我孫子市2011

我孫子市では1月23日に市長選挙が行われました。
その一方の候補者を私は応援しましたが、残念ながら落選でした。
しかし、その活動を通して、さまざまなことを学びました。
そレウォ踏まえて、しばらく「我孫子市コーナー」を書くことにしました。
これは決して我孫子市だけの問題ではなく、
いま全国に広がりだしている「住民主役・地域主権」の動きにつながっていると思います。
昔、やった自治体解体研究会での私の視点がようやく動き出しそうです。
その時の基本視点もお読みください。

■宮内さんたちのミーティングにコンサート(2011年2月20日)
我孫子で、音楽を通して人のつながりを育てて生きたいと、さまざまな活動をしている宮内さんたちが、
3月5日にミニコンサートを開催します。
お時間のある方はぜひご参加ください。

詳しくはここをクリックしてください。

■市長選挙が終わってからのこと(2011年2月12日)
市長選挙が終わった後、いろいろな話や情報が飛び込んで来ました。
いささか驚くような話や内輪話もありますが、同時に改めての気づきもすくなくありません。

私の自宅には、いろんな市議会議員の人がニュースなどをポスティングしてくれるのですが、
そうしたものにも、アレッと思うものもあります。
たとえば、先月末に入っていた、宮本よし子さん(無所属)のニュースの冒頭はこういう書き出しです。

2011年、我孫子市長選挙で幕があけました。
「何が争点なのか、よくわからない・・・」という市民の声もある中、結果は5千票差で現職が2期目のスタートを切りました。
右肩上がりの経済成長をする時代には、もう戻りません。
それを期待した従来どおりの考えでは、自治体破産の危機につながります。

私がアレッと思ったのは2行目です。
何が争点かわからないような不勉強な、そして傍観主義的な市会議員が我孫子にはまだいるわけです。
しかも、その後に「右肩上がりの経済成長をする時代には、もう戻りません」とかいています。
今回の選挙は、それが争点だったのです。
たしかに住民には見えにくかったのですが、それを伝えるのが市議会議員の役目のはずです。
実は宮本さんには私は期待していましたが、裏切られた感じです。

まあこれはほんの一例です。
いろいろと感ずることが多いので、少しずつ今回の体験から、自治体行政のあり方を少し意識しながら、書いていこうと思います。
自分が住んでいる地域のことであり、私の知っている人も出てきますので、
どれだけ書けるかはわかりませんが、まあこのサイトのルールは原則オープンですので、正直に書いていく予定です。

また友人を失いかねませんが。

■「相手の得票は私への批判票とは思っていない」(2011年1月25日)
大方の予想に反して、現職の得票率は55%にとどまりました。
それに対して、当選した星野市長はこう述べたと新聞に出ています。

(相手の得票は)「批判票とは思っていない」「私の言っていないことがビラで流れた。本当に2万2千(相手の得票数)が、きちんと理解して投票したものか、ちょっと疑問を持っている」(朝日新聞朝刊)

この新聞を読んだ娘が呆れていましたが、きちんと理解して投票した私としては、その疑問を解いてやりたい気持ちになりました。
しかし、この発言に星野市長の本質が見えているように思います。
彼には主体性がないために、問題の原因は常に外部にあると思うのでしょう。
相手が理解していないとしたら、理解できるような説明がなされていないわけで、それも含めて、住民は「批判」したわけです。
これほど住民を馬鹿にした発言はありません。

いずれにしろこれからはもっと行政の透明性を発揮してほしいものです。
その役割を担う市会議員にもがんばってほしいものです。

■特に問題を感じなかったので現職に投票していました(2011年1月24日)
今回、私が坂巻候補を応援したことで、両候補の違いを少し説明した人から、こんな言葉がかえって来ました。
「これまで行政との関係では特に問題を感じなかったので現職に投票していたので、今回もそのつもりだった。話を聞かなければ、なにも考えずに現職に投票したと思う」

その人がどちらに投票したかどうかは、わかりません。
ただ少し行政に関心を持ってもらったのは間違いありません。

多くの場合、とりわけ大きな問題や不満がなければ、現職に投票するでしょう。
新人に投票するにはリスクがあるからです。
我孫子市は、いま大きな問題があるわけではありません。
ほどほどに住みやすく、人口も増えています。
一部の農地の地権者の利益のための政策が仮に進められても、多くの人にはあまり関係ありません。
住民の関心は、そんなことではなく、たとえば公共施設の利用料の値上げのほうが重要な問題なのです。
安く公共施設を使おうという発想が私にはまったく理解できませんが、住民にはまだ公共とは「お上の施し」なのです。

行政は実際にはたくさんの問題を抱えています。
そうした問題を住民にすべて公開すべきだと私は思いますが、できるだけ公開しないでしようとするのが「お上」の発想です。
公開すれば必ずある種の利権構造が見えてくるからです。
それに住民の価値観はさまざまですから、誰かから批判や質問が出されるかもしれません。
そんなややこしいことはしたくありませんし、それにもし誠意を持って対応しようとすれば、それにまた時間と費用が発生しかねません。
何しろ「税金の無駄遣い」を主導しているのは、いうまでもなく「住民」なのです。
一度行政の立場で住民意識調査やタウンミーティングのような場に出たらわかりますが、住民ほど身勝手でわがままな存在はありません。
まあ私も住民なので、そのことがよくわかります。
ですから行政は「公開請求」がない限り、情報は極力公開しません。

しかし、今回、「特に問題を感じなかったので現職に投票していた」という発言を聞いた時に、多くの人はそうなんだろうなと気づきました。
そうした人たちにとっては、そもそも選挙などはわずらわしいだけのことなのかもしれません。
だから投票にも行かないわけです。
改めて選挙って一体なんなのか、考え直して見たくなりました。

■一夜明けて(2011年1月24日)
朝、10人近い方からメールが入っていました。
九州など、遠隔地の方からも結果はどうなったのかと言う問い合わせもありました。

投票日の昨日とその前日、私のブログへのアクセスが急増しました。
その理由は、我孫子市長選の記事が何回か出ていたからです。
私の記事でもそうなのですから、両陣営へのサイトのアクセスも多かったはずです。
それを生かせるかどうかがこれからは重要になってきます。
今日になってもかなりのアクセスが入っています。

このホームページのほうはアクセスの状況が私には把握できません。
ですからこのコーナーの記事もブログにしたらよかったと思っています。

予想以上の健闘だという評価が多いのですが、昨日も書きましたが、負けは負けです。
残念ですが、理由はほぼ心当たります。

これからは現職の市政をしっかりと見ていくために、別コーナーを作るか、別サイトをつくろうかと思います。
どなたか一緒にやろうという方はいませんか。

■坂巻市長は実現しませんでした〈2011年1月23日〉
投票率は残念ながら45%と低い結果になりました。
前回よりもほんの少しだけ高まっただけです。
10時から開票の速報値が公開されだしましたが、アクセスする人が多いため、ネットではなかなかつながりませんでした。
10時時点(開票率67%)では両候補とも17000票で五分五分でした。
わずかに現職優位のようです。
もう少し投票率が高かったら、多分この時点で逆転していたはずです。
10時半の最終の結果が出ました。
55対45で現職勝利。
残念ながら坂巻さんは落選です。
我孫子に新風は吹きませんでした。

反省点は多々あります。
しかし書くのをやめましょう。
負けは負けですから。

■投票日です(2011年1月23日)
今日の投票日は好天に恵まれました。
好天は投票率にどう影響するでしょうか。

私はこれから投票に出かけます。
昨夜から今朝にかけて、何人かの人(なかにはこのサイトを見た面識のない人もいます)からメールをもらいました。
どんなメールかは投票が終わっていない、今の段階では差し控えますが、住民たちが今の市政にいろいろな問題意識を持ちなのがよくわかります。

いずれが当選しても、これからの我孫子市政は厳しさを増していくでしょう。
住民としての責任も問われます。
ただ市政に異を唱えるだけの住民では、結果的には逆に利用されるだけになりかねません。
そうならないように、みなさん是非投票に行きましょう。

■住民の勘違い(2011年1月22日)
娘から聴いた話です。
星野候補を応援している若い市議が、自動車で星野候補の名前を連呼してよろしくお願いしますと言っていたそうです。
それを聞いていた高齢の女性たちが、星野さんは若い市長なんだねと一緒に歩いている人に話したら、その人は、もう1人はもっと若いそうだと答えていたそうです。

星野さんは53歳、坂巻さんは40歳です。
たしかに現職よりも坂巻さんは若いのです。
ところが自動車で名前を連呼していたのは、本人ではなく支援する市議だったのです。
彼は20代ですので、それより若いとなると、いささか高齢者には不安になるかもしれません。
これはまあ笑い話のような話ですが、本人でない人が候補者の名前を言う時には気をつけないと誤解されかねません。

今日は最後の選挙活動日なので、両候補ともがんばっています。
しかし候補者が2人ですから、選挙が行われることを知らない住民がまだまだ多いのです。
昨今のように、市外で働く人が多く、しかも共稼ぎが多くなると、1週間の活動ではなかなか住民には投票日さえも伝わりにくいものがあります。
もし本当に住民たちに投票に来てもらいたいのであれば、今の仕組みを変える必要があるでしょう。
制度設計のどこかに問題がありそうです。

ところでみなさんはどちらに投票するか決めたでしょうか。
これからの自分の生活に大きな影響を与えるかもしれない選挙です。
どちらに投票するかどうかはともかく、4年に一度の機会ですので、無駄にする人がないことを祈ります。
先日配られたチラシや選挙公報を読めば、誰のための政治かということでの両者の違いはわかります。
もしお時間が許せば、投票に行く前にもう一度お読みください。

明日はぜひ周りの人にも投票をお勧めください。
それも大切な住民活動のひとつなのです。

■両候補の公約を書いたチラシが新聞折込されていました(2011年1月21日)
選挙公報と両候補それぞれの公約チラシが新聞折込で宅配されました。
それを読むと、表現の違いは両候補の公約項目の差はあまりないように思います。
それは当然と言えば当然です。

市会議員と違って市長の場合は、全住民に気配りをする傾向が強くなります。
住民の声を聴くことが民主主義であり、住民重視だという考えが広がっているので(私は全くそう思っていませんが)、どうしてもそうなるのです。
両候補とも同じ我孫子住民を相手にしていますから、当然公約内容は似てくるわけです。
もちろんその取り組み方は違う場合もあるでしょうが、公約集のような短い文章では,そこまでは伝え切れないことが多いのです。

私は個々の政策公約にはほとんど関心はありません。
それにそんなものをきちんと読んだり、さらにはそれが実行されると信ずる住民はそれほど多いわけではありません。
私が知っているアビコ住民100人を想定した場合、そうした政策項目を読みそうな人は10人くらいしか思い浮かびません。
チラシはほとんどが読まれずに廃棄されます。
情報性がないからです。

大切なのは、そうした住民の要望に応えるための政策項目ではなく、市政に対する理念やビジョンだと思います。
その内容は繰り返し書いているように、「どこをめざすのか」と「どういうやり方でそれを実現するか」です。
その視点で両候補の公約を整理すればおのずと違いは見えてきますが、不思議なことに両候補ともそれを明確にしていません。
ですからおそらくチラシを読んだ住民は同じようにしか受け取らないでしょう。

違いは、これも繰り返し書いてきていますが、
星野市長は、企業誘致なども含む工業社会型の開発路線を行政主導で進めるというように読み取れます。
それに対して、坂巻候補は、持続可能な経済社会をビジョンに置きながら、住民と一緒になって、時には住民を主役にしながら、地域資源を活かして地域の経済や生活を豊かにしていこうと考えています。
坂巻さんの経済パラダイムは、これまでの発想とは違いますから、なかなか住民には伝わりませんが、そうした事例は各地に出始めています。

しかし住民がすんなりと近いできないことを伝えるのは難しい話です。
その方法は一つだけあります。
「郵政民営化」を叫び続けた小泉手法です。
坂巻候補にとっての、その言葉はなんでしょうか。

私は、「みんなが手賀沼で泳げる日を実現したい」だと思います。
そのフレーズは坂巻さんのチラシにも含まれていますが、あまり目立たないのが残念です。
この言葉の意味を考えると、とても豊かな未来が展望できます。
しかしもしかしたら多くの人は、「手賀沼で泳げて、何の意味があるのか」と思うかもしれません。
そこにこそ、現代社会の問題の本質があるのかもしれません。

23日に投票にいけない人は、ぜひ期日前投票に行ってください。
どちらを選ぶかは個人の問題ですが、投票に行くかどうかは、みんなにも関わる問題ですから。

■投票の入場整理券が届くのが遅すぎます(2011年1月19日)
共稼ぎの友人がいますが、その人がもう1日早く投票整理券が届けば期日前投票に行けたのにと怒っています。
ご主人は火曜日が休みなのですが、それ以外は朝早く帰宅も遅いので期日前投票にはいけません。
ところが投票整理券が届いたのが水曜日だったのです。
なぜ期日前投票が始まる前に送ってくれないのか、これでは投票に行けないと怒っているのです。
たしかにこれはおかしいです。

そういえばわが家に届いたのも火曜日でした。
期日前投票は今週の月曜日から始まっています。
投票整理券が届くのが遅すぎます。
市報をみたら、投票整理券がなくても期日前投票はできるそうですが、投票整理券が来ないと忘れてしまってもおかしくありません。
まあ忘れる方が悪いといってしまえばそれまでですが。

我孫子市の選挙管理委員会が怠慢なのでしょうか、あるいはこれが全国の常識なのでしょうか。
すっきりしません。
怠慢というよりも、投票率を上げたくないという「意図」が働いているような気さえします。
日本の選挙管理委員会の不明朗さは、最近の名古屋市のリコール運動でも明らかになりましたが、お上の発想で取り仕切られているような気がします。
投票率が低いのは、選挙管理委員会の怠慢さの結果であることは間違いありませんが、それでもだれも罰せられません。
むしろ「体制側」からは評価されるのが日本の仕組みです。
どう考えてもおかしい気がします。

我孫子市の選挙管理委員会にクレームしたいところですが、まあ我孫子市だけではないかもしれません。
他の市町村の実態をご存知の方がいたら教えてください。

■公開討論会の映像は公開されないようです
(2011年1月18日)
先日の公開討論会の映像がなかなか公開されません。
実は音声は公開されたのですが、音声だけでは聴く気にはなれないでしょう。
そこで映像がアップされるまで待っていました。

ところが結局、映像はアップされないのだそうです。
この討論会を主催したのは、「2011年我孫子市長選公開討論会を開く市民の会」(代表 新保美恵子)です。
後援はこういう活動を全国に呼びかけているリンカーンフォーラムです。
当日は映像撮影禁止で、主催団体が映像を撮影していましたので、開催の趣旨からして当然、それが住民に公開されると思っていました。
ところが公開されないことになったのです。

当然、公開を要望する声は主催団体に届いています。
また候補者の両陣営も公開を了解しています。
そうした声に押されたのか、音声だけは公開されました。

ある人は、「手元の原稿を必死で読み聞かせていた現職の姿を見せたくないのではないか」と勘繰ったりしています。
それはともかく、少なくとも、そこには明確な「意思」が働いているようにも見えます。
私はこの団体も、その代表の新保さんも知りませんが、こうした状況をとても残念に思います。

映像公開されないのは残念ですが、この会を後援したリンカーンフォーラムには問題提起するつもりです。

<追記>
当日のコーディネーターの方から丁寧なメールが来ました。
そこに次の紹介がありました。

リンカーンフォーラムとしては、
各主催者に対しては以下のようなアドバイスを行なうとともに、
http://www.touronkai.com/qa/option.htm#13
公職選挙法自体の改正に努力いたしております。

■新聞各紙が両候補の主張を解説してくれています(2011年1月17日)
風邪ではないと思うのですが、体調ダウンです。
それで自宅で休養していますので、街中での選挙活動の状況がわかりません。
ただ友人知人がメールでいろいろと情報を教えてきてくれます。

ところで我孫子市の市長選挙に関して、新聞各紙がかなりていねいに記事にしてくれているのに驚きました。
ある人もそれに驚いて、購読していない新聞をわざわざ購入して、記事の比較表を作成して送ってきてくれました。
その人は今回の選挙に大きな関心を持ち、いろいろと私にもアドバイスしてくれているのです。
新聞各紙を読んで感ずるのは、限られた分量の文章で書くと実体がなくて言葉だけの羅列でもけっこう説得力を持ってしまうと言うことです。
小泉元首相のワンフレーズ戦略の威力を思い出しますが、普通の人にはなかなかできないことです。
もし各紙の記事比較表に関心のある人はご連絡ください。
作成者の了解を得て送らせてもらいます。

ただ大切なことは、きれいな文字で語られている政策課題ではなく、どういうビジョンと考えで市政に取り組んでいくかです。
私は、地域にある資源を活用して、住民と一緒に知恵と汗を出していく市政を標榜している坂巻さんに賭けたいと思います。

いまの我孫子市政には、その視点が感じられません。
最近我孫子に転居してきた新しい住民のみなさんは、たぶん思ったよりもずっと快適で住みやすいと思われていると思いますが、その環境を壊したくはありません。
その環境を活かしながら、新しい住民の知恵を活かしながら、多くの人にも来てもらえる我孫子に向かうかどうか、いま大きな岐路にあるのです。

23日に投票に行けない人は、ぜひ期日前投票に行ってほしいと思っています。

■市長選が始まりました(2011年1月16日)
市長選が始まりました。
両陣営とも活動を本格的に開始しました。
私はもちろん坂巻候補支持です。

我孫子には28人の市会議員がいます。
その多さには驚きますが、そのうち、16人は現職支持です。
現職のチラシに顔写真入で支援を表明しています。
まあ同類なのでしょう。
坂巻支持は6人です。
残りの6人はまだ支持を明確にしていません。
すでに両陣営から考え方や公約は出されていますから、判断を明確にしないのは、判断できないかあるいは勝ち馬に乗ろうという卑しい魂胆からです。
残念ながらその中に私の付き合いのある市議が2人います。
情けない話ですが、彼らには市議の資格はないという気がします。
要するに主体性がないのですから。
付き合いをやめる予定です。

■1月23日は我孫子市の市長選挙です(2011年1月15日)

2011年1月23日に私の住んでいる我孫子市の市長選挙が行われます。
我孫子市の前回の市長選の投票率は44%と極めて低調です。
住民がそれだけ市長や行政への期待を失っているということです。
私自身、正直なところ、我孫子の行政の遅れにはいささか失望しています。

今回はかなり論点が明確な選挙になりそうです。
両候補のお話や配布資料などを参考にすると、私の理解では論点はふたつあります。

まず地域開発の基軸が違います。
星野候補は「企業誘致開発路線」(工業型経済拡大志向)であるのに対し、
坂巻候補は「地元資源活用路線」(定住人口重視型経済)です。

次に行政のスタイルが違います。
星野候補は「行政主導・住民参加型」ですが、
坂巻候補は「情報公開・住民主役型」です。

これは私の主観的整理です。
私は、これからの地域整備は、生活当事者である住民が主役になって、地域資源を活かした新しい経済をめざすべきだと考えていますが、どちらの路線をとるかは人によって違うでしょう。
しかし、これからの我孫子市にとってどちらを選ぶかは重要な問題です。
その意味で、今回の市長選は我孫子の将来にとって大きな意味を持っています。

両候補の公開討論会の映像もまもなく公開されると聞いていますので、もしお時間があればぜひご覧ください。
どちらに賛成するかは人それぞれですが、大事な選挙ですので、
ぜひ多くの人に投票に行っていただき、投票率がせめて70%を越えることを念じています。

1月23日の投票日をどうぞお忘れありませんように。