■コムケアフォーラムの広がり(2003年6月18日)
コムケアフォーラムの反省会を開催しました。
ボランティアスタッフとして参加してくれた、専門学校の生徒たちも参加してくれました。
とてもうれしかったのは、彼らがとても楽しんでくれたことです。

反省点は多々ありますが、とてもいい集まりになったと思います。
その上、すでに仙台や山口でも、同じような集まりを開きたいという動きがあります。
コムケアの精神にいち早く共感し、動き出してくれたのは、熊本の宮田さんです。
宮田さんの書いた「実践的ボランティア論」にもコムケア精神を紹介してくれています。

こうした動きが全国に広がっていけば、とてもうれしいです。
みなさんもぜひ行動を起こしてくれませんか。
応援します。

■ コムケアフォーラム in 東京(2003年6月14日)
おそらく日本で始めての、バザール型ふれあいフォーラムは、大盛況でした。
私が驚くほど、楽しく雑然としたバザールになりました。
しかも、その騒然さのまんなかで、かなり真面目なNPOワークショップが行われました。

参加者は200人を超えました。
NPOの関係者が多かったと思いますが、企業や行政の人もきました。
家族や夫婦で参加してくれた人も少なくありませんでした。
久しぶりにお会いできた人もいますが、
最初から最後まで進行役をしていたために、ゆっくりお話する暇がなく、残念でした。
9時から5時過ぎまでの長丁場だったので、声が少しつぶれてしまいました。

午前中はみんなで会場を設営しました。
それから出展グループ(20を超えました)の交流会。
12時半から一般公開で、展示コーナーでの交流。
1時半からはかなり真面目なワークショップ。
そして最後は出展団体が勝手に展開するミニイベント。
実に盛りだくさんです。
ミニイベントも、ロックソーランやフルート演奏から、東北HIV主催のワークショップ、
水族館環境教育研究会のカラー魚拓体験教室など、多彩でした。
大田区のCATVの取材もありました。

ワークショップでは、なんとソーシャル・キャピタルが話題になりました。
ちょうど、内閣府の大守隆さんが参加されていたので、少しお話をしてもらいました。
関心を持った方が何人かいました。
少しずつですが、ソーシャル・キャピタルへの関心が高まればと思っています。

出前抹茶の茶屋もでました。
茶筅の青と言う一人活動をしている松田高加子さんがボランティアで参加してくれました。
すばらしい彩をそえてくれました。

今回はすべて実験でした。
参加者はもちろん、出展者やスタッフも参加費を500円払いました。
みんなで創りあげる場にしたいと思ったからです。
180人を超える人が参加費を払ってくれました。
もちろんこれでは会場費も払えませんが(会場費は機材なども入れれば、20万円くらいです)、
こうした会をみんなで実現する可能性を感じました。
来年は、コムケア仲間に呼びかけて、みんなで少しずつ資金を出し合って、実現しようと思っています。

このフォーラムに関しては、書き出したら、多分、それだけの1冊の本が書けそうです。

そのくらい面白い体験を私はこの1日でしました。
それが実現できたのは、コムケア応援団の皆さんのおかげです。
なにしろ、このフォーラムの企画は2か月ほど前で、しかも本格的に取り組みだしたのは1か月前。
推進チームは、基本的にボランティアの混成チームです。
その過程が私には実に刺激的でした。
中心で動いてくれたのは、多摩大学の学生(卒業生)、東京福祉保育専門学校の生徒です。
全員が一堂に会したのは直前の11日でした。
大変でしたが、みんなも楽しんでくれました。
それぞれにさまざまなことを学んだはずです。

若者たちのエネルギーにはいつもながら感動します。
彼ら以外にも多くの人たちが、ボランティアスタッフとして参加してくれました。
この記録は今年の報告書に簡単に書く予定です。
今日は疲れきっているのでやめますが。

山口や仙台、熊本、宮城、新潟など、遠くから参加してくださった方々に感謝しています。
せっかく来てくださったのに、ほとんどお話ができませんでした。
杉本泰治さんが参加してくれたのは感激でした。
私は今年で62歳です。疲れを感じだしており、そろそろビジネスの世界に戻ろうかと時々、考えます。
しかし、その度に、杉本さんを思い出します。
杉本さんは60歳を超えてから、すばらしい社会活動を進めています。
私が「疲れた」などというのはまだ10年早いかもしれません。

今回、少なからずがっかりしたのは、やはりこうした会に参加してくれる人の少なさです。
私の世代になると、同窓会や仲間の会は増えていますが、こうした会にはなかなか参加してくれません。
企業の人もまた、なかなか参加してくれません。
みんな忙しすぎるのかもしれません。

残念です。


「コムケアフォーラム2003 in 東京」の開催と参加のお誘い(5月に呼びかけ)

出展者の募集(企画書参照)
参加者の募集
出展グループ一覧

6月14日に、東京でコムケア仲間を中心にした、交流会を開催する事になりました。
NPO同士の交流もかなり増えてきましたが、
今回は参加するNPOやグループが、それぞれ主役になって、自分たちの活動を情報発信し、ビジョンを共有できるNPOや企業との連携のきっかけを見つけてもらえるような場にしたいと考えています。

企画書を添付しました。
書類ではなかなかわかりにくいと思いますが、要するに、新しい出会いのある「市」(いちば)のような楽しい雰囲気の中で、NPOに関しての学びあいができ、また具体的な新しい活動のきっかけが生まれるような、楽しい場にしたいと考えています。

すでに15くらいのコムケア仲間のNPO、あるいはグループから、参加のご意向をもらっていますが、予定としては20程度の出展グループを用意したいと考えています。
コムケアセンターとしては、場所を用意し、来場者の呼びかけをしていくことが中心になりますので、出展に関してはそれぞれのグループが責任を持って準備していただくことになります。もちろん、出展グループにとって、できるだけメリットが出せるように、コムケアセンターとしても支援をしていく予定です。

また、出展といっても、壁にポスターや活動紹介の案内を貼ったり、デスクに資料や活動案内を置く程度の事を考えています。もちろん、体験コーナーやミニワークショップなどをやってもらうことは大歓迎です。そうした事の相談には応じさせていただきます。

出展費用は不要ですが、出展の準備費用や参加のための交通費は、出展グループの負担になります。また、このフォーラムへの参加費は500円ですが、出展者からも一人500円を運営支援費として出してもらう予定です。

もし出展したいというNPOやグループなどがありましたら、至急、ご連絡ください。
必要があれば、もう少し詳しい説明をさせていただきます。また、相談にものせていただきます。

このフォーラムの企画運営スタッフや当日のボランティアスタッフも募集中です。
こちらのほうもどんどん応募してください。お待ちしています。
ご連絡はコムケアセンターまでメールでお願いします。
comcare@nifty.com

来月14日に会場でお会いできるのを楽しみにしています。

佐藤修
コムケアセンター事務局長
コンセプトワークショップ代表
qzy00757@nifty.com

■ コムケアフォーラム2003検討会(2003年5月26日)
住友生命の渡辺さんと錦織さんを交えて、コムケアフォーラムの広報活動の検討会をしました。
渡辺さんが乗ってくれだしました。とてもうれしいことです。
マスコミ用の広報資料を作成してくれたのです。

このプロジェクトは多くの人に支えられています。
でも、なかなか自分からどんどんやってくれる人は少なく、お手伝いの姿勢から抜け出られません。

私のボランティア観は「手伝い」ではなく、自分のテーマ探しに生かしてもらうことですが、それがなかなか難しいのです。
私は「オープンプラットフォーム」と言う考えが好きです。
インキュベーションハウスCWSコモンズ村コムケアネットワークもそれを目指していますが、なかなかうまく育ちません 。
きっと何かが欠けているのです。
それが何かを見つけたいと思っています。
ローカル・ジャンクション21も、その実験場と考えています。

ところで、コムケアフォーラム2003 in 東京(6月14日)は、面白い集まりになると思います。
参加団体はさまざまです。簡単な紹介を掲載しましたのでご覧下さい。

コムケアフォーラム2003in東京、出展団体一覧。
参加案内のチラシもできました。
皆さんのご参加をお待ちします。

■ コムケアフォーラム検討会(2003年5月8日)
6月14日にコムケアセンターでは、NPO関係のバザール型フォーラムを開催しますが、
その実行チームに先々週ご紹介した橋本さんの仲間が参加してくれることになりました。
その一人が多摩大学の学生の亀ヶ谷一寿さんです。
彼は、ソシオビジネス研究会で、私の話を聞いてくれて、すぐにメールもくれたのですが、そうした行動する若者が増えている事はとてもうれしいことです。
また、私の小学校の同窓生の鎌田芳郎さんも実行チームに参加してくれました。
鎌田さんは企業戦士として、オランダなど海外生活も長いのですが、定年退職され、何か社会活動をしたいと考え、いろいろ動き出しています。
その一つの場に、コムケアを選んでくれました。

若者とシニア。
この層が、これからの社会をつくる主役だと私は考えています。
残念ながら、壮年男性の役割は終わりました。
これには反論があるでしょうね。
でもいまのままだとそうなりかねません。
自分の人生を生きていない人が、あまりにも少ないのが気になります。
壮年男性の方々も、ぜひコムケアセンターの応援団になってください。
いつでも受け入れ可能です。
コムケアフォーラムに参加したい方は、ぜひご連絡ください。
現在の企画案を掲載しておきます。

今週は、コムケアフォーラムの関係で、
シティ・ライツの稲葉さん、石川さん、
経団連1%クラブの長沢さんとも話し合いました。
楽しんでくれる人が増えるとうれしいのですが。