CWSコモンズ(Common Wealth Society)へのお誘い

CWSコモンズは新しいコモンズ組織です。

村長は、当面3年間は佐藤修です。

希望した人を中心に世話人会が構成されます。

村民はとりあえず村長と面識のある人に限定されます。

村民はコモンズ通貨CWSを使って、 可能な範囲で相互に事々交換をすることに努めるものとします。

村民専用のメーリングリストがあります。

年1回、総寄り合いが行なわれます。

村民同士のお付き合いはもちろん奨励されています。

CWSコモンズ村の掟は一つだけです。

入村料は1万円、他の租税はありません。

要するに メンバーが自由に使い込むプラットフォームです。

メンバーは次頁以下のプログラムを活用できます。

 

村の掟

楽しく元気な村が育っていくように、

それぞれが良識を持ってコンヴィヴィアル(自立共生的)に生きること

 

■入村方法

○入村のためにはCWSのオープンサロンに原則として2回以上参加する必要があります。その上で、この村が自分の肌に合うかどうかを実感していただき、また村民の何人かとも面識を得ていただいたうえで、入村をご検討ください。

○入村を希望する人は、原則としてメールで、村長あてに連絡してください。村長より、メールで申請書を送ります。それに記入の上,メールで申請書を提出してください。併せて、入村料を払い込んでください。これで入村手続き完了です。受理後、村民証を郵送します。

* 本構想はまだ発展途上ですので、どんどん変わってしまうこともあります。

■CWSコモンズの当面の仕組み

○コモンズ通貨CWS(事々交換システム)

CWSはコモンズ村村民同士で相互利用できるコモンズ通貨であり、またその単位です。

村民は誰でも毎年10000CWSを限度としてCWSを発行できますが、発行のためには自分が他の村民に提供できること(何でもいいです)を登録することと発行額を村役場に事前登録し認証を得る必要があります。

CWSは事々交換が成立した時点で、発行者が村役場に連絡し、コードナンバーを獲得した時点で発効します。以後、使用の都度、村役場に連絡し、コードナンバーを更新してください。使用されない期間が2年続くと(つまり最後の更新から2年経過すると)失効します。使用している限り、有効です。

使用の予定がないCWSはCWS基金に寄付すると、失効を免れます。CWS基金のCWSは世話人会の合意のもとに、コモンズ村全体および全宇宙の安寧のために活用されます。但しCWS基金に寄付された後、活用されなければ2年後には失効します。使われないものは存在しない、というのがCWSの理念です。

村民の提供できることを集めた「CWSバンク」は村民に公開され、だれでもが相手の了解を得ることを条件にCWSを活用した事々交換に使えます。

CWSの交換価値は個人によって、また状況や気分によって違いますが、目安としては、"ONE JOB"もしくは"ONE THANKS"を1000CWSとします。 他の通貨との併用は一切出来ません。但し、コーヒーのおまけくらいは認められます。

個人ごとのCWS収支は村役場で管理され公開されます。但し、村役場の職員も人間ですので、間違いなどもあります。各人も管理してください。

CWS運営ルールについては村民による研究会を設置し、検討していきます。上記のルールも村民の大方の同意のもとに変更されることがあります。

*コモンズ通貨CWSは最近話題の地域通貨やエコマネーのようなものですが、まだ実態がなく、これから育てていく仕組みです。事々交換、言い換えれば「心と心の通わせあい」のメディアになればと思っています。村の健全な発展が実現すれば、消滅していくメディアです。通貨に代わる呼称を探しています。名称募集中です。

○CWSオープンサロン

CWSコモンズ村村民を中心としたオープンサロンを毎月最後の金曜日に湯島で開催します。参加費は村民に限り、1000CWSとします。このCWSはCWS基金に振り込まれます。

但し、これは完全にオープンな場ですので、村民以外も参加できます。その上、不条理なことに村民以外は無料です。

○CWS村民連絡網(メーリングリスト)

村民専用のメーリングリストです。参加者にアドレスが公開されます。村の掟に従う限り、村民が自由に活用できます。

○CWS基金

CWS基金は村民全員が使用する権利があります。つまり「みんなのもの」です。その現況は常に公開されています。残念ながら、基金に積み立てられたCWSも減価の例外にはなりません。

社会的に望ましいと多くの村民が思う活動のためであれば、村民は誰でも、CWS基金のCWSを活用することができます。活用に当たっては、世話人会が同意し、村民に告知します。告知後1か月以内に村民の1割以上が明示的な反対を表明した場合は活用できません。問題は、CWSが一体何の役に立つのか、どうやって活用するのか、です。村長には今のところ知恵はありません。

○村民によるまちづくり活動

村民は村民連絡網を通して、全村民に呼びかけを行うことができます。

村民の自主活動は大いに奨励されています。但し補助金は一切出ません。

■村役場の場所

当面は村役場を潟Rンセプトワークショップに置きます。

 東京都文京区湯島3-20-9-603(〒113-0034)

 

2001年11月1日

第1代CWSコモンズ村村長

佐藤修

 

村長へのホットライン

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