2004年のはじまりはいかがでしたか。
そして
今年はどんな年にしようとお考えですか。
我が家の屋上からの初日です。
毎年、初日の出を見ながら、
今年はきっといい年になる、
いや、いい年にしよう
と、思うのですが、どうもそうはなりません。
私自身の生き方が間違っているのかもしれません。
歴史がまた反転しそうです。
日本はいま、80年前の時代の曲がり角と同じような状況にあるように思います。
歴史を繰り返させてはいけません。
他人任せの生き方が、結局は歴史を変え、私たちの生活を哀しいものにしていくのです。
宮沢賢治は
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
と、「農民芸術概論綱要」に書いています。
その「幸福」とは、それぞれのまわりにある小さな安泰です。
私は、それを「大きな福祉」と呼んでいます。
平和は国家のためにあるのではありません。
平和と福祉は同義語でなければいけません。
もちろん「環境」もです。
平和に向けての動きが広がっています。
平和を壊そうとする動きが強まっているからです。
「気がついたら戦争」
という道を繰り返したくはありません。
個人でできることは、たくさんあります。
平和に向けての一歩を、それぞれに踏み出せば、
歴史はまた、反転するはずです。
まだ間にあいます。
2月から「平和サロン」を始めます。
良かったら参加してください。
また、このホームページでご案内します。
昨年は、私にとっては人生が変わった年でしたが、
今年は、さらにまた変えていくつもりです。
今年もよろしくお願いいたします。
今年はお会いできますように。
2004年1月1日午前8時
佐藤修