カフェ・コモンズ

カフェ・コモンズは来年年初に開店の予定です。
新しいサロンになることを期待していますが、全く違ったものになるかもしれません。

とりあえず、そこでお出しするコーヒー豆の販売を始めます。
といっても私が売るわけではありません。
熊本のあるナチュラルコーヒーの販売の紹介です。
試飲は私のオフィスで可能です。

いずれ同社とのリンクもが行われると思いますが、まずはコーヒーを試飲してみませんか。
基本は200グラム3パックを3000円で購入できます。
いのちにやさしい、おいしいコーヒーです。
購入すると自動的に日本フェアトレード委員会に入会となります。
ご関心のある方はとりあえずは私にご連絡下さい。

■ 日本フェアトレード委員会(2002年10月29日)
熊本の自立応援団の宮田さんが訪ねてきてくれました。お二人の方とご一緒に、です。
お一人は潟iチュラルコーヒー代表の清田和之さん。清田さんは様々な社会活動を展開されています。そして、奥様のわくわく保育園理事長の清田明子さん。
清田和之さんとは熊本でも以前お会いしましたが、ゆっくりお話しするのは初めてです。

清田ご夫妻と宮田さんが、今取り組みだしているのが、日本フェアトレード委員会の設立です。
出発点はナチュラルコーヒーです。
いま、世界のコーヒー豆は大暴落しています。しかも農家の手取りは消費者価格の2%以下だそうです。
この辺の情報は別コーナーで近々書き込みます。
こうした状況の中で、清田さんたちはフェアトレードに取り組むことにしました。
コーヒーは旧植民地体制の象徴であり、現在はグローバリゼーションの悪しき影響の典型。フェアトレードは、これら南北問題を解決するための一つの現実的なやり方ではないかと3人は考えています。共感します。

清田さんたちのパートナーは、ブラジル有機コーヒー栽培者協会会長のイヴァンさんです。
イヴァンさんと清田さんの出会いが、この活動を加速させることになりました。
今年、7月、イヴァンさんに来日してもらい、熊本で講演会を開催しました。

私も今から25年近く前に、ブラジルのコーヒー園に行った事があります。
朝日新聞社の懸賞論文で入選し、南米各地を回ったのです。
実に広大な豆畑を見て感動しましたが、そこで成功した「勝組み三世」の生活ぶりのも驚きました。
同時に移住された人たちのご苦労の様子も実感できましたが。

日本フェアトレード委員会は今、設立準備中ですが、並行して会員も募集しています。
またコーヒーもすでに輸入し(言うまでもありませんが、生豆で輸入し、日本で焙煎します)、販売を開始しています。
コーヒーを飲むたびに、その一部が現地農家の支えになり、また一部は日本での社会活動に向けられます。
そのあたりの仕組みはこれからもっと見える形にしていく必要があります。
そうした活動に私も荷担しようと思っています。

もっともフェアトレードとかナチュラルコーヒーは、すでに様々なコマーシャリズムにものっていますので、「またか」とお思いの方も多いでしょう。
しかし、清田さんたちの活動は、人の顔が見える活動です。
是非ご支援ください。またご報告します。