民主党岡田幹事長へのメール(2004年6月5日)
メールで失礼します。
遅きに失しているメールですが、お読みいただければ幸いです。
年金法が成立してしまいました。
7割を超える国民が反対している法律が通ってしまったのです。
信じられない話です。
自民党も悪いですが、それを阻止できなかった野党も同罪です。
私は、こうしたことを止める手立ては一つしかないのではないかと思っていました。
誰かが言いだすと確信していましたが、動きはおこりませんでした。
その手立てとは、国民の反対の声を集めることです。
つまり国民に呼びかけて、年金制度改革法反対のデモを行うことです。
7割の人が反対しているわけですから、誰か影響力のある人がテレビを通じて呼びか
ければ、国会を埋め尽くすほどの人がきっと集まるはずです。
仕組みさえできれば、国民は動きます。どう意思表示していいかわからないのです。
イラク問題と違って、年金に取り組むNPOはほとんどありませんから、呼びかける
グループもないのです。
民主主義の最大のパワーは武器や戦術ではなく、国民の言動です。
国民は誰かが声をかけてくれるのを待っているのです。
もし日本が民主主義国家であると思っているのであれば、
そして、岡田さんが、「脱永田町」を本気で考えているのであれば、
国民にこそ行動を呼びかけるべきでした。
姑息な戦術を使うのは永田町の発想です。
岡田さんは完全に失敗したと思います。
しかし、まだ間にあいます。
これからでもいいから呼びかけるべきではないでしょうか。
もちろん私も仲間に呼びかけて参加します。
自分では組織的な行動を起こすほどのパワーがありません。
ですからぜひとも岡田さんに呼びかけて欲しいのです。
もしこれを呼びかければ、岡田民主党はこれまでの国政のイメージを変えることにな
るでしょう。国政の流れを変える絶好のチャンスだと思います。
年金法は通ったとしても、国民を国会に集めることで、流れを変える事はできるかも
しれません。
ぜひご検討下さい。
脱永田町の絶好のチャンスなのですから。
応援しています。