平和祈念資料館の壁に書かれていた「展示の結びの言葉」を転載します。涙が出ました。
しつこいですが、ここにも掲載します。
沖縄戦の実相にふれるたびに
戦争というものは これほど残忍で
これほど汚辱にまみれたものはない
と思うのです
この なまなましい体験の前では
いかなる人でも
戦争を肯定し美化することは できないはずです
戦争をおこすのは たしかに 人間です
しかし それ以上に
戦争を許さない努力のできるのも
私たち 人間 ではないでしょうか
戦後このかた 私たちは
あらゆる戦争を憎み
平和な島を建設せねば と思いつづけてきました
これが
あまりにも大きすぎた代償を払って得た
ゆずることのできない
私たちの信条なのです
この信条への脅威がいま、高まっているような気がしてなりません。
それに荷担しないためにどうしたらいいのか
まだ答がみつかりません。