■グレートブックス&グレートアイデアス・セミナー
日本構想学会主宰の構想力育成支援講座のお知らせです。
構想力を豊かに育てるために偉大なる知の遺産に親しむセミナーです。程度は高校生以上を目安に、広く一般市民を対象にします。はじめ1時間、デジタルプレゼンテーションを用いた著者・著作の内容紹介、後半はそこで提示された重要概念を現代の問題に結びつけながら自由にディスカッションします。事前申し込みが必要です。
●日時
9月8日、15日、10月6日、13日の午後1時から4時まで
●会場
東京国際フォーラム(有楽町)G607
●参加費
4回セットで2万円(構想学会会員は1万円)
*この際、ぜひご入会下さい。推薦します。
●申込・照会先
日本構想学会(電話022−291−3833)
admin@jssi.jp
http://www.jssi.jp
●プログラム
第1回:デカルト「方法序説」(9月8日)
第2回: カント「啓蒙とは何か」(9月15日)
第3回:ショーペンハウアー「知性について」(10月6日)
第4回:フロイト「快楽原則の彼岸」(10月13日)
■ グレートブックスセミナーのお誘い
特定非営利活動法人NeoALEX高等教育研究院の半田智久さんからの「グレートブックスセミナー」のお誘いです。スタートは宮城県からですので、そう簡単には参加できないかもしれませんが、おそらく様々な参加の仕方が構想されているはずです。皆さんの近くの図書館への出前セミナーもおそらく視野に入っているはずです。
半田さんがこのホームページのフォーラムに書き込んでくれた呼びかけ文を転載します。 みんなの参加で、大きな輪に広げていけたらと思います。
私の地元の我孫子市でも、この4月に新しい図書館が完成しますので、働きかけてみる予定です。
半田さんからの呼びかけ文です。
わたしたちは新しい(継続)高等教育ゾーンを切り開くべく活動している組織ですが、この春からそのひとつとして「グレートブックスセミナー」を開催してゆく予定です。
会場は主として大きな図書館を考えており、すでに宮城県図書館で3月から毎月一回の7回シリーズをおこなうことが決定しています。 グレートブックスとは語るまでもないかもしれませんが、長い時代の風雪に耐えていまに生きつづけている名著のことです。アメリカのアスペンセミナーをはじめ、日本では神奈川湘南など各地でおこなわれておりますが、わたしたちはこれを新趣向、つまり関心をもつ人であれば、誰もが気軽にアクセスできるようなかたちで、進めてゆこうと企画しています。
第一シリーズの7回は入門コースとして、「星の王子さま」にはじまり、
カント「啓蒙とは何か」
世阿弥「風姿花伝」
デカルト「方法序説」
キャロル「不思議の国のアリス」
フロム「生きるということ」
フロイト「快楽原則の彼岸」
という構成になっています。
毎回2時間半ではじめ1時間、デジタルプレゼンテーションを用いた内容紹介のレクチャーがあり、後半はそこで提示されたいくつかのポイントに即して自由なディスカッションをおこないます。
この企画はいうまでもなくNPOによる生涯学習プログラムとしてまちづくり等のソフトウェアのひとつとしても有機的に機能するはずのものと考えており、これを仙台だけにとどめず、東京をはじめ、わたしたちにできる範囲で各地で進めてゆきたいと考えております。開催にご関心のある方はどうぞ気軽にお問い合わせください。
佐藤修さんのネットワークにつながっている方ならば、大歓迎です。
ご連絡はNeoALEX高等教育研究院半田さんまで。