農業を考えるコーナー
これから編集して行きます。
まずは関連記事を集める事から始めました。
少しずつ集めていくと共に、書き込んでで行く予定です。

工事中です

■土とのふれあいを考えるコーナー
■荒廃した農地を蘇らせる応援をしたいです

■美野里町農業部会の動き

■ 生業としての農を考えるコムケアサロン(2004年10月12日)
今回のコムケアサロンは、いつもとは違う雰囲気のサロンになりました。
テーマが「農」でしたから、無理もありません。
しかし、農の知恵にこそ、ケアや福祉のすべてが凝縮されていると私は確信しています。
最近の社会の問題の本質は、「つながりを壊すことによって発展する工業の時代」に起因していると私は考えていますが、
農は「つながりを育てる」ところに本質があるのです。
大きな福祉は農と深くつながっています。

問題提起者は環境クラブの増山康博さんです。
私がまだ余り理解していない人です。しかし、理解できなくても信頼できるタイプの人です。
彼は自ら畑を耕し、農業をやっています。
信念に基づき、ドメインを広げていますが、しっかりした基軸があります。
それに一番は嘘をつかない人です。
環境クラブのことはホームページをご覧下さい。

農業に特に関心のある参加者はこのホームページにも登場した降旗さん塩野さんです。
それに宮部浩司さんです。私もかなり関心があります。
それに小学校の時の同級生の鎌田芳郎さんが息子さんと一緒に参加してくれました。
息子さんの鎌田敏治さんは「ハコプロ」という会社を創立し、住宅のリノベーションなどに取り組んでいます。
ちょっと場違いのテーマだったと思いますが、まあ、むしろさまざまなテーマと参加者がサロンの重要な要素です。
いつものケアメンバーがあまり参加してくれなかったのが残念です。
呼びかけ方にきっと問題があったのでしょう。

いろいろと面白い議論がありました。
百姓の意味や農社会では最後のライフラインは保証されるというような話も出ました。
増山さんが構想している「就農支援セミナー」もまもなくスタートしそうです。
農と食の話はいつかまたやりたいと思っています。

 

■就農準備セミナー(2004年8月26日)
環境クラブの増山さんは農業を学び、社会活動資金を農業から得ているのです。
これもすごい話です。

ところで、今度、就農準備セミナーを始める計画です。
最近は、毎年6万人の人が新規に就農しているという統計があります。
増山さんは、日本の環境を守るためには、その3倍が必要だといいます。
しかし、就農はそれほど簡単ではありません。

私の知人では、大分県の花崎(竹沢)夫妻のように本格的な就農者もいますし、
降旗さんのような本格的な転身希望者もいますが、挫折した人も少なくありません。
自治体などがやっている農業大学への参加も、よほどの覚悟が必要です。
そこで、もっと参加しやすい入り口をつくろうと言うわけです。
今、企画スタッフ募集中です。
どなたか参加しませんか。
私は荷担することにしました。
何しろ増山さんは見ていて少し、いやかなり危なっかしいので、荷担せざるを得ないのです。
まあ、私が荷担するとますます危なっかしくなる可能性もあるのですが。

これに関しては、できれば9月に一度、ブレーンストーミングの会を開催することにしました。
日程が決まったらこのホームページでも告知しますが、関心のある方は私に連絡してください。
参加されるときっと人生が変わります。
不幸への入り口かもしれませんが、それもまた人生です。

■たてしなファームからのトマト
(2004年6月26日)
前に紹介した、たてしなファームから自慢のトマトが届きました。
最近は各地で野菜や果実に取り組む人が増えて、さまざまなものが届きます。
評価が難しいのですが、生産者の思いがいずれからも伝わってきます。

今回の新製品は、王様トマトです。
王様トマトは、おいしさや栄養価を高めた「赤塾もぎりトマト」の統一ブランドだそうです。
水耕栽培ではなく、土で育てたトマトです。
化学農薬や化学肥料は一切使用していないそうです。
樹で赤く熟してから採るトマトを赤塾トマトというそうです。
多くの商品トマトはそうではないということなのでしょうか。

蓼科ファームの農園主、安江高亮さんは、
本物のおいしさと健康のトマト。子どもが残さない、調味料に味負けしない安心安全の品質ではどこにも負けない
と自信を持って話しています。

直接生産に当たられた保坂農園長の言葉をたてしなファームのホームページから引用します。
「僕の味は普通のトマトを食べ慣れてる人には最初は判んないけど,すぐにやみつきになる。うまさは甘みだけじゃあないんだよ!」
「今,甘みだけが騒がれすぎだよ!」
「甘みを強くするには,肥料濃度を上げればいいが,そうすると虫がつきやすくなり,無農薬が難しくなるんさ。
そのぎりぎりのところで踏んばってるって訳さ!そこが,自然界と化学界の分岐点になるのかな」

詳しくは、たてしなファームのホームページをご覧下さい。
ほかにもイチゴジャムやアナスタシアピクルスなどの食品や竹酢液や木酢液なども通信販売しています。
美味しい食品や健康に感心のあるかた、ぜひ一度お試し下さい。

■ 戻ってきた野菜便(2004年3月2日)
今週は女房にも贈り物が届きました。
ついでにご紹介します。
送り主は、以前、ここでも紹介した大分の竹沢孝子さんです。
どっさり野菜や伊予柑が届きました。あて先は女房です。

なぜ竹沢さんが女房に贈ってくれたかといえば、こんな事情があるのです。
女房が昨年末に新聞に投稿した記事を竹沢さんが読んでくれたのです。
女房が書いたのは「野菜便届かぬ暮れ」。
彼女の母が毎年季節の変わり目に送ってくれていた手作り野菜が、
今年の暮れには届かなかったという内容です。

もし時間があったら読んでやってください。
「野菜便届かぬ暮れ」

竹沢さんは、今は大分に移住して野菜作りに取り組んでいるのですが、
実家が女房の実家の近くの福井だったのです。

突然送られてきた野菜に女房は驚いたのですが、
夜メールを見たら、予告のメールが届いていたそうです。
彼女は私と違って、毎日はメールをチェックしないのです。
メールにはこう書いてありました。

皮をむくのが嫌になるほどの小ぶりの里芋、
放っておいたらみんな落ちてしまった八朔、
今朝とった椎茸、少しずつ送らせていただきました。
うちの余り物ですので、どうぞ食べてみてください。
個人的には、里芋、小さいけれど美味しいと思っているのですが。
サッカーが始まったので、テレビを見ます。ごめんなさい。

感動のメールです。
最後の1行がとてもいいです。

こうしたつながりが、どんどん広がれば、
イラクの悲劇もなくなるでしょうし、
環境破壊も起こらないでしょう。
それこそが私が目指す大きな福祉です。


■ いのちにやさしい食のお裾分けネット
(2004年1月12日)
竹沢孝子・花崎雅博さんご夫婦は、数年前に大分県国見町に転居し、農業に取り組んでいます。
昨年末に、ご夫妻の収穫物の案内があり、いくつかを注文させていただきました。
年明け後、いろいろな食材を味わせてもらいました。

お米がとても美味しかったです。
私がこれまでに食べたお米で、一番美味しかったのは、
山梨県の小学校の先生の横森さんからいただいたお米でした。
自家用のお米をおすそ分けしてもらったのです。
実に美味しく、これなら米の消費は決して減らないだろうと、思いました。
しかし、竹沢さんのお米はそれ以上に、美味しかったです。最初の印象ですが。
食べているうちに、感激しなくなってしまいましたが、最初は感激しました。
つくね芋もおいしかったです。
ギンナンも、我が家の大好物なのですが、これもおいしかったです。
シモン茶も初めてでしたが、なつかしい味でした。

こうした美味しい食材の作り手は、みんなでもっと応援したいです。
そこで、前々から考えていた、「いのちにやさしい食のお裾分けネット」を、
まずは花崎・竹沢農園の収穫物紹介から始めたいと思います。
そこで、竹沢さんに情報を送ってもらうように頼んだのですが、
なかなか送られてきません。
仕事が忙しいのか、お酒のせいで忘れているのか、いずれかでしょう。
今回は間に合いませんが、いくつかの商品紹介です。
味は私が保証します。
価格や他の食材の情報をお知りになりたい方は私にメール下さい。
できるだけ早く、このホームページにショップを開店する予定です

今、販売可能なものの一部です。
お米(ヒノヒカリ、発芽玄米、赤米)。赤米はお勧めです。
大豆、青大豆。アヤムラサキ、ツクネイモ、サトイモ、種子島金時。
味噌、椎茸、かんきつ類。

もちろんシモン芋やシモン茶もあります。

そういえば、今日から東京国際フォーラムで食育フェアが行われています。
ローカル・ジャンクション21が参加しています。
明日は私も行ってみようと思っています。