ローカル・ジャンクション21準備会主催
第1回アクティブ・フォーラム
「森と暮らしをつなぐ〜まちの森が学校になった」
◇岩手県紫波町の森林資源循環への挑戦◇

 ローカル・ジャンクション21準備会では、第1回アクティブ・フォーラム「森と暮らしをつなぐ〜まちの森が学校になった 岩手県紫波町の森林資源循環への挑戦」を開催します。

■ 第1回のアクティブ・フォーラム 

 第1回目のアクティブ・フォーラムは、循環型まちづくりに取組む岩手県紫波町に今年3月末に完成した上平沢小学校の例を取り上げます。総事業費約7億円の同小学校に使用されたのはすべて無垢の町産材で、建設に携わったのもすべて町内の業者という全国でも稀有な例といえます。町は町内のNPOなどと協働して、今後は公共事業だけでなく、町産材あるいは地域材を活用した一般住宅建設の促進をめざしています。
 全国的に進んでいる森林の荒廃により地域の自然環境の悪化が大きな問題になっている今、紫波町とそこに住む人々の果敢な挑戦をもとに、森と私たちの暮らしをどうつなげていくか、という課題にどのように関わりを持てるのかを探ります。
  また、今回のフォーラムは、6月8日に紫波町で開催予定の森林資源循環フォーラム「紫波の森が学校になった」および町内の森林の中で行われる野外コンサート「森の小さな音楽会」のプレイベントでもあります。6月7,8日の週末、地元住民との交流を含めた現地訪問も企画、参加希望者を募集します。

フォーラムの後は、別会場にて懇親会を用意しています。こちらの方にもぜひご参加ください。

* 紫波みらい研究所のホームページに「紫波・森と家づくりの会」のページがあり、森林資源循環についての情報などが掲載されています。http://www.shiwa-mirai.com/

アクティブ・フォーラムとは・・・
「バーチャルからリアリティへ」をテーマに、あらゆるステージで顔の見える関係の構築をめざした共創の場です。地域における、現在進行形の取り組み現場の声を聞き、今後の進め方について、みんなで知恵や情報を出し合い、よりアクティブな人と人、人とモノ、人と地域の対流を図ります。

■日 時:2003年5月23日13:30〜16:45

■場 所:フォーラム・・・ペアーレ新宿
      中央社会保険健康センター ペアーレ新宿2階 セミナールーム
       新宿区大久保2‐12‐1 電話03‐5285‐8686(JR新大久保駅徒歩6分)

■懇親会:17:00〜
       ホテル海洋 バーラウンジ ムーンライト
       新宿区百人町2‐27‐2 電話:03‐3368‐1121

■参加費:フォーラム2000円/懇親会2500円

お申込みは、下記問合せ先へのファックス、もしくはメールでお願いします。氏名、連絡先、ご職業または活動内容、およびこのフォーラムで関心のある点をご明記ください。

−プログラム−

13:30〜 開会のご挨拶 ローカルジャンクション21準備会事務局より
13:30〜 「紫波町の循環型まちづくりの挑戦に参加して見えたこと」
       朝田くに子(コーディネイター 紫波みらい研究所アドバイザー)
13:50〜 「紫波プロジェクトJ 森林資源循環編」ビデオ上映(約15分)
14:10〜 「紫波の森が学校になった」(現場からの声)
       佐川旭(佐川旭建築研究所代表 上平沢小学校工事監理担当)
       紫波みらい研究所活動部会「紫波・森と家づくりの会」会長 高橋米勝氏
       紫波町役場農林課 課長 杉浦正治氏
16:00〜  アクティブ・ディスカッション(会場の皆さんと)
16:45〜 閉会のご挨拶

17:00〜18:30   懇親会

お申込みは、下記問合せ先へのファックス、もしくはメールでお願いします。
氏名、連絡先、ご職業または活動内容、およびこのフォーラムで関心のある点をご明記ください。

お問い合わせ先:ローカル・ジャンクション21準備会事務局 株式会社ATM内
朝田くに子/浦嶋裕子
TEL/FAX:03-3727-2780/03-3727-2853
E-mail:akuniko@t3.rim.or.jp

■ ローカル・ジャンクション21は、共に創っていく場です。

 ローカル・ジャンクション21とは、日本各地のローカル同士が対流する、地域の交差点の意味。東京もローカルと捉え、それぞれの地域の心豊かな暮らし方、現在始まっている新たな挑戦など、地域の今の動きや、そこで活躍している人と出会うことで、それぞれが自分のローカルを元気にすることを目的に活動します。
  同準備会では、ローカルからの情報発信と対流の場としてのアクティブ・フォーラムや、地域を訪問するツアーなども企画中です。フォーラムでの情報交換だけでなく、ホームページをステージに、各地からのリアルタイムな情報受発信も展開していく予定です。その他の活動案も検討していますが、理念に共感してくださる方々と共に、考え、行動しながら共に創っていく「共創の場」にしたいと考えています。今回のフォーラムを機に、準備会の設立とし、試行や検討を重ねながら、年内の本格稼動を目指しています。皆様のご参加をお待ちしております。