■チャレンジドの働く場づくりを目指す「ふぁっとえばー」
「ふぁっとえばー」は、障害を持つチャレンジドの人たちの自立支援と働く会社づくりに取り組んでいるグループです。
代表の秋山岩生さんも、43歳の時に脳出血を患い、そのためにいまも、言語障害、記憶障害、運動障害が残っている身体障害者です。ある体験が契機になって、自分たちの働く場は自分たちで創出しようと思い立ち、仲間と一緒に会社をつくる活動に取り組んでいます。
秋山さんの呼びかけに応じて、ふぁっとえばー応援団も生まれています。応援団には「ふぁっとえばー通信」が配布されてい ます。私もその一人です。 もし応援して下さる方がいたら、ぜひ応援団に入ってください。仕事の話があれば、それもぜひお願いします。
詳しくはふぁっとえばーのホームページを見てください。
http://www.awa.or.jp/home/whatever
ふぁっとえばー応援団(年会費1000円)に入会したい方は、ここをクリックして、電子メールをお送り下さい。
■ ふぁっとえばーの秋山岩生さん(2003年7月3日)
秋山さんのことは何回か書きこんでいますが、障害を持った人たちが働く会社づくりに取り組んでいるチャレンジドです。
ご自身も障害をお持ちです。
今年の8月、千葉で第9回チャレンジド・ジャパン・フォーラム2003国際会議が開催されます。
秋山さんは、その実行委員長に選ばれました。
うれしいことです。
このフォーラムは、言わずと知れた竹中ナミさんのフォーラムです。
堂本知事も積極的に取り組んでいます。
フォーラムの概要は、プロップステーションのホームページをご覧下さい。
私は現場から離れた行事にはあまり関心がありませんが、
秋山さんがこのフォーラムの実現にかなりご尽力されていますので、応援しています。
ただ、そのプログラムには正直あまり興味はありません。
私の興味は、こうした大きなイベントを県はどう活かしていくかです。
イベントとして取り組むだけではほとんど意味はありません。
イベントは手段です。
とてもうれしかったのは、秋山さんがこのイベントを契機に、ふぁっとえばー活動をまた一歩前進させようと考えていることです。
来年3月に、現場に繋がる人たちでのフォーラムを開きたいというのです。
これは協力せざるをえません。
具体的に動き出したら、またご案内します。
それにしても秋山さんはいつも精力的です。見習わなければいけません。
逆境はプラスに転ずる。
それが私の生き方だったことを忘れていました。
■ ふぁっとえばーから「名刺用点字作成プレートプレゼント」のお知らせです。
ネットワークのコーナーで紹介しているように、「ふぁっとえばー」は障害者も納税できる環境作り!!をテーマに活動中のグループです。
ふぁっとえばーの寺沢さんから、名刺用点字プレートのプレゼント企画の案内が届きました。
名刺用点字プレートはオープンサロンでも何回か話題になっていますが、ぜひみなさん、取り組んでみませんか。
以下は寺沢さんからのメッセージです。
点字名刺作成ビジネスから事業開発をスタートしていますが、すでに、鋸南町長、堂本知事、白戸副知事、大槻副知事、今回館山市長と少しずつ輪が広がってきました。
ビジネスとしてはまだまだですが、「輪」を広げていくことが目的でもあり、着実に伝わっている実感があります。
千葉県中で点字名刺が話題になることを夢見、またそれが全国に輪になって広がっていくことに期待しつつ、今回、もっともっと知っていただくために名刺用点字作成プレートプレゼント(3名様)の企画をしました。
点字名刺は、視覚障害の方との名刺交換はもちろんのこと、ビジネス面でもさまざまな効果を発揮します。
ぜひ、皆様のご参加お持ちしています。
まずは、ご自分の名刺に点字を入れることから始めてみませんか?
今回は名刺用点字プレートを3名にプレゼント!を企画しました。
詳しくは ふぁっとえばー事務局
http://www.awa.or.jp/home/whatever/
をみてください。
寺沢さんは、このほかにもいろいろな活動をされています。
しかも文具関係のプロです。寺沢さんのホームページもぜひ訪ねてください。
ふぁっとえばー活動紹介
1月20日、ふぁっとえばの集まりが代表の秋山さんの地元である千葉県鋸南町で開かれました。
鋸南町の町花は日本水仙だそうです。暖かい南房総ではいまがその盛りで、日のぽかぽか当たる斜面に咲いている、たくさんの日本水仙を楽しむために、今日の鋸南町はたくさんの訪問客でにぎわっていました。
そんななかで、ふぁっとえばーの会が、大きく第1歩を踏み出しました。秋山さんから教えてもらったのですが、日本水仙は一つの茎から小さい花を五つ六つと咲かせるのだそうです。そんな日本水仙のように、今日の会からまたいくつかの動きが花開きそうです。
今回は身体障害のある仲間を中心に6人の人が集まりました。身体障害者でなければできない仕事を考えようということも含めて、みんなで何がしたいか、何ができるかを意見交換しました。初めての会だったのですが、いくつかのヒントが見つかりました。
人間は必ず得意なことがあるのです。それをみんなの知恵で活かしていこう、という合意もできました。そして、定期的にこうした集まりを開催し、仲間をどんどん増やしていくことになりました。
詳しくはふぁっとえばーのホームページを見てほしいのですが、ふぁっとえばーでは点字名刺の作成にも取り組んでいます。また、名刺などに点字を簡単に入れられる点字プレートを広げていく活動にも取り組みだしています。ぜひご支援下さい。
また、障害者でなければできない仕事についても、いくつか計画が生まれだしています。障害を持つ立場からのものづくりやサービス事業へのアドバイスや提案などにも取り組んでいきます。
障害の有無に関わらず、こうした活動にご関心のある方は、ぜひご連絡下さい。
ふぁっとえばーは仲間や応援団を求めています。仕事の話も大歓迎です。
みなさんのご連絡をお待ちしています。できることはたくさんあります。