■ コムケアフォーラム2003 in 名古屋(2003年8月6日)
コムケアフォーラム2003の第3弾です。
名古屋のパートナーシップ・サポートセンターの岸田さんが協力してくれて実現したNPOの交流会です。
短期間の呼びかけにも関わらず、48名の方が参加してくださいました。
NPOも18団体も参加し、それぞれの活動内容を紹介してくださいました。
ソーシャルベンチャーの提案もあり、実に熱気のある会になりました。
改めて岸田さんの元気なお人柄に触れました。

印象的だったのは、若い世代が多いことでした。
そして、みんな極めて実践的なNPOなのです。
パートナーシップ・サポートセンターの姿勢を感じました。

前回の仙台とはまた違った展開でした。
報告はコムケアセンターのホームページに書きこむようにします。

パートナーシップ・サポートセンターの活動に関しては、ぜひホームページをご覧下さい。
とてもいい活動をされています。
岸田さんたちがまとめたNPOと企業のパートナーシップの本もわかりやすくて実践的です。
お勧めします。

ちなみに、会場でこの本とコムケア仲間を題材にした「成功するNPO 失敗するNPO」(大川新人著)の本の販売をしたのですが、無残にも1冊も売れませんでした。
名古屋の人の財布はかたいです。
重い本を持参したのにだめでした。
セールスマン能力は私にはないようです。

■コムケア活動首都圏交流会(2003年2月22日)
コムケア活動の交流会を昨年から各地で開催していますが、今年はまず東京で開催しました。
会場は昨年と同じく、六本木の廃校を活用した「みなとNPOハウス」です。
そこにコムケアと関係している4つのNPOが事務所を置いています。
今年はみなとネット21が中心になって、進めてくれました。
みなとネット21の活動は、また近いうちにご紹介します。

40人を超える人が集まってくれました。
しかも、実に多彩なメンバーです。
こうした活動をしていて感ずるのは、 社会は実に多様だということ、
そして、素晴らしい活動をしている人たちの多さです。

私のボーダーレス発想、つなぎ発想から、参加者はNPO関係者に限りません。
半数は、むしろ無関係者です。
企業人、行政人、起業家、学生など、さまざまです。
みんあ、それぞれの表情を持った人たちです。

NPO関係者から、それぞれの活動紹介がありました。
社会はさまざまな活動で支えられています。
ともすると自分たちの世界に閉じこまれがちの市民活動を、自らで相対化し、様々な活動とリンクしていくことが大切だと、私は考えています。
また、そうした活動と距離のある人たちにも、実はそれが自らの生活につながっていることに気づき、活動に接点をもっていただく事も大切だと思っています。

活動報告と意見交換のあと、二つの簡単な報告をしてもらいました。
一つは、昨年、コムケア仲間を取材して本を書いた、大川新人さんから「NPO運営にとって大切な事」。
もうひとつは、いま、大きな話題になりつつある「公益法人改革の動き」を浜辺哲也さんから。
このいずれもい、それだけで2時間の講演会に成るテーマですが、10分に押さえてもらいました。

そして、その後は、参加できる人たちでの懇親交流会です。
さまざまな新しい出会いがあったと思います。
こうした交流の場をどんどん増やしていきたいと思っています。
私はいつも、こうした場から「大きな元気」をもらいます。

交流会の様子は、コムケアのホームページで来週中に報告します。

■ コムケア活動NPO交流会が行われています

住友生命社会福祉事業団の支援を受けて、各地でコムケア活動の交流会が始まっています。7日に熊本で行われたのを皮切りに、次の予定で開催されます。どなたでも参加歓迎です。今年度のコムケア資金助成プログラムの発表を行います。 詳しくはコムケアのホームページをご覧ください。

「コミュニティケア」は、将来的な問題も含めて、すべての人が安心して快適に暮らせる社会を目指した、人間同士の温かな相互支援関係づくりを意味しています。コムケアセンターでは、住友生命社会福祉事業団の支援を受けて、そうした活動に取り組んでいる各地の活動の交流の輪を広げたいと思っていますが、昨年度の資金助成を受けてくださった各地の団体が中心になって、交流会を開催してくださっています。

交流会は、7日に熊本で行われたのを皮切りに、各地での開催が予定されています。どなたでも参加歓迎です。コムケアセンターから、2002年度コミュニティケア活動支援プログラム(資金助成)公募の説明も行われます。関心のあるみなさんの参加を
お待ちしています。(参加申込み方法は以下にあります。)

■ 熊本でコムケアサロンが始まりそうです(2002年7月7日)
コムケア活動の地方交流会が始まりました。第1回を主催してくださったのは、このホームページでも何回か登場した自立応援団の宮田喜代志さんです。熊本のフードパル熊本にある作業所に20人弱の人が集まりました。その内容はコムケアのホームページに掲載されています。不登校問題や障害者の作業所づくりなどに取り組んでいるコムケア仲間にたくさん会えた、うれしい日でした。
もっとうれしかったのは、今回の交流会が契機になって、熊本でコムケアサロンが始まりそうです。各地にどんどんコムケアサロンを広げたいと思っています。どなたかやってくれませんか。
その宮田さんの縁で、また世界が広がりました。榊定信さんです。熊本工業高校の先生ですが、日本ボランティア学習協会の常任理事でもあります。話していたら共通の知人が何人か出てきました、世界は本当につながっています。
あの世を表現し続けている坂本阿蘇彦さんとそのマネジャーの飯笹智子さんにもお会いできました。坂本さんは今年、第62回美術文化展で安田火災美術財団奨励賞を受賞されています。その作品「漂白」は輪廻の宇宙観を表現したもので、私は一目で、懐かしさを感じました。
コムケアサロンのおかげで坂本さんにお会いできたことに感謝しています。

■ コムケア活動交流会イン中部(2002年7月21日)
コムケア活動では現在、各地で交流会を展開しています。
今日は長野県松本市のNPOH法人ライフデザインセンターに中心になってもらって、浅間温泉の神宮寺で交流会を開催しました。ライフデザインセンターは昨年の資金助成先の一つで、最近、停滞気味の浅間温泉を「ケアタウン」として再生できないかと活動しています。ちょうど、この日、新たに「ケアタウン浅間温泉」という組織が発足し、NPO申請していくことが決まったそうです。

ライフデザインの代表理事のお一人は、神宮寺ご住職の高橋卓司さんですが、高橋さんは全国を飛び回って活動している、実に柔軟な行動家です。神宮寺のホームページも一見の価値があります。
同じく資金助成団体になった、千年の森自然学校設立準備委員会の朝重さんも参加してくれました。ここでは助成金を活用して、5月に不登校生を中心にしたフリースクールを開催しました。ちなみに、朝重さんはこのホームページでも時々、お知らせしている森と風のがっこうの吉成信夫さんと交流があるそうです。

他にもさまざまな方が参加してくださいました。コムケアのホームページに当日の様子や参加者が紹介される予定ですので、ここではあえて紹介はしませんが、お一人だけ紹介しておきます。彫刻家の岩岡道雄さんです。ご自身がやっている彫刻や造形活動を活かした社会活動ができるのではないかと参加してくださいました。自分の持っている特技やノウハウを、今とはちょっと違った方向に向けて活かすことを、みんながそれぞれ少しずつ考えていくと、きっと社会は大きく変わるはずです。コムケア活動はまさにそうしたことを目指しています。

■ コムケア活動交流会イン関西(2002年7月27日)
関西のコムケア交流会は、NPO法人きょうと学生ボランティアセンター代表の赤澤清孝さんが幹事役になってくださり、昨年度の資金助成団体であるコリアボランティア協会の久保麗子さん、福祉支援センターアグリネットの岡村ひとみさん、枚方自助具の部屋の味田治子さんほか関係者の方たちのご協力で開催されました。今回は住友生命社会福祉事業団の高原茂さんも参加してくれました。詳しくはコムケアのホームページに掲載されますが、とてもいい集まりでした。聴覚障害をお持ちの方も参加されたので、手話通訳の方にも協力してもらいました。赤澤さんのケアマインドに感謝しています。

うれしかったのは、NPOではなく、企業の経営者がひとり参加してくれたことです。サークルKというコンビニを経営している戸田紳司さんです。戸田さんはCWSコモンズ村の住民です。また、以前このコーナーに登場した室田一樹さんも来てくれました。枠をはずすことが私の思いですので、さまざまな人の参加はとてもうれしいです。

こうした集まりを各地で日常化したいものです。そうしたつながりができれば、自ずとコミュニティケアの土壌は創出されていくでしょう。小さな仕組みより、もっと大きな仕組みが大切な時代になってきました。
交流会の後、数名から資金助成プログラムに関する相談をうけました。いろいろ面白いプロジェクトの申請がありそうです。

■ コムケア活動首都圏交流会(2002年8月17日)
 東京港区の六本木の廃校になった中学校が、NPOの共同事務所になりました。とても興味ある変身です。そこに入居されているFACEの池本さんのご尽力で、そこでコムケア活動の交流会が開催されました。コムケア仲間のアラジンもそのオフィスの住人です。
 私もそうした「共同空間」を創りたいなとずっと思っていました。実はコムケア活動は、そのバーチャル版を目指しています。資金が確保されたら、いつかリアル版を私も実現したいと思っています。これは会社を辞めたときからの思いなのですが、横道ばかりしているので一向に実現の目処はたちません。パトロン公募中です。
 交流会には昨年の資金助成先の6グループを中心に、約20人が集まりました。経済産業研究所の濱邊哲也さんもネットで見てくださって参加してくれました。共同通信の神田さんも取材に来てくれました。
 交流会の様子はコムケアセンターのホームページにまもなくアップされます。6グループがそれぞれ昨年のプロジェクトの活動報告をして下さいました。いずれも大きな示唆に富む話であり、発展性も感じられます。失敗の話も出されたのがとてもうれしいです。新しい試みには、失敗がつきものです。失敗のない話は余り参考になりません。
 それぞれの活動内容もぜひみなさんにお伝えしたいのですが、これについては順次、コムケアサロンで報告してもらう計画です。このホームページもしくはコムケアのホームページで案内していきますが、関心のある方はコムケアのメーリングリストにご参加ください。
 ちなみに、今回のキーワードは「つなぐ」でした。つなぐの根底にはコンヴィヴィアル(自立共生的)な生き方がないといけませんが、そんな話題も沢山でました。コンヴィヴィアリティは私の好きな言葉です、いつかまたメッセージに書き込みます。

 

■コムケア活動公開選考会にぜひご参加下さい。

大きな福祉やNPO活動にご関心のあるみなさまへ

10月20日(日曜日)、NPO支援資金助成の公開選考会を行います。
私たちは、NPO支援の新しいかたちを創りあげたいと思っています。

住友生命社会福祉事業団では、昨年から「コミュニティケア活動支援プログラム」をスタートさせています。
ここでいう「コミュニティケア」は、すべての人が安心して快適に暮らせる社会を目指した、人間同士の温かな相互支援関係づくりを意味しています。
その思いにそって、資金助成だけではなく、あらゆる相談に応じていくなど、これまでとは全く違った新しい支援のかたちをつくることを目指し、参加した人たちがお互いに支えあう関係を一緒に創り上げていこうというプログラムです。
詳しくはホームページをご覧いただければ幸いです。また、昨年の活動報告書も出来ていますので、ご関心のある方はお問い合わせください。

昨年は23団体に資金助成するほか、応募団体の交流や支援関係を構築していくための、さまざまなプログラムを展開してきました。
昨年に引き続き、今年も資金助成先を公募し、総数169件の応募がありました。現在、予備選考を進めているところですが(その過程はコムケアのホームページで公開)、予備選考で選ばれた30件を対象に、公開最終選考会を10月20日に開催します。
全国から、最終選考に残ったところを中心に応募団体が集まり、各団体からの発表を聞いて、参加者が投票を行います。
投票は、応募団体だけではなく、こうした活動に関心をお持ちの方にも一定の枠内でお願いすることになっています。
企業関係者にも一定の枠が確保されています。
新しい試みであり、ぜひともこうした活動に関心をお持ちの方々に参加していただきたいと思っています。

参加してくださる方は、投票希望も含めて、私にメールを下さい。
ここをクリックすれば、佐藤修にメールできます。

■日時
2002年10月20日(日) 午前10時〜15時(9時半開場)
■会場
大田区産業プラザ(Pio)
住所:東京都大田区南蒲田1−20−20  TEL :03−3733−6466
最寄り駅:京浜急行本線「蒲田駅」より徒歩2分
JR京浜東北線「蒲田駅」より徒歩12分
地図は下記の(財)大田区産業振興会のホームページを参照下さい。
 URL:http://www.pio.or.jp
■プログラム(予定)
9:30         開場
10:00〜10:30  応募状況等報告、選考の進め方
10:30〜13:00  支援候補団体のプレゼンテーション(選考会)
13:00〜15:00  交流会(途中で選考結果を発表)
■参加定員(180名)
参加定員数が180名になり次第締め切らせていただきます。
■問合せ・申込先
コムケアセンター事務局
TEL:03-5689-0957  FAX:03-5689-0958
Email comcare@nifty.com   URL http://homepage2.nifty.com/comcare/