■第12回 オルタナティブ・メディスン(代替医療)研究会

オルタナティブ・メディスン研究会は、私も最近、参加しだしたばかりの研究会です。面白いです。第一、雰囲気が違うのです。たくさんの刺激をもらえる会です。医師の中にもこうした活動にしっかりと取り組んでいる方々がいることを知っただけでも、私の医師や病院へのイメージは変わりました。

今回のテーマは「音楽療法(講演と体験) 」(ゲスト:深川洋一 Transdisciplinary Researcher)です。
以下、案内分を転載します。面白い会です。会場でお会いしましょう。

"音薬療法"?字を間違えたのでは?と思われるかもしれません。
音薬で正しいのです。音楽が薬剤といえるほどの効果を示すのです。
どういうことでしょう?近代の科学者は植物から有効成分のみを取り出し、薬剤を生み出しました。
ある楽曲の中のエッセンスが同じように薬剤並みの効果をもつこともあり得るのでしょうか?
あるのです。
ではそのメカニズムとは?蛋白質はアミノ酸からできています。
そのアミノ酸配列から音楽を作ったら?実はヘモグロビンのアミノ酸配列から作り出された音楽により貧血が改善してしまったのです。
「タンパク質の音楽」の著者深川洋一先生による講演と音薬の体験です。
今世紀の治療の一端を担う可能性もあります。
この機会に貴重な体験をしてみませんか?
医師のみならず、看護婦、技師、事務、学生、その他、お誘い合わせの上、奮って御参加下さい。
参加希望者は、当日、直接会場へお越し下さい。

●日時:平成13年7月4日(木) 18:00〜20:00
●場所:東京女子医科大学 弥生記念講堂(地下)臨床講堂 2
●会費:1000円(当日、会場で受付にお支払い下さい)

ご不明な点はオルタナティブ・メディスン研究会事務局(腎センター医局)川嶋朗まで(内線39112) kawashima@med.email.ne.jp

■第11回 オルタナティブ・メディスン(代替医療)研究会

昨年、日本構想学会の大会で「統合医療」のラウンドテーブルがありました。実に刺激的なセッションでしたが、そこでお会いしたオルタナティブ・メディスン研究会の川嶋朗さん(東京女子医科大学)から研究会のご案内をもらいました。私は参加させていただく予定ですが、ぜひ多くの人たちにも参加していただきたく、川嶋さんのご了解を得て、掲載させていただきました。 会場でお会いできればと思います。

■日時:平成13年4月6日(土) 14:00〜16:00

■場所:東京女子医科大学 弥生記念講堂(地下)臨床講堂 2
(場所は変更になる可能性があります。当日、会場でご確認ください。)

■会費:1000円(当日、会場で受付にお支払い下さい)

■プログラム
14:00〜14:50:講演「日本の医療を問いなおす」
  川崎市立病院総合診療科 鈴木厚部長
15:00〜16:00:鼎談「日本の医療はこれでよいのか?―オルタナティブ・メディスンは救いとなるか?」
  東京女子医科大学 上塚芳郎助教授
  
済生会栗橋病院  本田宏副院長
  川崎市立病院総合診療科 鈴木厚部長

■ご不明な点はオルタナティブ・メディスン研究会事務局(腎センター医局)川嶋朗まで(E-mail: akawa@kc.twmu.ac.jp

■ 川嶋さんからのメッセージ
"オルタナティブ・メディスンと医療問題?"と疑問に思われるかもしれません。薬剤の自己負担分が高いとご不満をお持ちの患者様も少なくありません。反面、健康管理と称し、ビタミンをはじめとする健康食品(サプリメント)を使用している人は多く、実は日本のサプリメント市場は年間数千億円(アメリカでは1兆円以上)といわれております。つまり薬は数千円でも高いが、サプリメントは月に数万円かかっても高くないという矛盾(?)が横行しているのです。サプリメントをとる、鍼灸やマッサージに通う、健康器具を購入するなどは実は自ら行っている医療行為なのではないでしょうか? 日本の医療費は約30兆円です。これは本当に高いのでしょうか?小泉内閣が診療報酬を下げ、サラリーマンの自己負担を3割に上げる決定をしました。本当に三方一両損でしょうか? 「日本の医療を問いなおす(ちくま新書)」の著者でもある川崎市立病院の鈴木厚先生をお迎えして日本の医療レベルや各国との比較など医療問題についてまず基調講演をお願いしました。そして本学の上塚芳郎先生と済生会栗橋病院の本田宏先生を加えてトークを企画しました。 医師のみならず、看護婦、技師、事務、学生、その他、お誘い合わせの上、奮って御参加下さい。参加希望者は、当日、直接会場へお越し下さい。