■ナイト・スタディ・ハウスに取り組む塩野哲也さん(2004年9月29日)
インキュベーションハウスで取り組んでいるナイト・スタディ・ハウスは、順調に展開しています。
それをプロモートしてくれている一人が、塩野さんです。
塩野さんは有名な「室内」の編集に関わっています。
今は主に広告担当ですが、これまでに構築したネットワークを活用しながら、さまざまな場づくりに取り組んでいます。
活動内容は、ナイト・スタディ・ハウスのホームページをご覧下さい。

今日はナイト・スタディ・ハウスの報告に来てくれたのですが、そのついでに思わぬことが判明しました。
塩野さんが農業関係の仕事に取り組みたいということです。
塩野さんと農業は、正直にいって全く結びつかないイメージだったのですが。
野菜を中心とした新しい流通構造と生産者と消費者との新しい関係性の構築が塩野さんの関心事のようです。
まあ、それだけなら、今でもさまざまな活動が展開されていますので、取り立てていうほどのないことですが、
最近、こうした話に出会う事がとても多いのです。
就農支援活動も含めて、早く取り組まないといけません。

時間がもっとほしいです。
たぶん私の生き方に問題があるのでしょうが、時間破産から抜け出せずにいます。
といっても、それほど忙しいわけではないのですが。


■第3回ナイトスタディハウスご案内
水戸岡鋭治 in 赤坂「うまや」 /一枚のスケッチが街を変えた日

ナイトスタディハウス第3回目です。
今回は見逃せません。ゲストは水戸岡鋭治さん。

水戸岡さんは、東京・板橋のドーンテザイン研究所に拠点をおき、
北は青森、南は九州まで、建築や家具、列車のデザインを広範囲にわたり手がけています。
レンダリングの名手として知られた氏の仕事は加速度的に増殖し、
小はスカーフから大は九州新幹線(この春に開業)まで、まさに街を彩る風景のすべてをデザインしつくす勢いです。
広範囲すぎて、全体像が把握しきれないほどの水戸岡ワールドを知るには、本人の話を聞くしかありません。
この機会にぜひご参加いただき、デザイナーという仕事の持つ限りない可能性を感じてくだされば幸いです。

ナイト・スタディ・ハウス実行委員会

*今回は、人気の講師、話題のスポットと、お申込み者多数と
  予想されます。 ご参加ご検討の方は、お早めのお申し込み
  をお願いいたします。(席数の20名は、増やすことができない会場です。)

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開催日時  8月23日(土) 14時開場 14時30分スタート
会 場    「赤坂うまや」(赤坂) http:umaya-akasaka.htm

*会場となる「赤坂うまや」は、市川猿之助さんがディレクションし
 水戸岡鋭治さんがデザインに参加した店です。赤坂不動尊の参道
 の脇道を入ると、江戸情緒を感じさせるつやっぽさに包まれた
 「厩(うまや)」が現れます。土間の玄関では、以前市川家の庭に
 あった古桜が迎えてくれます。1、2階が店舗で、3階には猿之助一門
 の稽古場があります。藁、土など自然材料をふんだんに使い、ドーン
 デザイン研究所のスタッフが一丸となり作り上げた、スロービルドで
 スタイリッシュなデザインを実践した大人の空間です。

参加費   7,800円(食事付、税込)
定 員   20名
詳細、お申し込みのホームページ:www12.ocn.ne.jp/~nsh/

*水戸岡鋭治さんがデザインしたJR九州の列車はこちらで
 JR九州のホームページ(http://www.jrkyushu.co.jp/)で
  「JR九州の列車たち」をクリックしてください。



■ 橋本夕紀夫さんを囲むサロン
(2003年4月26日)
お知らせのコーナーでご案内していたナイト・スタディ・ハウスが始まりました。
第1回目は、橋本夕紀夫さんを囲んでのサロンです。
テーマは「土と木と光の詩 素材と出会い、人と出会う」。
会場は橋本さんの作品でもある、銀座の安曇家です。

橋本夕紀夫さんは、「橙家」「安曇家」「雑草家」「過門香」「cafe 鈴木」など、
話題の店を次々と手掛けている、若手デザイナーです。
ひとつの手法やスタイルに固執せず、常に新しい素材や技術に挑戦しています。
木工家やアーティスト、照明デザイナーとのコラボレーションにも積極的で、
人との出会いの中から生まれたデザインも少なくありません。

今回は橋本さんの案内で、まず「安曇家」をじっくりと見せてもらいました。
土臭い縄文を思わせる中に、奇妙な近代が混在している、懐かしさと緊張感を感ずる空間でした。
光の使い方にも、いろいろな工夫が感じられました。

それからスライドで作品を見ながら、 橋本さんの作法や考え方のお話をお聞きしました。
共感できることが少なくありませんでした。
橋本さんの開放的な姿勢に、とてもカジュアルな雰囲気が生まれ、いいサロンになりました。
もちろん安曇家の食事も楽しませてもらいました。
今回の記録は、インキュベーションハウスのホームページに掲載できればと思いますが、
プロデューサーの塩野さんと菅野さんに働きかけたいと思います。

最後の挨拶で一言お話させてもらいましたが、
このサロンが、創造的な仕事に取り組む人たちの学びあい、支えあいの場に育って行けばと思っています。
次回は6月の予定です。
また私のホームページでもご案内させていただきます。

このサロンのおかげで、久しぶりに何人かの方にお会いできました。

ケノスの小林清泰さんは、ずっと気になりながら久しくお会いできていませんでした。
日本CI会議体や元気工場型住まい研究会の時に、そのお話がとても印象的だったので、気になっていたお一人です。
今回はゆっくりお話できませんでしたが、お会いできてよかったです。
元気工場型住まい研究会が私の怠惰さで、中途半端になってしまったために、とても気になっていたのです。
日本CI会議体の鈴木顕代さんと山本恵一さんにもお会いできました。
最近は日本CI会議体にすっかりご無沙汰のために、もう忘れられていてもおかしくありませんが、
声をかけてもらいました。
山本勝彦さんにもお会いできました。
山本さんは日本のネットワーカーの草分けであり、開かれた企業人の先駆者です。
私は会社を離脱しましたが、山本さんは鮮やかに両立させています。
美野里町でご一緒の、東京理科大の安武さんと深見さんも参加してくれました。
オープンサロンの常連だった小浜さんと山本秀太郎さんは、私と同じテーブルでした。

今日は、主催者側の一人として参加しましたが、
すべては塩野さん、菅野さん、そして宮部さんが仕切ってくれましたので、気楽な気分での参加でした。
そうした立場からいえば、
ゲストの橋本さんともっとお話ししたかったし、
参加者とももっと話したかったです。
サロンの主催者と参加者の思いの違いを今日は改めて考えさせられました。

■五十嵐久枝inロイヤル食堂 「原宿おしゃべりナイト」

ナイト・スタディ・ハウス(ファーストシリーズ)の第2回目です。
ゲストは
日本では数少ない女性インテリアデザイナーのひとりが五十嵐久枝さんです。
五十嵐さんの魅力は女性らしさだけではありません。
生活を見つめる厳しい目、それを通して作られる一見スイートで、実はクールなメッセージが込められたインテリアや家具達。
「TSUMORI CHISATO」「une nana cool」などのブティックデザインや、地方の家具産業の活性化など、さまざまなシーンで生み出された作品は、明日を生きる元気を与えてくれます。

五十嵐久枝さんのホームページ http://www.igarashidesign.jp/

会場となる「royal」(原宿)は、内装だけでなく、家具から照明器具まで五十嵐さんの手でデザインされた、若者のためのカジュアルなカフェです。
五十嵐さんのお話と、参加者どうしのおしゃべりを楽しみたい方、ご参加お待ちしています。

6月26日(木) 18時開場 18時30分スタート
会 場 「royal」(原宿)
参加費 4,700円(軽食とドリンク付、税込)
定 員 20名
申し込みなどは次のホームページをご覧下さい。
http://www12.ocn.ne.jp/~nsh/igarashi_intro.htm

このサロンはインキュベーションハウスがサポートしています。

橋本夕紀夫in安曇家「土と木と光の詩 素材と出会い、人と出会う」
ナイト・スタディ・ハウス ファーストシリーズ 第1回

インキュベーションハウスが関っている、活動の一つをご紹介します。
アーティストやデザイナーとのインティメートなふれあいができる、クォリティの高いサロンです。
有料なのですが、それに余りある価値があると思います。
年内に4回ほど予定されています。

橋本夕紀夫さんは、いま最も注目される若手デザイナーの一人です。
「橙家」「安曇家」「雑草家」「過門香」「cafe 鈴木」など話題の店を次々と手掛け、新鮮な驚きを与え続けてくれます。
ひとつの手法やスタイルに固執せず、常に新しい素材や技術に挑戦しています。
木工家やアーティスト、照明デザイナーとのコラボレーションにも積極的で、
人との出会いの中から生まれたデザインも少なくありません。
疾走しながら作りつづける橋本さんのいまをご体験下さい。

橋本夕紀夫さんのホームページ http://www.din.or.jp/~hydesign/

会場となる「安曇家」(銀座中央通り店)は、オープンしたばかりの安曇家の4店鋪めです。
石や木、土壁、鉄などの材料からは、ビルの中とは思えない重量を感じます。
カウンターや座敷、個室などのコーナーは別々のテーマでデザインされ、
橋本さんのこれまでの集大成といえる作品です。

4月26日(土) 16時30分〜19時
講 師 橋本夕紀夫
会 場 安曇家(銀座中央通り店)
参加費 8千円(軽食とドリンク付、消費税400円別)
定 員 20名 申込みが定員(20人)を超えた場合は抽選とさせて頂きます。
       (抽選にもれた方にも、その旨ご連絡いたします)
参加ご希望の方は下の「申込み」をクリックして、必要事項をご記入の上「送信」して下さい。
http://homepage3.nifty.com/incubation/night.html

お申込みの締切りは4月10日(木)です

主催 ナイト・スタディ・ハウス実行委員会
協賛 エーアンドエー株式会社 月刊誌「室内」
運営事務局 インキュベーションハウス有限会社