美野里出版社
住民主役の文化センターづくりの物語を住民たちが本にしました。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/minori-book/

事業活動1:住民仲間で本づくり
住民主役でつくりあげた文化センターづくりをみんなで本にし、出版しました。
自費出版ではありません。きちんと収益もあげました。
その経緯は別コーナーをご覧ください。

事業活動2:若者中心で企画中です。

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■「文化がみの〜れ物語」
茨城新聞社 美野里町文化センター物語制作委員会編 1400円

話題の新刊です。
このホームページではこの半年その進捗状況を報告してきましたが、住民たちが中心になっての美野里町の文化センター建設の物語です。
この本を作ったのも、住民たちです。
お金も住民たちが出して、しかも自費出版ではないのです。

この本の内容は序文目次を別項に掲載していますので、それぞれをぜひお読み下さい。
ともかく自治体職員には必読です。まちづくり関係者も必読です。
何故必読なのか。それは個々にこそ、これからのまちづくりのモデルがあるからです。
住民参画の動きは全国に広がっていますが、それらとはちょっと違います。

この本はコモンズ書店で販売しています。
美野里町でも売っています。
もちろん茨城新聞社からも購入できます。

読後感をぜひお寄せ下さい。

■ 美野里出版社幹事会(2003年4月8日)
もうひとつの美野里町プロジェクトです。
みなさん。「文化がみの〜れ物語」(茨城出版社)はもうお読みでしょうか。
自治体職員とまちづくり関係者は必読です。
20年にわたって売れ続けるロングセラーです。早く買わないと在庫がなくなりますよ。
この本については、別項をご覧ください。最近も月刊誌「潮」や「地域創造」で紹介されています。
特に「潮」5月号は神山典士さんがとても丁寧に書いてくれています。

このプロジェクトでは住民を中心に72人の方がお金を出し合って本を出版したのですが、寄付や売り上げが順調で、なんと50万円の余剰金が出たのです。
これを配当するのでは面白くないので、これを原資にして、新しい物語をまた始めようということになりました。
そのための幹事会を開催しました。
いろいろ意見は出ましたが、結局、メンバーの中の20代が中心になって、何かを企画することになりました。
その課題は、この原資を倍にするようないい企画を実現することです。
この調子で毎年倍増すると、12年後にはもう一つ文化センターができそうです。
楽しみです。私の提案は残念ながら今回は却下されました。
とっても不満ですが、 若者には勝てません。

最近、コミュニティビジネスやまちづくりNPOが増えていますが、こんな感じで楽しみながら展開していくのがいいと思います。
この活動にご関心のある方は、美野里出版社のホームページをご覧ください。

■美野里出版社スタッフ深作拓郎さん(2003年3月6日)
美野里出版社は健全に育っています。
ホームページをみていただくとわかるのですが、なかなか面白くなってきています。
その事務局を引き受けてくれている深作さんがやってきました。
これからの成長戦略?を議論するためです。

私はこれからのまちづくりは楽しむ要素が大切だと思います。
しかし、お金がからんでくると結構難しいのです。
美野里出版社は利益をあげてしまったので、それをどうするかが問題の一つです。
NPO的活動でささやかな利益をあげることは、おそらくそう難しいことではありませんが、それをどう使っていくかは難しい問題です。