に手を上げてくださった15人ほどで、朝から、準備などに取り組みました。
初めてのコムケア参加なのに、実行委員になって朝から準備作業をやってくださった方もいます。
佐々木典子さんが、「準備、後片付けと、どんどん進んでいくのに驚きました」とメールをくれましたが、誰も何も言わないのに、みんながどんどんやっていくのがコムケアの特長です。

今回のフォーラムを一過性のイベントに終わらせないために、優しさのシャワーの実践者のゆるやかなネットワークを立ち上げることにしました。
呼びかけたら30人近い人が参加申し込みしてくれました。
関東圏でもかなり大勢の方が、スリーAゲームの実践に取り組みだしました。
この2〜3年で、どんどん広がってきているのを実感させてもらいました。
また各地にどんどん広がっていくのを楽しみにしています。

■和醸良酒(2014年8月6日)
経営道フォーラム55期のEチームのメンバーが湯島に来ました。
ところが、私がその約束を当日忘れてしまい、私自身は1時間遅れての参加でした。
とんでもないミスをしてしまいました。
事の顛末はブログに書きましたが、認知症問題はどうやら私自身の問題になりつつあるようです。

話し合いは研究活動の焦点を絞ることでしたが、話しているうちに出てきた言葉が「和醸良酒」でした。
私自身は、「パンのための理念か、バラのための理念か」が面白いと思っていましたが、私の説明がうまくなく、採用されませんでした。
まあ当然でしょうが。

「和」という概念は、これから改めて重要になってくると思います。
これからの展開が楽しみです。

■宇賀ファミリーのビジョン(2014年8月8日)
「OMOしろい」の宇賀ファミリーが、構想のグランドデザインができたとやってきました。
しかし、できていたのは宇賀ファミリーが実現したい「OMOしろいランド」の設計でした。
問題は、それをどう実現していくかです。

なにしろ宇賀さんたちの頭の中には、山のようにやりたいことがあるのです。
それをどう構造化し、どう時系列化するかです。
いろいろと話をしましたので、次回は構想と計画が出てくると思います。

■マハラバ村フォーラム(2014年8月9日)
「マハラバ村」をテーマにしたサロンは、参加者が40人にもなったため、会場を移して開催しました。
今日の障害者運動のひとつの原点は「青い芝の会・神奈川県連合会」にあるといわれていますが、マハラバ村は、そうした活動を起こした原点です。
マハラバ村をつくり育てたのは、大仏空さんですが、そこで育った増田・大仏・レアさんに1時間ほど話をしてもらい、その後、参加者全員で話し合いました。
大仏さんと一緒にマハラバ村を立ち上げた脳性マヒ者の小山さんや一緒に活動していた山崎さんも参加してくれ、当時の話を少しだけしてくれました。

マハラバとは「大いなる叫び」という意味の梵語ですが、3.11を経験した今、ますます大きな叫びをあげていかなければいけないというのが、増田さんのメッセージでした。
増田さんのお話は、とても刺激的でした。
働くとは何か、自立とは何か、お金とは何か、という話も出ましたが、子どもにとって社会はどう理解されていくのかについても増田さんの体験にはいろいろと気づかせてもらいました。
健全者は障害者を支えるために生きていという言葉もでました。
増田さんが話すと、すんなりと胸に落ちます。
やさしい社会に向けて、自らの生き方を常に問い質している増田さんの生き方から、参加者はたぶん多くの気づきをもらったことだと思います。
増田さんは現在、山梨でマハラバ文庫というご自身が立ち上げた組織を拠点に、マハラバ活動に取り組んでいます。

私は相変わらずあんまり体調がよくなかったのですが、なんとか進行役を果たせました。
良い会でしたが、疲れました。

■喉がようやくよくなりそうです(2014年8月9日)
マハラバの増田さんから大根ハチミツをもらいました。
それを飲んだせいか、少し喉がよくなってきました。
しかし、長いですから、単なる喉の炎症だけではないかもしれません。
それはそれで仕方がないのですが、この3週間で気づいたことは、声の大切さです。
いつもと違う声だと落ち着きません。
それと声が出にくいということは思考もまた円滑に回らないということです。
この間、サロンなどで少なくとも3回、話し合いの進行役をつとめましたが、実にやりにくく、結果的に大いに不満が残りました。
改めて、声の大切さを知りました。

(2014年7月第5週)
喉はまだ回復しません。
声もまだ少しおかしいです。
もう2週間になりますが、気分もあまり回復しません。
困ったものです。
■我孫子市のソレイユ(2014年7月28日)
■認知症予防ゲームフォーラム実行委員会(2014年7月30日)
■スリーA実践者のネットワーキング(2014年8月1日)
■手賀沼花火大会(2014年8月2日)

■我孫子市のソレイユ(2014年7月28日)
我孫子でのスリーA活動を支援することもあって、わが家の近くで高齢者支援のための施設「ソレイユ」を最近開設した芦川さんとその活動を支援している槙さんとお会いしました。
これまでも難解か、槙さんには情報提供してきていますが、やはり実際に体験してみないとその良さがわかりません。
そこで5日の公開フォーラムにも、お2人に参加してもらうことにしました。
先週会った橋本さんのアクトデザイン構想も接点がありそうです。

芦川さんは、まちづくり活動にもいろいろと取り組んでいます。
これまでなかなか接点が取れませんでしたが、今度はどこかでつながりを実現できそうです。

■認知症予防ゲームフォーラム実行委員会(2014年7月30日)
8月5日に認知症予防ゲームの公開フォーラムを開催することになりましたが、実行委員会を立ち上げたものの実際に花かなミーティングも持てずにいます。
それでせめてもう一度くらいはと思い、声をかけたらなんと10人近い人が集まってくれました。
コムケア方式の実行委員会は、まあカフェサロンとそう変わりませんが、今回も初めて参加してくださった三尾さんや高橋さんは、「なんだ、これは?」と思ったことでしょう。
しかし、こんな感じでも実際にフォーラムは実現するのです。
もっともその事務局役はかなり苦労するのですが、それはなかなか見えていかないでしょう。
私はたぶんこれからほぼ毎日、この準備にかかりきりですが、まあ弱音を吐かずに楽しみながら進めようと思います。

■スリーA実践者のネットワーキング(2014年8月1日)
8月5日の公開フォーラムを契機に、スリーAコミュニティを立ち上げることにしました。
吉本さんと私がコアになりますが、3年前には挫折しましたが、今度は仲間もだいぶ増えたのでうまくいくでしょう。
スリーAからなかなか抜けられなくなってしまいました。
こんなはずではなかったのですが。

■手賀沼花火大会(2014年8月2日)
手賀沼花火大会は娘たちと4人でゆっくりと見ました。
妻がいなくなってから、私自身あんまり花火気分でもないのですが、13500発の花火を楽しみました。
今年は昨年よりも人では少なかったような気がします。

(2014年7月第4週)
喉をやられて悲惨な1週間でした。
■LLPコモンズ手賀沼総会(2014年7月20日)
■声が出なくなりました(2014年7月21日)
■のどのお医者さんに行きました(2014年7月22日)
■築地の丸山さんとお会いしました(2014年7月23日)
■さらに声が出なくなりました(2014年7月24日)
■お2人の薬剤師の来訪(2014年7月25日)
■石井さんのテキスタイルプロジェクト(2014年7月25日)
■オープンサロン(2014年7月25日)
■橋本典之さんの起業構想(2014年7月26日)
■天然の森のようなソーシャルファーム(2014年7月26日)

■LLPコモンズ手賀沼総会(2014年7月20日)
LLPコモンズ手賀沼の総会です。
と言っても最近はほとんど活動していないので、最近のそれぞれの活動の紹介と今後の活動の話し合いでした。
チームワークで仕事をするというよりも、個人的に仕事をするタイプのメンバーが多いので、LLPとしてもプロジェクトはなかなかおきません。
今回は2つほどテーマが見えてきました。
いずれも私が提案者ではないのですが、その一方は正式に動き出したら参加しようかと思います。

■声が出なくなりました(2014年7月21日)
朝起きたら声が出にくくなっていました。
喉をやられてようです。
今日は地元の景観市民会議の「ハケの道プロジェクト会議」だったのですが、これではとても参加できません。
代表の太田さんに電話して、キャンセルしましたが、電話するのがやっとでした。
声を出さないようにしていましたが、こういう時に限って電話がかかってきます。

■のどのお医者さんに行きました(2014年7月22日)
相変わらず声が出ないので、遠藤クリニックに行きました。
2〜3日はダメだと言われてしまいました。
薬をたくさんもらいました。
ゾッとしますね。

■築地の丸山さんとお会いしました(2014年7月23日)
太田黒産のお引き合わせで、築地の老舗の丸山海苔店の社長の丸山さんに会いました。
中央市場の移転後、築地はどうなってしまうのか、文化人でもある丸山さんは危惧されているのでしょう。
初対面でありながら、私はまだ声が出ない状況で、ひどいだみ声で対応せざるを得ませんでしたが、話が非常に面白く、ついつい3時間も話し合いました。
丸山さんは若いときは花王で活躍した方です。
そんな昔話も出て、私自身も会社時代を少し思い出してしまいました。
ついつい話が盛り上がり、私も無理して話してしまうわけです。
喉は完全にアウトです。
しかい、いただいたお茶はとても美味しかったです。

■さらに声が出なくなりました(2014年7月24日)
喉の炎症はさらに悪化しているようで、ますますひどくなったので、今日も喉の休養日にしました。
喉と関係ないようですが、喉が不調だと本を読む気にもなりません。
テレビを見る気にもなりません。
困ったものです。

■お2人の薬剤師の来訪(2014年7月25日)
喉は一向に良くなりませんが、湯島に薬剤師の方がお2人来ることになっているので、声を心配しながら出かけました。
やってきたのは、5月の認知症予防ネットの記念講演会に参加されて、私を知ってくださった三尾さんと高橋さんです。
三尾さんは、東北の気仙沼でのボランティア活動野中で、認知症予防ネットの活動に触れたそうです。
そして関心を持たれ、あることを決意されてやってきてくれたのです。
こういう大事な時に、声が出ないのは実に残念です。

三尾さんの問題意識と私の問題意識はかなり重なっています。
また近々お会いすることになるでしょう。

■石井さんのテキスタイルプロジェクト(2014年7月25日)
声が出ないのに、松戸の石井さんが先日話し合ったプロジェクトをいよいよ動き出したいので、その前に話をしたいと行ってきました。
喉が心配でしたが、あまり話さなくても大丈夫だろうとお会いすることにしました。
しかし会ってしまえば、やはり話したくなる。
それに話しているとプロジェクトがどんどん広がり、魅力的になっていきます。
1時間くらい話したら、本当に声が出なくなりました。
いやはや困ったものです。
今日はまだサロンがあるのです。
でもまあ石井さんのプロジェクトに関してはほぼ必要なことは話し合えました。
後は動き出すのを待つだけです。

■オープンサロン(2014年7月25日)
喉の調子が悪いことをフェイスブックには書いておいたのですが、オープンサロンはやめられません。
誰が来るかわからないからです。
石井さんの話からともかく喉を休めていたら、こういう時に限って、6時半にはやばやと柴崎さんがきました。
声が出ないというと、じゃあ私が一方的に話しますと、最近の活動報告を始めました。
最初は黙って聞いていましたが、やはり無理でした。
続いて大島さんが、そして坂谷さんまでやってきました。
これは黙っているのが難しい状況です。
しかも、早目に終わろうと思っていたにも関わらず、定刻を30分過ぎても終わりません。
切り上げましたが、喉は悲鳴を上げています。
帰りの電車も辛い状況でした。
喉を酷使した1日でした。

■橋本典之さんの起業構想(2014年7月26日)
昨夜から咳がではじめました。
そのおかげで昨夜はあまり眠れずに、今日はふらふらです。
午前中の約束はキャンセルしましたが、午後、湯島でサロンがあるうえに、その前に橋本典之さんと会う約束をしていました。
橋本さんとは久しぶりです。
彼にはコムケアを手伝ってもらっていましたが、その生き方にはとても共感できるものがあります。
その橋本さんが起業することにしたのです。
彼の起業であれば、まちがいなくソーシャルアントレプレナーのモデルになるだろうなと思っていましたが、その構想を聞いて、思っていた以上に私の理念に沿っていました。
しかも起業する場所が私の住んでいる近くの柏市です。
協力できる事がありそうです。

今日はあまり時間がありませんでしたが、これからの展開が楽しみです。

■天然の森のようなソーシャルファーム(2014年7月26日)
午後は、天然の森のようなソーシャルファームをテーマにしたサロンでした。
問題提起者は作業療法士の桐木さんです。
10人を超える多彩な人が集まってくださって、にぎやかになりました。
私は喉をやられているので、桐木さんが仕切ってくれましたが、やはりついつい私も口を出してしまいます。
困ったものです。
構想は、あまりにも大きくて、まだ焦点が絞りきれていないこともあって、話し合いはいささか拡散しましたが、逆にその分。さまざまな気づきを得られたように思います。

一度、現地(埼玉県の寄居)の施設でワークショップをやろうという話になりました。
吉本さんと桐木さんに企画をお願いしました。
その案内はまたアップします。

サロン終了後、喉はますます悪化し、気管支にまで来たようです。
明日は死んだように眠って過ごしましょう。

(2014年7月第3週)
今週は新しいプロジェクトの芽をたくさん予感しました。
■林さんのソーシャルビジネス構想(2014年7月14日)
■経営道フォーラム54期生の次のステップ(2014年7月14日)
■地域開発センターの北川さん(2014年7月16日)
■宇賀ファミリーの壮大な構想(2014年7月16日)
■認知症予防ゲーム「スリーA」フォーラム(2014年7月16日)
■久しぶりの畑作業(2014年7月17日)
■内村さんの梅干(2014年7月18日)

■林さんのソーシャルビジネス構想(2014年7月14日)
久しぶりに林さんが湯島に来ました。
新しいソーシャルビジネスを検討中で、その相談に来てくれたのですが、きっかけは、私が20年ほど前に書いた論文をネットで見つけたことでした。
こういう事が時々あります。

お話をお聞きすると、私が取り組んでいることとかなり重なっています。
私の「ソーシャル」の捉え方はいささか特殊ですが、どこかで共創できるところがあればうれしいです。
いろいろと情報を提供させてもらいましたが、面白いプロジェクトが生まれるといいのですが。

■経営道フォーラム54期生の次のステップ(2014年7月14日)
経営道フォーラム54期のみなさんが、湯島に来ました。
活動はすでに終了し、椿山荘での発表も好評でした。
今日は、まあ打ち上げのような感じでやってきてくれたようです。

メンバーの一人がJA共済の子安さんなのですが、今日は休暇だったのでと言って、朝取りのトウモロコシをたくさん持ってきてくれました。
ご自分のところで育てたのかと思ったら、直売場で買ってきてくれたようです。
JAの人だからと言って、自分でつくっているとは限りません。

このチームは、実にまとまりがよく、今回も全員がやってきました。
これからの展開が楽しみです。
ぜひ新しいプロジェクトを起こして欲しいものです。

■地域開発センターの北川さん(2014年7月16日)
突然電話があり、日本地域開発センターの北川さんがやってきました。
以前、このセンターが事務局をやっていた地域振興アドバイザーを私は時々引き受けていました。
このセンターで発行している「地域開発」が600号を迎えるということで、北川さんはその編集に忙殺されているようです。
そういえば、私も原稿を頼まれていましたが、忘れていました。

この「地域開発」は、正直、今は退屈な雑誌になっていますが、昔はとても刺激的でした。
私も愛読していた時期があり、私自身大きな影響を受けた雑誌の一つです。
しかし、時代環境は大きく変わってしまいました。
私自身は、今だからこそ改めて役割が高まっていると思いますが、そうした視点から考えると、いまの日本地域開発センターは機能不全に陥っている気がします。

北川さんに、改めて次の30年のグランドデザインを考えようと問題提起しました。
さてのんびり屋の北川さんが動き出すでしょうか。
動き出すといいのですが。
また一度お会いすることにしました。

■宇賀ファミリーの壮大な構想(2014年7月16日)
ニッポン食堂の宇賀ファミリーがやってきました。
以前書いた事がある「農カフェ:OMOしろい」を拠点に、障碍をもつ人たちの働く場づくりに取り組もうとしているのです。
今もすでにやっていますが、どうやら壮大な構想を持ち始めたようです。
私も何回かその一部をお聞きしていますが、今日はかなりその全体像が見えてきました。
なんともまあ無謀な家族ですが、協力しないわけにはいきません。
どこかでつながるものを感ずるからです。

さてさてこれはどう展開するでしょうか。
楽しみ半分、心配半分です。

■認知症予防ゲーム「スリーA」フォーラム(2014年7月16日)
5月に京都で開催した認知症予防ネットの総会の余波がこちらにとんできました。
理事長の高林さんから、「ある夢」が届いたのです。
「夢」という言葉に、私は滅法弱いのですが、その夢の実現に荷担することにしてしまいました。

その第一歩として、急ですが、8月5日に「認知症予防ゲーム「スリーA」〜韓国の実践から学ぶ」という公開フォーラムを開催することにしました。
決定したのは先週ですが、週末に実行委員会の呼びかけをしました。
いかにもせわしないのですが、4人の人が参加してくれました。
議論は少し紛糾しましたが、実行することにしました。
さて大変です。
会場は衆議院議員会館の会議室で、140人も入れます。
平日の午後なので、人が集まるでしょうか。
いささか心配ですが、決めたい常はやらなければいけません。
至急チラシを作成してもらい、動きながら内容を詰めていくという方法で動き出しました。
面白いものになるはずです。
チラシをご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/CWS/3a2014.jpg

ついでに私の書いた呼びかけ文を下記します。
どうですか参加したくなるでしょう。
よかったら参加してください。

「認知症予防」という概念が、行政や医療の世界で「認知」されたのはつい最近のことです。
それが認知される前から、しかし、生活者の世界では「認知症予防」が行われていました。
理論や証拠発見(エビデンス)よりも、常に現実は先行します。
認知される以前から「認知症予防」に取り組んでいたNPO法人認知症予防ネットの高林さんと韓国で実践されている佐々木さんによるフォーラムを開催します。
佐々木さんは韓国でスリーAゲームを実践しています。
そこで驚くべきことが発見されました。
スリーAゲームは、「予防」だけではなく、かなり重度な認知症にも効果があるのではないかと言うことです。
そのお話をお聞きすると共に、日々、ゲームの実践に打ち込んでいる法人認知症予防ネット代表の高林さんによる、最新のスリーAゲームの体験会を開催します。
8月5日という平日の午後ですが、ご関心のある方はご参加ください。
元気をもらえます、

このフォーラムを契機にして、いくつかの新しいプロジェクトが動き出す予定です。

■久しぶりの畑作業(2014年7月17日)
雨続きもあって、しばらく畑に行っていませんでしたので、久しぶりに行ってみました。
それはそれはもう大変な状況で、昨年、草刈りをしてくれた知人たちが来たら、合わせる顔がありません。
少し草刈りをし、野菜や草花を植えました。
しかし、草は1日に数センチは伸びるのです。
草と競い合うのは間違いです。
どうしたら共存の道を見つけられるか、これは難問です。
だから考えるに値するのですが。

■内村さんの梅干(2014年7月18日)
吉本さんと内村さんが、多分仕事の相談で湯島に来てくれました。
多分と言うのは、ソーシャルの話よりも違う話が多かったからですが、まあよくあることです。

ところで内村さんが、奥さん手づくりのジュースと梅干を持ってきてくれました。
私を元気づけるためですが、そのおかげで、奥さんの話が聞けました。
「絶対味覚」なるものがあれば、それらしいものをお持ちの方らしいのです。
それに食にはとてもこだわっている方のようです。
奥さんのつくる梅干を食べていると減量するそうです。
ダイエットに成功していない方、いかがでしょうか。

多分、3人の話し合いで、新しいプロジェクトが生まれそうですが、最初に吉本さんが提案していたのよりも、梅干プロジェクトのほうが可能性があるような気もします。
しかし、吉本さんは私が抱え込んでしまった借金返済のために私に仕事をさせてやろうというのが趣旨らしいので、すなおに従おうと思います。

(2014年7月第2週)
■吉本さんと内村さん(2014年7月8日)
■会場探し(2014年7月9日)
■集合天才(2014年7月10日)
■とても強い台風(2014年7月11日)
■3つの集まりの準備がスタート(2014年7月12日)

■吉本さんと内村さん(2014年7月8日)
一時期、企業で広がったオフサイトミーティングは、私の体験からすると、もっと進化させていくことが効果的だと思っていました。
しかしどうも必ずしもその方向に進んでいないようです。
そんな話を先日吉本さんとしていたら、吉本さんがその問題を一緒に考えられないかと言って、今日は内村さんと一緒に湯島にきてくれました。
最近、経済的に少し苦境にあるので、お金をもらう仕事もしなければとどこかで思っているのですが、そんなこともあって、ビジネス化の方向で少し私も考えることにしました。
ッしかし、この10年近く、会社相手のビジネスをしてこなかったためか、どうも思考がそちらに向かいません。
少し時間がかかりそうです。
来週またミーティングを持つことにしましたが、まあゆっくりといこうと思います。
もうしばらく餓死しない程度の状況にありますので。

■会場探し(2014年7月9日)
認知症予防ネットの高林さんから、先週、「ある夢」の構想が送られてきて、その実現に協力するように頼まれました。
いろんな集まりを並行して企画していたために、少し横においていたのですが、ともかく動き出さないといけないと思い、日程などを確認したら、なんと8月5日しかないことがわかりました。
それで、8月5日に開催することにし、まずは会場探しを始めました。
平日なのでまあ見つかるだろうと思っていたら、全滅でした。
首都圏では、どうしてこんなにも集まりが多いのでしょうか。
自分の事は棚に上げて、そう思いたくなりました。

しかし過剰探しもいろんな人に頼みましたので、いろんな情報がとどきました。
結局、高林さんが確保してくれた会場になりそうです。
久しぶりに会場探しで苦労しました。

8月5日に開催するのは、公開フォーラム「スリーA認知症予防ゲーム − 韓国の実践から学ぶ」です。
多分来週にはお知らせのコーナーでご案内できますが、よかったらご参加ください。
来週初めに実行委員会を立ち上げます。
いつもながらせわしない進め方ですが。

■集合天才(2014年7月10日)
経営道フォーラム55期のFチームメンバーが湯島に来ました。
このチームのテーマは「集合天才」です。
いろんな含意がありますが、まだその内容が詰まっていないようです。
最初のミーティングは、相談に応じるのではなく、メンバーの発想を壊すことなのですが、あんまりうまく壊せませんでした。
しかし、感のいいメンバーで、一応は発想を変えてくれるそうです。
まあ実は、みんなそう思っているのですが、第三者の介入がないと、そうならないのかもしれません。
そう考えれば、まあ私の役割も儀礼化しているのかもしれません。

話し合いの後、みんなで居酒屋にいったのですが、そこでメンバーの1人から、今回はまだ言い足りないのではないですか、と指摘されました。
受講者たちにどんな噂が流れているのでしょうか。
噂が生まれると、実態を変えないと機能障害に陥ります。
さてさて難儀なことです。

■とても強い台風(2014年7月11日)
とても強い台風が来ているとこの数日、テレビでは盛んに報道されています。
実際に九州地方では被害も出ています。
しかし私が住んでいる我孫子は、さほど台風らしくないまま終わってしまいました。
それにしても、最近は自然災害についての警戒情報が増えています。
自然の脅威は確かに十分な用心は必要ですが、人為的な活動がもたらす脅威に関してももっと情報を流して欲しいと思います。
私たちの生活の敵は自然であると洗脳されているような気がしてなりません。

■3つの集まりの準備がスタート(2014年7月12日)
この1週間に、3つの集まりを開催することを決めました。
その準備でばたばたしていましたが、なにやら忙しくなりそうです。
準備を進めだしたのは次の3つです。
いずれも魅力的な話です。
よかったらご参加ください。
それぞれの案内はお知らせのコ−ナーに掲載します。
○「天然の森のようなソーシャルファーム構想」サロン(7月26日)
○「増田・大仏・レア」さんに聴く会 “マハラバ村に居て”(8月9日)
○公開フォーラム「スリーA認知症予防ゲーム − 韓国の実践から学ぶ」(8月5日)

(2014年6月第4週〜7月第1週)
先週は更新をさぼってしまいましたので、2週間分の報告です。
■我孫子でもスリーA認知症に取り組む人が現れました(2014年6月22日)
■オープンサロン(2014年6月27日)
■人間を起点とする社会哲学サロン(2014年6月29日)
■久しぶりの川本兼さん(2014年6月29日)
■吉本さんからの提案(2014年7月3日)
■「企業における自殺の問題を考える」パート2(2014年7月5日)
■“企業に活力!働く人に笑顔!!”を考えるプチサークル(2014年7月5日)
■マハラバ村コロニーで育った増田さん(2014年7月5日)

■我孫子でもスリーA認知症に取り組む人が現れました(2014年6月22日)
先月、京都で開催された認知症予防ネットの講演会に、私の住んでいる我孫子からも参加者があったとお聞きしたので、その方にお会いしようと探してもらったら、市内にお住まいの佐藤正一さんだとわかりました。
同時に、一緒にやっている小此木さんという方もいるということがわかり、3人でお会いすることになりました。

お2人はラフターヨガの活動をされているのですが、そのれとの組み合わせですでにスリーAゲームを取り入れているようです。
小此木さんが体験を始めていると言うので、取手市で高齢者介護に取り組んでいる清水さんをご紹介しました。
お2人の活動は応援していこうと思います。

■オープンサロン(2014年6月27日)
今月はオープンサロンをどうしようか迷っていましたが、やはり続けての休会はよくないと思い、開催することにしました、
しかし決めたのも遅かったので、誰もこないかもしれないと思っていたら、元気付けに来ましたよと吉本さんがやってきました。
つづいて三浦さん、小山石さんときてくれて、こじんまりながら、ゆっくりしたサロンになりました。

珈琲もいまちょうど美味しい珈琲がなかったのですが、小山石さんが持ってきてくれました。
少し元気が出ました。

■人間を起点とする社会哲学サロン(2014年6月29日)
このサイトでもご案内した「人間を起点にする社会哲学」をテーマにしたサロンでした。
ブックのコーナーで紹介した川本兼さんの「右傾化に打ち克つ新しい社会哲学」を読んでくることを条件にしたので、参加者は層はいないだろうと思っていたら、なんと10人の人が集まりました。
他にも、本は読んだが当日はいけないという人も数名いました。
感激しました。
その報告はブログに書きましたが、これを契機に、ちょっとハードなカフェサロンを再開しようと思います。

■久しぶりの川本兼さん(2014年6月29日)
川本さんのサロンに先立ち、久しぶりだったので川本さんと食事をしました。
川本さんは一昨年、勤務していた高校を定年退職され、いまは平和研究と1日10キロの散歩が日課だそうです。
定年退職された後、今まで忙しくて観られなかった映画のDVDをどっさり借りてきた観る生活もやったそうですが、あまりにもたくさん観て、頭がおかしくなったそうです。
いかにも川本さんらしい話です。

久しぶりの川本さんは、お元気そうでした。

■吉本さんからの提案(2014年7月3日)
吉本さんに先日、昔、北村さんや三浦さんたちとやっていた風土改革プロデュース研究会の報告書を紹介したら、それに関連した相談があるといって、湯島に来てくれました。
吉本さんは、いろんな会社の社員研修などの仕事をされているのですが、単なる研修ではなく、もう少し体系的なプロジェクトにしていけないかというような話し合いをしました。
私もそうしたことも一応、仕事にしているので、きちんとしたビジネスとして改めて取りくむことへの魅力を最近感じ始めているのです。
それにそろそろ借金も返済しなければいけません。

私としても一度、しっかりと考えることにしました。
さて大丈夫でしょうか。

■「企業における自殺の問題を考える」パート2(2014年7月5日)
「企業における自殺の問題を考える」をテーマにした第2回目のラウンドミーティングを開催しました。
今年から始めた「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続ラウンドセッションの3回目ですが、会社で働く人編は2回目です。
今回は、第1回目に参加した企業関係者の3人の方が主催してくれました。
休日にもかかわらず14人の人たちが集まりました。
前回と違い人数を絞ったおかげと3人の人たちの準備のおかげで、前回よりも議論が深まりました。
やはり関係者が当事者意識をもって、きちんと話しあう場がもっと広がるといいと思いました。
話の内容はオフレコのルールなので書けませんが、たくさんのことに気づかされました。
自殺の問題から見えてくることはたくさんあります。

■“企業に活力!働く人に笑顔!!”を考えるプチサークル(2014年7月5日)
前項の「企業における自殺の問題を考える」パート2を主催してくれたのは、いずれも大企業の現役の3人ですが、せっかくならグループに名前をつけようと提案したら、こんな長い名前になってしまいました。
“企業に活力!働く人に笑顔!!”を考えるプチサークル。

今回の集まりの案内書に書かれた、そのグループの紹介をせっかくですので残しておきたいと思います。
こんな説明になっています。

 “企業に活力!働く人に笑顔!!”を考えるプチサークルとは、一ツ橋大学の名誉教授であった故山城章が、創設した山城経営研究所の経営者育成プログラム「経営道フォーラム」の51期生有志3名によるプチサークルである。
この3人は、コンセプトワークショップ佐藤修のコーディネートのもと、“人(従業員)を動かす究極の企業理念とは?”について6ヶ月研究を重ね、プログラム終了後も企業の問題等について、定期的に意見交換を行なっている。
今回コーディネーターを務める者は、某中堅道路建設会社に勤務、長きに亘り現場一筋で歩んできたが管理職となり、ここ数年、業務運営には企業組織の働きやすさが必要では?と思っている。過去には、自ら仕事が原因でウツを体験し、自殺問題も避けては通れない大きな企業改革の一つ!と今回の集まりに期待している。
スタッフ役の2名も現役の企業人であり、分野は違っても現場を統括する管理職として、企業組織における働きやすさを探究している。

つまり、時々、ここでも話題にしている経営道フォーラムの受講者OBたちなのです。
経営道フォーラムには25年ほど関わっていますが、こういうグループが生まれたことには感激しています。
25年間の活動がとても報われたような気がします。
あまりのうれしさに、書いてしまいました。

■マハラバ村コロニーで育った増田さん(2014年7月5日)
私が大学を卒業した年は、東京オリンピックの年でした。
しかし、その年に茨城県の千代田村に“マハラバ村”と呼ばれた「障害者の共同体」が生まれたことを私は知りませんでした。
先日、わが家に来た櫻井さんから次のような話を聞きました。

 1964年から1968年の4年間、茨城県千代田村(現・かすみがうら市)において、「大仏 空 (おさらぎ あきら)」という名前の「不思議な力を持った僧侶(当時の新聞記事による表現)」とそのご家族が、閑居山願成寺という古寺を中心に脳性麻痺者十数名ともに自給自足の生活を営んでいたと伝えられています。
 高度経済成長に沸き返る時代の裏側で、世の不条理を眼前に突き付けるかのようなその共同体の存在は、地域の人にとっても決して好ましいものではなく、大仏一家の生活も決して楽なものではなかったともお聴きしております。
 しかし僅か4年間だけ存在したそのマハラバ村は、その後の障害者解放運動に大きな影響を与え、現在の脳性麻痺者協会である『全国青い芝の会総連合会』の設立へとつながっていきました。

櫻井さんの友人に、その大仏さんの娘さんの増田レアさんがいるので、ぜひその人の話を聞く会を開きたいというのです。
それで私も少しだけ調べてみました。
とても過激な、いや本質的な運動といってもいいでしょう。
私自身、とても興味を持ちました。

集まりを企画し、増田さんに提案したら、一度会いたいといわれました。
まあ一種の面接だと思いました。
私が信頼できるかどうか、でしょう。
そのお気持ちは良くわかります。
湯島でお会いしました。

湯島のテーブルの上には、白めだかとヌマエビが泳いでいる小さな水槽があります。
話している途中に、増田さんはめだかですねといい、話し終わった時に、エビもいますね、と言いました。
面接はお互いに合格だと、私は思いました。

増田さんの生きる姿勢にとても共感できました。
8月9日に増田さんのサロンを開催することにしました。

なお、増田さんは現在、山梨県にお住まいで、マハラバ文庫という協同をテーマにした企画・出版・文章保管をしている会社を拠点にして、活動されています。

(2014年6月第3週)
最近の習慣記録は日記的になっていますので、今週は少し趣向を変えました。
ちなみに、今週はワールドカップで日本は燃えていましたが、私の生活にはほとんど登場しません。

■元気が出た話
2014年6月第3週)
■うれしい話
2014年6月第3週)
■今週の新しい出会い
2014年6月第3週)
■元気が萎える話
2014年6月第3週)
■感動した話
2014年6月第3週)
■嫌われた話
2014年6月第3週)
■心配な話
2014年6月第3週)

■元気が出た話2014年6月第3週)
今週もいろいろと元気が出ることがありました。
川本兼さんの本を読んだ人たちでサロンをしたいと提案したら、10人を超す人たちが本を読んでくれ、サロンにも10人ほどの人が参加を表明してくれました。
その反応のよさが、私にはとてもうれしいことでした。

ブログに小倉美惠子さんの「オオカミの護符」に言及して、「カスミを食べて生きよう」ということを書いたら、それをたまたま読んだ小倉さんからメールが来ました。
しかも私の呼びかけに共感してくれる人も少なからずいて、メールなどをもらい元気づけられました。

先週も書きましたが、自殺に追い込まれることのない社会を目指しての企業関係者による連続ラウンドセッション・パート2の企画がまとまり、案内を始めました。
早速、2つの某大企業の人事部長から参加の表明がありました。
感激しています。

■うれしい話2014年6月第3週)
うれしい話もありました。
まずドリームジャンボの宝くじが当たりました。
今回は当たらないと困るなと思っていたので、実にうれしいことです。
ただ残念ながら今回の当たり金額は3000円でした。
しかし、当たったことには違いありません。
次回はきっと3億円が当たるでしょう。

OMOしろいで頑張っている平松大典さんが販売活動をしているメロンが届きました。
鉾田のシバタさんが丹精込めてつくっているメロンだそうです。
平松さんはリアカーを引いて、野菜を売り歩いています。
ささやかに平松さんのお役に立ててうれしいです。

そういえば、敦賀の義姉からもどっさり野菜が届きました。
わが家の農園からも、ほんのわずかだけですが、野菜が採れだしました。

■今週の新しい出会い2014年6月第3週)
今週のあたら良い出会いは、「マハラバ村コロニー」の話です。
といっても、まだ「話だけの話」です。
櫻井さんが突然わが家にやってきて、友人の大仏レアさんの話を聞く会をもとうと提案してきたのです。
そのためもあって、どうも気になることが多いようです。
前から少しだけお話を聞いていたのですが、今日は日程まで決めてしまいました。
それでネットで少し調べてみました。
いろいろと考えさせられました。
また少し世界が広がりそうです。

突然やってきたといえば、藤原雅夫さんもそうです。
長年勤めていた出版社を辞め、いよいよフリーになりました。
多分新しいプロジェクトに撮りかかるでしょう。
実に楽しみです。

■元気が萎える話2014年6月第3週)
元気が萎える話もありました。
深く萎えてしまったのは、久しぶりにお会いした櫻井さんからお聞きした福島の話です。
櫻井さんは、福島原発事故の被災地で単身赴任で仕事をしています。
敢えて福島での仕事を選んだのは、櫻井さんの美学からです。
たしかにいろいろとお話を聞くと、私でも滅入ってきます。
しかし滅入っていても始まりません。
そうした中で、何ができるかが考えていこうと話しました。

元気がでないのは、最近の政治状況です。
被災地の人たちはお金で説得できるという本心を露呈した石原大臣の発言もありますが、私自身は石原さんだけではなく、政治の世界がすべてお金で動いているようになってしまっていることが気になります。
そして、福島の人たちもまた、どんどんお金漬けになっている現実も悲しいです。
それは昨今の「集団的自衛権」や「武器輸出解禁」「原発輸出」と無縁ではありません。

しかし身近な問題で言えば、わが家の農園が梅雨のせいもあって、草で覆われてしまってきているのも、元気が萎える問題です。
何しろ草を刈っても刈っても、どんどん成長し、私の努力は報われないのです。
気が滅入るのも仕方ありません。

■感動した話2014年6月第3週)
感動したことも書いておきましょう。
久しぶりに新聞で石田雄さんのインタビュー記事を読みました。
石田さんは最近の政治状況に対して、「人殺しを命じられる身を考えて」と苦言を呈しています。
その健在振りがうれしくて、書棚から引っ張り出して、「平和の政治学」を読み直しだしました。
時代は、決して前に進んでいませんね。

本で感動したといえば、ケイトリン・リンチの「「人殺しを命じられる身を考えて」も感動しました。
感動と言うよりも教えられてというべきでしょうか。
私が前から考えていたこととほぼ内容は同じなのですが、それが実践されている話からはたくさんの刺激をもらいました。
「高齢社会が待ち遠しい」を書いた頃を思い出しました。
シニアネットを立ち上げた頃の思いで、そのまま突っ走れば、今とはかなり違った人生になっていたでしょう。

娘たちからは笑われていますが、韓国歴史ドラマの「テジョヨン」を毎日観ています。
つい最近までは、高句麗の滅亡と渤海の国の起こりに関心を持って観ていたのですが、先週くらいからテジョヨンの息子のコムが大きな役割を果たしだしてきました。
実は今は、コムのファンになってしまい、彼がでてくるだけで感動するのです。
コムの魅力はみずみずしい正義感です。
テレビドラマの登場人物が好きになるなどということはあまり体験したことがないのですが、コムは実に魅力的です。
やはり感動の基本は、曇りのない「正義感」です。

■嫌われた話2014年6月第3週)
悲劇もありました。
畑で作業していて、アリの巣を破壊したために、アリが私に攻撃をかけてきて、身体中を咬まれてしまいました。
痒くて仕方がありません。
ブログに書いたら、広島の折口さんが電話してきてくれました。

アリの襲撃といえば、実はわが家のお墓にアリが巣を作ってしまいました。
対策を講じていますが、なかなかうまくいきません。
ここでもアリと戦っています。
私もあんまり平和主義者ではないようです。

■心配な話2014年6月第3週)
心配なこともないわけではありません。
テレビで放映された「ダブルフェイス」を観ていたら、娘が前に観ていたドラマだねと言うのです。
私は一切記憶がないのですが、娘は観ていたはずだといいます。
そういえば、もう一人の娘からも、最近、お父さんは物忘れが激しいといわれました。
そういわれれば、たしかにそうです。

脳機能が最近急速に低下しているようです。
さてどうなりますことか。

(2014年6月第1〜2週)
■自殺に追い込まれることのない社会へのラウンドセッション再開(2014年6月2日)
■若者たちの働き場づくり(2014年6月9日)
■ジャムの勉強(2014年6月11日)
■ソーシャルファーム構想に取り組む桐木純子さん(2014年6月14日)
■遠慮と迷惑(2014年6月14日)

■自殺に追い込まれることのない社会へのラウンドセッション再開(2014年6月2日)
3月に2回開催した「自殺に追い込まれることのない社会へのラウンドセッション」の第2期を始めることにしました。
その第1回目は先回に続いての会社編です。
なんとその企画運営を、1回目に参加した大企業の経営幹部の3人が自発的に引き受けてくれました。
その企画の大枠ができたといって、相談に来てくれましたが、私がとやかくいうことではありません。
当事者が自らの問題として考えることを目指している私のコムケア活動の理想の一つが実現したわけで、私としては感激です。
ちなみに3人は、私が長年関わっている経営道フォーラムの受講生です。
25年関わっていて、初めてのことなのです。
こんなうれしいことはありません。

しかし、企画書によれば、当日の私の出番はありません。
人間は勝手なもので、なんだか少しさびしい気もします。
しかし、それ以上にすごくうれしく、引き受けてくれた3人にはいくら感謝しても仕切れません。

■若者たちの働き場づくり(2014年6月9日)
OMOしろいの宇賀俊之さんがやってきました。
この1年、奥さんの影響で、障がいのある人たちの働き場づくりに取り組んでいましたが、どうやら宇賀さん自身が、何とかしなければいけないと思い出したようです。
ともかく今の社会では、働き場のない若者が多すぎる。
ちょっとつまづいたり、「障がい」をもつとされると、なかなか自立できなくなってしまう。
それは社会的に大きな損失ではないかと思い出したようです。
まったく同感です。
最近の「仕事」はハードルが高すぎるのです。

まだあまり構想はまとまっていないようなのですが、何かをしなければという強い思いが生まれてしまったようで、湯島に来たようです。
いろいろと話し合いました。
前にも書いたことがありますが、宇賀さんご夫妻が出店している農カフェOMOしろいはアクセスの面からはあまりよくはないのですが、近くに谷津田があるなど、視点を変えればいろんな夢を描けます。

一度、宇賀構想を話してもらい、みんなでアドバイスしあうサロンが開けたらと思います。

■ジャムの勉強(2014年6月11日)
キューピーの社長だった鈴木さんが湯島に来ました。
一応、用件はあったのですが、それとは関係ない話で2時間も過ごしてしまいました。
湯島に来ると、本題ではない話になる事が少なくないのです。

無駄話の大きな話題は2つありましたが、そのひとつが「ジャムの話」でした。
鈴木さんの語り口がとても楽しかったので、しばらくあまり使っていないジャムを復活することにしました。
今度、買物に行ったら少し仕入れてくる予定です。

■ソーシャルファーム構想に取り組む桐木純子さん(2014年6月14日)
埼玉福興の新井さんから小山石さんを通して、フェイスブックで知り合った桐木さんがやってきました。
桐木さんはソーシャルファームに関心があるとお聞きしていました。
新井さん経由だったので、ソーシャルファームをイタリア発の社会的協同組合ではなく、農場をという意味で捉えていると勘違いしていましたが、話をお聞きしたら、最近日本盛んに言われだした社会的協同組合でした。
私自身は、「社会的企業」もそうですが、いわゆるソーシャルビジネスやソーシャル・アントレプレナーには最近少し違和感を持っているのですが、桐木さんの構想は、みんなで育てるという理念が根底にあるためか、安心してお話をお聞きできました。
先日会った、宇賀さんともつながりますし、桐木さんは精神医療の世界にも関わりが深いようなので、私が関わっているいろんな活動との接点もありそうです。
しかし、まだ桐木構想も熟成段階で、全体像が見えてきません。
それで宇賀さんと同じく、桐木さんにも構想をまとめてもらい、サロンの場で話し合いをすることにしました。
考えようによっては実に壮大な構想なのですが、同時に極めて具体的なプロジェクトでもあります。
サロンの開催が決まったらご案内します。

■遠慮と迷惑(2014年6月14日)
昨日の「迷惑と遠慮」をテーマにしたサロンは、13人が集まりました。
笹さんから体験を踏まえた具体的なお話をしていただいた後、みんなで話し合いました。
テーマの一つは、困った時に「助けて」と言えるかどうかだったのですが、私の世代はもとより、今回参加していた30代の若い女性も「言わない」「言えない」そうです。
周りの若い人たちも、言わないだろうといっていました。
それどころか、そうした私的な悩みなどを普段から話し合う関係性が希薄になっているとも発言されました。
また「助けて」という状況を感じて、声をかけても、なかなか素直には受けてもらえないというような話もありました。
そのくせ、自分のことをわかってもらいたいという思いは強く、誰もわかってくれないという孤立感から自殺まで考えてしまうという話も出ました。
日本では「他人に迷惑をかけてはいけない」という教育やしつけ文化があり、それが「助けて」と言えなくしているのではないかいう話もでました。

話を聞いていて、私は、「助けてと言える社会」というのは、要するに普段からお互いに分かり合える状況が育っている社会だろうと思いました。
言葉としての「助けて」にこだわると、逆に問題が見えなくなってしまうかもしれません。
「つながり」とか「関係性」という言葉も盛んに出ましたが、大切なのは、もしかしたら日常的に「迷惑をかけあう関係性」の回復かもしれません。

「迷惑」に関しては、こんな議論が出ました。
自殺に関して、「自殺する権利」が話題になりました。
自殺は自分だけの問題ではなく、それによって多くの人たちや社会に迷惑をかけるから、そうした権利には反対だという人が少なくなかったのですが、ある人が、「自殺は迷惑をかけるからだめなんですか」と発言しました。
この発言に、迷惑と遠慮を考える大きなヒントがあるように思いましたが、その発言が出た時にはもう予定の時間をかなり超えていたため、話し合いを深められなかったのが残念でした。

ほかにもいろんな議論がありましたが、予定を1時間近く過ぎてもなかなか終わりそうもなく、途中で打ち切らざるを得ない状況でした。
しかし、参加者からのお話で、次のサロンのテーマもいくつか見えてきました。
「支え合いー迷惑と遠慮」を根底に置いて、具体的な問題を考えるサロンをしばらく継続したいと思います。

(2014年5月第4週)

暇でしたが、奇聞的な余裕のない1週間でした。
■認知症予防後援会の余韻(2014年5月25日)
■73歳の誕生日はおめでたいのか(2014年5月27日)
■山城経営研究所の鈴木さん(2014年5月28日)
■コンセプトワークショップ決算(2014年5月28日)
■久しぶりの鳥羽瀬さん(2014年5月28日)
■「新自由主義」(2014年5月29日)
■右傾化に打ち克つ思想のサロンを開きます(2014年5月29日)
■オープンサロンお休み(2014年5月30日)
■経営道フォーラム55期スタート(2014年5月30〜31日)
■またまた難題(2014年5月31日)

■認知症予防後援会の余韻(2014年5月25日)
24日の京都の認知症予防ネットの講演会のことがフェイスブックで話題になっています。
女性たちの投稿がとても多く、私にまで何人かの友だちリクエストが届きました。
改めて女性たちのネットワーキングの動きを実感しました。
大企業の男性たちがどんどん時代遅れになっていくわけです。
あるいは家庭崩壊も、こうした男女のライフスタイルの違いと無縁でないのかもしれません。
男性は組織や制度に依存しないと動けないのに対して、女性はいかにも軽やかです。
40年前の予感が見事に的中しそうです。

■73歳の誕生日はおめでたいのか(2014年5月27日)
5月30日お誕生日を迎えると私も73歳です。
もういつ死んでもおかしくありませんが、もう暫くは現世に滞在しそうです。
30日に用事が入ったため、一足早いお祝いを娘夫婦がしてくれました。
以前はプレゼントをくれましたが、私が全く喜ばないので、食事のおもてなしです。
海鮮と野菜の美味しい料理を作ってくれました。

もっともなんでみんな誕生日を祝うのか、私はよくわからないのですが。

■山城経営研究所の鈴木さん(2014年5月28日)
山城経営研究所社長の鈴木さんが、経営道フォーラムの新しい期が始まる前に一度話をしたいといって、湯島に来ました。
最近は私自身のモチベーションが落ちているので、そろそろ引退しようかと思っているのですが、鈴木さんの熱意には勝てません。
鈴木さんとこうやって話し合うのは3回目ですが、いつもと同じように勝手なことばかり申し上げました。
鈴木さんは、私の提案に、時には、今はまだそこまでは受け容れられないなどとはっきりとご自分の意見を明言されます。
それが実に気分が良いのです。
必ずしも意見は一致してはいませんが、どこかで通じているところがあります。

これからの山城経営研究所は元気になっていくでしょう。

■コンセプトワークショップ決算(2014年5月28日)
私は一応、会社の社長です。
本拠地は株式会社コンセプトワークショップです。
3月決算なので、今月中に税務申告しなければいけません。
以前は税理士にやってもらっていましたが、最近は自分でやっています。
これは結構面白いのです。
会計ソフトもありますが、私はすべてエクセルを基本にした手計算です。
私は会社からは報酬を得ていませんので、何のために会社を存続させているのか分からないのですが、債務があるのと廃業に関わる費用がないので、継続しています。
それに会社も全く収入がないわけではなく、私の活動を応援しようと寄付してくれ足り仕事をさせてくれる人もいるので、一応売上も少しですがたっています。
もっとも事務所経費などであまり余裕はないのですが、収入があればそれなりに仕事もできます。
新潟にも福井にもいけましたし、うまく行けば、パソコンも買い換えられます。

今期は残念ながら赤字でしたが、それでも借金が少し減りました。
もう一歩で、桁が一桁下がります。

税務申告は本郷税務署に提出なので、これも自分で自転車で提出してきました。
ブログにも書きましたが、良い汗をかきました。

■久しぶりの鳥羽瀬さん(2014年5月28日)
NPO法人科学技術倫理フォーラムのメンバーの鳥羽瀬さんが久しぶりに湯島に来ました。
昨年まで中国の西安に行っていましたので、あまり合う機会がありませんでした。
先日、理事長の杉本さんと話していて思いだしたのです。

鳥羽瀬さんは今は、水源地環境センターにいますが、つい最近も自費で西安の大学に講義に行ってきたそうです。
西安にいた頃、大学で教えていた関係で今も活動が続いているようです。
なんと最近は孔子の話までしているそうです。
レジメも見せてもらいました。

久しぶりに鳥羽瀬さんはお元気そうでした。

■「新自由主義」(2014年5月29日)
1週間前に図書館からハーヴェィの「新自由主義」を借りてきていたのですが、出張続きで読む時間がありませんでした。
内容も内容用ですし、厚い本なので、1日では読めそうもなかったため、積んでおくだけでした。
しかしそろそろ返却しなければいけません。
それで思いきって昨日から読み出しました。
読み出したらやはり面白いのです。
宇沢弘文さんが勧めるだけのことはあります。
それに表現も結構、小気味良いのです。
実に共感できる言葉もあります。
例えばこんな文章はどうでしょうか。

(第二次世界大戦後)日本は、アメリカの厳重な統制のもとで名ばかりの民主主義体制が構築されたが、実際にはきわめて官僚的な国家機構に国の再建を監督する権限が与えられた。

その通りとうなづいてしまいました。
こんなのもあります。
アメリカでは、監獄にぶち込むことが、解雇された労働者や周辺化された住民が起こす諸問題に対処する中心的な国家戦略になった。
「テロとの戦い」が、市民的・政治的自由を侵害する言い訳に使われている


今日本で始まっている動きです。

多くの人に読んでほしいですが、厚過ぎて無理でしょうね。

■右傾化に打ち克つ思想のサロンを開きます(2014年5月29日)
ハーヴェィの「新自由主義」は無理でも、川本さんが書いた「右傾化に打ち克つ新しい思想」はその気になれば呼んでもらえるだろうと思い、この本を読むことを条件にしたサロンを開催しようと思い、数名に呼びかけました。
嬉しいことにすぐに10人を超える人から参加の連絡がありました。
大学の先生からも電話がありました。
著者の川本さんと相談して、6月29日(日曜日)に開催します。
案内は「お知らせ」のコーナーに掲載しています。
参加ご希望の方はご連絡ください。
本を読むことが参加条件ですが、きっと面白いサロンになります。

できれば、これをベースにナショナリズムや新自由主義などもテーマにしたサロンを継続的にやれればと思い出しています。

■オープンサロンお休み(2014年5月30日)
今回は山城経営研究所の鈴木さんにほだされて、恒例のオープンサロンをお休みにしました。
もしかしたらどなたか湯島に来てくださったかもしれませんが、そういう人がいたら申し訳ありませんでした。
何しろ案内のないサロンなので、誰かが突然来ることもあるのです。

今年のオープンサロンのお休みはもうありません。

■経営道フォーラム55期スタート(2014年5月30〜31日)
経営道フォーラムの55期がスタートです。
いつものように箱根で合宿です。
今回は事務局の指定に従って、2日間フル参加でした。

今期は2つのチームを担当しますが、最初にテーマ解題をしました。
企業研修の研修だと思って参加した人には、いささか戸惑う内容でしょうが、今回は少しソフトにしました。
でもまあ、どの程度伝わったかは不安です。
大企業にいるとどうしても世界が見えなくなっていますので、仕方がありません。
私としては、参加した人たちが、自らの人生を棚卸しする機会にしてくれればと思っているのですが。

■またまた難題(2014年5月31日)
箱根は新緑がきれいで、心洗われましたが、下界におりてくると、やはりいろいろとあります。
箱根にもアイパッドを持っていっていたので、情報は入っていたのですが、いくつか難問が飛び込んできました。
あまり公表は出来ませんが、週末から日曜にかけて、少し落ち着かない時間を過ごしました。
そのため、このホームページも週間記録だけしか出来ませんでした。
火曜日に残りの更新をさせてもらいます。

人生は疲れます。

(2014年5月第3週)
今週もまた時間に追われてしまい、ブログや他の人のサイトなどを利用した、手を抜いた記録です。
■福井でのサワガニ探し(2014年5月18日)
■自殺すると言う人に自殺する人はいないか(2014年5月19日)
■「企業は人なり」から「企業はカネなり」へ(2014年5月19日)
■湯島に佐久間さんが来訪(2014年5月21日)
■映画制作者たちとの実に興味深い話し合い(2014年5月21日)
■畑仕事はめげそうなほど大変です(2014年5月23日)
■久しぶりの南禅寺大方丈(2014年5月24日)
■認知症予防ネット10周年記念講演会(2014年5月24日)
■たくさんの人との出会い(2014年5月24日)
■佐々木典子さんの元気さは相変わらずです(2014年5月24日)

■福井でのサワガニ探し(2014年5月18日)
福井からの帰りに、は敦賀の義姉夫婦の家で宿泊しました。
ちょうど田植えが終わったところだったので、何処かに行こうということになりました。
そこで希望を言いました。カニ探しに行きたい、と。
わが家の庭の池に放すカニです。

そのカニ探しの顛末はブログに書きましたが、収獲はゼロでした。
代わりに川で転倒し、ズボンも上着のびしょ濡れになってしまいました。
天罰でしょうか。

■自殺すると言う人に自殺する人はいないか
(2014年5月19日)
電話がありました。
知人が自殺をほのめかしているので、相談に乗ってほしいという連絡です。
福井で、自殺防止をテーマにして帰ってきて早々の相談です。
会わないわけには行きません。
予定されていたシンポジウムの前半をさぼって、会うことにしました。

自殺を口にする人は自殺はしないと私は感じていますが、絶対とはいえません。
こういう場合の対応は実に微妙です。
何とか解決策を見出しましたが、とても疲れます。
この種の話は本来、こういう場には書かないようにしていますが、書いてしまいました。
実は、そういう人たちにいささかの怒りをこの頃、感じているものですから。

■「企業は人なり」から「企業はカネなり」へ(2014年5月19日)
椿山荘で経営道フォーラム54期の発表会でした。
私の担当チームは、戦略論や組織論で葉なく、文化論からのアプローチです。
テーマは「人が育つ企業経営」です。
そこで少しだけ話したことをブログに書きました。

■湯島に佐久間さんが来訪(2014年5月21日)
このサイトでも時々登場し、またブックのコーナーでは何回も登場している佐久間庸和さん(ペンネームは一条真也さん)が、会社の西さんと一緒に湯島に来ました。
佐久間さんが湯島に来るのは初めてです。
それに最近は会っていませんでしたので、久しぶりです。
そのため1時間の予定があっという間に2時間になってしまいました。
その様子を佐久間さんは、後自分のブログに書いてくれています。

佐久間さんは、「議論できる友人」です。
つまり考えが違っていても議論ができると言う意味です。
最近はそういう人が減ってきたように思います。
今回はあまり意見の食い違いはなかったですが、佐久間さんとの話はとても楽しいものでした。

■映画制作者たちとの実に興味深い話し合い(2014年5月21日)
秋山さんが、3人の人に声をかけてくれて、湯島でとても面白い場をつくってくれました。
集まったのは、秋山さんと私以外は、次の3人です。
先ず最初に来たのが、ドキュメンタリー映画のプロデューサーの川井田博幸さんです。
私が知っている作品では、10年ほど前に制作して話題になった「ヒバクシャ 世界の終わりに 」があります。
昨年制作した最新作が、「まちや紳士録」です。

2人目は、物語にこだわって映画をプロデュースしている岡田恒明さん。
映画を活用したまちづくりなどにも取り組んでいるようです。
八丈島の八丈祭にも関わっているそうです。

最後に来たのが、若い田村芳雅さん。
HOime という会社の代表です。
その会社はDVDの制作などに関わっているようですが、その社名に意味が実に面白かったです。

話は実に刺激的で、3時間立ってもなかなか終わらなかったほどです。
書きたいことがたくさんありますが、あまりにも多いのでやめておきます。
私がもう少し若ければ、この人たちと一緒に何かやりたかったと、つくづく思います。

■畑仕事はめげそうなほど大変です(2014年5月23日)
雨に必要は畑にいけません。
3日ぶりに畑に行きました。
草の反撃が、半端でなく進んでいました。
大勢は私の尽力で決しているような気がしますが、油断は出来ません。

それにしても畑仕事している私の姿は、とんでもなく泥だらけです。
マダニにやられないように、最近は少しだけ注意しています。
トマトときゅうりがなりだしました。

■久しぶりの南禅寺大方丈(2014年5月24日)
今日は、京都での認知症予防ネットの集まりなのですが、その会場が南禅寺のすぐ近くでした。
それで少し早目に行って、南禅寺の大方丈に庭を眺めようと思いました。
集まりで講演される小林さんも、一緒に行ってもいいというので、ご一緒しました。
彼女は小田原から乗ってきましたが、そこから京都まで、自殺に追い込まれる事のない社会に向けてのラウンドセッションの打ち合わせでした。
小林さんも忙しいので、なかなか会えず、相談も出来ずにいましたが、医療と自殺のテーマで一度開催したいと思っています。
小林さんは医療制度研究会のメンバーでもあるのです。

ところで南禅寺ですが、運よく特別公開の時期だったので、三門の上に登ることができました。
京都が一望できました。

大方丈の庭園は、私の記憶と違っていました。
その昔、この庭の前の縁側でずっと座っていた記憶があるのですが、こんなに狭かったでしょうか。

しかし東山の緑は素晴らしいです。

■認知症予防ネット10周年記念講演会(2014年5月24日)
NPO法人認知症予防ネットの10周年記念講演会でした。
公園は2つありましたが、いずれも私の友人です。
韓国からこのために一時帰国した佐々木典子さん、東北での活動に関わっている小林康子さんです。
私の出番は第3部の「スリーA1年生の活動報告」です。
壇上に11人の人に上がってもらい、1時間で、そのファシリテーションをするという企画です。
めちゃくちゃの企画ですが、私はこういうのが大好きです。
お互いに気心を知っておかないとうまくいかないので、狭い控え室でみんなでお弁当を食べながら話しました。
みんながくつろいでくれたら、もう大丈夫なのです。

参加したいろんな人たちが、フェイスブックで写真や報告をアップしてくれました。
京都新聞も記事にしてくれました。
とても楽しい講演会になりました。

それにしても11人も登場し、1時間で収める企画は、初めてでした。
でもとても楽しかったです。
みんなも楽しんでくれました。

■たくさんの人との出会い(2014年5月24日)
南禅寺で一人でゆっくりしていたら、会場に着くのが少し遅れてしまいました。
会場の前のテーブルに箸ピーゲームの小宮山さんや笑いヨガの菊入さんたちが座っていて、高林さんが待っているよと教えてくれました。
会場の2階のレストランで、講師と高林さん、福井さんは食事をしていて、そこから私が後れてやってきたのが見えたようで、4人がなにやら手を振ってくれていました。
遅れてくるのも、いいものです。
しかし私は、楽屋裏に行って、発表者のみなさんとお弁当でした。

そこでいろんな人に会いました。

始まる前に会場に行くと、そこでまたいろんな人に会いました。
東京から須田さんが来ていました。
住友生命福祉文化財団の原さんも声をかけてくれました。
終わった後にもたくさんの久しぶりに人に会いました。
ベターライフの編集をやっている野田さんとはもう8年ぶりくらいです。
同じくそれくらい久しぶりに田中いずみさんにも会いました。
エンディングの活動に、私が知る限りかなり早い時期から関わっていた人です。

書き出すときりがありませんが、いろんな人に会えた集まりになりました。
終了後の打ち上げでも、たくさんの人に会いました。
疲れました。

■佐々木典子さんの元気さは相変わらずです(2014年5月24日)
認知症予防ネットの講演会の主役は佐々木さんと小林さんでしたが、この2人の女性は「過剰に元気な人」です。
佐々木さんはこの講演のために韓国から一時帰国でしたが、日本の自宅は岐阜です。
このサイトに時々登場する佐々木憲文さんのパートナーです。
佐々木憲文さんからは講演会の帰りに岐阜によるようにと誘われていましたが、久しぶりの佐々木夫妻の時間は大事にしてほしいという思いもあって、お誘いは辞退させてもらいました。
それにしても佐々木典子さんの元気さは衰える事がありません。

京都駅で佐々木さんと別れて、小宮山さんと2人で東京に向かいました。
先月も同じでしたが、東京間での2時間半、小宮山さんとあんまり元気の出ない話をずっとし続けました。
それにしても小宮山さんは興味ある存在です。

(2014年5月第2週)
■「永続敗戦論」(2014年5月15日)
■久しぶりの冨樫さん(2014年5月16日)
■福井で茂さんと川越さん(2014年5月16日)
■NPO法人心に響く文集・編集局10周年記念シンポジウム(2014年5月17日)
■敦賀で途中下車(2014年5月17日)

■「永続敗戦論」(2014年5月15日)
白井聡さんの「永続敗戦論」を読みました(2014年5月15日)
あまりに面白く、予定を変えて、一気に読みました。
安倍首相が「戦後レジームからの脱却」を唱えていますが、戦後レジームの意味がよくわかりました。
憲法問題を考える意味でも刺激的な話がたくさん出てきました。
ブログに書きましたが、やはり生き方が大切です。

■久しぶりの冨樫さん(2014年5月16日)
久しぶりにLLPコモンズ手賀沼代表の冨樫さんに偶然お会いしました。
最近のお互いの活動を少しだけ話し合いました。
冨樫さんは私よりも歳上ですが、我孫子市の先行きを心配しています。

■福井で茂さんと川越さん(2014年5月16日)
福井での集まりに参加するため、福井に来ました。
夜、東尋坊で自殺防止活動に取り組んでいる茂さんと川越さんにお会いしました。
東京から小田嶋さんも来ていたので、ご一緒でした。
東尋坊では、やはりいろいろな事件が起こっています。
ここではあまり書けませんが。

茂さんも、川越さんも元気そうでした。
明日のシンポジウムの資料をもらいました。
明日は総合司会役を仰せつかりました。
明日の内容を把握しなければなりません。
茂さんの深い思いから、長い上に密度の濃い1日なのです。

■NPO法人心に響く文集・編集局10周年記念シンポジウム(2014年5月17日)
今日は福井駅前のアオサの県民ホールでの「自殺を防止のする人命救助活動シンポジウム」です。
東尋坊で自殺防止の見回り活動をしているNPOの10周年記念のシンポジウムです。
会場にいってみるとあまりに立派なので驚きました。
ここで一度やりたかったという茂さんの思いが、よくわかりました。
会場に1時間半前に着いたのですが、NPOのメンバーはもうみんなで準備をしていました。

私は総合司会ですが、内容をよく知りません。
せめて講師の人たちの情報を集めなければいけません。
なにしろほとんどが初対面なのです。
幸いに最初の講演者の茂呂弁護士が早めに来てくれました。
控え室で話し出したら、実に心が通じ合います。
こんな弁護士もいるのです。
茂呂さんの話はとてもわかりやすく、伝わってくるものがありました。

昼食時間は、レネさんの映画「自殺者1万人を救う戦い」の上映。
午後一番は仏法劇団合掌座の演劇。
演目は「還るところはみないっしょ」です。
これも始まる前に座長の長谷川和子さんと話せました。
長谷川さんは、川越さんから私の話を過大に聞いており、会えたことを喜んでくれました。
合掌座は最高齢者84歳の市民劇団なのです。
ちょっとハプニングはありましたが、みんな素晴らしい熱演でした。

次が曹洞宗僧侶の川上宗勇導師の法話。
川上さんとなぜか控え室で2人だけの食事になりました。
後で気づいたのですが、これは茂さんたちの心遣いだったのでしょう。
おかげで、すっかり気心が通じてしまい、お互いに気分がいささか過剰にまで開かれてしまいました。
そのおかげで、講師紹介も「茂さんの飲み友達」と言えるほどになり、場をやわらかくできました。
この川上さんもまた、只者ではありません。
心を動かす話をしてくれました。

さてこうも密度の濃いプログラムが続くとみんな疲れてしまいますが、つづいて実際に東尋坊で自殺防止活動をしている5人の方のパネルディスカッションです。
しかもなんと私もそこにアドバイザー役として参加することになっていました。
自分で自分を紹介して壇上に上がるという状況で、まあ実にカジュアルなスタイルですが、話の内容はそれとは対照的に考えさせられるものでした。
やはり現場からの報告は、圧倒されます。
最後は、表彰式まで合って、さらに懇親交流会と、実に長い1日でした。

書ききれないことがたくさんありますが、一つだけ書いておきます。
東尋坊で茂さんたちに会って、投身を思いとどまった若者が名古屋から来ていました。
どこかで見た若者だと思っていたら、以前、湯島にも来たことのある森山さんでした。
嬉しい再会でした。
今は大きな夢を持っています。
実現を応援したいと思います。

■敦賀で途中下車(2014年5月17日)
思い立って、帰りに敦賀に立ち寄ることにしました。
敦賀には妻の姉が嫁いでいます。
妻がいなくなってからしばらく行っていません。
ちょうど田植えも終わったからというので、寄せてもらうことにしました。
翌日、ちょっとした珍騒動がありましたが、それはまた来週。

(2014年5月第1週)
■長い怠惰な連休(2014年5月6日)
■釣りバカ日誌(2014年5月6日)
■杉本さんの個人・組織観モデル(2014年5月7日)
■不幸なビジネス結果(2014年5月7日)
■畑で汗を流す(2014年5月8日)
■研究倫理問題フォーラムは中止しました(2014年5月8日)
■阿部さんの決断(2014年5月9日)
■シマヘビの登場(2014年5月10日)

■長い怠惰な連休(2014年5月6日)
大型連休も終わりましたが、私はまったく怠惰な10日間を過ごしました。
途中で湯島で結構ハードなミーティングをやったり、深刻な相談に乗ったり、滅入るような情報がいくつか届いたり、汗を流す畑仕事をしたり、自宅に来客があったり、まあそれなりにいろいろとありましたが、意図的に何かに取り組むことが少なく、時間に流されてしまっていたという意味です。
会社を途中で退職した時に、予想以上の退職金をもらって、結局、ほぼすべてをあっという間になくしてしまったのと一緒で、10日もあると、いろいろとやることを書き出していたのに、ほとんど何もせずに終わってしまったのです。
まあそんなものでしょう。
時間はないほど課題をこなせます。
良く「時間がなくて」という言い訳をしますが(私もです)、あれはまったくの嘘ですね。
とまあ、あらためてそんなことに気づいた連休でした。

■釣りバカ日誌(2014年5月6日)
連休中にはカミユの「ペスト」を読み直す予定でしたが、連休の最後までで読めたのは30ページほどでした。
その代わり、映画「釣りバカ日誌」を数本観てしまいました。
前にも観たことはあるのですが、今回は深く感動しました。
ブログにも書きました。
この映画は全国民必見にしたら、日本の未来は明るくなりますね。
そう思いました。
主人公の浜崎さんを見習わなければいけません。
全作品を観ようと決意しました。

■杉本さんの個人・組織観モデル(2014年5月7日)
NPO法人科学技術倫理フォーラム代表の杉本さんが湯島に来ました。
今月の17日に開催される日本法社会学会の大会で、「法における個人・組織観の変容─原子力など安全規制の転換期に際し」と題する報告をされるそうで、その事前講話を聴いてほしいといわれたのです。
杉本さんは、技術者ですが、法律も学ばれ著作も多く、さらに倫理や安全にも造詣の深い方です。
35年ほど前に、ハワイのキラウェア火山を見に行って以来のお付き合いです。

杉本さんは、公務員の倫理問題にも問題提起していますが、以前、このサイトでも紹介したように、積極的倫理という概念を提唱されています。
いつも新しい視点を出されます。
今回の報告でも、安全に関しての新しい視点を出されています。
細かなところではいろいろと異論や違和感はありますが、大きな流れは共感できます。
その細かなところでは、いろいろとホットな議論になりました。
私の指摘もなかなか受け入れてもらえませんでしたが、久しぶりに又ホットな議論ができました。

■不幸なビジネス結果(2014年5月7日)
魔がさしたというか、相談へのオーバーコミットというか、3年ほど前にある事業家の支援活動に関わったのですが、どんどん引き込まれてしまって大変なことになってしまっていました。
その関係で、お金にまつわる世界の醜さを体験しているのですが、自らの被害はともかく、改めてお金の恐ろしさの実感が持てるようになりました。
50万円で自殺する気分も少しわかるようになりました。
今日は、その関係のミーティングをやったのですが、つかれきってしまいました。
しかも、その後、別のところからも駄目押しの連絡がありました。

いやはや困ったものです。
さてどうするか。
対策は宝くじを買うことくらいしか浮かびませんが、そろそろ真剣に考え出さないといけません。
初夏なのに、元気が出ないのはこのためかもしれません。

■畑で汗を流す(2014年5月8日)
連休中もそうですが、わが家の農園に少なくとも2日に一度は通っています。
実は、根こぎ用の除草鎌を買ったのですが、これが実に使いやすいのです。

わが家の農園は宅地の空き地ですが、昔、山林だった為に篠笹が一面に根を張っているのですが、この除草鎌で地面を深く切り裂く感じでその根に打ち克つことができることがわかったのです。
鍬で開墾するのはすぐへこたれますが、これは座ったままでもできるので、長続きできます。
特に斜面は効果的です。

もっとも耕したところに蒔いたタネは一向に芽を出しません。
耕し方が半端な為か、蒔いたタネとは違うものはどんどん芽を出すのですが。
同時に周辺の笹薮もかなりきれいになってきました。
今年は草に勝てそうです。

■研究倫理問題フォーラムは中止しました(2014年5月8日)
先週、関係者に集まってもらって相談したSTAP論文事件から学ぶフォーラムは、開催を見合わせることにしました。
というのも、どうも私の問題意識はなかなか共有かできそうもないことがわかりました。
今回のSTAP論文事件は、3つのテーマに関する本質的な問題を象徴した事件だと思っています。
3つとは、「研究倫理」「組織倫理」そして「広報倫理」です。
私自身は、「研究倫理」が最大の問題だと思うのですが、どうも後者の2つのほうに関心がある人が多いようです。
そこに焦点を置いた開催も考えたのですが、それでは私の思いとは重なりません。
問題をもう少し整理するために、ブログでそれに関する意見をシリーズで書こうと思ったのですが、書き出してみると、これが意外とまとまりません。
つまり、私自身が問題を十分に把握していなかったのです。

それでもう少し問題を整理してから再考しようと思います。
そんなわけで、予定した公開フォーラムは中止することにしました。
キャスティングを考え直して、湯島でミニサロンをやろうかと思います。
研究倫理に関心のある方、ご連絡下さい。

■阿部さんの決断(2014年5月9日)
成田で若者自律支援活動に取り組んでいる阿部さんがやってきました。
大きな決断をしたというメールが届いたので、何事かと気になり、会うことにしました。
それ以外にもいくつかの話がありました。
少し残念な話も含めて、いろいろと話し合いましたが、阿部さんの決断には賛成しました。
まだオープンにはしていないようなので、具体的には書けませんが、私との接点もまた少し増えるかもしれません。

■シマヘビの登場(2014年5月10日)
今朝、畑を上から見ていたら、2メートル以上もあるシマヘビが畑を悠々と散歩していました。
草が茂っていたところを刈り取ったのですが、どうもそこに住んでいたようです。
こんな大きな蛇がいたとは思わずに、手袋もせずにかなり奥まで鎌を入れていました。
ぞっとしました

今日も午後、畑で作業をしてきましたが、出会いませんでした。
そういえば、今年は蛙に出会っていませんが、この蛇に食べられちゃったのかもしれません。
今年はてんとう虫以外にあまり会えていませんが、アリには時々襲われています。
アリの巣を耕してしまったからですが、大きなアリに咬まれるとかなり痛いです。
農業には「殺生」はつきものですが、その分、信仰心も強まります。

畑は着々と整地され、斜面の花畑も少しずつですが、それらしくなってきました。
しかし、蒔いたタネは芽を出しません。
いささか心配です。

(2014年4月第5週)
今年は思いきリ連休でした。
■クラウドファンディング(2014年4月29日)
■畑が広がっています(2014年4月30日)
■STAP細胞論文事件と研究倫理(2014年5月1日)
■人が育つ企業経営(2014年5月1日)
■ノビル料理(2014年5月2日)
■「ペスト」と「釣りバカ日誌」(2014年5月3日)

■クラウドファンディング(2014年4月29日)
最近、クラウドファンディングの動きが広がっていて、私にも友人知人から要請が来るようになりました。
NPO関係に幅広く関わっていると、その数も多くなり、全てに対応していると際限もありませんし、プロジェクトそのものに違和感があるものも少なくありません。
しかし、成立が困難なのでよろしくと頼まれると無視はできません。
なかには例外も感じられますが、ほとんどが善意から出発しているからです。
今回は、自殺で息子さんを喪った人からの、欝の人たちの集まりの場作りプロジェクトの呼びかけに、迷っていたのですが、最後の段階で賛同してしまいました。
幸いにプロジェクトは目標金額を達成し、成立しました。

安直に寄付に依存する風潮には違和感がありますが、クラウドファンディングはこれからどう展開するか興味があります。
うまく育っていくことを期待したいです。
しかし、どこかに違和感があります。
「お金」の怖さを感じているためかもしれません。

■畑が広がっています(2014年4月30日)
先週はあまり畑ができなかったので巣が、天気も良くなったので、また畑作業を再開しました。
少しずつ耕作面積は増えていますし、道沿いの斜面にも花を植えました。
しかし、8年近く放置していたので、まさに開墾状況です。
篠笹が根を張り巡らせているのです。
枯れ草を積んで燃やすことができれば、あっという間に片付くのですが、焚き火は禁止ですので、刈り草は集めてゴミとして出さなければいけません。
これもかなりの重労働です。

今回は、苗ではなく、さまざまな野菜と花の種を蒔きました。
芽が出るといいのですが、何しろ土壌環境が悪いので心配です。

しかし開墾作業は疲れます。
いつも倒れそうになりながら、がんばっていますが、作業の生で体調はとてもいいです。

■STAP細胞論文事件と研究倫理(2014年5月1日)
STAP細胞論文事件から学ぶべきことは多いという思いで、何人かの友人に声をかけ、6月の公開フォーラムを開催することにしました。
それでその時の問題的予定者のプレミーティングを開催しました。
連休中にもかかわらず、幸いに3人の人が参加してくれました。
みんなある組織のリーダーです。

杉本さんはNPO科学技術倫理フォーラム、橋本さんは日本技術士会技術倫理研究会、清水さんは日本広報学会です。
それぞれ自己紹介してもらっているうちに、論点が既に出てきてしまい、ついつい問題提起してしまいました。
たとえば、「安全か論理か」、たとえば「科学技術広報のあり方」です。
近代技術倫理の始まりは、アメリカの鉄道産業ですが、近代広報の始まりも同じです。
今まで気づきませんでしたが、こうやって話しているとそうしたことに気づきます。
やはりさまざまな分野の人たちのクロスオーバーの話し合いは大事だと改めて感じました。
企業経営の話題も出ましたが、やはりそれぞれの専門家の間ではあまり情報共有されていません。

そんな話をしているうちに、約束の時間が来てしまい、結局、公開フォーラムのコミュニティとはあんまり議論できず、ともかくもう一度私が考えることになってしまいました。
さてさて頭が痛いです。

しかし、みなさんと話していて、どうも私の関心事はやはり少しずれているような気がしてきました。
開催するかどうかも含めて再検討することにしました。

■人が育つ企業経営(2014年5月1日)
経営道フォーラム44期のCチームのリーダーの石井さんが、報告書が完成したとわざわざ持参してくれました。
人が育つ企業経営がテーマです。
この活動に参加して、みんな育ったのでしょうか。
それが私の唯一の関心事ですが、石井さんと話している限り、その応えはイエスです。
よかったです。

研究成果の発表会は5月19日に椿山荘で開催します。
みんな楽しんで発表してくれることと思います。

■ノビル料理(2014年5月2日)
畑作業をしているとノビルが目に付きます。
それでそれを収穫して食べることにしました。
生まれて初めての体験です。
フェイスブックで予告したら、何人かの人たちから調理法方が届きました。
それも参考にしながら、まったく別の調理をしてしまいました。
そして見事に失敗しました。
生で食べるのが一番だとみんなが言うのですが、かじってみたら実に辛いのです。
その辛いのが美味しいのでしょうが、いささか辛すぎました。
茎はサラダと炒め物のの推薦がありましたが、少し育ちすぎて難そうだったのと、どうも生は抵抗があったので茹でてしまいました。
ついでにシオ昆布やゴマを入れたのですが、それが敗因でした。
いずれも賞味期限が2年前に終わっていたのを使ってしまったからです。
捨てるのをケチってしまったわけです。
それでもがんばって食べました。

みんなノビルは美味しいと言いますが、まったく美味しくありません。
しかし写真を見ると美味しそうなのですが。

■「ペスト」と「釣りバカ日誌」(2014年5月3日)
この連休に、カミユの「ペスト」を読もうと思っていました。
私が大学2年の時に読んで、それなりに影響を受けた本です。
ところが読み出すのですが、いつものように読み進めません。
後半の4連休で読むことにしました。

ところが今日、「ペスト」を読む前に、テレビをかけたら、映画「釣りバカ日誌」をやっていました。
シリーズ物の最初の作品です。
実に面白い。
途中で出かけなければいけなかったので、最後までは見られませんでしたが、「ペスト」よりも面白いです。
急遽、予定を変えて、この連休は「釣りバカ日誌」を見ることにしました。
「ペスト」はしばらくお預けです。
録画予約をしました。
なぜこの映画をもっと早く見なかったのでしょうか。
「ペスト」のリュー医師よりも釣りバカの花崎伝助の方が、大人物ですね。
どうも私は生き方を間違ったのでしょうか。

(2014年4月第4週)
今週は、いろんな人と会食しました。
なかにはちょっと名前を出してくれるなと言う人もいますが、何人かは実名で書いてしまいました。
それと今週は残念なメールもいくつか届きました。
■安藤さんとの食事(2014年4月21日)
■STAP細胞論文事件から学ぶこと(2014年4月21日)
■清田さんと平井さんとの会食(2014年4月23日)
■加納さんと早川さんとは食事ができませんでした(2014年4月23日)
■初めての参加者が2人もいたオープンサロン(2014年4月25日)
■コムケア関西交流会は盛会でした(2014年4月26日)
■久しぶりの増山武彦さん(2014年4月26日)
■小宮山さんとの新幹線車中会食(2014年4月26日)

■安藤さんとの食事(2014年4月21日)
会社時代の同僚の安藤さんは。私と同じ我孫子市に住んでいます。
時々、わが家にも立ち寄ってくれますが、一緒に食事をする約束をしていたのですが、まさにその日に体調を崩されて入院してしまいました。
それで延び延びになっていたのですが、回復されたという連絡があり、食事をご一緒しました。
元気そうでしたが、あまりまだ無理は出来ないようです。
この歳になると、まさに何が起こっても不思議ではありません。

私が会社に入社した時は、高度経済が始まりだした頃で、同期入社は202人だったそうです。
そのうちのほぼ1割が、亡くなっているそうです。
先週、小学校の同級生と食事をした時も、そんな話になってしまいましたが、人生もそろそろ終焉に向かいだしています。

会社の同期生の最後の集まりが今年行われます。
案内はもらっているのですが、どうもあまり気が進みません。
安藤さんは、最後だから私にも出るように誘ってくれたのですが、やはり不参加にさせてもらいました。
47歳で会社を辞めて以来、違う価値観で生きてきたせいか、そうした集まりに行っても、話がほとんどかみ合わなくなっているのです。
まさに、意図した通り、「社会から脱落」してきています。
問題は、脱落して、どういう世界に移行したかですが、その新しい世界が自分でもなかなか確信をもてずにいます。
困ったものです。

■STAP細胞論文事件から学ぶこと(2014年4月21日)
ブログやフェイスブックで、STAP細胞論文事件のことを少し書いたら、いろんな人からコメントが来ました。
それで、NPO法人科学技術倫理フォーラムの杉本さんにサロンで話をしてもらおうと声をかけたら、逆に、日本技術士会の協力も得て、公開フォーラムでもやろうといわれてしまいました。
杉本さんは私が尊敬する先輩ですので、いささか困ったことになってしまいましたが、かたちはともかく企画することにしました。
2人の友人にも声をかけました。
連休中にプレミーティングを開催する予定です。
一緒にやっても良いと言う人はいませんか。
テーマは、研究者倫理、職業倫理、広報倫理です。
科学技術を取り巻く環境変化も視野において、話し合える場がつくれればと思います。

■清田さんと平井さんとの会食(2014年4月23日)
私の唯一の愛読誌は、たばこ総合研究所が出版している「談」です。
毎号、必ずすべてを読みます。
最新号のテーマは「社会脳」で、これも興味深く読んだのですが、編集後記を読んだら、それを書いているのが平井浩人さんでした。
平井さんとは以前仕事を一緒にしたことがあります。
そういえば、たばこ総合研究所の所長は清田さんという、これまたいろいろとお世話になった人です。
それで会いに行きたくなりました。
先週電話したら、一緒に食事でもしようと言うことになりました。
それで今日は、霞が関まで出かけていって、お昼をご馳走になりました。

久しぶりの清田さんと平井さんでしたが、とても話があってしまい、楽しい時間を過ごしました。
大企業の人でも共感しあえる人がまだいるのはとてもうれしいことです。

清田さんの取り組んだプロジェクトのお話も少しお聞きしました。
これがまた実に興味深いのです。
とくに、「たばこ収納節」の話は面白い。
といっても、「たばこ収納節って何だ」と思われるでしょうね。
どうも清田さんご自身の造語のようですが、昔、煙草の葉っぱを収めてもらう時に、その品質や量を歌に乗せて確認していたのだそうです。
清田さんは、全国に残っていたそういう歌の記録を集めて、DVDと報告書にまとめたのです。
なぜ私がこれに興味を持ったかは、いつかブログで書こうと思います。

ちかぢか「談」の100号記念誌が出来るそうですがこれは平井さんが頑張っているようです。
久しぶりに楽しい話し合いが出来ました。

■加納さんと早川さんとは食事ができませんでした(2014年4月23日)
「ぜんしきょう」の加納さんと早川さんが湯島に来ました。
お2人とは1月にスリーAゲームの体験フォーラムをやったのですが、さらに前に進めようということになっています。
その相談だったのですが、湯島に来ると、テーマが変わる事が少なくないのですが、今回もテーマが変わってしまいました。
まあ、よくあることですが、困ったものです。
「ぜんしきょう」という組織は、私自身まだ十分には理解できていませんが、いろんな可能性がありそうです。
何か面白いプロジェクトができればと思います。

話が終わったのが6時過ぎだったので、本来は一緒に食事を出来ればよかったのですが、愛に区私が夜の約束があったので、食事が出来ませんでした。
残念でした。

■初めての参加者が2人もいたオープンサロン(2014年4月25日)
オープンサロンでした。
今日はいささか疲れていたのと翌日が早いために、少し早目に終わろうと決めていました。
そういう時に限って、新しい人が来るものです。
フェイスブックで、四元さんと秋山さんが来るという連絡がありました。
いずれも久しぶりです。
秋山さんは初めてでしょう。
その上、あったこともない人まで来てくれました。
大塚さんといって、STRAMDの受講生です。
私の講義の時に参加できなかったので、やってきたと言うのです。
私の話を聞いて、湯島に来たSTRAMD受講生は何人かいますが、聴かなかったのでといってきてくれたのは初めてです。
なんだかとても面白いですね。
もう一人、大島さんも来てくれました。

いつもとは全く違う展開になりました。
私まで自己紹介させてもらいました。

秋山さんは、コムケアの活動で10年ほどまえにせってんがあったとおもいますが、私が主張する「大きな福祉」に共感してくださったそうで、「大きな福祉」の考えできたら、こんな生き方になってしまいましたという風に話してくれました。
こんなうれしいことはありません。

まあいろいろと書きたいことはあるのですが、私にも刺激的なサロンになりました。

■コムケア関西交流会は盛会でした(2014年4月26日)
昨年、コムケア関西交流会が始まりましたが、そこで公開の「ゲーム体験会」を開催してくれました。
ゲームと言うのは、このコーナーでも時々報告している「スリーAゲーム」と「箸ピーゲーム」です。
高林さんと小宮山さんにお願いしました。
30人近くの人が参加してくれました。
思ってもいなかったのは、小田原の潤生園の時田さんと東京の成仁医院の美濱さんが参加してくれたことです。
時田さんは、私がスリーAの効用に確信を持つきっかけを与えてくれた方です。
他にも嬉しい人が参加してくれました。
コムケアの関係で知り合った「おんなの眼で街を創る会」の小山さん、酒井さん、辻さんとも久しぶりにお会いしました。
コムケアに関わったおかげで、どこに行ってもこういう出会いがあるのです。

私の出番は5分だけでしたが、参加させてもらって元気をもらいました。

■久しぶりの増山武彦さん(2014年4月26日)
東レ時代の友人の増山さんも、前項の集まりに参加してくれました。
ゆっくり話したかったのですが、あまり話せませんでしたが、いろいろと最近の活動の資料を渡してくれました。
増山さんはいま、NPO法人すいた環境学習協会の理事長です。
近くであれば、何かご一緒できるのですが、いかんせん遠すぎます。

また機会を見て、増山さんに会いに行こうと思っています。

■小宮山さんとの新幹線車中会食(2014年4月26日)
今週最後の「会食」は国際箸学会の小宮山さんでした。
会食といっても、大阪からの帰りの新幹線の車中のお弁当会食でしたが。
3時間ずっと話し続けていて、あっという間に東京についてしまいました。

話は実に多岐にわたりましたが、私が日頃興味を持っているのは、小宮山さんのライフスタイルです。
とてもいい会社の社長であるにもかかわらず、社長らしさが全くありません。
自動車もクーラーもない生活だそうですが、そこからとても「豊かな暮らし」をしていることが伺えます。
さらに早寝早起きで、毎朝4時半に起きて、近くの喫茶店で2時間ほど過ごしてから会社に出金するのだそうです。
その2時間、何をしているのとても関心があります。

小宮山さんは、お金は自分のためではなく、誰かのためや社会のために使っているような気がします。
実は私も小宮山さんからいろいろと支援してもらっています。
新幹線のお弁当も小宮山さんがご馳走してくれました。

(2014年4月第2〜3週)
しばらくいろいろとサボっていたために、なかなか更新が追いつきません。
■日本子どもNPOセンターの立柳さん(2014年4月11日)
■太陽光発電実験(2014年4月13日)
■わが家の農園(2014年4月14日)
■ネットワークささえあい・新潟の第1回サロン(2014年4月15日)
■経営道に取り組むお2人(2014年4月16日)
■フォワードカフェのとんだ展開(2014年4月19日)

■日本子どもNPOセンターの立柳さん(2014年4月11日)
久しぶりに立柳さんが湯島に来ました。
日本子どもNPOセンターの事務所に、湯島を提供していますが、福島と往復しながら仕事をされている立柳さんは、なかなか湯島には立ち寄れません。
私が取り組んでいるコムケア活動とのコラボレーションにも取り組みたいのですが、まだ実現していません。

最近は、みんな忙しすぎて、なかなかじっくりとした活動への取り組みが難しくなっています。
そうした生き方自体から正さなければいけないのですが。

■太陽光発電実験(2014年4月13日)
先週から、わが家で太陽光発電の実験をしていました。
工事不要の家庭用太陽光発電を広げようという活動に取り組んでいる佐藤岳史さんが手づくりしたものを先週からわが家の庭や屋上に置いたりして発電し、それをさまざまな家電機器に使ってみたのです。
実際にやってみて、思ったよりも発電可能な時間が短いことを実感しました。
しかし、天気の良い日だったら、テレビでは5時間くらいが使用できます。
電源のない農園などで使用するのは便利です。
今回は、それに関しては実験してみませんでしたが、庭先において、ラジカセを再生したりしてみました。

岳史さんは、さまざまな実験を重ねながら、改善をしてきています。
単なる商品化するのではなく、関心を持った人と一緒になって、さらに改善を進めると共に、過程での電力使用に関しても、関心を高めていこうと考えています。
関心のある方は、ぜひ、ご連絡下さい。
岳史さんにご紹介したいと思います。

■わが家の農園(2014年4月14日)
農園がかなりそれらしくなってきました。
毎日と言うわけにはいきませんが、週に2〜3回は通いだしています。
先週は娘たちにも手伝ってもらいましたので、かなり整備されてきました。

畝もだいぶできました。
苗のほかにも、タネをまきましたので、これからが楽しみです。

問題は道路沿いの斜面の花畑です。
個々もしばらく放置していたので、笹がはびこってしまっています。
斜面なので、整地の難しいのです。
まあゆっくりと進めようと思います。

■ネットワークささえあい・新潟の第1回サロン(2014年4月15日)
自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあいの新潟在住のメンバーの金田さんと石津谷さんが、昨年から活動を開始し、「ネットワークささえあい・新潟」を立ち上げていますが、いよいよサロンを始めることになりました。
第1回なので、私も参加させてもらうことにしました。
10人が参加しました。
なんと福井の東尋坊の茂さんまで、参加してくれました。
新潟市役所のこころの健康センターの青柳さんと中川さん、新潟NPO協会の富澤さん、ささえあい生協の高見さんも参加してくれました。
私の友人の佐藤裕さんも参加してくれ、しかもささえあい・新潟のメンバーになってくれました。
これで、もう新潟は大丈夫でしょう。
出かけていった甲斐がありました。

■経営道に取り組むお2人(2014年4月16日)
企業経営者には、経営の心と道を学んでほしいと、市川覚峯さんが、経営道フォーラムを始めたのはもう26年前です。
私は、その第1期の講師をさせてもらった関係で、ずっと付き合っています。
しかも、経営道フォーラムのスキーム作りにまで関わらせてもらいました。

市川さんは、5年目になって、経営道フォーラムを八尾さんに頼み、自らはパワーアップのために山の行に入りました。
比叡山、高野山、そして大峰山と、3年間、行を重ねました。
比叡産での得度式から始まり、それぞれの節目節目に、私は山に行きました。
そうしたこともあって、経営道には深い思いがあります。
市川さんは山を降りた後、経営道フォーラムとは別に、日本経営道協会を立ち上げました。
したがって、いまは大企業は経営道フォーラムが、中小中堅企業は経営道協会がという、すみ分けをしています。
その両方に関わるものとしては、そのふたつがもっと
連動してほしいと思っています。
それで、経営道フォーラムを展開している山城経営研究所の社長が交代したのを契機に、それぞれのトップのおふたりの話し合いを提案しました。

3時間ほど、思い切り、ざっくばらんな話し合いを持ちました。
私は、いまこそ、新しい日本的経営が模索され、世界にメッセージしていくべき時期だと思っています。
そのキーコンセプトは、極めて明確です。
「人を活かす経営」です。
今の企業経営では、人はコスト要因になってしまっています。
そんな経営が長続きするわけがありません。

■フォワードカフェのとんだ展開(2014年4月19日)
拡大フォワードカフェと称して、いつもよりも幅広く声をかけましたが、結局、参加者は6人でした。
最初に来たのが、国際箸学会の理事長の小宮山さんです。
来るなり、マジックを披露してくれました。
何の変哲もない輪にリングを通し、輪を落とすと、なぜかリングに絡まって落ちないと言うマジックです。
目の前で数回やってくれましたが、理由がわかりません。
続いて、吉田銀一郎さん、太田篤さん、鈴木章弘さんが来ましたが、誰も見破られません。
ところが、最後に来た中村博行さんは、いっぺん見ただけで、見破ったのです。
感服しました。

そんなところから始まったため、今回はテーマと言うよりも、謎解きサロンになりました。
次のお題は、10円玉と百円硬貨のどちらが重いかを箸を使って調べるということです。
国際箸学会だけあって、箸がポイントです。
とまあ、こんな感じで話し合いが進み、結局、箸ピーゲームになりました。
なぜか私は好調で、なんと88の記録が出ました。

太田さんが参加してくれたので、品川正治さんの話になりました。
品川さんの知られざるエピソードをまた教えてもらいました。
品川さんに会いたかったです。

(2014年4月第1週)
ホームページの更新を再開します。
■ホームページが容量オーバーでダウン(2014年3月30日)
■2つの衝撃(2014年3月31日)
■第4四半期の始まり(2014年4月1日)
■わが家の農場への鍬入れ(2014年4月1日)
■訃報(2014年4月1日)
■ネットワークささえあい・新潟(2014年4月3日)
■経営道フォーラム合宿(2014年4月4日〜5日)

■ホームページが容量オーバーでダウン(2014年3月30日)
このホームページが、容量オーバーで動かなくなってしまいました。
写真などを極力入れないようにしていましたが、容量が限度を超えてしまったのです。
新しいものに切り替えたいのですが、リゾーミックに成長することを当初意図していたため、全体の構造を設計しないままに増殖しているため。自分でも構造が把握できずに、全体を移行できそうにもありません。
とりあえず容量を大きくしてもらう契約に切り替えて、このホームページを持続させることにしました。
しかし、かなりいろんなところにひずみが出てきているようです。
時間をかけて修復していきますが、死ぬまでに間に合わないかもしれません。
困ったものです。

■2つの衝撃(2014年3月31日)
大きな衝撃が襲ってきました。
関係者が複数いるので具体的にはかけませんが、経済面、活動面。それぞれの分野で大きな衝撃的事件が別々にですが、同時に襲ってきました。
いずれも、直接に襲われたのは私ではありませんが、考えようによっては私も大きな被害を受けます。
経済的には、会社を辞めて退職金のかなりの部分を失った時と同じくらいの被害を受けました。
この歳になるとほぼ再起不能ですが、逆にこの歳になると開き直りも出来ます。
活動面での衝撃は、今年から取り組もうと思っていた活動を見直せば良いだけの話ですが、衝撃は金銭の比ではありません。
いずれもいつか思い出話として話せる時期が来るかもしれません。
今はそんな気分では全くありませんが。

思わせぶりな書き方ですが、あまりの衝撃に実はあんまり思考力がないのです。
自分自身の備忘録として、書いておきました。

■第4四半期の始まり(2014年4月1日)
気分を変えて、新しい人生のステップに入る日です。
25年前に会社を辞める時に、四半世紀(25年間)を意識して生きようと決めました
それに関しては、当時、雑誌に書いた文章にも出てきますが、私にとっての第3四半世紀がおわり、いよいよ第4四半世紀が始まりました。
本来であれば、ある生き方をぼんやりと構想していたのですが、妻が亡くなったために、それは白紙になってしまっています。
まだこれからの生き方が見えてきません。

今日は、そんなことを思いながら、昨日の衝撃的な事件の呪縛から抜け出るために、無為に過ごしました。
もちろん抜け出られませんでしたが。

■わが家の農場への鍬入れ(2014年4月1日)
心がへこんだ時には身体を動かすのが一番です。
わが家の農場の鍬入れをしました。
昨秋、知人たちが草刈りをしてくれましたが、そろそろ草が生えだしています。
ほっておくとあっという間に生い茂ります。
そこで耕しだすことにしました。
しかし農作業はかなりの体力を必要とします。
50坪の空き宅地を使っての畑なので、土壌もひどいものです。
なんとか5坪ほど耕したところでダウンしました。
前途多難です。

■訃報(2014年4月1日)
へこんでいる時には、さらにへこんでしまうことが起こるものです。
会社時代の友人、岡の息子さんから、父が亡くなったとの知らせがありました。
胃がんだったそうです。
周囲には全く知らせず、葬儀も家族葬だったそうです。
先月、彼から手紙をもらった時にも、いつもどおりの手紙でした。
しかし、今から考えると、彼の遺作を送ってきたのでしょう。
実にいい奴でした。
心が弱くなっているせいか。不思議なほど、心身が冷え込んだ気分になってしまいました。
友人の死が、これほど不安をもたらすとは、私には初めての体験です。
妻の位牌の前で、冥福を祈りました。
妻も知っている友人です。

■ネットワークささえあい・新潟(2014年4月3日)
新潟の金田さんと石津谷さんが、いよいよ具体的な活動を開始しだしました。
自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあいのような活動を新潟で始めるのです。
これまでもいろいろと動いてきていますが、4月からサロンを開始することになりました。
私も参加することにしました。
4月15日です。
お知らせに掲載します。

■経営道フォーラム合宿(2014年4月4日〜5日)
箱根で経営道フォーラム第54期のまとめの合宿でした。
今回の私のチームのテーマは、「人が育つ経営」です。
話をしているうちに。あることに気づきだしてくれました。
「会社から人が消えている」!!
これに気づけば、企業の建て直しは実に簡単なはずなのです。
それはできない日本の大企業には未来はないでしょう。
気づいている人も多いでしょうが、行動を起こさなければ意味がありません。

今回の発表は5月19日に椿山荘で開催します。
よかったら参加してください。

(2014年3月第4週)
■日本経営道協会の市川さん(2014年3月24日)
■ラウンドセッションではもっと話し合いたかった(2014年3月26日)
■品川正治さんという人(2014年3月26日)
■思想家の川本兼さん(2014年3月27日)
■神崎さんの夢は障害者の笑顔を増やすこと(2014年3月28日)
■オープンサロンの話題は原発(2014年3月28日)

■日本経営道協会の市川さん(2014年3月24日)
日本経営道協会の市川さんが来ました。
今年に入ってから初めてでしょうか。
市川さんとは25年以上の付き合いになりますが、知り合ってからの市川さんの活動は全くぶれることなく、日本企業の経営者に「心と道」を考えてほしいというものです。
しかし、残念ながら市川さんが活動を開始した1980年代末から現在までの流れを見ると、日本の企業経営者の経営観は劣化しているとしか言いようがありません。
まことにもって残念な話ですが、問題は、でわどうするかです。
そんな話も含めて、いろいろと話し合いました。
もちろん具体的に、です。

■ラウンドセッションではもっと話し合いたかった(2014年3月26日)
22日の「自殺に追い込まれることない社会」をテーマにしたラウンドミーティングに参加した大坪さんから、提案があると連絡がありました。
それで、大塚さん、大坪さん、三浦さんがやってきました。
みんな大企業の経営幹部です。
そういう立場がある人が、自殺の問題にこれほど関心を持ってくれるだけでもめずらしいのですが、提案までしてくるとはうれしい限りです。

提案の前に、前回は充分に話しあうことができずに、もやもやが残ったというのです。
たしかにそれはよくわかります。
「家族関係や人間関係の破綻」というテーマは大きすぎますし、なかなか短時間に話し合えるテーマでもありません。
問題は、どうしたらいいかです。

いろいろと話し合って、結論は、一度、この3人組に幹事をやってもらうことにしました。
実に楽しみです。
5月か6月に、ラウンドミーティングセッションを開催する予定です。
事務局が頼りないと、こうやってみんなが助けてくれます。
うれしい限りです。

それにしても、この3人にはいろいろと助けられています。
ちなみに、勝手に命名することにしました。

■品川正治さんという人(2014年3月26日)
品川正治さんの「激突の時代」を読みました。
品川さんは、経済同友会の専務理事をされていた方ですが、金融ビッグバンが日本で取りざたされている時に、事務局の太田さんから何回もお話を聴いています。
日本の金融ビッグバンには私は大きな危機感を持っており、友人と一緒に、それをテーマにした集まりもやりましたし、日経新聞の信頼できる2人の編集委員にも働きかけましたが、残念ながら私の危機感は共有されることはありませんでした。
今から考えると、あれは大きな分岐点だったように思います。
品川さんは金融関係の会社(損保ですが、私は損保の意味を十分に理解していませんでした)の社長をされていた方ですので、私にはどこかで拒否感があり、当時は「向こうの人」だろうと思いこんでいました。
ところが、最近また太田さんから品川さんの話を何回か聞きました。
それで、品川さんの講演録の「激突の時代」を読みました。
感動しました。
やはりこう考えていた人がいたのだと、とてもうれしくなりました。
こういう人が経済同友会の専務理事をやっていたとは感動です。
日本の財界人も捨てたものではありません。
私の考えと違う点はたった一か所でしたが、それは私が間違っていたことにも気づかされました。これについては、ブログに書くつもりです。
生前に直接お話をお聞きする機会がなかったのが、実に悔やまれます。
私の有名人嫌いが、あだになりました。

あまりに心に響いたので、品川さんの本を読み漁ろうと思っています。
一人でも多くの人にこの本を読んでほしいと思います。
品川さんが亡くなられたのが、実に実に残念です。

■思想家の川本兼さん(2014年3月27日)
川本さんから新著が送られてきました。
ブックのコーナーで紹介しますが、「右傾化に打ち克つ新たな思想」です。
その中で、川本さんは自らを「思想家」と宣言しました。
「思想家」とは、いささかオーバーなと思う方もいるかもしれませんが、とても共感します。
川本さんはすでに10冊以上の本を書いていますが、いずれもオリジナルな思想の表明です。
オリジナルだから思想家というわけではありませんが、川本さんの本を読み続けてきた私としては、彼の思想の成長がとてもよくわかります。

この本は、これまでの著書や論文を整理したものですが、基本は「人間を起点とする社会哲学」の提唱です。
私もまた、個の視点で30年ほど、生きてきました。
私の場合は、思想家でも運動家でもなく、ただただ自分の生き方にのみ関心があるのですが、川本さんが思想を進めてきて、人間を起点とする社会哲学に行き着いたことをとてもうれしく思っています。
その視点で経済を考えると、今とは全く違った経済が見えてきます。

川本さんは、もう本を書かないと言うかもしれませんが、もう少し書いてほしいものです。
なお川本さんに、一度、人間を起点とする社会哲学の話をしてもらう場をつくれればと思っています。

■神崎さんの夢は障害者の笑顔を増やすこと(2014年3月28日)
久しぶりに神崎さんが湯島に来ました。
前回お会いした時よりもちょっとだけ元気そうでした。
いろいろと話をしましたが、きょう、話していて、神崎さんの夢がわかりました。
いま関わっている障害を持っている人たちの笑顔を、もっと見たいのだそうです。
だから彼らをもっといろんなところに旅行で連れて行ってやりたいのです。
超多忙の中を、そのためにがんばっています。
その夢が、神崎さんの生きがいにもなっているのでしょう。
とても良い夢です。
応援したいものです。

■オープンサロンの話題は原発(2014年3月28日)
今月のオープンサロンは、原子力規制庁の畑さんと日本リサーチ総研の小林さんのお2人でした。
そのおかげで、最近の原子力行政や原発事故対策などに関して、しっかりと話し合うことはできました。
畑さんと私とでは、たぶん原発に関する評価は大きく違います。
それでもきちんと話ができることをうれしく思います。
とても信頼している技術者との間でさえも、原発の安全性や事故対応に関しては、話し合いは結構難しいことを体験してきているからです。

(2014年3月第3週)
■レネさんの憂鬱(2014年3月17日)
■農カフェ「OMOしろい」(2014年3月18日)
■日本広報学会清水さん(2014年3月19日)
■2人の友人からの衝撃的ニュース(2014年3月21日)
■家族関係・人間関係の破綻と自殺の問題(2014年3月22日)

■レネさんの憂鬱(2014年3月17日)
映画「自殺者1万人を救う戦い」のレネさんからちょっとややこしい連絡がありました。
こういう活動をしていると時々自らがダウンしたくなることがあります。
他人事ではなく、私も時々、そうなりますので、よくわかります。
そういう場合、仲間のつながりが大切になります。
何ができるかを考えなければいけません。

■農カフェ「OMOしろい」(2014年3月18日)
先日、湯島にやってきた宇賀さんご夫妻がやっているニッポン食堂の農カフェ「OMOしろい」にランチをしに、娘夫婦と行きました。
先月、お話を聞いて、その活動にとても興味を感じたのですが、やはり現場を見ておかないと相談にも応じられないからです。
思っていた以上に可能性に満ち満ちていました。
お店も、こだわりのあるお洒落なお店でした。料理もとてもヘルシーで美味しかったです。
ちなみにシェフは宇賀さんの息子さん、デザインやお客様対応は娘さん、という家族経営です。
そこにもうひとり、好青年が参加しています。
最近、近隣へのリヤカー販売を始めたそうです。
ちょうど、その若者にも会えました。

すぐ隣に谷津があるというので、見に行きました。
以前はそこに谷津田があったそうです。
少し整備したらとても魅力的な場所になるでしょう。
多様な生物がいそうですが、オオタカも生息しているようです。
谷津田まで見に行ってきました。

そんな場所の一画にあるのが、ニッポン食堂「農カフェ」です。
宇賀さんご夫妻の夢の一端が伝わってきました。

ところで、そこで頑張っている若者の姓が私の旧友と同じでした。
気になって旧友に確認したら、なんと彼の息子さんでした。
驚きました。

■日本広報学会清水さん(2014年3月19日)
日本広報学会は、その設立に私もかなり深く関わりました。
最初の学会総会でも講演もさせてもらいました。
とても深い思いがあって、経済広報センターに提案し、立ち上がったのが日本広報学会です。
しかし、残念ながら私の思いとはかなり違うものになってしまっていったので、数年後にやめさせてもらいました。

その日本広報学会の理事長になった清水さんがまたやってきました。
清水さんは、この4月で大学教授のお仕事も辞めるのだそうです。
もうみんなそんな歳になってきています。

清水さんは新しい活動拠点を立ち上げるようです。
前回もいろいろと話し合いましたが、今回はさらに一歩進めた話ができたような気がします。
今こそ、広報のパラダイム転換をしなければいけません。

■2人の友人からの衝撃的ニュース(2014年3月21日)
今日は、午前と午後に、いささか衝撃的なニュースが飛び込んできました。
ブログにそれぞれ書きましたが、友人の訃報友人の重病の知らせです。
加えて、訃報を知らせてきた方もがんが発見されたのだそうです。
ブログに書いたので、ここでは繰り返しませんが、私にはめずらしくショックを受けました。
めずらしくというのは、人のいのちは流れるままだと言う思いが強くなってきていて、最近は訃報も不治の病も、聞いてもあまり動揺しなくなっているのです。
しかし、そう思っていたのは、やはり私の思い上がりでした。

そのニュースを聞いてから、どうも気持ちが安らぎません。

■家族関係・人間関係の破綻と自殺の問題(2014年3月22日)
「家族関係や人間関係から自殺の問題を考えるラウンドミーティング」を開催しました。
連休の真っ只中だったのと、あまりに生々しいテーマだったのとで、参加者が少ないのではないかと心配していましたが、22人の参加者で3時間の話し合いが持てました。
話し合いに入る前に、レネさんが制作した映画「自殺者1万人を救う戦い」を希望者で見ましたが、それにも10人以上の人が参加してくれました。
映画を観た人は4時間以上の長いセッションになりました。

今回の問題提起者は、東尋坊で10年以上、人命救助活動をしている茂さんと超宗派寺院ネットワーク「寺ネット・サンガ」代表の中下さんです。
お2人とも、その活動は中途半端ではありません。
頭が下がります。
中下さんは、まだ若いのですが、これまた半端ではありません。
いずれも、レネさんの映画に登場してきます。

この集まりは、「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続セッションの第2回目です。
第1回目に続いて参加した方も数名いました。
広島や名古屋からの参加もありました。
映画制作者のレネさんも参加しました。
さらに、茂さんの紹介でアメリカ人のポールさんという写真家の人も参加してくれました。

茂さんからは最近の家族がらみの事例、中下さんからは自死した後の家族などの話の事例などを話してもらいました。
話し合いの内容は、オフレコですのでご紹介できませんが、参加者それぞれの立場からのやりとりと併せて、「家族」に関するかなり本質的な指摘も出されました。
しかし、問題が問題だけに、やはり時間不足で、予定の時間をかなりオーバーしてしまいましたが、参加者のみなさんに十分な発言の時間がとれなかったのが残念でした。

ラウンドミーティングの第3回目は、5月か6月に予定しています。
そのための準備会は毎月開催しますので、一緒にやっても良いと言う方はぜひご連絡ください。

(2014年3月第2週)
■石井さんのニュービジネスモデル(2014年3月10日)
■ダン・ブラウン「インフェルノ」(2014年3月11日)
■DSTの小澤さん(2014年3月12日)
■会社で働く人の自殺問題を考えるラウンドセッション(2014年3月12日)
■コムケア関西交流会に参加しました(2014年3月13日)
■2人の友人からの創作作品(2014年3月14日)

■石井さんのニュービジネスモデル(2014年3月10日)
松戸の石井さんが、新しいビジネスモデルを考えたので相談に乗ってほしいとやってきました。
石井さんも、アラビアから帰国後、湯島のいろんな集まりの出ているうちに、現在の社会の問題にいろいろと気づいたようです。
そしておそらく未来的な生き方へと急ぎ足で進んでいるような気がします。

その石井さんが考えたビジネスモデルなので、理念型なのです。
ビジネスの目的としては、一言で言えば、物を大事にする文化を育てるということです。
経済の流れを変えるといってもいいかもしれません。
それを、テキスタイルビジネスから入りたいというのです。
これだけでは何のことかわからないと思いますが、共感しました。
協力することにしました。
4月になったらもう少し具体的なイメージをお伝えできるでしょう。

しかし、石井さんは不思議な人です。

■ダン・ブラウン「インフェルノ」(2014年3月11日)
「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍有名になった、ダン・ブラウンの作品はすべて読んでいますが、今回の「インフェルノ」はちょっと躊躇していました。
これ以上に、おどろおどろしい感じがしていたからです。
でもまあ読むことにしました。
残念ながら、面白くありませんでした。
そればかりか、後味があまりよくありません。

人口爆発で人類が滅亡するのを防ぐための、とんでもない話です。
この小説に出てくる「犯罪者」は、人口増加による破滅を防ぐために、たとえば黒死病を流行らせたりして、人工調節を図ってきたと思っている人物です。
ところが最近は、医療の発達で、パンデミックな疫病は防止されます。
ではどうしたら人口爆発から抜け出せるのか。
これ以上はネタバラシになりますのでやめますが、もしかしたらダン・ブラウンも同じ考えを持っているのかもしれません。
そんな気がして、後味が悪かったのです。
でも、人口爆発の問題は、おそらく現在の最大の問題でしょう。
誰も何も本気では考えていませんが。
ダン・ブラウンは、そうした状況への問題提起をしたかったのかもしれません。
もしそうであれば、「インフェルノ」は警告の書です。
そしてもしかしたら、これはすでに起こったことの暴露物なのかもしれません。
先進国での少子化の動きは、自然の動きでしょうか。

ところで、今回の話の舞台はベネチアとイスタンブールでした。
特に最後の場面は、イスタンブールの地下宮殿です。
行ったことがあるところだったので、物語の文章が映像のように感じられました。

■DSTの小澤さん(2014年3月12日)
DST、デジタル・ストーリー・テリングに取り組んでいる小澤さんが久しぶりに来ました。
小澤さんと以前、湯島でナラティブサロンを開催していました。
小澤さんは映像制作者でもあるので、この間、デジタル技術を駆使した、さまざまなストーリー・テリング・プロジェクトに取り組んできたようです。
いまは企業、NPO、行政、いずれにも関わっているそうですが、結局はそこと付き合っても同じことをやっているということに気づき、それもあって湯島に久しぶりに来てくれたようです。
そこで、3つのセクターのリフレーミングが必要だが、そのコアになるのが、市民性や社会性だというような話をさせてもらいました。
つまりベクトルの反転が必要なのです。

できればそんなプロジェクトを、今度こそ一緒に起こせればと思っています。

■会社で働く人の自殺問題を考えるラウンドセッション(2014年3月12日)
「生き生きと働ける職場を実現する−組織で働く人の自殺を考える−」というテーマのラウンドテーブルミーティングを行いました。
何回か書いてきましたが、「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続ラウンドセッションの第1回目です。
会社の役員の方も含めて、24人が集まりました。
この連続セッションへの思い込みや、今回のテーマに関しては、ブログに少し書きました。

2時間半の時間があっという間に過ぎました。
開催してよかったです。
内容報告はオフレコの約束なのでかけませんが、感じたことなどをブログに書いていこうと思います。

■コムケア関西交流会に参加しました(2014年3月13日)
昨年立ち上がったコムケア関西交流会がなかなか広がりません。
それで一度、具体的な課題を共有した方が言いと思い、イベントの開催を提案しました。
4月26日に開催することになったのですが、どうもイベント開催というとみんな身構えるようです。
要するに関心を持った人たちが集まるという軽い感じでやれないのですが、みんな、形にこだわってしまうのです。
私の考える市民活動やイベントは、そんなものではありません。
むしろ開催に向けての話し合いこそが重要だとさえ思っています。

常連の井上さんと松本さん、水野さん、兵頭さんの4人でした。
ところが途中で、時間を間違えたとやってきた人がいます。
なんと新宿の集まりに参加してくれた主原さんです。
東京の人が何で大阪の交流会にと不思議に思ったのですが、今日は私が参加することを知って、わざわざ来てくれたのだそうです。

実は今回の交流会は、いつもと違って4月に開催するスリーAゲームの体験フォーラムの企画がテーマでした。
主原さんはともかくスリーAゲームの普及を応援したいといっていたのを思い出しました。
それにしてもなんというフットワーク!
思いをもった人のすごさを改めて感じました。

大阪でのイベントは4月26日です。
私も参加します。
また案内させてもらいます。

■2人の友人からの創作作品(2014年3月14日)
偶然ですが、今週は2人の友人から、同人誌に発表した創作作品が届きました。
おひとりはAMAZONの同人の折原さんです。
折原さんは、一昨年発表した「瓦礫のなかから」が、最近、神戸エルマール文学賞に入賞されました。
折原さんは、行動的な人ですが、現地も体験されて、昨年、同人誌の巻頭に「フクシマとニッポンの現在」と題して寄稿したものを送ってきてくれました。
とてもメッセージ性のある、論考でした。

もう一人は、会社時代の友人の岡さんです。
このサイトのブックのコーナーでも時々、彼のものは紹介していますが、今回は同人誌「くれす」の最近号に寄稿した「新・杞憂考」です。
これもとても興味深く読みました。

いずれも多くの人に読んでほしい作品ですが、同人誌ですからそう多くの人の目には触れないでしょう。
実はそういう作品は、世の中にはたくさんあるのでしょう。
そのほんの一部が、運良く有名人に発見され、世に出てくるわけです。
ネット環境の激変が、そうした状況をこれから大きく変えていくでしょう。
世界がどう変わっていくか。
残念ながら私には見ることができないでしょうが、50年後の世界は今とは全く違っているのでしょう。
不思議な気がします。

(2014年3月第1週)
■自殺問題ラウンドセッション実行委員会(2014年3月3日)
■取手でのボランティアシンポジウム(2014年3月9日)

■自殺問題ラウンドセッション実行委員会(2014年3月3日)
先週の企業経営幹部のみなさんの話を踏まえて、最後の実行委員会を開催しました。
今回は経済同友会の太田さんという、実に個性的な友人が参加してくれたので、話がかなり本質的なところまでいきました。
こういう話をラウンドミーティングでも行ないたいのですが、まあそれは難しいでしょう。
中途半端な感じで本質論をしてしまうとほとんどの人は誤解してしまうからです。

今回は自殺未遂者の吉田さんも実行委員で参加しています。
吉田さんもかなり前向きになってきました。
とてもうれしいです。

■取手でのボランティアシンポジウム(2014年3月9日)
コムケア仲間のNPO法人コモンズから頼まれた、取手市のボランティアシンポジウムに行きました。
前にも書きましたが、やるならどうせ単なる講演会ではなく、実践者による呼びかけの場にしたいと考えて、2回ほど打ち合わせを重ねてきました。
今日は、パネリストのメンバーと一緒に、昼食会もやりました。
パネリストの一人が、茨城県のネットワーカーの連絡委員なのですが、その仲間が準備してくれました。
井野団地で活動している彦坂さんの手づくりの漬物がとても美味しかったです。

シンポジウムのテーマは、「ボランティア活動で楽しいまちづくり」でした。
私が話をさせてもらった後、3人の実践者によるパネルディスカッションをやりました。
彦坂さんのほか、16創年の会の佐藤昭さん、それに助っ人で隣の龍ヶ崎市で防災ボランティア活動をしている一寸木(ますぎ)さんにパネリストをお願いしました。
みんな、とてもライブな話をしてくれました。
本当は、最後に、これを機会にサロンでも始めましょうと呼びかけたかったのですが、急ぎすぎは良くないのでやめました。
しかし、これで終わってしまってはそれだけの話です。
何とか今日のシンポジウムから新しい動きが始まってほしいものです。

ところで、今日のシンポジウムに思ってもいなかった人がわざわざ来てくれました。
谷和原村の横田さんと窪田さんです。
私のせいで、城山を考える会の中心になってしまった人です。
横田さんから最近の動きを聞かせてもらいました。
どんどん発展しているようです。
私もまた行きたくなりました。
こういうことが一番うれしいです。

(2014年2月第4週)
今週はいろいろと「久しぶり」のあった週でした。
そのなかから、3つの「久しぶり」を書くことにします。
■牧岡功さんと久しぶりに会いました(2014年2月26日)
■久しぶりの人が突然湯島に来てくれました(2014年2月28日)
■オープンサロンでは三浦さんと信仰についてじっくり話ができました(2014年2月28日)

■牧岡功さんと久しぶりに会いました(2014年2月26日)
久しく会っていなかった関西在住のいとこの牧岡功さんが湯島に寄ってくれました。
それを理由に、首都圏のいとこたちにも声をかけて会食しました。
いとこ会の話はよくでるのですが、なかなか実現しませんでしたが、何か理由があると集まれるものです。

功さんが上京したのは理由があります。
いつも年賀状をくれる先輩の年賀状が届かなかったのだそうです。
心配になって問い合わせたところ、幸いに、ただ年賀状を出すのが遅かっただけだったそうです。
しかし、それで、会える時に会っておこうと出かけてきたのだそうです。
ついでに、私のところにも寄ってくれたわけです。

そういえば、私たちのいとこも、みんな高齢になってきました。
私は下から2番目です。
いとこ会が実現するのであれば、いつでも上京しますと功さんは言ってくれましたが、
次回は、誰かが欠けているかもしれません。
まあ、そんな歳になってしまったわけです。

■久しぶりの人が突然湯島に来てくれました(2014年2月28日)
湯島のオフィスについた途端に電話がかかってきました。
以前2回ほど湯島に行ったことがあるが、これから行ってもいいかという電話でした。
お名前をお聞きしましたが、思い出せません。
20分ほどして、湯島に来てくれましたが、たしか10年ほど前にお会いした石川さんでした。
話しているうちに、いろいろと思い出しました。
そして実に久しぶりに、話がはずみました。

石川さんももう63歳だそうです。
お仕事はあまりされていないようですが、社会に対する関心や危機感は、いまも変わっていない感じでした。
一番嘆かれていたのは、人々が表層的になってしまい、バックボーンや世界観がなくなってきたことでした。
私もそう感じていますが、問題はどうするかです。

話はいろいろと広がりましたが、先日の都知事選に関して、あれは第二の西南戦争だと石川さんが言いました。
小泉さんは鹿児島、細川さんは熊本、両者が組んで長州の増長に異を唱えたというわけです。
なるほどと思いました。
そして、第2の敗北になったわけです。

石川さんは帰り際に珈琲代といって、机の上のボックスに500円入れていってくれました。
やはりこういう場所はキープしなければいけないと思いました。

私がコンセプトワークショップという会社をつくった時、定款に「喫茶店の経営」という項目を入れました。
みんながたむろえる喫茶店。
そこから新しい物語が生まれる場。
資金ができたらそれを実現するつもりでしたが、いつの間にかそれを忘れてしまい、資金ではなく借金だけがたまってしまいました。
でも、いまからでも遅くないかもしれません。
みんなの溜まり場計画をまた考えてもいいかもしれませんね。

■オープンサロンでは三浦さんと信仰についてじっくり話ができました(2014年2月28日)
今月のオープンサロンは、常連の2人からも欠席の連絡をもらっていたのと、2月はなぜか毎年参加者が少ないので、誰もこないかもしれないと思っていたのですが、三浦さんが来て下さいました。
サロンというよりも、三浦さんといろいろとゆっくりと話をする機会になりました。
これまた久しぶりです。

三浦さんは、大病を患いましたが、3回にわたる大手術を見事に乗り越え、いまはお元気で、地元の活動などにも取り組まれています。
まわりからは「奇跡」といわれるほどの回復ぶりです。
3回目の手術の前に、三浦さんはカトリックの洗礼を受けました。
それが奇跡につながったと三浦さんは考えています。
私も、そう思います。
そんな話をしながら、信仰の話になりました。
こうした落ち着いた会話も、時にはいいものです。
三浦さんのお人柄に接しているだけでも、気持ちがあったかくなります。

(2014年2月第3週)
■韓国の歴史教科書を読みました(2014年2月16日)
■取手市でのシンポジウム打ち合せ(2014年2月17日)
■3人の助っ人登場(2014年2月18日)
■岐阜の佐々木さん(2014年2月18日)
■「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続セッション(2014年2月19日)
■歯の定期診断(2014年2月20日)
■日本地域開発センター創立50周年(2014年2月20日)
■STRAMDでの講義「社会性企業」(2014年2月20日)
■いまさら訊けない放射能サロン(2014年2月21日)

■韓国の歴史教科書を読みました(2014年2月16日)
ちょっと思うことがあって、韓国の学校の歴史教科書を読みました。
少し世界が広くなりました。
ブログに少し書きました。

■取手市でのシンポジウム打ち合せ(2014年2月17日)
3月9日に取手市で、ボランティア活動に関する講演を頼まれました。
ところが私は講演が嫌いなのです。
講演は一番楽なのですが、なんだか手応えがなく、虚しいからです。
そこで、前にも書いたように、関係者に相談して、すでに活動している人たちにも話題提供してもらう、パネルディスカッションスタイルにしてもらいました。
今日は、その人たちに集まってもらって、話し合いをしました。
2時間があっという間の面白い時間でした。
私の体験では、公下準備段階のありがとうございました。話し合いが本番よりも刺激的なのです。
パネリストは3人お願いしましたが、今日の話し合いで、みんな当日はカジュアルに楽しんでくれるでしょう。

夜に、参加した人たち全員にお礼のメールを出しました。
そうしたら、このシンポジウムをプロデュースしているNPOの人からこんなメールが届きました。

昨日のお話し合いもそうでしたが、ここまで丁寧に準備にご協力いただける
フォーラム、シンポジウムに関わらせていただくのは初めてです。
とても勉強させていただいております。

私の姿勢を理解してもらえてとても嬉しい気分です。
もっとも、これが私の標準スタイルなのですが、世間では違うようです。
こういうやり方が一般化してほしいものです。

■3人の助っ人登場(2014年2月18日)
12日に開催予定のラウンドセッション「会社で働く人の自殺問題を話し合う」の内容に関して、実行委員会を引き受けてくれた大企業の経営幹部の3人の人が集まってくれました。
忙しいのに申し訳ないことです。
この3人は、昨年の『自殺者1万人を救う戦い』上映会にも参加してくれたのです。
それが今回のラウンドセッションへとつながったのです。
いわば私のアドバイザーです。
3人とも経営道フォーラムの受講メンバーですが、当時は私がアドバイザーだったのが立場が逆転です。
こういうのが私の大好きなパターンなのですが。

自殺問題はやはり多くの人、とりわけ企業の人にとっては、いまだタブーかもしれません。
今回も、普通は腰が引けるが、佐藤さんからの話だったので、参加したといわれてしまいました。
そういえば、某大企業の人事部長からも同じようなことを言われました。

3人の話を聞いて、かなりイメージを客観化できました。
私は思い込みが強いので、こうしたプロセスをとらないと行き過ぎる傾向があるのです。
おかげさまで、12日はもう大丈夫でしょう。

■岐阜の佐々木さん(2014年2月18日)
岐阜の佐々木さんが湯島に来てくれました。
今年初めてでしょうか。
実は先週、佐々木さん夫妻と気仙沼に行く予定だったのですが、中止になってしまっていたのですが、佐々木さんも元気が回復されていました。

佐々木さんとは少し経済や経営に関して、論争がありましたが、
基本的には価値観やライフスタイルが共通する部分が多いのですが、意見の違いを見つけてこそ、話し合いの意味があります。
話し合いで、気づくことも少なくありません。

佐々木さんは、いまは岐阜なので、なかなかコラボレーションできませんが、共通のテーマはいくつかあります。
コラボレーションできるといいのですが、最近は両者ともいささか怠惰になってきているのが問題です。
困ったものです。

■「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続セッション(2014年2月19日)
自殺のない社会づくりネットワークとコムケアの共催の形で、「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続ラウンドセッションを開始することにしました。
昨年からのテーマなのですが、自殺のない社会づくりネットワークの事務局体制が少し休眠状況なので、準備活動は続けていましたが、なかなか実行に踏み切れませんでした。
しかし、昨年、東尋坊の茂さんや映画制作者のレネさんに約束していましたので、ともかく動き出すことにしました。
約束は実現しなければいけません。
しかし、「自殺」というテーマのせいか、みんな途中で手を引いていきます。
これまた私にはとても残念なことですが、いつまでたっても手伝い役で手を上げた私が抜けられなくなってきています。
困ったものです。

しかし、毎回、応援してくれる人は多いのです。
今回も呼びかけたら10人を超える人たちが実行委員になってくれました。
こうなれば、やるっきゃないわけです。
3月に2回のラウンドセッションを開催します。
第1回目は3月12日です。
案内をお知らせに掲載します。
良かったら参加してください。
テーマは重いですが、会の雰囲気は決して重くはしないつもりです。
2回目は3月22日ですが、これは改めてご案内します。

■歯の定期診断(2014年2月20日)
先日、街中でかかりつけの歯医者さんに合いました。
最初は気づかなかったのですが、それでそろそろ定期健診に行く頃だと思い、予約しました。
そして今日がその予約日でした。
1時間かけて検査をしてくれました。
診断結果と治療方針の相談は次回です。

■日本地域開発センター創立50周年(2014年2月20日)
日本地域開発センターが創立50周年だそうです。
その記念講演会と交流パーティをやるというので案内をいただいていました。
この種の行事には基本的に参加しないのですが、旧知の人に会えるかもしれないと思い、出かけました。
基調講演は東大名誉教授の伊藤滋さんでした。テーマは「たたかう東京」。
伊藤さんたちが提案している東京計画2030の話でしたが、予想に反して、実に面白かったです。
江戸城天守閣の復元まで提案されていました。

交流パ−ティでは、25年ぶりくらいに岡崎さんに合ったり、地域振興アドバイザーでご一緒した観光学の溝尾さんや羽田さんたちにお会いしました。
またパーティの冒頭に、実に懐かしい伊藤光晴さんのお話がありました。
ブログに少しだけ書きましたが、私が忘れていたことを思い出させられるお話でした。
たまには、昔の人の話を聞くのもいいものです。
もっとも、いまや私自身が「昔の人」ではありますが。

■STRAMDでの講義「社会性企業」(2014年2月20日)
毎年一度だけ引き受けているSTRAMDでの講義を行いました。
テーマはいつものように、「社会性企業」。
おかしな言葉ですが、STRAMD主宰者の中西元男さんの命名です。
いつものように、この言葉はおかしくないですか、と言う話から進めたのですが、中西さんが、最近はこの言葉も使われだしたよというのです。
本当でしょうか。
中西さんには申し訳ないですが、もしそうであれば由々しきことです。
と言うような話をしてきました。

今年は私が最後の講義でした。
終了後、受講生から感想が届きました。
毎年、受講生がみんな感想を書いてくれるのですが、それを読むだけでも時代の変化を垣間見えられます。
少しずつ私の話も受け容れられていきつつあるようです。

■いまさら訊けない放射能サロン(2014年2月21日)
しばらく中断していた技術カフェを、石井さんのよびかけで開催しました。
テーマは、「いまさら訊けない放射能の話」です。
その様子は、少しブログに書きました。
いろいろと考える事がまたたくさん出てきました。
この種のサロンはまた開こうと思います。

(2014年2月第2週)
雪がよくふります。
■「育つ」企業文化を考える(2014年2月13日)
■「共済」をテーマにした支え合い共創サロン(2014年2月13日)
■イイトコサガシとロゴセラピー(2014年2月14日)
■また大雪です(2014年2月15日)

■「育つ」企業文化を考える(2014年2月13日)
経営道フォーラム54期のCチームの皆さんが来ました。
今回のCチームのテーは「育つ」です。
人を育てたり、事業を育てるのではなく、それが育っていく企業文化や経営のあり方を模索しています。
これまでの気づきを、一度、構造化し手見たらという前回の指摘を受けて、今回はそれをまとめた物を持ってきてくれましたが、それをベースに話し合いをしました。

話して思うのは、やはり「育てる」という志向がなかなか変われないということです。
と同時に、最近の企業からは「議論」がなくなってきているのではないかということです。
若者もNPOもそうですが、最近、きちんとした議論ができる場がなくなりました。
話をしたり、話を聞いたりする人は多いのですが、話し合う人がめっきり少なくなりました。
社会が壊れてきている証拠だろうと思います。

■「共済」をテーマにした支え合い共創サロン(2014年2月13日)
今回の支え合い共創サロンは、「共済」をテーマに、河田さんに問題提起してもらいました。
共済の危機やTPPの意味への河田さんの思いの深さが伝わってきました。
共済に関わっている人が今回は少なかったため、後半は河田さんのお話を踏まえて、共済の文化や支え合いなどに話題を広げました。
また農業に取り組んでいる若い人とそう若くもない人も3人も集まりましたので、農業の話題にも広がりました。
問題提起してくださった河田さんも、いま農業にも関わられています。
話は多岐にわたりましたが、保険と共済の違い、それが今どのような状況にあるのか、お金とは一体なんなのか、など、たくさんの示唆に富む話が出たように思います。
いつも思うのですが、湯島のサロンでの話し合いの報告はとても難しいです。
しかし、ともかくいろんな刺激を受けられます。
みなさんもぜひ気楽に遊びに来てください。

■イイトコサガシとロゴセラピー(2014年2月14日)
雪の中を個性的な人たちが集まりました。
発達障害のある人たちのコミュニケーション支援に取り組む冠地さん。
ロゴセラピーも学び、ジョイワークスという理念で経営コンサsルに取り組む田口さん。
さまざまな生き方の末に若者自立支援に取り組む阿部さん。
自然と同調するように、しかし相手にのめりこまないデザイナーの宮部さん
そして、唯一、あまり個性的でなく平凡を愛する私の5人です。

集まった目的は、あるようでないのですが、
なにか面白いプロジェクトが起こせないかという顔合わせのようなものです。
いろいろとテーマが垣間見えてきました。
最後に、冠地さんのイイトコサガシワークショップでのアイスブレークのひとつを体験しました。
湯島で今度、冠地さんのミニワークショップをしたいと思っています。

■また大雪です(2014年2月15日)
昨日、首都圏はまた大雪でした。
ただ私が住んでいる我孫子は、夜半から温度が上がり雨になったので、起きたらすでに融け始めていました。
この2日間、ちょっと無理をしたので、今日は自宅でゆっくりすることにしました。
みぞおち、足のひざ、胸につづいて、今日は右目の調子が割るので、本も読めません。
困ったものです。

(2014年2月第1週)
■ニッポン食堂の宇賀ご夫妻(2014年2月6日)
■「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」(2014年2月6日)
■45年ぶりの大雪(2014年2月8日)
■近所みんなで雪かき(2014年2月9日)

■ニッポン食堂の宇賀ご夫妻(2014年2月6日)
成田で若者自立支援の活動をしている阿部さんが、私にぜひ引き合わせたいという人がいるといって、宇賀さんご夫妻を湯島に連れてきてくれました。
阿部さんはいつも引き合わせの理由を説明しません。
私と引き合わせることで、何か面白いことが起こるかもしれないと思っている節があります。
困ったものです。

しかし、最近はそうなることが多くなりました。
阿部さんも私のことが少しわかってきたようです。

今回、お引き合わせいただいたのは千葉ニュータウンで農カフェをやっているニッポン食堂の宇賀夫妻です。
お会いしてすぐにわかりました。
お2人とも、ご自分をしっかりと生きている人です。
農カフェは、良い野菜を食材にしたカフェで、障害を持つ人たちの働き場にもしています。
宇賀俊之さんは、農業の専門家です。
各地の農家とのネットワークもお持ちのようです。
宇賀富美絵さんは「までい」な人のようです。
個性の強い組み合わせなので、おもしろい人生でしょう。

いずれにしろ話がすごく合いました。
一度、支え合い共創サロンで話をしてもらおうと思います。
白井市のカフェにも一度伺ってみようと思います。

■「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」(2014年2月6日)
自殺のない社会づくりネットワーク・ささえあいとコムケアとで、新たに「自殺に追い込まれる状況をどうしたらなくしていけるか」連続ラウンドセッションを開催しようと思い立ちました。
思い立ったのは先々週ですが、すぐに関心を持ってもらえそうな人に声をかけて、準備会を開催しました。
急な呼びかけにもかかわらず、5人の方が集まってくれました。
連続セッションの初回は、「組織で働く人の自殺を考える」をテーマにする予定で、問題提起者として、この分野で長年、企業の相談に乗っている株式会社Eパートナーの佐久間さんに参加をお願いしていましたが、佐久間さんも参加してくれました。

準備会には参加できませんでしたが、他にも10人ほどの人が一緒にやってもいいと連絡がありました。
東尋坊で見回り活動をしている茂さんも、その一人で、茂さんと僧侶の中下さんのセッションを2回目に開催することにしました。
さてこれからが大変です。
会場探しから始めなければいけません。
適切な会場を貸してくれる人はいないでしょうか。
30人程度の集まりを想定しています。
またこのプロジェクトを一緒にやってもいいという方がいたらご連絡下さい。
実行委員会の集まりも刺激的で面白いです。

■45年ぶりの大雪(2014年2月8日)
首都圏が45年ぶりの大雪に見舞われました。
それも吹雪き状況でした。
見ていて飽きませんでした。

実は今日から、佐々木さんご夫妻と気仙沼に行く予定でしたが、佐々木さんの奥様がインフルエンザでダウンしたので、一昨日、中止したのですが、もし出かけたら大変なことになっていたでしょう。
首都圏も雪には弱いので、出かけていた人は大変だったようです。
幸いに私は、自宅でずっと雪を見ていました。
ついでに、古代史の本も数冊読みましたが。

■近所みんなで雪かき(2014年2月9日)
雪が降ると翌朝早く起きてしまう習性は変わっていないようで、朝の6時前に外に出てみました。
玄関が雪でうまく開かないので、雪をどけていたら、新聞配達の人が雪の中を歩いて、配りに来てくれました。
歩くのも大変です。
大変ですね、と声をかけたのですが、答える元気もなさそうなほど、大変そうでした。
庭のテーブルに積もった雪の深さを計ったら、42センチでした。
歩くのが大変なわけです。

朝食を食べてから、娘と雪かきを始めましたが、あまりにも多いのと雪の持って行き場がないため、途方にくれて、わずかばかりの道をつくるだけで挫折してしまいました。
私は手袋を持っていないので、手がどうしようもなく冷たく、昨夜のお風呂にしばらく手を付けていたほどです。
やることがないので、雪のことをブログに書いたら、広島の折口さんから早速電話が来ました。
無理をすると腰を痛めますとアドバイスしてくれました。
腰は大丈夫なのですが、最近、心労のせいか?横腹が痛みます。
困ったものです。

雪かきは娘に任せて、テレビを見ていたのですが、なにやら賑やかになってきたので出てみると近所の人たちが総出で、わが家の前の雪かきをしてくれていました。
私も、ほんの少しだけ参加しました。
とてもあたたかな気持ちになりました。
午後、下の娘がやってきましたが、我が家の近辺が一番きれいになっているとほめてくれました。
わが家の隣近所の人のやさしさは自慢できますね。

この日は、都知事選の投票日でした。
午後8時になった途端に、NHKが舛添さん当選を報じました。
がっかりして、テレビは消して、早々と眠ることにしました。
というのも、雪かきの後、濡れた衣服を着替えなかったせいか、夕方、異常に寒くなり、風邪の予感を感じたからです。
ちなみに、見事に風邪のようで、11日の大阪行きは諦めたのですが、ホームページ更新も遅れてしまいました。

(2014年1月第5週)
少しずつですが、前に向かって進みだしました。
■取手市役所での打ち合わせ(2014年1月28日)
■スリーAゲームのワークショップ開催(2014年1月30日)
■古代史サロン(2014年1月30日)
■オープンサロン(2014年1月31日)
■ユダ福音書(2014年2月1日)

■取手市役所での打ち合わせ(2014年1月28日)
茨城のNPOのコモンズの横田さんから電話があり、取手市での講演を頼まれてしまいました。
講演は基本的にやめているのですが、横田さんはコムケアの仲間なので、応援しないわけには行きません。
コムケアに関しては、最近、あまり書いていませんが、資金助成プログラムの事務局からスタートしましたが、資金助成よりもNPOと一緒になって活動を軌道に乗せることが大切だという思いに変化し、資金ではなく知恵と汗を出す活動に切り替えて育ててきたネットワークです。
その仲間からの依頼は、基本的に断らないというのが、私の方針なのです。

しかし単なる講演会は避けたいと思い、現場で活動している人と一緒にフォーラム形式にしたいと提案し、そうしてもらうことにしました。
今日はその1回目の打ち合わせで、取手市役所に行きました。
私が住んでいる隣の市なのですが、市役所に行くのは初めてです。
市民活動支援課が窓口でした。
発表者と大きな方向性を決めて、再度、発表者との細かな話し合いをすることにしました。
『ボランティアで生きがいを』というテーマは、どうも私の生き方や考えとは少しずれているのですが、まあ私のように考える人はほとんどいませんから仕方ありません。
さて何を話し、何を話し合ってもらいましょうか。
いずれにしろ単発の講演会にはしたくありません。
何かが始まるものを目指したいです。

■スリーAゲームのワークショップ開催(2014年1月30日)
ぜんしきょうの加納さんと早川さんと一緒に企画したスリーA認知症予防ゲームのワークショップを、新宿のぜんしきょうで開催しました。
顔見知りも何人か参加してくれましたが、半分以上はぜんしきょうの仲間なので、コムケアの紹介も少しだけさせてもらいました。
参加者は30人強だったのですが、高林さんの見事なお話で、大いに盛り上がり大成功でした。
改めて、このゲームの効用を実感するとともに、さらに広げていきたいと思いました。

■古代史サロン(2014年1月30日)
高林さんにはハードでしたが、スリーAワークショップの後、湯島に戻って、古代史サロンを開催しました。
その分野に一家言ある人たちとその分野をあんまり知らない人たちが10人ほど集まりました。
話は、先ず、高林さんの日本書紀編年記述にまつわる謎の発見の話から入りました。
終身天皇制の前提や天皇の起算年を見直すことにより、記述が600年ほど短縮され、いろんな意味での辻褄が合うのです。
もしこれが正しければ、日本書紀に込めた当時の権力者の意図が見えてくるわけです。

その話から、さまざまな話題に広がりました。
日本の弥生文化はゲルマン民族の大移動と関係があるという話や縄文と弥生の違いはあるのか、なぜ日本の弥生時代の船の遺跡が発見されないのか、なぜ古代の記録には星に関する記述が少ないのか、とか。さらには皇紀2600年とか、日本書記は本当は「日(の国)の本紀」ではないかと言う話まででてにぎわいました。
東日流外三郡誌の話も出しましたが、残念ながら、それは偽書であると一蹴されてしまいました。

書き出すときりがありませんが、時間が足りないほどでした。
高林さんは、自分の最近の気づきも含めて、どなたか継承してくれないかと話されました。
どなたかやってくれる人はいないでしょうか。

最近、日韓での共同歴史研究の話がありますが、朝鮮半島諸国と日本各地の史書の共同研究で、古代の東アジアの姿が明らかにしてほしいと思いました。

古代史サロンはまたやりたいと思います。
話題提供したい人がいたらご連絡ください。

■オープンサロン(2014年1月31日)
オープンサロンは、経済同友会事務局の太田さんが来たおかげで、今回は経済界の話が中心になりました。
いろいろと面白いお話も聴けました。
経済同友会には、私も会社時代はよく行っていましたし、経団連にも出向していた時期があるので、少しは経済界の人との接点が会ったのです。
諸井虔さんは、リクルート事件に書き込まれて活動があまりできなかった時に、湯島にもやってきて2時間ほど話をしたこともあります。
その時に頼まれたことは、実現できませんでしたが。

ちょうど都知事選の最中で、会場の湯島のオフィスの前も、舛添さんや田母神さんの選挙カーが通っていました。
それで、そういう話も少し出ましたが、この話題はあんまり盛り上がりませんでした。

■ユダ福音書(2014年2月1日)
先月、新聞で読んで気になっていた『「ユダ福音書」の謎を解く』という翻訳書を読みました。
驚くほどの衝撃的な内容で、すごく納得できるものでした。
一言で言えば、「もうひとつのキリスト教」が存在し、それはまさにこれからのキリスト教に大きな影響を与えるもののように思いました。
私は、昔から十字架にかかったキリスト像を祭壇におくことに大きな違和感があり、どうしてもキリスト教はサタンの宗教だとしか思えないでいたのですが、そういう思いは初期のキリスト教徒にもあったことを知り、とても納得できました。
これに関しては、ブログに少し書こうと思います。
しかしとても示唆に富む本です。
お時間があれば、ぜひお読み下さい。

(2014年1月第4週)
今年はなかなか動き出せずに、20日からようやく前に向かって進みだしました。
あまりまだ書くこともないのですが、次につながりそうな話を4つだけ書いておきます。
■冠地情さん(2014年1月20日)
■「育つ会社」(2014年1月22日)
■宮本珈琲店(2014年1月24日)
■佐久間万夫さん(2014年1月24日)

■冠地情さん(2014年1月20日)
発達障害で、ちょっと変わった子どもだった冠地さんは、いまは東京都成人発達障害当事者会の代表です。
阿部さんがぜひ会わせたいといって、湯島に連れてきてくれました。
会った途端に、波長が合うのを感じました。
ただし、ライフスタイルや個性はかなり違います。
冠地さんはいま、発達障害でコミュニケーションが不得手な人のコミュニケーション支援の活動をしています。
最近は、コミュニケーション支援とかワークショップとかファシリテーションが流行と言うほど話題ですが、冠地さんは昨今の風潮にはあまり共感していません。
その理由を話してもらいました。
とても共感できるものです。
彼のやりたいことを話してもらいました。
協力することにしました。
またじっくりと話し合うことにしました。
私の考えるコミュニケーション活動につながるかもしれません。

■「育つ会社」(2014年1月22日)
私が関わらせてもらっている経営道フォーラムももう54期になりました。
ほぼ最初から関わっていますので、以前と違って、本気で企業を替えようと思っている人が少なくなってしまったような気がします。
経営道というよりも、経営術に関心がありそうです。

今回のチームは、「育つ会社」がテーマです。
人が育ち、事業が育つ会社の文化にみんな関心があるようです。
要は、アントレプレナーシップが育つ会社文化ということです。
それに関しては昔書いた小論がありますが、要は会社に使われるのではなく、会社を使い込む姿勢があるかどうかです。
自分の問題として考えれば、問題は簡単に解けるように思いますが、それがなかなか難しいわけです。

こういうテーマは、お互いに時間をかけて徹底的に議論しなければ、なかなか先が見えてきません。
もっと話し合う場がほしいですが、今の仕組みでは、なかなかそれが取れません。
それがもどかしくもあります。

■宮本珈琲店(2014年1月24日)
昨年会う機会がなかったのですが、久しぶりに神崎さんに宮本のコーヒーをご馳走してもらいたくなりました。
中野富士見町にある宮本珈琲は相変わらずファン客が多く混んでいました。
神崎さんとは電話では時々話していますが、会うのは久しぶりです。
世界が大きく違うので、神崎さんからはいろいろと刺激をもらえます。
今回はチーズケーキまでご馳走になり、そのうえ、お土産に宮本の珈琲をもらってしまいました。
最近、神崎さんからは借りが多くなりました。
彼のために何か役立たないといけません。
何かできることはないかと別れ際に行ったら、即座に「ない」と言われてしまいました。
困ったものです。

■佐久間万夫さん(2014年1月24日)
ネットワーク・ささえあいで、自殺に追い込まれる事のない社会をテーマに、連続ミニワークショップを開催しようとずっと考えています。
その一つのテーマを「企業での自殺防止」にしようと思い、実行委員会を呼びかけることにしました。
最近は会社での自殺もかなり多く、深刻な問題になっているはずです。
そこで、そうした活動に取り組んでいる、株式会社Eパートナーの佐久間さんに協力してもらうことにしました。
佐久間さんは、ちょうど岩手から戻ったところでした。
それも自治体職員の自殺対策の相談に行っていたのだそうです。
あまりのタイミングの良さに、驚きました。

佐久間さんに協力してもらって、2月か3月に、企業関係者に呼びかけて話し合いの場を持とうと思います。

(2014年1月第1週)
新しい年も、何もしないうちに、もう12日目です。
■新しい年のはじめに(2014年1月1日)
■穏やかな年の始まり(2014年1月1日)
■長い三が日(2014年1月7日)
■映画「ハリー・ポッター」を観ました(2014年1月4日)
■櫻井さんのいわき報告(2014年1月5日)
■東尋坊からの電話(2014年1月6日)
■年賀状への返信(2014年1月8日)
■レネさんとのミーティング(2014年1月11日)

■穏やかな年の始まり(2014年1月1日)
我孫子の年明けはとても穏やかでした。
初日の出も見事でした。
日の出を見た後、新しい年のはじまりの思いを書きました。

午前中に、例年のように、娘たちと子の神神社に初詣に行きました。
年々、賑わってきているような気がします。
お雑煮は、娘の連れ合いが白味噌丸餅でつくってくれました。
彼の実家がそうなのですが、私たちには初めてのお雑煮でした。
美味しかったです。

ゆったりした元日でした。

■長い三が日(2014年1月7日)
今年は、天気も穏やかだったこともありますが、気が抜けたような脱力感があり、何もせずに無為に長い長い一週間の三が日を過ごしました。
生まれて初めての体験です。

■映画「ハリー・ポッター」を観ました(2014年1月4日)
やることがなかったので、映画「ハリー・ポッター」の8作品を一挙に観ました。
制作されるたびに、一応は観ていたのですが、なぜか通してみてみようという気になったのです。
全部で20時間ほどですが、早送りで見たので10時間ちょっとで見終わりました。
何でこんな映画が話題になって、しかも8作品もできたのか不思議に思いました。
シナリオも粗雑です。
まあ、それを2回も観る私もどうかと思いますが。
疲れました。


■櫻井さんのいわき報告
(2014年1月5日)
今年最初の湯島の来客は櫻井裕さんでした。
昨秋からいわき市に転勤になり、なかなかお会いする機会がなくなってきたのですが、いろいろと相談したいことがあるというので、湯島に出かけました。
湯島天神もにぎわっていました。

■東尋坊からの電話(2014年1月6日)
今年は思わぬ人たちからの電話が相次ぎましたが、そのひとつが東尋坊の茂さんと川越さんからでした。
茂さんたちが東尋坊で自殺防止の見回り活動を始めてから、今年で10年目だそうです。
それで5月に記念のイベントを開催したいのだそうです。
とてもうれしい話です。
私も参加させてもらうことにしました。
お2人ともとても元気でした。

■年賀状への返信(2014年1月8日)
今年は年賀メールも年賀状も出しませんでした。
いただいた年賀状への返信もする気になれずにいましたが、それではあまりに失礼なので、メールをやっている人たちにはメールをさせてもらいました。
例年なら、いろいろと書くのですが、今年はその気も萎えていて、さしさわりのないメールになってしまったかもしれません。
すみませんでした。
メールをやっていない人には寒中お見舞いを出そうと思いますが、問題は気が戻ってくるかです。

■レネさんとのミーティング(2014年1月11日)
映画「自殺者1万人を救う戦い」の製作者、レネ・ダイグナンさんと会いました。
レネさんの活動も1年を越えましたので、そろそろ次にステップに移るべき時期です。
そのあたりを相談しました。
昨年末に会った時よりも元気になっていました。
今年は、レネさんと少しコラボレーションしようかと思います。
ゆるやかなネットワークグループを立ち上げることにしました。