新しい年の始まりです。
家族みんなで新しい年を迎えられたことに感謝します。
我が家の屋上からの初日に女房と一緒に手を合わせました。
平穏の訪れる年でありますように。
イラクにも、北朝鮮にも、アメリカにも、
そして、わが家にも。
人が生きるために必要なのは「希望」です。
希望があればこそ、どんな試練にも立ち向かえます。
しかし、改まって「希望」を意識することはあまりありません。
生きていくことの根底に、希望があるからです。
しかし、その希望が、時に見えにくくなることがあります。
昨年は、ちょっとそんな状況に陥りそうになってしまいました。
厳しい2か月でした。
希望を見失うのは、希望がなくなるからではありません。
生きている以上、人には必ず希望があります。
そして、希望があるからこそ、生きつづけられる。
ですから、希望はいつの場合も、自らのなかにあります。
それに気づいたのが大晦日の明け方でした。
啓示といってもいいかもしれません。
突然、目が覚め、心に希望と平穏と力が広がったのです。
年末に「アンベードカルの生涯」を読みました。
希望を確信して、突き進んだ人です。
希望は、人を強くします。
その本のおかげかもしれませんが、
今年は私も希望を見据えて、まっすぐに進もうと思います。
最近の日本に欠けているものは「希望」です。
「品格」も「成長」も「改革」も、希望の前には瑣末なことです。
希望があれば、学校も変わり、経済も政治も変わるでしょう。
この数十年、私たちは「希望」を壊し続けてきたのです。
自らの希望とコモンズの希望を。
今年は、希望の年にするつもりです。
希望を確信し、
さらに大きな希望へと進みたい。
これが私にとっての、今年の生き方です。
とても良い年になるでしょう。
みなさんの希望も実現され
もっと素晴らしい良い年になりますように。
お会いできるのを楽しみにしています。