インキュベーションハウスへのお誘い
何か社会的なプロジェクトを起こしたい こんなビジネスの会社を起こしたい などという思いをお持ちのみなさんへのお誘いです。
そうした「広義の起業家」の集まる場所として、新しいスタイルの会社を創設することにしました。
できれば思いがつながっている人たちと一緒に、新しい「働きの場」づくりに挑戦したいと思っています。
新しい会社は、一言でいえば、「みんなで出資し、みんなで働き、みんなで成果を分かち合う、みんなの会社」です。
コミットの度合いは、それぞれの状況に合わせて、対応可能です。
さまざまな人が集まり、相互支援の中から新しいプロジェクトやビジネスが創発されていくような、インキュベーションの場になればと思っています。
どうでしょうか。参加しませんか。
詳しくは次の頁からの構想をお読みください。 わかりにくいとは思いますが、なにしろ私もまだ見えているわけではありません。これから試行錯誤的に進めていくつもりです。
すでにオフィスは開設しています。大江戸線の本郷3丁目の駅の近くです。 もし、関心を持っていただけたらご連絡ください。
■インキュベーションハウス構想案から抜粋
○目的
事業や企業やSPO(Social Profit Organization)を生み出していくオープンプラットフォーム(コモンズ)の構築
○ 組織形態
ワーカーズ・コレクティブ方式の有限会社
○基本理念
(1)協同労働の実現
全員が出資者で、経営者で、働き手の組織。パートナー一人ひとりが、主体的に行動することが基本。自立を前提とした共創関係を構築する。
* 協同労働 :働く場を受動的に捉えるこれまでの「雇用労働」に対して、能動的に自分たちで働く場を創出していく「協同労働」への取り組みが広がりつつある。
(2)OBM(オープンブック・マネジメント)の実現
財務情報は完全に公開され、会社行動として行う全員の活動情報も全員で共有する。成果も全員で共有していく。個人での活動はまったく自由。
* OBM(オープンブック・マネジメント) : 会社の財務・経理情報を完全公開するとともに、成果も透明性の中で共有し、社員全員がオーナーシップを持って会社にかかわっていく経営のやり方。
(3)リゾーミックな開かれた組織の実現
組織として完結するのではなく、パートナーの外部とのつながりを通して、ほかの組織との不定形な絡み合いを大切にしていく。
* リゾーミックな組織 :ネットワークのような機能的なつながりではなく、全方向に絡まりあいながら先端がどんどん伸びていく地下茎のように、外部との境界のない組織。