CWSコモンズ村

CWSコモンズ村は新しいコモンズ組織です。発足したばかりで、まだ過疎の村です。村長は私です。

CWSオープンサロンに2回以上参加すると、入村可能になります。村民はコモンズ通貨CWSを使って、 可能な範囲で相互に事々交換をすることに努めるものとします。 村民専用のメーリングリストがあります。入村料は10000円、他の租税はありません。 メンバーが自由に使い込むプラットフォームです。

村民はバーチャルコミュニティでの情報交換や事々交換を行いますが、年1回総寄り合いが行われます。

コモンズ通貨CWSは最近話題の地域通貨やエコマネーのようなものですが、まだ実験中です。事々交換、言い換えれば「心と心の通わせあい」のメディアになればと思っています。村の健全な発展が実現すれば、消滅していくメディアです。通貨に代わる呼称を探しています。

私自身は、ただの紙でしかないお金が稼ぐ「利子」と言う概念や「貨幣価値による価値評価の文化」に違和感があります。貨幣基準優先の社会のあり方になじめずにいます。「お金に使われずに、お金をうまく活かしている生き方」の回復こそが、コモンズの回復につながるのではないかと思っています。

楽しく元気な村が育っていくように、それぞれが良識を持ってコンヴィヴィアル(自立共生的)に生きること」が、唯一の村の掟です。 この村がどうなっていくかも、またご報告させてもらいます。

コモンズ村の村役場は、当面はコンセプトワークショップに所在しますが、将来は立派な役場をつくりたいと思っています。もちろん、「みんなの広場」としての役場です。おいしくコーヒーが飲める場所です。

■コモンズ通貨「ジョンギ」のこと

CWSコモンズ村へのお誘い(入村ご希望の方は個々をクリックして下さい)

■ CWSコモンズ村寄り合い(2002年5月22日)

私はCWSコモンズ村の村長なのです。村民はまだ20数名ですが、その村で使っていくコモンズ通貨の相談会をやりました。通貨単位は「ジョンギ」になりました。 「ジョンギ」ってご存知でしょうか。この言葉が私たちの村のキーワードになりそうです。 これについての「ジョンギコーナー」を別に作りました。これから内容をふやしていきますが、まずはコモンズ村のメーリングリストのやり取りの一部を書き込んでおきます。情報をお持ちの方、ぜひお寄せ下さい。

CWSコモンズ村は日本と違って難民の受け入れにも積極的です。
もちろん惰民も愚民もホームレスも誰でも歓迎です。
みなさん、いかがでしょうか。 棲みやすいところですよ。

■ コモンズ通貨ジョンギ流通開始(2002年8月8日)

CWSコモンズ村のコモンズ通貨ジョンギが初めて流通しました。発行人は石本さん、受けては村長の私です。中村さんの本の販売受託を引受けたのです。そうです。これがコモンズ書店の契機です。

ジョンギは「情誼」と書きます。ケアの意味です。韓国ではジョンというそうです。
この通貨は偽札発行を奨励しています。この通貨についての広報担当にして、研究者の石本君代さんの解説がコモンズ村のコーナーのどこかに掲載します、ご関心のある方はぜひお読み下さい。
またコモンズ村に入りたい方は、ぜひ呼びかけ書をお読み下さい。誰でも入れます。入村量が1万円搾取されますが、それ以外の負担は全くなく、入ればコモンズ通貨は無尽蔵に発行できますから、大金持ちになれます。ただ、それがどうしたの、ということですが。