「文化がみの〜れ物語]目次
第一章 二〇二二年からの回顧
第二章 のどかな美野里町が動き出した
一. 物語の舞台 美野里町
■美しい野の里
■生き生きしたコミュニティ
二 伝統文化のなかに育ちだした新しい文化活動
■公民館を舞台とした活発な文化活動
■美野里町の文化を支える文化協会
■住民草の根のコンサート活動
■良い音楽を迎える会
□十六回も続いた音楽会(良い音楽を迎える会 竹内敦子)
■各地域に残る伝統文化
■新しい文化の胎動
三 新しい美野里町の核づくりへの始動
■美野里町の核づくり
■『四季の里』整備構想
■開発で消えてしまった森への思い
■次は文化センター
□島田町長への中学生インタビュー
第三章 住民主役の文化センター構想づくり
一 町はじまって以来の全員公募委員会
■四季の里未来プランナーの公募(一九九六年四月)
■応募の動機は感動
■何かしないではいられない
二 住民たちに投げかかられた構想づくり
■四季の里未来の夢創造委員会(一九九七年五月)
■住民と行政の腹の探り合い
■アドバイザーの辛口メッセージ
三 腹をすえた委員たちと覚悟を決めた行政
■近隣文化施設からの教訓
■過酷な会議日程と白熱した議論
□使い勝手の良いホールを(公募委員 久保田芙紀子)
四 活動を住民に知ってもらうための「ゆめ通信」
■全戸配布の「ゆめ通信」の発刊(一九九六年十二月)
■反対者からの投書
■議論のプロセスの大切さ
五 文化ホールも美野里町住民のひとり
■中間報告書「四季の里からの風」(一九九七年四月)
■文化ホールに入れる魂(コンセプト)
□心に残る感動を(公募委員 小島矩子)
六 反対論が噴出した第一回文化シンポジウム
■第二期夢創造委員会の発足(一九九七年五月)
■第一回文化シンポジウム(一九九七年一一月)
■話し合うことの大切さ
□白熱した議論への驚き(第一回文化シンポジウムパネリスト 大塚幸子)
七 住民たちがまとめた基本構想
■ものづくりからモノガタリづくりへ
■基本構想の完成(一九九八年五月)
■夢から実行へ
八 夢の実現への一〇〇人委員会
■ 文化センター創設委員会の発足(一九九八年六月)
■ 子ども作文募集(一九九八年七月)
■子どもたちからのメッセージ
■ 文化センターを考える連続ワークショップ(一九九八年九月)
■ 第二回文化シンポジウム(一九九八年一一月)
■ 実現に向けての部会活動
第四章 文化センターへの思いがかたちになってきた
一 設計へのプロローグ
■文化センタープロジェクトに対する意気込み
■設計者の決定にも新しい試み
■森を回復させたい
■夢と楽しさがいっぱいの構想
■「森・風・人」を大切にしたプロジェクト
二 白熱の基本設計
■住民・行政・設計者の対面
■住民参加による設計の打ち合わせ
■住民の関心はホールの大きさ
■議論が紛糾した客席数
■いろいろなイベントでの設計議論
■四季の里音楽祭(一九九九年一一月六日)
□建築に携わる責任の重さ(設計スタッフ 小野山千里)
三 文化センターのかたちが見えてきた
■基本設計説明会(一九九九年一二月一一日)
■実施設計のためのいろいろなフォーラム
■黒部コラーレ視察
■対話型行政推進賞受賞(二〇〇一年六月九日)
■文化センター実施設計公開展示説明会(二〇〇1年六月九日)
■これが美野里町の文化センター
四 いよいよ現場だ
■建設はじまる
■みんなで現場に行こう
五 BIRDプロジェクト
■子どもたちに大人気のBIRD
□BIRDワークショップ(BIRDの生みの親 大嶽一省)
■ 文化センターの愛称は「みの〜れ」
■文化情報紙「みのリズム」
六 住民の手による「みの〜れ」のルールづくり
■管理運営部会での提言
■美野里町四季文化館に関する条例施行規則
■みの〜れ支援隊
第五章 文化センターに向けて文化の花が咲き出した
一 住民主役のモノガタリづくり
■住民自らのハレの舞台づくり
■ 文化活動を元気にする一〇か条
■文化センターをどう育てていくのか
■プレイベントの効用
■事業を実現するための予算づくり
■プレイベントを主導した住民組織
二 新たな文化づくりに向けての胎動
■一村一文化創造事業
?「こんこんぎつねと花の里」の制作(ネットワークメルヘン 市村同子)
?「美野里万葉集」の目指したもの(みのり短歌教室 福田智子)
?大好評だった町民フェスタ(町民フェスタ実行委員長 京川誠)
□「夢」のあゆみ(手芸クラブ 中本初枝)
■ 「みの〜れ」開館へ向けての本格的なプレイベント
■四季の里音楽祭
■さまざまな体験ワークショップの展開
■カウントダウンイベント
?ダーク・ダックスと一緒に歌ったよ( 内田弥生)
■町民ミュージカルの誕生
第六章 町民ミュージカルの盛り上がり
一 演劇ファミリー「みゅう」発足
■たった三人の提案
■産みの苦しみ
■集まれ!ミュージカルメンバー
■みゅう誕生
□美野里町じゃなくても(みゅうメンバー 池田友美)
二 事件だらけのレッスン
■初舞台に向けレッスン
■初舞台
■メンバー同士の交流
■広がるネットワーク
■勃発する事件
■台本・配役決定そして最終レッスン
□「こみゅう」誕生(「こみゅう」編集部 栗田譲治)
三 そして、本番へ…
第七章 まわりからみた文化センターへのそれぞれの『オモイ』
一 反対派への鎮魂歌(レクイエム)
■たった一人のレジスタンス
■『みの〜れ』って知っているかい?
■「文化センター」って必要かい?
■僕たちの本音
二 賛成派のハーモニー
■大きなステージで演奏してみたい
■若葉マーク
■住民と行政が奏でるハーモニー
三 未来へのシンフォニー
■果てしなく青いこの空の下で
第八章 中高校生が語る『みの〜れ』
一 『みの〜れ』で何をするのか
■中高生が参加していない?
■活動その一「まずはみんなで座談会」の巻
□「一日目の感想」
■活動その二「マスコミ関係者インタビュー」の巻
□「取材しちゃいました」
■活動その三「芸術文化関係者インタビュー」の巻
□「三日目の感想」
■活動その四「ピアニストインタビュー」の巻
□「四日目の感想」
■活動その五「最後にみんなで座談会」の巻
□「五日目の感想」
二 二〇三二年『みの〜れ』二つの物語
■出会いがみの〜れ(二〇三二年ある夫婦の会話)
■二〇三二年一一月三日『みの〜れ』のつぶやき
第九章 二〇〇二年からのラブレター
メイキング
資料
謝辞