今年はどんな年にしようとお考えですか。
雲が多くて、初日の出を見ることができませんでした。
年末の異常な寒さも含めて、
これからの先行きを象徴しているような気もします。
しかし、40分後に雲の上から太陽が顔を出しました。
手賀沼の湖面が輝きだしました。
天の啓示かもしれません。
歴史が反転してしまったことに、大きな失望を感じます。
21世紀は真心の時代ではなく、不信の時代になりそうです。
しかし、そうさせてはいけません。
もう一度、歴史を反転させねばなりません。
昨年も書きましたが、宮沢賢治は
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
と言っています。
その「幸福」とは、それぞれのまわりにある小さな安泰です。
私は、それを「大きな福祉」と呼んでいます。
平和は国家のためにあるのではありません。
平和と福祉は同義語でなければいけません。
もちろん「環境」もです。
個人でできることは、たくさんあります。
平和に向けての一歩を、それぞれに踏み出せば、
歴史はまた、反転するはずです。
まだ間にあいます。
どこかでご一緒できればうれしいです。
今年もよろしくお願いいたします。
しばらく休んでいたオープンサロンを再開します。
どなたでも歓迎の、気楽な話し合いの場です。
毎月最後の金曜日の夜、湯島のオフィスで開催です。
お会いできれば、うれしいです。
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2005年1月1日午前8時
佐藤修